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Yamareco

記録ID: 790222
全員に公開
ハイキング
中国

岡山市&玉野市 山初め~瀬戸雲海~八丈岩山~立石~貝殻富士

2016年01月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:04
距離
8.6km
登り
571m
下り
555m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:11
休憩
0:50
合計
4:01
8:37
9
スタート地点(駐車場)
8:46
9:03
9
三頂山ピーク周辺
9:12
9:17
18
八丈岩山ピーク
9:35
9:40
16
立石
9:56
10:02
15
八丈岩山南東の岩場<写真28>
10:17
10:18
22
三頂山園地ももたろうの森
10:40
10:42
62
貝殻山市民憩いの森
11:44
11:58
40
貝殻富士ピーク
12:38
ゴール地点(駐車場)
正月の八丈岩山、立石、貝殻富士登山、雲海、岩…縁起コース
歩行距離8.5km、歩行時間3時間、歩行数14,900歩
天候 晴れ(雲量7)
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三頂山、八丈岩山の登山口に自動車が10台程停められる駐車場<写真01>があります。トイレは使用禁止となっていました。また、八丈岩山の北東にある三頂山園地駐車場(旧国民宿舎桃太郎荘駐車場)<写真34>も利用できます。
コース状況/
危険箇所等
 大半が散策道で道がよく整備されていました。比較的急な傾斜は階段状になっており、安全に山行ができました。ただし、立石<写真21~27>への道はザレた滑りやすい急傾斜で階段状ではありません。周辺の木や岩に手をかける場合は、ネズの針のような葉やテンの糞などに注意が必要です。
 道標はメジャーなコースはしっかりと設置されているのですが、比較的マイナーな所には何も道しるべがなく、読図を頼りに正確なルートを判断する必要があります。畑池<写真39、40>の南西の鉄塔道入口、畑山峠から北東に延びる市境沿いの道への入口には赤テープがあります。適当に歩いても車道に合流するので、いざというときは進路が分かりやすい車道にエスケープはできます。
 通常の山行は上って下るのでしょうが、この山域は頂上付近に駐車場とビューポイントがいくつかあるので、先に山のピークで眺望や今回のような雲海を楽しみ、後から下りながら、岩巡りや散策するのもありかと思います。
その他周辺情報  この山域を含む児島半島には八丈岩山の南にある一番札所中蔵院から立石近くにある八十八番札所明王院まで児島八十八ヶ所霊場巡りができます。江戸時代後期に開かれた霊場で、全行程は約140kmあります。
 玉野は海の幸もおいしいですが、たまの自衛艦カレーやたまの温玉めしなど玉野特有のグルメが味わえる店が複数あります。詳細は「玉野市観光まっぷ(HP)」に掲載されています。
01三頂山登山口(駐車場)
背後に見えているのが、今回の最初の目的地である三頂山です。頂上近くに駐車場があることで、朝特有の景観を楽しめます。それは…<写真05~12>で紹介!
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01三頂山登山口(駐車場)
背後に見えているのが、今回の最初の目的地である三頂山です。頂上近くに駐車場があることで、朝特有の景観を楽しめます。それは…<写真05~12>で紹介!
02登山口付近南西より三頂山
階段状の道を上りながらこの岩だらけの三頂山の山肌を見て、期待が膨らみます!(^^)!
02登山口付近南西より三頂山
階段状の道を上りながらこの岩だらけの三頂山の山肌を見て、期待が膨らみます!(^^)!
