車中泊していよいよ出発。行くぜ!上越国境稜線!
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車中泊していよいよ出発。行くぜ!上越国境稜線!
白毛門登山口駐車場はご覧の通りでまだ使えません。
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白毛門登山口駐車場はご覧の通りでまだ使えません。
湯檜曽川の向こうに武能岳。
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湯檜曽川の向こうに武能岳。
このコースタイム辛すぎ。
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このコースタイム辛すぎ。
トレースを追いツリーホールの合間を縫って尾根へと乗り上げます。
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トレースを追いツリーホールの合間を縫って尾根へと乗り上げます。
尾根に上がると前方に白毛門と松ノ木沢ノ頭が見えてきます。
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尾根に上がると前方に白毛門と松ノ木沢ノ頭が見えてきます。
松ノ木沢ノ頭に到着して白毛門を見ると山肌の雪はずいぶん崩れています。4/12のレコと比較すると最近全層で崩れたようです。でもこの時はたかを括っていました。
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松ノ木沢ノ頭に到着して白毛門を見ると山肌の雪はずいぶん崩れています。4/12のレコと比較すると最近全層で崩れたようです。でもこの時はたかを括っていました。
なので休憩しながらのんびり谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳を眺めます。
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なので休憩しながらのんびり谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳を眺めます。
しかし、白毛門へと登っていくと数多のトレースは写真中央左側のセラックのような巨大なデブリ(と言っていいのだろうか)に飲み込まれていました。
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しかし、白毛門へと登っていくと数多のトレースは写真中央左側のセラックのような巨大なデブリ(と言っていいのだろうか)に飲み込まれていました。
前の写真の右はやばそうなので、左の急な藪をよじ登りますが、足場も悪く雪山テン泊装備ではめっちゃしんどい。かなり体力を消耗しました。左裏の雪面に逃れてなんとか突破。
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前の写真の右はやばそうなので、左の急な藪をよじ登りますが、足場も悪く雪山テン泊装備ではめっちゃしんどい。かなり体力を消耗しました。左裏の雪面に逃れてなんとか突破。
白毛門に4時間もかかってヨレヨレで登頂。内腿が悲鳴を上げたので芍薬甘草湯とロキソニンを早くも投入。
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白毛門に4時間もかかってヨレヨレで登頂。内腿が悲鳴を上げたので芍薬甘草湯とロキソニンを早くも投入。
これから向かう笠ヶ岳と小烏帽子と大烏帽子。出だしからこんな調子で先が思いやられます。今日は一体どこまで行けるんだろう?
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これから向かう笠ヶ岳と小烏帽子と大烏帽子。出だしからこんな調子で先が思いやられます。今日は一体どこまで行けるんだろう?
不安に駆られながらも景色は楽しみます。谷川岳〜武能岳。
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不安に駆られながらも景色は楽しみます。谷川岳〜武能岳。
上州武尊山。
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上州武尊山。
霞んでますが、中央に平ヶ岳、右に赤倉岳。
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霞んでますが、中央に平ヶ岳、右に赤倉岳。
笠ヶ岳までは平和な道。白毛門途中まであれだけ沢山あったトレースは白毛門からはたった一人分になっていました。
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笠ヶ岳までは平和な道。白毛門途中まであれだけ沢山あったトレースは白毛門からはたった一人分になっていました。
特に難所もなく笠ヶ岳に到着。前回はここで敗退した苦い記憶が蘇ります。
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特に難所もなく笠ヶ岳に到着。前回はここで敗退した苦い記憶が蘇ります。
武能岳の奥に苗場山が見えてきました。
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武能岳の奥に苗場山が見えてきました。
ゴールの巻機山も見えてきました。遠い...たどり着けるのか?
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ゴールの巻機山も見えてきました。遠い...たどり着けるのか?
