離島歩き「式根島」〜白砂清松・温泉・島ごはん

2025年03月21日(金) 〜 2025年03月22日(土)

• GPS: 07:34
• 距離: 22.6km
• 登り: 683m
• 下り: 709m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:42
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:05

距離 15.9km 登り 548m 下り 543m

9:42 民宿「きろく」
10:23 泊海水浴場
10:23 10:34 大浦キャンプ場
10:41 10:44 中の浦海水浴場
10:59 11:03 カンビキ山
11:52 唐人津城
11:52 11:54 隈の井
12:04 御釜湾第一展望台
12:56 御釜湾第二展望台
12:56 御釜湾第三展望台
12:56 12:59 地鉈温泉
14:47 足付温泉
14:47 松が下雅湯
14:47 みやとら
14:47 民宿「きろく」

2日目

• 山行: 2:12
• 休憩: 0:17
• 合計: 2:29

距離 6.6km 登り 135m 下り 166m

7:47 民宿「きろく」
8:45 松が下雅湯
8:45 足付温泉
8:45 9:02 地鉈温泉
10:16 湯加減の穴
10:16 みやとら
10:16 野伏港（観光協会）

天候

晴れ　初日は強風

アクセス

利用交通機関：

船

・新島→式根島　大型客船さるびあ丸　20分（単発切符購入）
・式根島→新島　連絡船にしき 13分　（69トン・最大100名と小さな船なので、豪快な船旅が楽しめます）
・東京への帰路は、ジェットフォイル船が全便欠航→大型客船に人が集中→通路まで人があふれる、さながら難民船のような混雑ぶり…。

コース状況／危険箇所等

遊歩道…整備されていますが、木々が生い茂り、視界はほとんどありません。景勝地、展望台からの景色は絶景でした。野生生物、虫類とは出会いませんでした。

その他周辺情報

・シーズンオフで開いている店は少ないです。
・特に食事難民にならないように、スーパーで早目の確保または弁当予約の行動が必要です。
・3つの海岸露天風呂は要水着。水シャワーしかないので、ペットボトルに水を入れ、温泉で温めて洗い流すのがオススメのようです。（うち、2つは潮の満ち引き時間の考慮が必要）

写真

3/21 8:22

【3日目】本日も強風のため、宮塚山（新島最高峰）歩きをキャンセルし、式根島での歩行に集中することにしました。
今日は予定通りにやってきました。

3/21 8:31

乗船時間は僅か20分ですが、アサインされた2等和室に荷物を置きました。10人部屋ですが私しかいません。

3/21 9:05

式根島・野伏港に到着すると、宿泊先（民宿・きろくさん）の女将さんが迎えに来てくれました。

3/21 9:42

乗下船時間に合わせてチェックイン／アウトできるように配慮いただきました。
9:30には部屋に案内され、早速島内一周の身支度をしました。

3/21 9:53

島歩きのたのしみのひとつである「買い食い」…
地元食材を使ったお弁当やパンで人気の池村商店にお邪魔しました。

3/21 9:59

お弁当はほとんどなく（日によって種類・数量が違うようです）、昼食用に明日葉の粉末がまぶしてある揚げパンを購入しました。（旨し！）

3/21 10:05

島の周回道路を進みます。車や人の往来はほとんどありません。
人口は500人足らずです。

3/21 10:08

泊神社に立ち寄り、安全祈願しました。（最近、アンラッキーな出来事が多発しているため）

3/21 10:13

ガイドブックにも掲載されている泊海水浴場。
エメラルドブルーの入り江がとても美しいです。

3/21 10:25

こちらは大浦海水浴場。磯が多く、洞窟っぽいのもありました。

3/21 10:31

ここから周回散策路に入ります。

3/21 10:32

やっとヤマレコらしい雰囲気になってきた。

3/21 10:42

中ノ浦海水浴場。ここもとても美しい情景が広がります。

3/21 10:46

やはり、山歩き派としてはこんなトレイルを期待していました。

3/21 10:51

目指すは最高峰・カンビキ山（標高98.5m）
ハイマツ系の植生も多くみられます。

3/21 10:57

東京新百景・カンビキ（神引）山展望台からの眺め！
リアス式海岸の入り組んだ海岸線とエメラルドブルーの海が美しすぎる…

3/21 11:37

唐人津城（とうじんずしろ）に到着。「津城」とあるけど城跡ではなく、「人や魚が集まる所」という意味の昔言葉です。
それまでの生い茂った樹林帯とは一転して荒涼な大地が広がります。