03三頂山&八丈岩山分岐
三頂山と八丈岩山の分岐に団体さんが休憩できそうな東屋がありました。北にもう三頂山の祠が見えていました。
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03三頂山&八丈岩山分岐
三頂山と八丈岩山の分岐に団体さんが休憩できそうな東屋がありました。北にもう三頂山の祠が見えていました。
04三頂山頂上の祠
祠を覆っている岩は磐座(いわくら)でしょうか。向かって右側の扉に「石」の文字が見えるので、石鎚神社の祠だという書き込みもあるようですが、何を祀っているのかは不明です。
04三頂山頂上の祠
祠を覆っている岩は磐座(いわくら)でしょうか。向かって右側の扉に「石」の文字が見えるので、石鎚神社の祠だという書き込みもあるようですが、何を祀っているのかは不明です。
05三頂山より北西雲海
「児島湾白っ!」と思ったら雲海でした。冬の朝なので、放射冷却によって霧、層雲が広域に発生したのでしょう。正月早々ラッキーでした。
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05三頂山より北西雲海
「児島湾白っ!」と思ったら雲海でした。冬の朝なので、放射冷却によって霧、層雲が広域に発生したのでしょう。正月早々ラッキーでした。
06三頂山より北東雲海
雲海のため山が島に見えました。まるで墨絵を観賞しているようでした。
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06三頂山より北東雲海
雲海のため山が島に見えました。まるで墨絵を観賞しているようでした。
07貝殻山&金甲山
右奥には貝殻山(288.1m)、さらにその奥には金甲山(403.1m)が見えました。
07貝殻山&金甲山
右奥には貝殻山(288.1m)、さらにその奥には金甲山(403.1m)が見えました。
08三頂山北北東&展望岩
時間が経過するにつれ、景観がどんどん変化します。近くの山がやはり島に見えます。
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08三頂山北北東&展望岩
時間が経過するにつれ、景観がどんどん変化します。近くの山がやはり島に見えます。
09三頂山西北西
西方面を望むと影も映り、幻想的なシーンとなります。
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09三頂山西北西
西方面を望むと影も映り、幻想的なシーンとなります。
10三頂山北西
島のように見えている山々は標高がわずか150m前後です。こんな低い位置に雲海を見たのは初めてです。
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10三頂山北西
島のように見えている山々は標高がわずか150m前後です。こんな低い位置に雲海を見たのは初めてです。
11三頂山より剣山
貝殻山の尾根越しに一番奥に剣山(標高276.7m)が見えました。剣山よりその手前の鉄塔の存在感が気になってしょうがありません。雲の上に見える人工物って・・・
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11三頂山より剣山
貝殻山の尾根越しに一番奥に剣山(標高276.7m)が見えました。剣山よりその手前の鉄塔の存在感が気になってしょうがありません。雲の上に見える人工物って・・・
12リアル山と影山(左)
右側に三頂山の北尾根、そしてそのすぐ左に三頂山の影が映っていました。リアルとシャドーの感動的なコラボでした。
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12リアル山と影山(左)
右側に三頂山の北尾根、そしてそのすぐ左に三頂山の影が映っていました。リアルとシャドーの感動的なコラボでした。
13倒れるぞぉ!
三頂山の斜石とでも言いましょうか、このアングルで倒れることなく維持しています。連れはヤマレコで見て一度やってみたかったのだそうです。一瞬、怪物に飲み込まれるシーンにも見えました(*^_^*)
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13倒れるぞぉ!
三頂山の斜石とでも言いましょうか、このアングルで倒れることなく維持しています。連れはヤマレコで見て一度やってみたかったのだそうです。一瞬、怪物に飲み込まれるシーンにも見えました(*^_^*)
14三頂山より八丈岩山
磐座チックな三頂山の岩越しに雲海に浮かぶ八丈岩山・・・孫悟空の世界のようで猿(申)年にふさわしい光景でした。このすぐ北西の岩の上から雲海の動画を撮りました。
14三頂山より八丈岩山
磐座チックな三頂山の岩越しに雲海に浮かぶ八丈岩山・・・孫悟空の世界のようで猿(申)年にふさわしい光景でした。このすぐ北西の岩の上から雲海の動画を撮りました。
15八丈岩山頂上
標高280.6mの三角点がありました。このピークを境に北北東の新池峠に向かうルート、南東の立石に向かうルートに分かれます。
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15八丈岩山頂上