左に朝日岳も見えてきました。手前の小烏帽子に先行者を発見。
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左に朝日岳も見えてきました。手前の小烏帽子に先行者を発見。
笠ヶ岳避難小屋。
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笠ヶ岳避難小屋。
かなりキツくなってきましたが絶景に励まされながら頑張ります。右手には常に至仏山、その左奥に霞んで燧ヶ岳。
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かなりキツくなってきましたが絶景に励まされながら頑張ります。右手には常に至仏山、その左奥に霞んで燧ヶ岳。
そして天気に恵まれれば近々いく予定の平ヶ岳と赤倉岳。
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そして天気に恵まれれば近々いく予定の平ヶ岳と赤倉岳。
こんなのばっか。
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こんなのばっか。
大烏帽子をなんとかやっつけて朝日岳へ。
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大烏帽子をなんとかやっつけて朝日岳へ。
朝日岳に到着。ここで休憩中の先行者の方に追いつきました。しばしお話させていただきました。谷川エリアは庭という地元のボーダーの方でした。大烏帽子山に泊まる予定だそうです。
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朝日岳に到着。ここで休憩中の先行者の方に追いつきました。しばしお話させていただきました。谷川エリアは庭という地元のボーダーの方でした。大烏帽子山に泊まる予定だそうです。
来し方。
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来し方。
先行者に別れを告げ朝日岳からJPへと広がる気持ちのいい雪原。ここからはノントレース。中央奥にエチコマと中ノ岳。右に平ヶ岳。
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先行者に別れを告げ朝日岳からJPへと広がる気持ちのいい雪原。ここからはノントレース。中央奥にエチコマと中ノ岳。右に平ヶ岳。
平ヶ岳、赤倉岳、景鶴山、燧ヶ岳、至仏山。
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平ヶ岳、赤倉岳、景鶴山、燧ヶ岳、至仏山。
JPに来ました。いよいよ上越国境稜線を歩きます。だいぶ疲れてるけど、ワクワク感しかありません。
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JPに来ました。いよいよ上越国境稜線を歩きます。だいぶ疲れてるけど、ワクワク感しかありません。
雪面には自分のトレースだけ。
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雪面には自分のトレースだけ。
まずは越後烏帽子。
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まずは越後烏帽子。
越後烏帽子からJPを振り返って。中央の笹藪を歩きました。
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越後烏帽子からJPを振り返って。中央の笹藪を歩きました。
越後烏帽子から大烏帽子山と中央に本日の目的地檜倉山、さらに奥にゴールの巻機山。なんか近づいてきた気がするのは気のせい?
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越後烏帽子から大烏帽子山と中央に本日の目的地檜倉山、さらに奥にゴールの巻機山。なんか近づいてきた気がするのは気のせい?
疲れて立ち止まっては右手の尾瀬の山々を眺めて元気をもらいます。
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疲れて立ち止まっては右手の尾瀬の山々を眺めて元気をもらいます。
左手には黒々とした大源太山。
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左手には黒々とした大源太山。
まだ先行者がいました。ぶっちぎります。
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まだ先行者がいました。ぶっちぎります。
大烏帽子の登りは結構なお手前。
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大烏帽子の登りは結構なお手前。
藪も歩きつつ大烏帽子に到着。かなり足にきてますが、今日のピークはあと一つ。
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藪も歩きつつ大烏帽子に到着。かなり足にきてますが、今日のピークはあと一つ。
中央の檜倉山がそれ。穏やかな山容に安堵します。背後の柄沢山の存在感がハンパない。
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中央の檜倉山がそれ。穏やかな山容に安堵します。背後の柄沢山の存在感がハンパない。
クラックがないところは楽勝かと思いきや、2割は踏み抜きます。
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クラックがないところは楽勝かと思いきや、2割は踏み抜きます。
大烏帽子を振り返って。
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大烏帽子を振り返って。
檜倉山まであとわずかですが、いい所があったのでここで本日の行動は終了。今回投入したYAR-1。昨年双六のテン場でご一緒した方に強く勧められ、半年の入荷待ちを経て最近ようやく手に入れました。ダブルウォールにも関わらず860gと超軽量。設営も楽だし価格も安い。結露全くなし。これからはこれがメインになりそう。
