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Yamareco

記録ID: 7881917
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊

土樽~二居縦走

2025年03月08日(土) 〜 2025年03月09日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:39
距離
12.7km
登り
1,224m
下り
1,015m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:02
休憩
0:09
合計
5:11
距離 5.9km 登り 906m 下り 104m
10:05
21
10:26
216
14:02
14:12
65
15:17
宿泊地
2日目
山行
4:19
休憩
0:07
合計
4:26
距離 6.8km 登り 318m 下り 911m
8:17
33
宿泊地
8:50
8:52
103
10:35
10:41
123
12:44
ゴール地点
天候 8日 高曇りながら時々晴れ間を覗かせた。風はほぼ無い。
9日 朝から小雪がチラつき風は弱めながら、時折強く吹くことも。ホワイトアウト気味で、稜線では視界が100mくらいから数十mになることも。
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
越後湯沢駅からの東京行きの新幹線は最終以外は満席とのアナウンスあり、在来線で帰った。
コース状況/
危険箇所等
先行者あり、トレースはしっかり付いていた。
8日夜の積雪と吹き流された雪でところどころ埋まるところと、風で締まった雪面では足跡付かずわかりにくい。
その他周辺情報 二居から越後湯沢駅行きのバスあり。
スキー客多し。
1年ぶりの土樽
本当は先週来たかったけど、発熱によって今週にずれ込んだ。
2025年03月08日 10:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/8 10:04
1年ぶりの土樽
本当は先週来たかったけど、発熱によって今週にずれ込んだ。
高速下の雪壁が高い。
2025年03月08日 10:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/8 10:33
高速下の雪壁が高い。
いつもの橋梁。
2025年03月08日 10:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/8 10:53
いつもの橋梁。
初日は身体が良く動いた。
2025年03月08日 12:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/8 12:58
初日は身体が良く動いた。
樹氷がたくさん
2025年03月08日 13:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/8 13:11
樹氷がたくさん
棒立山山頂。雪庇が怖い😰
2025年03月08日 14:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/8 14:03
棒立山山頂。雪庇が怖い😰
タカマタギが見えた。
そろそろ幕場を決めないと。
2025年03月08日 14:16撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/8 14:16
タカマタギが見えた。
そろそろ幕場を決めないと。
と思っていたら落とし穴に落ちて腰まで埋まってしまった。
思ったより右側にクレバスができていた。
2025年03月08日 14:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/8 14:26
と思っていたら落とし穴に落ちて腰まで埋まってしまった。
思ったより右側にクレバスができていた。
先月の復習でイグルーを作成した。
今回は一回で満足のいくものが作れた。
2025年03月08日 16:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/8 16:07
先月の復習でイグルーを作成した。
今回は一回で満足のいくものが作れた。
夕暮れのタカマタギ
この先に作業中の人が見えた
2025年03月08日 17:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/8 17:01
夕暮れのタカマタギ
この先に作業中の人が見えた
オレンジ色のLEDだと暖かそうに見える。
内部はマイナス2度ほどを保っていた。
1
オレンジ色のLEDだと暖かそうに見える。
内部はマイナス2度ほどを保っていた。
夜には越後湯沢の街がよく見えた
打ち上げ花火の音が聞こえたけど、何も見えなかった。
空は月と星が見えて綺麗だ。
白色LEDだとクールな色になる。
イグルーは光が透過するのが良い。
2025年03月08日 18:30撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/8 18:30
夜には越後湯沢の街がよく見えた
打ち上げ花火の音が聞こえたけど、何も見えなかった。
空は月と星が見えて綺麗だ。
白色LEDだとクールな色になる。
イグルーは光が透過するのが良い。
天井も上手く塞げた。
ロウソクは光源には不十分だけど、安心感が出る。
内部空間を上手に広げられなかったのが次回の課題だ。
2025年03月08日 18:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/8 18:45
天井も上手く塞げた。
ロウソクは光源には不十分だけど、安心感が出る。
内部空間を上手に広げられなかったのが次回の課題だ。
入り口はフロア底面から水平に出してから上に這い上がるように作った。
薄くて広いブロックをいくつか使って出口を塞いだ。
2025年03月09日 07:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/9 7:07
入り口はフロア底面から水平に出してから上に這い上がるように作った。
薄くて広いブロックをいくつか使って出口を塞いだ。
西風が吹いて雪が横から当たる。
気温はマイナス8度近く。
ガスで天地の境がわかりにくい時もあった。
何故か右手が冷えて痛い。
2025年03月09日 08:49撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/9 8:49
西風が吹いて雪が横から当たる。
気温はマイナス8度近く。
ガスで天地の境がわかりにくい時もあった。
何故か右手が冷えて痛い。
タカマタギ~日白山間は緩いアップダウンがあり、疲れた体には少々こたえる。
右手はテムレスを外して息で温めたら回復してホッとした。
2025年03月09日 08:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/9 8:53
タカマタギ~日白山間は緩いアップダウンがあり、疲れた体には少々こたえる。
右手はテムレスを外して息で温めたら回復してホッとした。
先に見える樹を目標に進む。遠く見えていたものが10m進むと近く見えて、ガスで距離感が狂っているのを感じた。
2025年03月09日 09:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/9 9:54
先に見える樹を目標に進む。遠く見えていたものが10m進むと近く見えて、ガスで距離感が狂っているのを感じた。
日白山山頂。
ここから稜線沿いに東谷山へ進むのが綺麗だと思うも、風のある稜線には居たくない。
天気が回復しなさそうなので下降点から谷沿いに二居へ降りるルートを取ることにした。
2025年03月09日 10:37撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/9 10:37
日白山山頂。
ここから稜線沿いに東谷山へ進むのが綺麗だと思うも、風のある稜線には居たくない。
天気が回復しなさそうなので下降点から谷沿いに二居へ降りるルートを取ることにした。
お化けみたいな樹氷。
二居分岐から先の道の歩きが長く、トレースも濃いがカチカチで歩きづらい。
初めて歩くルートながら、うんざりするほどであった。
2025年03月09日 10:40撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/9 10:40
お化けみたいな樹氷。
二居分岐から先の道の歩きが長く、トレースも濃いがカチカチで歩きづらい。
初めて歩くルートながら、うんざりするほどであった。
下降点から少し下ると白樺の林となった。
それまでのブナや針葉樹と違って興味深い。
2025年03月09日 11:23撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/9 11:23
下降点から少し下ると白樺の林となった。
それまでのブナや針葉樹と違って興味深い。