標高280.6mの三角点がありました。このピークを境に北北東の新池峠に向かうルート、南東の立石に向かうルートに分かれます。
16八丈岩より瀬戸内海展望
八丈岩より南方面を望みました。今日は瀬戸雲海はよく見えましたが、瀬戸内海はほとんど見えませんでした。ここから動画で金甲山や貝殻山方面などを撮りました。
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16八丈岩より瀬戸内海展望
八丈岩より南方面を望みました。今日は瀬戸雲海はよく見えましたが、瀬戸内海はほとんど見えませんでした。ここから動画で金甲山や貝殻山方面などを撮りました。
17八丈岩山西尾根&貝殻山
この辺りの山域は岩が山肌に露出している所が多いです。三頂山登山口(駐車場)<写真01>から貝殻山までは、市境沿いに歩行専用道がありますが、けっこうワイルドなようです。ここから南東に進み、分岐からザレた細道を立石に向かって下ります。連れは下りに時間がかかったため、立石往復で20分程でした。
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17八丈岩山西尾根&貝殻山
この辺りの山域は岩が山肌に露出している所が多いです。三頂山登山口(駐車場)<写真01>から貝殻山までは、市境沿いに歩行専用道がありますが、けっこうワイルドなようです。ここから南東に進み、分岐からザレた細道を立石に向かって下ります。連れは下りに時間がかかったため、立石往復で20分程でした。
18八丈岩山南東尾根より立石
台座に小さな岩群、そして上に大きな天地が高い岩群、その圧倒的な存在感に思わず新年の祈願(奇岩)をしました。
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18八丈岩山南東尾根より立石
台座に小さな岩群、そして上に大きな天地が高い岩群、その圧倒的な存在感に思わず新年の祈願(奇岩)をしました。
19立石北向かい尾根170m岩場
立石に対峙するかのごとく、北隣の尾根に岩群を形成していました。後にここも訪れることにしました。
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19立石北向かい尾根170m岩場
立石に対峙するかのごとく、北隣の尾根に岩群を形成していました。後にここも訪れることにしました。
20ローソク岩観音(立石)
偶然に立石のてっぺんに火(陽)が灯りました。もしかして日の出観音!?願いはたった一つ、「今年も一年間、健康でいられますように!」
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20ローソク岩観音(立石)
偶然に立石のてっぺんに火(陽)が灯りました。もしかして日の出観音!?願いはたった一つ、「今年も一年間、健康でいられますように!」
21西から見た立石
最後に小さな岩場を登ると立石です。手を置こうとした位置にテンの糞がありましたが、目立つところだったので助かりました。立石のすぐ側に来ると、その大きさに驚嘆させられます。
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21西から見た立石
最後に小さな岩場を登ると立石です。手を置こうとした位置にテンの糞がありましたが、目立つところだったので助かりました。立石のすぐ側に来ると、その大きさに驚嘆させられます。
22南から見た立石
立石は見るアングルによって、印象が異なります。どこから見ても存在感は抜群です。
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22南から見た立石
立石は見るアングルによって、印象が異なります。どこから見ても存在感は抜群です。
23立石長男!
最初に出くわした大きな岩を“立石長男”と名付けました。よく見ると、猿の横顔にも見えます。縁起ものです!(^^)!
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23立石長男!
最初に出くわした大きな岩を“立石長男”と名付けました。よく見ると、猿の横顔にも見えます。縁起ものです!(^^)!
24立石覗岩より瀬戸内海
立石の少し南にある岩の合間より、相引(おおびき)集落と瀬戸内海が展望できます。
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24立石覗岩より瀬戸内海
立石の少し南にある岩の合間より、相引(おおびき)集落と瀬戸内海が展望できます。
25立石次男‼
立石長男を少し南に下った所に、また大きな立石が出てきたので、これを“立石次男”と名付けました。
25立石次男‼
立石長男を少し南に下った所に、また大きな立石が出てきたので、これを“立石次男”と名付けました。
26立石三男!!!
立石次男をさらに南に下った所に、また大きな立石が出てきたので、これを“立石三男”と名付けました。石の根元の辺りにはお米や水をお供えするような楕円形のくぼみがつくられています。
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26立石三男!!!
