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Yamareco

記録ID: 793608 全員に公開 沢登り 丹沢

神ノ川水系 平石沢左俣

情報量の目安: S
-拍手
日程 2016年01月09日(土) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候晴れ時々曇り(遡行にまったく問題なしです)
アクセス
利用交通機関
車・バイク
神ノ川林道/平石沢出合 山の神祠横路肩
・10台近く
・トイレ、登山届は500m先の神ノ川ヒユッテで
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...

コースタイム [注]

山の神11:08−
平石沢左俣−
14:25Co940m平岩−
14:35平石沢右岸尾根Co990m14:50−
15:40日蔭沢橋−
15:48山の神
※遡行図取りながらで立ち止まりながらなので遅いです
コース状況/
危険箇所等
■平石沢左俣
  神ノ川流域においては初級の沢。
  水量はそこそこあるが今回はほぼ足も濡らさず。
  最後まで詰めると急峻な涸棚となるので940m辺りで右岸植林帯の尾根へ。
  遡行グレード:1級

/瀬寮醂啼擦療犒襪盍轅したが凍結箇所もなく問題ありませんでした。
 神ノ川ヒユッテの500m手前、山の神の祠横に路肩があるので駐車。
 山の神の手前に流れ込んでくるのが平石沢。
 右から入りカーブした石積み小堰堤、岩3つが並列した1.5m小滝、
 2段2m、2段2m、左側が5m岩の2段2条2.5m、2段小インゼル状1.5×3m
 2段1.5mと時折ゴルジュとなる小滝が続き、3段3×10mナメとなる。
 沢が右(北西)に曲がると、2mと2条7mのようやく大き目の滝が現れる。
 この滝の2条の流れはCo580m二俣の流れがそのまま一つの滝となっている
 いわゆるジャンクションフォールで水量比は7:1と左俣の方が圧倒的に多い。
 足を濡らしたくないので、右をへつり、右側の流芯沿いに登る。(卦蕁棔
 そのまま界尾根状を登って、左俣の2条4×7m滝と石積み堰堤を巻いた。

沢は西南西向きでひとつ石積み堰堤を左から越えると炭焼き跡がある。
 右、左に小規模な青ザレを見て、615m辺りで沢は北西に向きを変えると
 少しで625m二俣状となる。水量比は1:10で左沢は水もチョロチョロ程度。
 2つの流れの間は低い台地状となっていて、右沢の奥には2段14m(6+8)
 滝が堂々と流れ落ちていた。
 上段は放物線を描くように空中に飛び出している。
 両岸の壁ともいかにも脆く悪そうなので直登はまず厳しいであろう。
 左手の尾根から高巻くことにする。
 落ち口よりも数m高くなった辺りで右上気味にトラバースしていけば
 20m上流にさほど苦労なく下りられる。

B臑譴魎き終えるとしばらくは平凡な渓相となる。
 夏なら木々の葉が上部を埋めているのであろうが、冬の沢は葉も散り空が広い
 のがよい。
 こんな冬にこんな沢を遡行する人もおらず気持ちよく遡行していけば
 3m滝(右卦蕁檗法4m壁滝(右巻く教蕁棔法3段2×5m(右巻く教蕁法
 2段2×4m(左カンテ卦蕁法△修靴2条4mの石積み堰堤(左隅)、
 中央が1m程度の低い石積み堰堤と続いていく。

け當蘊紊魯粥璽蹐箸覆Co750mで右手(北西)から荒れたナメとその上に石積み
 堰堤を持つ急な涸れ支沢が合わさる。
 本流の左沢には凹状の石積み堰堤。
 この二俣状はガレゴーロの押し出しとなっている。
 この辺から沢は押し出しガレで荒れた様相を呈しながら、4×15mの流芯は
 一部茶色のヌメリ苔があるナメ滝。
 浮石に注意しながら流芯を登っていく。(教蕁棔
 すると水量比1;2の二俣状で支流と思われる右沢の方が水量がやや多いが
 どうやら右沢はすぐ上の左側から割と豊富な湧き水滝になっているようだ。
 本流の左沢には登りにくそうな2段5m(2+3)なので、ガレ気味の中間尾根
 を上がり倒木伝いにキックステップで下りた。
 左沢へ下りるところにも黒苔壁から湧き水帯となっていた。
 下りた先の3m滝は左から取り付きステミングから右足ハイステップで登る。
 (卦蕁
 ここで水は完全に涸れてしまった。

イ海海らは涸棚が連続していく。
 2段3m棚(教蕁棔法∪仞僂澑當蕁丙原教蕁棔法3段6m棚(2+1+3)
 を越えるとCo820m二俣状だった。
 右沢は3段20m程度の涸棚、左沢は3m涸棚で、その中間尾根状には赤白の
 県界標が見える。
 沢は傾斜を増し断続的に涸棚が続く。
 4m、2m、8×15m棚(いずれも教蕁棔法⊂緝瑤左傾き岩状の3m(卦蕁
 ここで沢は西南西から西に向きを少し変え、右下向き層状壁の5×8m棚(掘次
 さらに沢は北西に向きを変え、8×15m棚(供棔∈脳綯覆里澂掘檗法
 3m(掘檗法6×12m(供棔法2m(供棔法
 再び西南西に向きを変え、沢の真ん中に3mほどの平岩が出てきた。
 この岩を越えてもういい加減に右岸の植林尾根に取り付いた。
 このまま尾根に詰め上げれば大岩沢左俣と平石沢との界尾根である日蔭沢新道に
 出られるはずである。
 尾根に逃げながら平石沢を振り返ると、上流は急峻なくの字状30m×50mは
 ろうかという涸棚となっているのが見えた。下からでは10×20m程度かなと
 見えなかったが、右に曲がっていたので上はわからなかったのだ。

