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Yamareco

記録ID: 7885954
全員に公開
雪山ハイキング
北陸

下谷山から冬限定の県境尾根をゆるゆるロングスノーハイク

2025年03月09日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福井県 滋賀県
 - 拍手
GPS
10:25
距離
19.3km
登り
1,049m
下り
1,049m

コースタイム

日帰り
山行
10:04
休憩
0:22
合計
10:26
距離 19.3km 登り 1,049m 下り 1,049m
7:07
135
スタート地点
9:22
9:25
93
10:58
11:17
109
17:33
ゴール地点
天候 薄曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南越前町ではキャンペーンをやっていて、今庄駅から広野までタクシーで500円で行ける。駅前の観光協会でチケットを購入。3月31日まで。
https://www.town.minamiechizen.lg.jp/kurasi/104/131/p010540_d/fil/pamplet.pdf
コース状況/
危険箇所等
全てが緩い斜度で危険はないが、とにかく長い。
下谷山から滝ヶ谷三角点までは地形が複雑でアップダウンがある。濃霧で踏み跡がないと遭難する可能性あり。
宇津尾休憩所横の排水処理施設に停めさせていただく。先客が1台あり。
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宇津尾休憩所横の排水処理施設に停めさせていただく。先客が1台あり。
集落から少し登ったところ。
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集落から少し登ったところ。
本日の2人分の踏み跡がある。
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本日の2人分の踏み跡がある。
おだやかな尾根が続く。
おだやかな尾根が続く。
岐阜方面は雲っている。
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岐阜方面は雲っている。
船ヶ洞山到着。
ナメコがたくさん残っていた。
ナメコがたくさん残っていた。
上谷山方面が見えた。あの送電線鉄塔の向こうまで行けるかな。
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上谷山方面が見えた。あの送電線鉄塔の向こうまで行けるかな。
風況観測塔が見えた。
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風況観測塔が見えた。
ここで写真を撮っていると はしびさんが現れる。
ここで写真を撮っていると はしびさんが現れる。
風況観測塔。風力発電計画のための調査。
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風況観測塔。風力発電計画のための調査。
凍り付いて回っていない羽根もある。
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凍り付いて回っていない羽根もある。
少し曲がっていた。
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少し曲がっていた。
林道が通れない今はここへメンテナンスに来るのは至難の業。
林道が通れない今はここへメンテナンスに来るのは至難の業。
下谷山が見えた。
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下谷山が見えた。
少し急な斜面を登る。
少し急な斜面を登る。
岐阜県境方面
上谷山方面
上谷山の右方面
下谷山山頂到着
はしびさんの落書き
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はしびさんの落書き
少し戻ってここから右へ。
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少し戻ってここから右へ。
ここから素晴らしい風景が始まる。
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ここから素晴らしい風景が始まる。
何も言うことはない。
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何も言うことはない。
ここでyanapyさんとすれ違う。
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ここでyanapyさんとすれ違う。
送電線から氷の固まりが落ちてくるのですばやく通過。
送電線から氷の固まりが落ちてくるのですばやく通過。
知り合いのあきんちょさんとすれ違う。
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知り合いのあきんちょさんとすれ違う。
P1082、本日の最高地点。ここで折り返す。目の前は上谷山。
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P1082、本日の最高地点。ここで折り返す。目の前は上谷山。
戻って1060m地点。これより鉄塔尾根を下山開始。
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戻って1060m地点。これより鉄塔尾根を下山開始。
P994地点。振り返って。
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P994地点。振り返って。
この尾根は見晴らしがいい。
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この尾根は見晴らしがいい。
最後の鉄塔のP498地点。ここから左に下りる。
最後の鉄塔のP498地点。ここから左に下りる。
尾根から外れ、植林の中を50mほど下ると林道に着地。
尾根から外れ、植林の中を50mほど下ると林道に着地。
余呉南越前ウィンドファーム計画の下谷山以東の風力発電機設置予定地。現在は予定地から外されているが、復活してもおかしくない。
余呉南越前ウィンドファーム計画の下谷山以東の風力発電機設置予定地。現在は予定地から外されているが、復活してもおかしくない。

装備

MYアイテム
ふらっと
重量:-kg

感想

昨年11/24と12/1、某山岳会と一緒に下谷山北東のP911にある鉄塔へ挑戦したが、藪を進めず断念。今なら行けると、3度目の挑戦はソロで行くことにした。

宇津尾休憩所横の排水処理施設前に停めさせていただく。トイレがあるが冬期閉鎖中。ちょうど2台分のスペースがあり、1台先客がいた。お会いすることはなかったが、あとでtagamingさんご夫婦だとわかる。車の張り紙でユーザー名の由来もわかった。なんと全く同じコースを先行して歩いてくださっていた。