感想

イグルーを使った縦走がしたいと思って、雪が多く行ったことのない日白山を土樽から入り二居へ抜けるコースを考えた。
日白山から群大山荘に抜ける周回も良いかなと思い、状況次第でこっちのルートも候補に入れた。

●土樽駅~棒立山取付き
曇り時々晴れ。駅舎を出ると雪の多さを感じる。道路は除雪されているが、圧雪された部分が滑りそうになるところがある。いつもの堰堤や高速道路下、上越線橋梁を通って進む。取付きまではトレースが濃く、数人の先行者の存在を感じさせた。

●棒立山取付き~タカマタギ北面手前
今日のものと思われるトレースより手前から稜線に乗り込む。トレースを外れるとふくらはぎ~膝まで埋まる。時々、土樽駅付近が見下ろせて休憩時にひと心地つける。棒立山直下は急斜面ながら、トレースのおかげで楽に登れた。棒立山山頂は雪庇ができてそうな感じで少し怖い。
棒立山~タカマタギ間でイグルーを作成した。
テントと違って外の状況がわからないけど、建物の中にいるような安心感があった。凍った結露が顔にかかることもなく快適。床の幅を1m程で作ったけど、ザックを置くと狭かったので次回の課題となった。

●タカマタギ~日白山
翌朝、外を見ると小雪がチラつきガスで視界が悪そうだった。土樽へ戻るか逡巡するが、とりあえずタカマタギに進むことにした。
寒いのでダウンを着たままシェルをかぶって行動した。暑くなるだろうと思ったら、意外と寒くて最後まで脱がずに終わった。
イグルー解体中に土樽に向かう人、タカマタギ手前で2人パーティとすれ違う。
風は強くなり、視界も悪くなっていったがテントもあるし何とかできると思って進む。日白山までに3つほどの起伏を越えるが、偽ピークに惑わされる。昨日のものと思われるトレースは雪庇を避けて樹林帯の中を進んでいたが、自分は樹を避けて雪庇側を取った。ワカンで脛まで潜る程度で時折風に叩かれて締まった雪面も出てくる。1,581mピーク前で風が強くなり少ししんどかった。

●日白山~二居
日白山はなだらかな頂上で視界が悪くわかりにくい。山頂から二居までのトレースは濃くて人の多さを感じた。分岐から先の下り斜面は急でトレースを辿らない方が歩きやすい。

今回はイグルー泊という新しい試みができたことと、軽い吹雪ながら一人で予定通り乗り切ったことが嬉しかった。
イグルーは作る労力を考えると、天気が良ければテントの方が楽な気もする。ただ、ノコギリとスコップだけで作れること、悪天候に強いというところにメリットを強く感じた。1泊で壊すのはもったいないので、2泊以上していくつかのピークを目指すのが良い気がするけど、そういうのができるところは少なそう。

翌日は疲労少なく気持ちの良い一日だった。

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