立石次男をさらに南に下った所に、また大きな立石が出てきたので、これを“立石三男”と名付けました。石の根元の辺りにはお米や水をお供えするような楕円形のくぼみがつくられています。
27立石三兄弟♪
そして、フィナーレは、南から見た“立石三兄弟”揃い踏みです。その背後には八丈岩山が見えています。周辺は立石遺跡といい、古くから信仰の対象だったと考えられています。戦前までは牛神様と呼ばれ、麓には出店があったそうです。
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27立石三兄弟♪
そして、フィナーレは、南から見た“立石三兄弟”揃い踏みです。その背後には八丈岩山が見えています。周辺は立石遺跡といい、古くから信仰の対象だったと考えられています。戦前までは牛神様と呼ばれ、麓には出店があったそうです。
28八丈岩山南東170m岩場
<写真19>で興味を持った岩群の上に来てしまいました。連れは平気でしたが、自分はほぼ垂直に切れている岩の下の方を正視できませんでした(*_*)
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28八丈岩山南東170m岩場
<写真19>で興味を持った岩群の上に来てしまいました。連れは平気でしたが、自分はほぼ垂直に切れている岩の下の方を正視できませんでした(*_*)
29立石&鉾島&大入崎
<写真28>の岩場より立石越しに鉾島(ほこじま)とさらに奥の大入崎(半島)を望みました。鉾島は地形図では陸続きですが、Mapion,Yahoo,Googleの地図は完全に島になっています。後者は伊能忠敬の地図を未だに引きずっているのかもしれません。
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29立石&鉾島&大入崎
<写真28>の岩場より立石越しに鉾島(ほこじま)とさらに奥の大入崎(半島)を望みました。鉾島は地形図では陸続きですが、Mapion,Yahoo,Googleの地図は完全に島になっています。後者は伊能忠敬の地図を未だに引きずっているのかもしれません。
30何もないーん!?
足元より下が見えない程、ほぼ垂直に切りたった崖状態です。連れは片足を浮かせてなんとか立石とのツーショットを撮りました。この絶壁から命を断つ覚悟で身をのり出し、仏の世界を覗く修行が施されたら一気に煩悩が吹っ飛びそうです。
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30何もないーん!?
足元より下が見えない程、ほぼ垂直に切りたった崖状態です。連れは片足を浮かせてなんとか立石とのツーショットを撮りました。この絶壁から命を断つ覚悟で身をのり出し、仏の世界を覗く修行が施されたら一気に煩悩が吹っ飛びそうです。
31謎のストーンサークル
両提池に向かう道を下りていくと、西北西に見えました。自然現象でしょうが、このストーンサークルで何か儀式が行われたのではないかと想像力を掻き立てられました。
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31謎のストーンサークル
両提池に向かう道を下りていくと、西北西に見えました。自然現象でしょうが、このストーンサークルで何か儀式が行われたのではないかと想像力を掻き立てられました。
32三頂山園地ももたろうの森
両提池までは行かず、三頂山園地の道標に従って八丈岩山の北東、標高80m地点まで下りてくると、湿地や東屋があり、「ももたろうの森」と命名されていました。国民宿舎桃太郎荘が取り壊されて三頂山園地になったようです。
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32三頂山園地ももたろうの森
両提池までは行かず、三頂山園地の道標に従って八丈岩山の北東、標高80m地点まで下りてくると、湿地や東屋があり、「ももたろうの森」と命名されていました。国民宿舎桃太郎荘が取り壊されて三頂山園地になったようです。
33三頂山園地“今年の初梅!”
三頂山園地内でなんと、梅の花がいくつか開花していました。これも正月縁起物として、自分の心の中にしまっておこうと思います(*^_^*)
周辺の道にはロープが張られ立ち入り禁止のようだったので、舗装道路に出ることにしました。
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33三頂山園地“今年の初梅!”
三頂山園地内でなんと、梅の花がいくつか開花していました。これも正月縁起物として、自分の心の中にしまっておこうと思います(*^_^*)
周辺の道にはロープが張られ立ち入り禁止のようだったので、舗装道路に出ることにしました。
34三頂山園地駐車場
三頂山園地には広い駐車場があり、気軽に周辺を散策できます。背後にある標高150m程度しかない二つの山も地味ながら気持ちを和ませてくれました。ここから舗装道路に出て新池峠から遠足道に入りました。
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34三頂山園地駐車場
三頂山園地には広い駐車場があり、気軽に周辺を散策できます。背後にある標高150m程度しかない二つの山も地味ながら気持ちを和ませてくれました。ここから舗装道路に出て新池峠から遠足道に入りました。
35貝殻山市民憩いの森
遠足道を折り返し畑池<写真39、40>へと続く道に入る前に貝殻山市民憩いの森まで行ってみました。八丈岩山尾根を背後に何か大きな生き物らしきものが…よく見ると、丸太でできた恐竜でした。勝手に“マルタウルス”と名付けました。
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35貝殻山市民憩いの森
遠足道を折り返し畑池<写真39、40>へと続く道に入る前に貝殻山市民憩いの森まで行ってみました。八丈岩山尾根を背後に何か大きな生き物らしきものが…よく見ると、丸太でできた恐竜でした。勝手に“マルタウルス”と名付けました。
36道案内鳥キジバト
畑池<写真39、40>へと続く道に入るとすぐにキジバトが現れました。何を勘違いしたのか、少しの間だけ、自分たちを先導してくれました。
36道案内鳥キジバト
畑池<写真39、40>へと続く道に入るとすぐにキジバトが現れました。何を勘違いしたのか、少しの間だけ、自分たちを先導してくれました。
37こんなデカい石置いたの誰?