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檜倉山まであとわずかですが、いい所があったのでここで本日の行動は終了。今回投入したYAR-1。昨年双六のテン場でご一緒した方に強く勧められ、半年の入荷待ちを経て最近ようやく手に入れました。ダブルウォールにも関わらず860gと超軽量。設営も楽だし価格も安い。結露全くなし。これからはこれがメインになりそう。
お楽しみのひととき。3本いきたいところですが、ヘタレのワタシは1本担ぐのがやっと。なのでちびちび味わいます。
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お楽しみのひととき。3本いきたいところですが、ヘタレのワタシは1本担ぐのがやっと。なのでちびちび味わいます。
暮れていく平ヶ岳を眺めながらちびちび。
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暮れていく平ヶ岳を眺めながらちびちび。
大源太山と苗場山を眺めながらまたちびちび。
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大源太山と苗場山を眺めながらまたちびちび。
谷川〜平標を眺めながらちびちび。西に雲が多くてこの日はアーベントはなし。
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谷川〜平標を眺めながらちびちび。西に雲が多くてこの日はアーベントはなし。
2日目の朝です。予報と違って高曇り。モルゲンもなし。
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2日目の朝です。予報と違って高曇り。モルゲンもなし。
テン場から5分で檜倉山頂に。やっぱりこっちの方が良かったかな。
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テン場から5分で檜倉山頂に。やっぱりこっちの方が良かったかな。
本日歩く巻機山までの稜線を俯瞰。1座目の柄沢山がキツそう。
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本日歩く巻機山までの稜線を俯瞰。1座目の柄沢山がキツそう。
クラックを避けて藪の稜線へ逃げる場面が多数。
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クラックを避けて藪の稜線へ逃げる場面が多数。
とにかくクラックが多いんです。
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とにかくクラックが多いんです。
振り返ると中央に大好きな万太郎山。
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振り返ると中央に大好きな万太郎山。
丈が短いので漕ぐほどではありませんが、ボディーブローのように効いてきます。
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丈が短いので漕ぐほどではありませんが、ボディーブローのように効いてきます。
朝一からハードプレイをこなして柄沢山に登頂。ここから2人分のトレースとスキーのトレースが出現。4/12のレコの方のでしょう。
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朝一からハードプレイをこなして柄沢山に登頂。ここから2人分のトレースとスキーのトレースが出現。4/12のレコの方のでしょう。
ここから巻機山までは穏やかそうに見えます。しかし、今日は胃の調子が悪く、行動食が喉を通りません。
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ここから巻機山までは穏やかそうに見えます。しかし、今日は胃の調子が悪く、行動食が喉を通りません。
柄沢山を振り返って。
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柄沢山を振り返って。
本日2座目居頭山。あと3つ。
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本日2座目居頭山。あと3つ。
藪歩きはしつこく続きます。
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藪歩きはしつこく続きます。
米子頭山まであと少し。
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米子頭山まであと少し。
米子頭山に到着。
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米子頭山に到着。
あと2つ。
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あと2つ。
栂ノ頭手前はなだらかですが、朝にパスタ食べただけで水しか飲んでないのでふらふら。
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栂ノ頭手前はなだらかですが、朝にパスタ食べただけで水しか飲んでないのでふらふら。
栂ノ頭で絶対休むと決めていたのに、なぜでしょう、巻機山が眼前に迫るとヨレた足が自然と前に進みます。
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栂ノ頭で絶対休むと決めていたのに、なぜでしょう、巻機山が眼前に迫るとヨレた足が自然と前に進みます。
これを登り切れば。
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これを登り切れば。
見えた!
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見えた!
ついに巻機山山頂に!
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ついに巻機山山頂に!
朝日岳から足元まで続く上越国境稜線を眺めながら感慨に浸ります。ここを歩き通したのだな...
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朝日岳から足元まで続く上越国境稜線を眺めながら感慨に浸ります。ここを歩き通したのだな...