前夜の冷え込みで雪がよく締まっていて歩き易い。斜度もゆるゆるで疲れない。かんじきを付けたが、ツボ足でもじゅうぶん歩ける。

宇津尾から船ヶ洞山までは一度歩いている。その時はここで断念したものの、大量のナメコ出現でナメコ採りに目的が変わってしまった経緯がある。今回も船ヶ洞山山頂には乾燥したナメコがたくさん残っていた。

展望はあまりなく、ただひたすら歩き続ける。開けたところで写真を撮っていると、なんの音もなく横からスーっと近づいてくる気配を感じた。ビックリ仰天、人がやってきた。まさかこんな早い時間にすれ違う人に会うとは。朝5時すぎに広野を出発して上谷山・下谷山を経由してきたとか。なんという速さだ。あとで はしびさんだとわかる。

まもなくして目的のP911に到着。ここにあるのは風況観測塔。これがなんだかわからずに通過する人が多いようだ。たくさんの羽根がついていて風速を観測している。凍り付いて回っていない羽根もある。建設した2年前は宇津尾からここまで林道があったが、下流部で崩落してしまい、現在修復中で通れない。この林道開発の状況を調べるのが目的であったが、積雪のためどこが林道かもわからないありさまだ。山岳会自然保護部が必要としている情報は得られなかった。

さて、ここまで来たなら下谷山までもうすぐだ。急斜面を登ったら下谷山山頂。ここは3度目。すべて違うルートで登ってきた。ここからの下山は少々急なためアイゼンに変更。でもツボ足でもよかったなとあとで気づく。

雪が締まっていて歩き易いから体力が残っている。鉄塔尾根まで行って下山することにした。しばらくはアップダウンの続く複雑な地形。濃霧で踏み跡がなければ遭難してもおかしくない。

P942で本日2人目と出会う。「白山が見えた」とおっしゃるが、どれが白山かわからなかった。あとでyanapyさんだとわかる。

P989滝ヶ谷三角点まで来れば緩やかな雪原となる。ここからの風景は素晴らしい。早出した はしびさんは「強風だった」と言っていたが、午後は穏やかで過ごしやすい。おまけに快晴になってきた。まさに天国だ。のんびりと堪能する。

鉄塔を越えるが、送電線から氷の固まりが落ちてくるので注意して通過する。そこを越えると本日3人目とすれ違う。少し話をしてから、「あれ?もしかして」「あれ?ふらっとさん?」なんと知り合いのあきんちょさんだった。手倉山でテン泊したそうだ。下山場所・下山時間がほぼ同じになり、タクシーで来たというので駅まで送っていった。

まもなくして鉄塔尾根分岐1060mに到着。このまま下山するのはもったいないので、4年前に上谷山を周回したときの分岐P1082まで進むことにした。本日の最高地点だ。

戻って鉄塔尾根を下山開始。じつにゆるゆるで超長いが、展望が良くて飽きない。踏み跡・スキー痕があって迷うことなく安心して歩ける。鉄塔付近まで来ると雪が緩み始めたので再びかんじきに履き替える。鉄塔を6本ほど通過する。最後の鉄塔P498からは左に曲がるのだが、こっちに歩く人はいないだろうと思っていたら、なんと踏み跡があった。tagamingさんご夫妻のものだ。最後は左の植林帯を50m下って宇津尾谷林道に出た。工事中の看板があったのでまだ林道修繕工事は完了していないもよう。

今回は登りの尾根・県境稜線・下りの尾根、すべてゆるゆるで楽に歩けた。雪質がよく19kmのロングスノーハイクができて満足した。これで愛発越から上谷山までの余呉トレイルの軌跡が繋がった。

ところで、下谷山周辺には大規模な風力発電計画がある。名前は余呉南越前ウインドファーム計画。下谷山以東も計画地に入っていたが、現在は縮小されて計画地から外れている。しかし風況観測塔があるということはまた復活する可能性があり、予断を許さない。栃ノ木峠から荒っぽい林道工事をしたために大雨で滋賀福井双方に土石流が発生し、被害を受けた地区がある。このすばらしい景観を壊さないでほしいものだ。風発はぜひ洋上に。

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コメント

またしても送っていただき、ありがとうございました。お世話になりました。
たくさん歩きましたね。本当に良い一日でした。
2025/3/12 6:40
最高の雪質で足が吊ることなく楽に歩けました。
休みの少ない私には年に1度くらいのチャンスでした。
ではまたどこかで。
2025/3/12 7:58
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