南南西に1つだけポツンと見えました。こんなデカい石をそれより小さい石の上に置くなんて、きっと宇宙人かダイダラボッチの仕業でしょう!?しばらくすると岩盤の上をちょろちょろと水が流れているところを過ぎ、舗装道路に出ました。
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37こんなデカい石置いたの誰?
南南西に1つだけポツンと見えました。こんなデカい石をそれより小さい石の上に置くなんて、きっと宇宙人かダイダラボッチの仕業でしょう!?しばらくすると岩盤の上をちょろちょろと水が流れているところを過ぎ、舗装道路に出ました。
38畑池畔のジョウビタキ♂
畑池畔にはジョウビタキがいました。オスは頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色でかなり目立っています。かなり警戒心がなく、フレン鳥ー(フレンドリー)ですが、見た目では怖いんだか、可愛いんだかよくわかりません。ちなみに、メスは地味ですがつぶらな瞳がキュートです。
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38畑池畔のジョウビタキ♂
畑池畔にはジョウビタキがいました。オスは頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色でかなり目立っています。かなり警戒心がなく、フレン鳥ー(フレンドリー)ですが、見た目では怖いんだか、可愛いんだかよくわかりません。ちなみに、メスは地味ですがつぶらな瞳がキュートです。
39貝殻富士と逆さ富士
貝殻富士が富士山のように見えるスポットは畑池の東にありました。さらには、池の水面に逆さ富士まで映っていました。これも正月縁起物として心の中に大事にしまっておきます。
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39貝殻富士と逆さ富士
貝殻富士が富士山のように見えるスポットは畑池の東にありました。さらには、池の水面に逆さ富士まで映っていました。これも正月縁起物として心の中に大事にしまっておきます。
40畑池越しに児島湾
畑池の南から北方面を望むと、池越しに児島湾が見えます。池の畔にも道がありますが、このまま舗装道路を進み、入口に赤テープのある鉄塔道に入りました。
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40畑池越しに児島湾
畑池の南から北方面を望むと、池越しに児島湾が見えます。池の畔にも道がありますが、このまま舗装道路を進み、入口に赤テープのある鉄塔道に入りました。
41貝殻富士頂上越しに貝殻山
麓からは富士山のように見えた貝殻富士も頂上は質素でした。360度展望が効き、岡山市と玉野市境にある貝殻山などの山々がはっきりと見えました。
41貝殻富士頂上越しに貝殻山
麓からは富士山のように見えた貝殻富士も頂上は質素でした。360度展望が効き、岡山市と玉野市境にある貝殻山などの山々がはっきりと見えました。
42オオナマズ島?(高島)
貝殻富士より児島湾を望むと、まるでオオナマズのような形をした高島が見えました。彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと、後の神武天皇)が8年間滞在したといわれる島です。
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42オオナマズ島?(高島)
貝殻富士より児島湾を望むと、まるでオオナマズのような形をした高島が見えました。彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと、後の神武天皇)が8年間滞在したといわれる島です。
43貝殻山北尾根岩場1
貝殻山から北に延びている尾根上にはたくさんの岩群があります。その中でも一際大きな岩が北西方向に見えました。
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43貝殻山北尾根岩場1
貝殻山から北に延びている尾根上にはたくさんの岩群があります。その中でも一際大きな岩が北西方向に見えました。
44貝殻山北尾根岩場2
これほどたくさんの置き石のような岩群があると、その秘密を探りたくなります。次回にこの山域を訪れる際には、この岩群のある稜線を歩こうと思います。
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44貝殻山北尾根岩場2
これほどたくさんの置き石のような岩群があると、その秘密を探りたくなります。次回にこの山域を訪れる際には、この岩群のある稜線を歩こうと思います。
45南から見た貝殻富士
