隧道さがしと飛連山


- GPS
- 05:54
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス | 両子山駐車場をお借りしました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
急登、不明瞭ありますが、基本危険はなさそう。 ただし、国東の隧道は非常にもろく、落盤の危険が高いので一人で入るのは危ない。 |
写真
だけど、今の地理院地図の破線は東へ。明治の地図も東へ。昔の地図ほど歩道の精度が高いので、地図を信じて東へ。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
針金
テーピングテープ
細引(設営用)
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
マグライト
予備電池
ポータブル充電機
GPS
筆記用具
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ストック
ビーコン
サバイバルシート
ツェルト
ペグ8本
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感想
今日は空港に用事があったので国東へ。せっかくここまで来るので早朝に用事を済ませて以前から温めていた隧道探しと古道巡りの企画へ。
国東半島は岩山が多いが、それをうまく巻くようにたくさん古道が張り巡らされていたようです。今の技術になると尾根を強引にぶち抜いてトンネルとなっている場所が多いけど、昔の手彫りだと稼げて20m程度なので限界までトラバースで高度を稼いで最後だけ隧道にするなど昔の人の工夫が窺えます。
今回訪れた隧道跡は両子から並石へ行く道中の峠に作られた長さ15m程度の手彫りの隧道だったようです。120年前の地図には二重線の幹線道路をしてしっかり書かれているが、その後すぐ近くの今の走水峠の道(この道は120年前では単破線なので歩道扱い)のみに変わった。70年前の地図にはその存在自体抹消されているのでその頃には誰も通らなくなっていたと思われます。ほかの地図に載っていない隧道と比較しても完全に圧壊し痕跡しか残っていないことから特筆地盤のもろさが目立つ場所だったのでしょう。交通の流れを今の走水峠へ変えて正解だったと思います。
由ヶ迫越の道も二重破線で書かれていて昔はそれなりの交通量があったと思われます。山腹をきれいに巻いて峠を何度か越える道で、大部分は林道へ転化されていた。
奥台集落を通る奥台古道(仮称)も大部分が林道へ転化。成仏越古道も拡幅舗装され大部分が近代化を受けていた。残された成仏越区間は古道が残っていそうだったけど、今回は時間の都合でスキップ。
国東半島の中心部もかなり充実してきているけど、伊美山付近の徒歩県道など面白そうな場所がたくさんある。またまた計画書が増えていきそうな気がします。(現段階で蒸留中の計画が90件ある・・・)
体力 ★★☆☆☆
傾斜 ★★★☆☆
不明瞭度 ★★☆☆☆
危険度 ★★★☆☆(落盤注意)
薮指数 ★☆☆☆☆
岩指数 ★☆☆☆☆
天気 A
コメント
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久しぶりの国東、お疲れ様でした。
国東の山はほぼ済んだのかと思っていましたが、古道&隧道探索がまだ残っているのですね。楽しみにしています。最近はらるさんの軌跡を追って、国東の里山を1座毎に歩いています。
一昨日、国東のオガタマノキの花を観てきました。今年はお花が遅くて隣の花桃はまだでした。https://yamap.com/moments/1298409
国東はおおかた有名な山は登り切っていますが、マイナーピークは外周部を中心に結構残っています。国東に頻繁に行っていたのが結構前ということもあって、今のようにルートにこだわらず一般道メインで歩いていたので、めぼしい古道はほとんど未踏なんです。
次の秋が待ち遠しいですね。
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