植林帯を南南西に詰め上げ990mラインを南南東へトラバースして日蔭沢新道
 らしき森林作業径路に出た。
 過去この径路を下降したことがあったので安心していたのだが、Co900m少し上
 から南東方向の尾根に向かうが、踏み跡らしき欠片も見つからない。
 植林帯なので作業径路くらいあってもよさそうだが、しばらく入っていない
 のかなぁ。
 所々出てくる県界標赤白柱を目安にするも、結構急で尾根形もあまりはっきり
 しない。
 それでも葉が落ちた冬だからこそ確認できた神ノ川ヒユッテ方向に向かっている
 ので、あとはコンパスさえ信じれば、どんなに急峻なザレ場が出てきても
 何とかはなる。
 南東または南南東方向の急かつ浅い尾根を選択しながらサイドキックステップ
 切りながら下降すると、750m辺りから進行方向左手は大きな青ザレで構成
 される日蔭沢の支流が出てくる。
 えぐれに気を付けながらどんどん下ると、ようやく下に日蔭沢のゴーロ帯が
 見えてきた。
 最後は植林内に張られたトラロープ沿いに東へ進むと神ノ川ヒユッテの北対岸を
 通過し旧日蔭沢橋に出た。
 以前はこの日蔭沢新道も昭文社のエアリアに赤破線ルートとして記載されていたが
 最近は消失している。
 それでも何らかしらの径路はあってもよさそうなのだが、地形図の記載とは
 違っているのかもしれないし、または全体的に崩れてしまったのかもしれない。
 以前歩いたときにはたしかに下部がわかりにくかったと記憶しているのだが
 こんなにわかりにくかったっけ。
 沢遡行よりも下山の方が核心だったかも。
 一般ルート下降なら、鐘撞山から神ノ川林道に下りる方がよいであろう。

■丹沢限定沢登り記録集および沢登り、クライミング、読図講習等
 http://mt-farm.info/
 (kamog主催)
 
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図 [pdf]

写真

山の神祠横の路肩
2016年01月09日 11:02撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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山の神祠横の路肩
山の神案内
2016年01月09日 11:03撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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山の神案内
平石沢出合
2016年01月09日 11:04撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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平石沢出合
1
入渓します
2016年01月09日 11:06撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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入渓します
580m二俣手前の2条7mジャンクションフォール
2016年01月09日 11:34撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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580m二俣手前の2条7mジャンクションフォール
3
右流芯をクライミング
2016年01月09日 11:36撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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右流芯をクライミング
2
ヌメリはなかった
2016年01月09日 11:39撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ヌメリはなかった
こちらは左俣
2016年01月09日 11:40撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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こちらは左俣
1
こちらは右俣
2016年01月09日 11:41撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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こちらは右俣
2段14m(6+8)大滝
2016年01月09日 12:08撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2段14m(6+8)大滝
1
左の尾根を巻く
2016年01月09日 12:32撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左の尾根を巻く
沢に戻れる
2016年01月09日 12:36撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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沢に戻れる
1
4×15mナメ滝
2016年01月09日 13:08撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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4×15mナメ滝
1
荒れている
2016年01月09日 13:12撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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荒れている
右は湧き水
左が本流
2016年01月09日 13:13撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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右は湧き水
左が本流
振返れば風巻ノ頭と奥に袖平山
2016年01月09日 13:21撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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振返れば風巻ノ頭と奥に袖平山
1
3m平岩
この上で左の植林に逃げました
2016年01月09日 14:17撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3m平岩
この上で左の植林に逃げました
その上流部は30×50mほどの涸棚が続いている
2016年01月09日 14:23撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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その上流部は30×50mほどの涸棚が続いている
日蔭沢新道のはずだが
2016年01月09日 14:34撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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日蔭沢新道のはずだが
はっきりしないなぁ
2016年01月09日 14:51撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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はっきりしないなぁ
旧日蔭沢橋に出た
2016年01月09日 15:44撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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旧日蔭沢橋に出た
新年2回目の沢登りでした
2016年01月09日 15:51撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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新年2回目の沢登りでした

感想/記録
by kamog

この冬の暖冬で1月でも快適な遡行ができました。
平石沢、詰めは荒れた涸れ棚の連続だけれど
初級の沢としてはなかなか小粋で楽しめました。
日蔭沢新道下降ってこんなに踏み跡なかったっけ?
って、過去を帰ってから思い起こしてみたら
「あ〜そうだ、地形図の記載と違うんだ」ってこと思い出した。
地形図では標高1130mから東南東尾根にルートが記載されているのだが
本当は南南東尾根に付けられているのをすっかり忘却していた。
道理であまりにも悪いわけだよ〜。
まぁそれはそれでよいけれどもね。
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