まるで貝殻のごとく、小さな岩がたくさん山肌に露出しています。最後まで飽きが来ない貝殻富士山行でした。
45南から見た貝殻富士
まるで貝殻のごとく、小さな岩がたくさん山肌に露出しています。最後まで飽きが来ない貝殻富士山行でした。
46貝殻山北尾根&高島
岩と松と島、この3つが常に視界に入ってくるのは、この山域特有の景観でしょう。舗装道路に出てから畑山峠でガードレールの途切れた所に赤テープを見つけ、ササを刈ってある細道に入ってスタート地点に戻りました。
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46貝殻山北尾根&高島
岩と松と島、この3つが常に視界に入ってくるのは、この山域特有の景観でしょう。舗装道路に出てから畑山峠でガードレールの途切れた所に赤テープを見つけ、ササを刈ってある細道に入ってスタート地点に戻りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 アタックザック ザックカバー 地形図 コンパス ファスナー付クリアーファイル 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

2016年山初めは八丈岩山を中心とした山域となりました。自然現象の偶然も重なり、結果的には山初めにふさわしい山行となりました。

★山初めサプライズその1「瀬戸雲海」
 この日の天気は晴れでしたが、雲量が7ぐらいの微妙な晴れでした。四方を海に囲まれたこの山域で期待するのはオーシャンビューです。ところが、現地に入ってその期待は見事に裏切られてしまいました。瀬戸内海に浮かぶ島々がほとんど見えないぐらい視界が効きません。PM2.5の影響なのか単なる気象現象なのか、展望地の多いこの山域においては致命的でした。ところが、登山を開始して程なく、自然の神様が我々に微笑んでくれました。なんと、我々の目の前に広がったのは、水の海ではなく、雲の海だったのです。岡山県には弥高山(やたかやま)、大芦(おおあし)高原、備中松山城などの有名な雲海スポットがいくつかあります。何れも標高が500m前後から600m前後です。ところが、今回の山域は高い所でも300mにも満たない低山です。つまり、標高200m前後の位置に雲海ができていたのです。まだ午前8時台であったために、放射冷却された冷たい空気が瀬戸内海の暖かい水に接して蒸気霧が発生したこと、晴れなのに湿度が比較的高いこと、周囲を海や川に囲まれ元々湿度が高い山域であることなど、雲海を発生させるメカニズムが偶然に重なったために生じたのでしょう。登山開始早々幸運を感じました。(^◇^)

★山初めサプライズその2「ローソク岩観音」
 この山域は写真でもいくつか紹介しているように、岩が露出した所が多く、特に立石は楽しみにしていました。最初に目に飛び込んできた立石は期待を裏切らない景観でした<写真21~27>。そして、ここでも自然の神様が我々に微笑んでくれました。立石のすぐ近くにくると、突然、太陽が立石のてっぺんに重なったのです。その姿はまるで立石というローソクに灯がともったように映りました<写真20>。まるで日の出観音のように後光が差していました。この瞬間の立石を“ローソク岩観音”と名付けて、新年の願い事をしました。「2016年も年間継続して健康でありますように!」

★山初めサプライズその3「貝殻富士&逆さ富士」
 正月の験担ぎの山と言えば、“富士”です。しかし、正月にリアル富士山に登る程、体力も気力も装備も余裕もありません。ならば、地元にある富士ということで、貝殻富士を目指すことにしました。通常は多くの人が南の貝殻山からアプローチするのでしょうが、今回は北にある畑池からアプローチをすることにしました。実はこの畑池から見る貝殻富士が一番、富士の山に見えます。さらに、ベストビューポイントを探しているうちに、畑池の東から見た貝殻富士の山容がもっとも美しく、しかも水面に逆さ富士がうつっていることに気づきました<写真39>。にわかに、ここが我々のパワースポットになりました。

 この他にも梅の開花<写真33>など想定外のサプライズがありました。
 これを書いている日(1月4日)の午前は天気予報では晴れにもかかわらず、数十m前の山が見えない程、霧が立ち込めていました。PM2.5が多いとの予報が出ていましたので、その影響も大きいと思いますが、標高200m辺りの景観はもしかして雲海となっているのかもしれません。あることが悲観的な状況であっても、異なる別の何かが新たな刺激を与えてくれます。素敵なことに気づけた山行でした。
 2016年も心と体の健康維持のために、ヤマレコを続けていこうと思います。


 

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