土樽~二居縦走


- GPS
- 09:39
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,224m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
天候 | 8日 高曇りながら時々晴れ間を覗かせた。風はほぼ無い。 9日 朝から小雪がチラつき風は弱めながら、時折強く吹くことも。ホワイトアウト気味で、稜線では視界が100mくらいから数十mになることも。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
先行者あり、トレースはしっかり付いていた。 8日夜の積雪と吹き流された雪でところどころ埋まるところと、風で締まった雪面では足跡付かずわかりにくい。 |
その他周辺情報 | 二居から越後湯沢駅行きのバスあり。 スキー客多し。 |
写真
感想
イグルーを使った縦走がしたいと思って、雪が多く行ったことのない日白山を土樽から入り二居へ抜けるコースを考えた。
日白山から群大山荘に抜ける周回も良いかなと思い、状況次第でこっちのルートも候補に入れた。
●土樽駅~棒立山取付き
曇り時々晴れ。駅舎を出ると雪の多さを感じる。道路は除雪されているが、圧雪された部分が滑りそうになるところがある。いつもの堰堤や高速道路下、上越線橋梁を通って進む。取付きまではトレースが濃く、数人の先行者の存在を感じさせた。
●棒立山取付き~タカマタギ北面手前
今日のものと思われるトレースより手前から稜線に乗り込む。トレースを外れるとふくらはぎ~膝まで埋まる。時々、土樽駅付近が見下ろせて休憩時にひと心地つける。棒立山直下は急斜面ながら、トレースのおかげで楽に登れた。棒立山山頂は雪庇ができてそうな感じで少し怖い。
棒立山~タカマタギ間でイグルーを作成した。
テントと違って外の状況がわからないけど、建物の中にいるような安心感があった。凍った結露が顔にかかることもなく快適。床の幅を1m程で作ったけど、ザックを置くと狭かったので次回の課題となった。
●タカマタギ~日白山
翌朝、外を見ると小雪がチラつきガスで視界が悪そうだった。土樽へ戻るか逡巡するが、とりあえずタカマタギに進むことにした。
寒いのでダウンを着たままシェルをかぶって行動した。暑くなるだろうと思ったら、意外と寒くて最後まで脱がずに終わった。
イグルー解体中に土樽に向かう人、タカマタギ手前で2人パーティとすれ違う。
風は強くなり、視界も悪くなっていったがテントもあるし何とかできると思って進む。日白山までに3つほどの起伏を越えるが、偽ピークに惑わされる。昨日のものと思われるトレースは雪庇を避けて樹林帯の中を進んでいたが、自分は樹を避けて雪庇側を取った。ワカンで脛まで潜る程度で時折風に叩かれて締まった雪面も出てくる。1,581mピーク前で風が強くなり少ししんどかった。
●日白山~二居
日白山はなだらかな頂上で視界が悪くわかりにくい。山頂から二居までのトレースは濃くて人の多さを感じた。分岐から先の下り斜面は急でトレースを辿らない方が歩きやすい。
今回はイグルー泊という新しい試みができたことと、軽い吹雪ながら一人で予定通り乗り切ったことが嬉しかった。
イグルーは作る労力を考えると、天気が良ければテントの方が楽な気もする。ただ、ノコギリとスコップだけで作れること、悪天候に強いというところにメリットを強く感じた。1泊で壊すのはもったいないので、2泊以上していくつかのピークを目指すのが良い気がするけど、そういうのができるところは少なそう。
翌日は疲労少なく気持ちの良い一日だった。
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