記録ID: 7921349
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊
柄沢山→刃物ヶ崎山→檜倉山周回
2025年03月20日(木) 〜
2025年03月21日(金)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 14:29
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 2,369m
- 下り
- 2,373m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 5:45
距離 9.2km
登り 1,393m
下り 927m
2日目
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 8:46
距離 13.2km
登り 975m
下り 1,446m
天候 | 初日は晴れ後少し曇る。気温は高め。 二日目は早朝曇ってから快晴へ。午前中は風は強くはなく、気温はさらに上がった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
降雪後の予想よりも深い柔雪で全体としてスノーシューが適していた。 清水から涸沢川沿いに柄沢山まで深めのスキトレースがあり、非常に省力でき助かりました。 上越国境稜線上はクラストで踏み抜き注意。 柄沢山から東の尾根は、上部のゴトウジ沢側が2~3mのダイナミックな雪割れを起こしており、それを回避してコツナギ沢側に寄ったら隠れクラックに足を取られ、必死に尾根芯に戻った。 尾根芯の雪割れ横の硬い部分を選んで進んでから、 今度は尾根芯にある雪割れ部を回避するために雪割れ下部のゴトウジ沢側へ移動して巻き気味に降下。 この上部区間は通行すべきではなく、運がよかっただけかもしれない。 北東尾根の1616から雪庇を避けてコツナギ沢側の支尾根へ降下し、尾根途中の深い谷部を避けて沢に降りようとしたが、なかなか良いところがなくトラバースして安全に降りれる場所へ。 沢底はだいたい埋まっているが、穴が空いている場所もあり。 刃物ヶ崎山へは、刃物ヶ崎山周回の過去ログのルートを参考に、急斜面の比較的斜度の低い方を登り上げて尾根に上がり山頂へ。山頂の反対側は切れ落ちているが、こちら側は緩やか。 刃物ヶ崎山尾根は、2箇所の岩峰部が問題。 今回はまさかの向こう側からの挑戦者がいて、その方々が2番目の岩峰降下箇所トップの雪庇を崩して既にルートを作ってくれたため、それに沿ってアイゼンでバックステップして問題なく進めた。 もしトレースなければ、トップ下をキワキワのトラバースで通過できただろうか? 核心部以外は特に問題なく国境稜線へ接続できるが、細い部分には時々クラックがあるので注意。 檜倉山から広い西尾根を下り、途中から緩やかな 谷部のふかふか雪を快適に降下して堰堤箇所へ。 そこから291号林道も利用しながら川沿いに進むが、スノーブリッジの通過があったり、堰堤の巻きがあったりした。 |
その他周辺情報 | 金城の里利用。 |
写真
柄沢山の北東尾根を下る。
左側のダイナミックな雪割れを回避しようと右の崖側に寄ると隠れクラックに足を取られて必死に尾根芯へ。
そこから左側の雪割れ部下の傾斜の緩い斜面へ出て下った。
たまたま無事だっただけで通過すべきではなかったのかもしれない。
左側のダイナミックな雪割れを回避しようと右の崖側に寄ると隠れクラックに足を取られて必死に尾根芯へ。
そこから左側の雪割れ部下の傾斜の緩い斜面へ出て下った。
たまたま無事だっただけで通過すべきではなかったのかもしれない。
感想
マイナー準名山の刃物ヶ崎山へ。
柄沢山の北東尾根上部の地雷を踏んだらサヨウナラ区間からは不安がぬけなかったが、
刃物ヶ崎山尾根でまさかの出会いがあってからは心軽く冒険を楽しめた。
大雪のダイナミズムに恐怖しつつも、未知の奥山の世界を味わい、無事に戻って来れたことに感謝。
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