夏油温泉 山スキー


- GPS
- 04:57
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 668m
- 下り
- 1,092m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
最初から最後まで緩むこと無くガリガリバーン。 |
写真
感想
鷲が森山に行く予定でしたが、一昨日までの気温上昇と昨日からの冷え込みにより雪面は固くガリガリアイスバーン。丸子峠から鷲が森山山頂までは雪庇上を往復するコースなので、行けたとしても楽しく滑ってこれないし危険と判断し、途中で夏油温泉に変更しました。ただこちらも終始雪面は固く横滑りを多用しながら野営場まで降りてきました。
登り返しは、初めてのコース取りをしましたが、885mのコルが目視できるので、それを目指して登り、あとは尾根伝いに登っていけば良いだけだったので分かり易かったです。それに885コルからの眺めはとても良く得した気分でした。
この時期の夏油温泉は重い雪に建物が耐えて、じっと春を待っているようで、何度行っても趣を感じてしまいます。
「いつかは鷲が森山」!
というのが、山スキーを初めてからの目標だった。ここは夏油スキー場ゴンドラ終着点が旅の始まりとなる。
鷲が森は近くに見えるけれど、非常にテクニックが必要なボス山。
ここにスキーで行く場合、我が会では必ず「ピッケル・アイゼン」持参が通達されるという、山ヤ系スキーヤーの雪華にとって憧れの存在。
恥ずかしい思いも沢山しながら数々の修行を重ね、やっと滑落しない自信ができたので、いざ出陣。
しかし…ガリガリガリッ★ッつー足裏に衝撃かかりまくりのアイスバーンに負けた…(;つД`)
おまけに黄砂で雪は汚れていて、正に春山。
シールを履いてしばらく進むも、tbfアニキが行き先を夏油温泉へ変更。素直に従う。
やはり「近くて遠い鷲が森」。
いつもはパウダーで素敵なツリーランを楽しめる斜面もガリガリガリの下りだ。
アイスバーンがウロコ状になっていて、更にヒドイ。シールを外したスキーではエッジを上手く使いこなすスピードコントロールを強いられた。
そしてカナダウィスラーにあるブラックダイヤモンド級の斜面(凄(^-^;))に出くわした時には流石に怯んだ。
大きなクラックが走り高い段差のあるギャップになっている!!tbfアニキは「スキー脱いでもいいよ」って言ってくれるが足場も無いこんな所で脱げるわけもなく進退窮まる寸前…。
しかし、雪華の頭は雪山アルパイン思考でできている。雪に穴を掘り手すりに、ストックをぶち差しアンカーにし、段差をクリアして無事にギャップを乗り越えた。ホッ。
あとはとりあえず横滑りを駆使し、沢筋の斜面も油断せずにエッジ歩きをして夏油温泉へ。
夏油温泉も行きたいリストに入っていた。
ただ、温泉自体はぬるくて微生物でぬめるので入れない。
雪に眠る温泉宿を感無量で眺める。
ここは毎年夏に楽しい沢遊びができる場所なのだ。
帰り道はtbf先輩のナイスルーファイで難なく登り返し。途中で見たおがら森山も迫力があり、いいルートだと感じた。
夏油温泉からゴンドラ駅までは約2時間の登り返しで、調度良い。
スキー場は春の陽気で、スキー板をそろそろ変える時期だと感じた。
残雪期用の薄い板でガリガリアイスバーンを滑れるように、また練習しないとならないな。
結局「憧れの鷲が森」はまた遠退いてしまった。
ただ諦めず、いつの日かスキーで必ず訪れてみたい。
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