3/21 11:26

ここもコーガ石のようですが、黒色系が多く、新島とは組成が異なるようです。

3/21 11:32

この先は絶壁で、、、かつ、立っていられないほどの強風が吹き荒れています〜

3/21 11:55

隈の井（くまのい）からの展望。
ちょっと窪地になっていて、雨が降ると池？ができるのだそう。

3/21 12:00

うっそうとした常緑樹林帯を進みます。
野生動物がいなそうなので安心して歩けます。

3/21 12:04

御釜（みかま）湾第1展望台からの眺め。
立派な展望デッキがあります。

3/21 12:18

御釜湾第2展望台からの眺め…。
遠方に神津島が見えます。

3/21 12:25

御釜湾第3展望台からの眺め…。

3/21 12:51

海中温泉の旅？
やっと秘湯「地鉈温泉」を見つけた。

3/21 12:53

急階段を海岸線まで降りていきます。
大変よく整備されており、夜間照明もついています。

3/21 12:58

運悪く干潮時間帯になってしまい、、、入湯できず…
源泉は78度あるので、潮の満ち引き加減で源泉と海水が混ざり、適温になったところで入るという仕組みです。

3/21 13:14

2つ目の足付温泉。外傷に効能があるという「外科の湯」。
一時的なのか、温泉が湧いている様子はなく、小魚が泳いでいました…

3/21 13:23

最後は松が下雅の湯…こちらは整備バッチリです。
3つの浴槽と足湯があり、海水と混ぜ合わせることによって湯温が調整されています。

3/21 13:43

こちらが湯温最適な中段の湯。
源泉は地鉈温泉なので、茶色な温泉です。（白系は染まってしまいます）

3/21 13:31

早速、入湯！！！。なんと贅沢な露天風呂でしょうか！
先客（若い女性）が数名おり、恐縮しながらご一緒させていただきました。（スイムウェア着用厳守）

3/21 17:59

民宿・きろくの夕食です。
今回の行程で最初で最後の豪華な食事（笑）

3/21 17:59

なめろう（魚の種類は失念）

3/21 17:59

たたき（魚のすり身）の入った鍋。
出汁がよくでていました。

3/21 17:59

島らっきょう。

3/21 17:59

かさごのあんかけ。うまし！

3/21 17:59

刺身の盛り合わせ

3/22 5:58

【4日目】最終日。少し早起きして近くのぐんじ山展望台でマジックアワー見学。昨夜はここで星空観賞しました。

3/22 6:56

ザ・朝食。もちろんご飯はお代わり！

3/22 8:11

出港時間まで3時間くらいあるので、荷物は港まで回送いただき、身軽で再度温泉巡りへ。

3/22 8:14

昨日の逆ルートで、最初に松が下雅湯に立ち寄り。
着替えは宿において来てしまったので足湯で我慢。

3/22 8:45

昨日のリベンジで、再び地鉈温泉に向かいました。
今度はバッチリな時間ですが、、、着替えがなくて入れず。

3/22 8:46

今朝は源泉からの勢いが良い！
温泉卵作れそう。

3/22 9:01

何が来るたびに源泉、湯壺の底からブクブクと吹き出す温泉、海水が混ざり合い、まさにいい湯加減。（4，5名の方が入っていました）

3/22 9:11

こちらは、地鉈温泉の湯加減を確かめる噴気孔＝「湯加減の穴」。恐る恐る手を突っ込んだところ、適温でした。
生きている島ですね。

3/22 9:14

予定していた式根島温泉「憩いの家」は改修工事完了遅れで利用できず…

3/22 9:29

式根本道ですが、、、細い生活路です。
とにかく坂道が多いです。

3/22 9:29

要所に標識があるので安心。
新島から出の日帰りでも十分楽しめる大きさです。

3/22 9:32

スーパー「みやとら」
お弁当、お惣菜に加え、お土産も購入できます。
予約したお弁当をとりに来ました。

3/22 9:36

朝はたくさんのお弁当、お惣菜が並んでいます。
おにぎり150円くらい。お弁当500〜800円くらい。

3/22 9:54

静寂な空気に包まれる野伏港。
夏は観光客ですごい人なんだろうなあ…と。

3/22 9:57

さるびあ丸遅延の時間を利用して、連絡船にしきに乗船できるチャンスが到来しました！

3/22 10:11

野伏港の東海汽船案内所で運航状況を確認。
ジェットフォイルが全便欠航となり、さるびあ丸への切替が殺到。電話すらつながらないとのこと。

3/22 10:16

観光案内所でにしきのチケットを購入がてらお土産を物色。コーガ石のインテリアほしかったが、再来訪時に新島の石山で石拾いして自分で加工しようと思います。

3/22 10:50

にしき船内…100人乗りの船内はカーペット敷(酔った人用？)、椅子席、デッキ席があります。

3/22 10:51

乗船客は10人くらいでした。
港から出れば豪快なハンドリングを楽しめます！
（後方デッキがあります。たっぷり波しぶき浴びられます）

3/22 12:18

エメラルドブルーの海ともお別れの時間が来ました。
竹芝桟橋行きのさるびあ丸は約30分遅れで出港。

3/22 12:32

船内で明日葉弁当をいただきます。
明日葉ご飯、明日葉のごま和え、明日葉焼印の入った卵焼きなど。島旅の締めくくりに相応しいです

3/22 13:12

利島は風が強いため、寄港中止になりました。
ここも行ってみたい島のひとつです。（山頂まで行けるようです）

3/22 13:17

やることもないので満員の船内へ。
登山用のマットを敷いている人が多い印象です。
持ってくればよかった…

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7 Canon

感想

みきちゃん

・足掛け4日の島旅の3日目、4日目は式根島に行きました。（初上陸）
・今回の行程は天候（この時期の強風による海上荒天）に翻弄され、柔軟に予定変更する必要がありました。
＝＝＝
・式根島歩き：周回して約15kmくらい。徒歩で約5時間で回れました。（温泉込）
　（電動アシスト付きのレンタサイクルもあります）
・ガイドマップ＋案内標識で迷うところはありませんでした。
・展望台が各所にあり、風光明媚な式根島の情景を堪能することができます。
・温泉は屋内1か所（休業中）、屋外3か所（うち2か所は潮の満ち引きの時間計算が必要）です。地鉈温泉と松の下雅の湯は夜間照明もあります（24時間利用可）ので、懐中電灯持参すればさらに安心と思います。
・適度なアップダウンの散策路、自然豊かな島風景、おいしいごはんで満喫した島旅でした！