2日間ずっと励ましてくれた尾瀬の山々。
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2日間ずっと励ましてくれた尾瀬の山々。
越後三山。
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越後三山。
まだニセ巻機山への登りが残っているのでした。無粋なヤツ。
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まだニセ巻機山への登りが残っているのでした。無粋なヤツ。
でもニセ巻機山は上越国境稜線の良い展望地。最後にしっかり目に焼き付けます。
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でもニセ巻機山は上越国境稜線の良い展望地。最後にしっかり目に焼き付けます。
下りでズボりまくっていたら、なんとアイゼンがいつの間にか外れていました。がーん。修理したばかりだったのに...
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下りでズボりまくっていたら、なんとアイゼンがいつの間にか外れていました。がーん。修理したばかりだったのに...
桜坂駐車場まで降ってきました。
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桜坂駐車場まで降ってきました。
春ですね〜
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春ですね〜
清水バス停でフィニッシュ。
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清水バス停でフィニッシュ。
強くなりましたねぇ!充分、復活してますよ。
単に体力面だけではなくて、精神面にも強いです。
ソロ雪山テン泊山行では、
さまざまな酷い局面で、心が折れる場合がよくありますが、
折れそうで、折れないところが凄いです。
ちょっと、ナルシストが入ってますが、
まあ、これも、あんさんの愛嬌ですね。
お疲れ様でした。
クマ
念願の上越国境稜線を歩き通せて大満足です!
体力的にはだいぶ戻った気がしますね。
精神的にはどうでしょう?
今回かなりしんどかったのですが、楽しさの方が上回ったので頑張れました。
自分の場合、多少の困難な状況があった方がいいみたいです。
ナルシスト…
うーん、否定できない…
巻機山までの魅惑の稜線!
先日お伺いした通りの有言実行、流石でございます。
今年は雪が多めとはいえ、やはりこの時期は中々大変そうですね。
まだ山へのモチベーションが上がらない所はあるのですが、このルートは歩いてみたい場所の一つなので、歩く体力がある内に行ってみたいと改めて思いました。
次は、尾瀬からの魅惑の稜線でしょうか?
次回レコも楽しみにしております!
ついに歩いてきましたよ〜
思ったよりも大変でしたが、素晴らしい稜線でした!
ぜひ歩いてみてください。
cさんなら日帰りかな?
はじめまして、RaVieEnRoseと申します。
ちょうど同じようなタイミングで上越国境稜線を歩いており
タイムラグはありますが、私も巻機山でグッときておりました。笑
kanosukeさんが歩かれた上越国境稜線も素晴らしいですよね
こちらからも良く見えており柄沢山が存在感ありました。
ただ、今回雪の状態が少し嫌らしく感じませんでしたか?
最後に勘違いかもしれませんが、落とされたアイゼンですが
桜坂駐車場付近にあったように思えました。
私が撮った写真にも写っていたと思いますので、良かったらダイレクトメッセージに送信いたしましょうか?
RaVie
魅力的な山行をされ、時々レコを拝見させて頂いてたので、コメント頂けて嬉しいです。
あちらの上越国境稜線でしたか〜
こちらからも巻機山から丹後山への稜線がよく見え、いつか歩いてみたいなと思ってました。
でも、レコを拝見すると、こちらよりもずいぶん悪そう。
確かに今年はクラックが多くて条件よくない気がします。朝日岳でお話しした地元の方もそう言ってました。
桜坂駐車場にアイゼン⁉️
たぶん私のですね。(アイゼン落とすようなうつけ者が他にいるとは考えられない)
送信お願いします!
ところで私も近々尾瀬へ行くつもりなので、お会いできたらいいですね〜
上越国境稜線、よいですねえ。
私は2011年に単独で歩いて、とっても良かったので
翌年に長男を誘って二人で歩きました。kanosukeさんの
写真を拝見すると、その時のことを思い出します。
私は桜坂駐車場まで下山して来た時に一番グッときました 笑
コメントありがとうございます!
youtaroさんも歩かれてたんですね。
しかも2回も!
確かにまた行きたくなる稜線ですよね〜
しかし、塩沢駅まで歩くとは、さすがです。
息子さんと行かれたのも羨ましい。
一生の思い出もんですね。
youtaroさんの雪山レコ、また見たいな〜
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