赤面山/自力修理のスノシュハイクは果たして


- GPS
- 05:27
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 614m
- 下り
- 614m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 5:51
天候 | 高曇り気味の晴れ。ほぼ無風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
30台以上は停められそうに見えました。 夏タイヤでのアプローチは不可です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
顕著な危険箇所はありません。 ピンクテープはところどころにありますが、道は全て埋まっているので方向の確認は必須です。基本的に先行者のトレースを追いましたが、時々スマホGPSで位置と方向を確認しました。3月8日の時点では午前中はツボ脚で問題なさそうです。昼頃からは雪が緩み浮力のある装備がないと大変そうでした。 |
写真
感想
●●今更の山登りの理由とは?●●
登山は随分とご無沙汰です。体力的にきつくなったことと飽きてしまったことなどが理由です。千葉県で経営していた零細企業を畳んでセミリタイアしたところまでは以前のレコでも書きましたが、千葉県に住んでいる理由も無くなったので、その後栃木県那須町に中古別荘を購入して移住して参りました。
登山に関しては強い関心はもはやありませんが、せっかく那須町に引越して近くに山があるのでたまには登ってみてもいいかなとは思っております。まあ「そこに山があるから登る」マロリーさんみたいなものです。
さて、そんな私が何故今回この寒い中山に登るのか。それはスノーシューのテストのためです。MSRのエボツアーと言うスノーシューを恐らく12年前くらいに買って何度かは使い、その後登山に行かないので死蔵しておった訳です。それをこの前確認したところ、樹脂製のベルトパーツ他が劣化して切れておりました。部品は売っているようですが、そこそこ高い費用をかけて交換しても本体にもある樹脂パーツが破損してしまえば無駄な出費になってしまいます。そこでナイロンコード他の部材を調達し自力で補修しました。せっかく補修したからには試してみたい。それが今回の山行の理由です。
●●目的地は赤面山●●
フォローしている方のレコなどで、この界隈だと中の大倉尾根が良さそうと思っていましたが、マウントジーンズスキー場が営業を終了してしまったので標高を購入できません。そこで調べてみると旧白河高原スキー場から登る赤面山が良さそう。自宅から登山口まで車で30分程度なので楽チンです。
天気予報ではドピーカンの晴れにはならないようで、翌日はきれいに晴れそうだけど風が強そう。例によって登山前の「面倒くさいな、やめちゃおうかな」の葛藤が発生します。しかし今回は登山口まで行って撤収でも往復1時間程度なので重い腰を上げることにします。
●●山はなんだかんだで気持ちいい●●
登山開始場所まで行ってみると、特に中断する理由もないため歩き始めます。しばらくは雪が締まってツボ足かスノーシューか微妙な感触ですが、今回の目的はスノーシューのテストです。それにスノーシューが駄目になるなら早い段階の方がさっさと撤収出来るので早速装着します。
久しぶりの山行かつ体力に自信がないのでゆっくり歩きます。天気はそこそこ、風もなく、傾斜も緩い。ふむ何か気分が良いな。登山が楽しくて仕方がないと言うステージは終了した身の上ですが、それでも登山好きの端っこには分類されるようです。動いていると汗ばむ一歩手前くらいに体が温まるくらいの気候も良いです。
何とか山頂に到着。下調べ通り眺望の良い山頂ですね。北には安達太良山から磐梯山や飯豊山。近くの那須連山は迫力があります。天気がもっと良ければ富士山が見えることもあるようです。しばらくまったりして下山を開始します。
●●さてスノーシューは…●●
山頂手前あたりから左膝が痛み出したので帰路はさらにゆっくりと歩きます。ダラダラと雪の柔らかいところを楽しみつつ歩いていると、あれっ?
左足に違和感を覚え、確認してみると左足つま先を固定する樹脂製のパーツが破損し、スノーシューが外れかけておりました。まあそういうこともあるかと織り込み済みなので別に慌てることはありません。非常用に持参していた紐や結束バンドを使うまでもなく簡単に応急処置をして再装着に成功しました。
●●感想●●
ドピーカンとはいかないまでもまずまずの好天の中で、山行中雪の上だけを歩けて楽しかったです。自宅から登山口までたったの30分。6時半ごろのこのこ出掛け、下山後13時半には自宅に戻れるなんて、以前の山行とは比較になりません。以前ですと日曜日の午前0時に家を出て夜通し車を走らせ、登山後は渋滞を避けて入浴&夕食後24時に帰宅が通常パターンでしたから。と言うことで今回の山行の満足度は久しぶりで楽しかったこともあり110%としておきます。
スノーシューについては困ったもんですね。とにかく樹脂製の箇所は信用出来ないのが確定しました。まだ活かしておいた樹脂製の部分は全く当てにしないで、金属部のみを信用する新しい補修方法を検討してみます。
今回の山行とは関係ありませんが、県道290号と305号のT字路の辺りでスキー板を担いでいる人たちを見かけ何だろうと不思議に思いながら登山口に向かいました。どうやらマウントジーンズスキー場の跡地だったみたいです。きれいに撤収したようでスキー場がそこにあった痕跡は無く、さすが東急グループだと感心しました。
コメント
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赤面山スキー場はその後、マウントジーンズスキー場と名前を変えて、現在は閉鎖されています。一度だけスキーに行きました。(あ、感想のところに書いてありましたねw)
やる気のないシャクナゲではない木は馬酔木(アセビ)ではないかなぁ。
コメントありがとうございます。ご無沙汰でしたがレコはチョコチョコ拝見しております。
赤面山スキー場=マウントジーンズだったのですね。那須在住となった私からするとマウントジーンズ終業は残念でした。今はゲレスキー>登山なので、専ら平日リフト代無料の猪苗代リゾートに通っております。たまにはfireboltさんを見習ってゲレスキーのレコでも上げてみようかな。
やる気のない馬酔木は花の季節に実地確認してみてもいいかも。まあこっちのやる気が出たらの話ですが😅
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