金山 茂倉尾根↑↓


- GPS
- 08:46
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,474m
- 下り
- 1,459m
コースタイム
天候 | 快晴、尾根上は風強く |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
大海川積雪は十分、側壁からのデブリもこの時点では少な目だった。 |
その他周辺情報 | 大草連近くの民宿【あいざわ】に宿泊。食べきれないくらいの夕食が付いて一泊税込7000円、リピーターにはビール1本サービスでオススメです。電話予約のみなので比較的いつも空いてます。 |
写真
感想
雨飾や妙高などの中心にある展望の山、金山に行ってきました。数年前に行ったときは尾根に乗り上げたところで時間切れリタイヤでした。近年は残雪期が少なくチャンスを狙っていましたが、今年は当たり年でしょう!KMSCメンバーはA松さん、T山さん、M島さんとの4人です。ではではGO!
関西を前夜21:00発、糸魚川で仮眠を取って6:30に山田旅館を出発。準備していると車が1台、ソロの方に声をかけられる。なんと金山を目指すそうで心強い。お先に出発する。早速、ショートカットしようとしていきなりミスって鎌池まで登ってしまう。スミマセン💦
雨飾キャンプ場を過ぎるとトレースは前日のものと思われるものは1本だけ、多くの方は雨飾P2に向かってるようです。大海川に降りたところは平原状、巨木が印象的です。心配していた川底ですが、やはりところどころ穴が開いているも十分通過できます。一安心。雪面は数日前に降った雪がいい感じにモナカになっている。登る分にはいいけど滑りにくそう。下山時には緩んでいるといいのですが。
長い谷底歩きを経て黒滝分岐を右、次の分岐を左、大倉沢を離れ、茂倉峰に登る沢へと進む。前日のトレースは茂倉峰を経由するようで、ずいぶん左に寄っていく。僕らも追い過ぎてしまったので右に修正、1701P方面を目指して大斜面の急登をこなす。モナカ気味でクトーが気持ちよく効いて楽々乗り上げることができた。例のソロの方と話していたら、東京の山スキー同志会の方ということが判明、共通の知り合いもいてビックリ、友だちの友だちはすぐつながってる?
尾根に乗り上げると風は強く、雪面はデコボコしてきた。堅くはなくていい感じ。振り返るといよいよ雨飾がかっこ良く見える。強風が背中から押してくれるので気持ち楽?に登れる。途中雪団子が出来て苦労したけどなんとか山頂ゲット。
山頂の展望は素晴らしい。北に昼闇、焼山、西は雨飾が眼下に見える。お互い写真を撮りあって喜んだ。東に妙高が見えたはずですが強風のため見に行くのを忘れた。
さあ、お楽しみの滑走、尾根は広く滑りやすい、雨飾に向かってのスキーは爽快そのもの、スキー万歳!
登るときには気にならなかった小さな小尾根の分岐は基本雨飾に向かっていくのが正解。確認しながら細切れに滑走するもあっという間に大斜面のとこに戻ってきた。モナカぽかった雪面は表面が緩んで滑りやすそう、反面ちよと雪崩の不安もあって樹林のとこからエントリーしたらバームクーヘン大量発生、どうかなー?ズレる感じはなさそうなのでオープンのとこに出て滑走、ここも良かった!
降りたところで大休止、楽しかった。後は長い谷底手漕ぎ滑走と林道を経て下山、お疲れ様でした。
神戸山スキークラブでは一緒に楽しめる仲間を募集しています。比較的緩い山行が多いです。雪が無い期間には登山や沢登り、サイクリングなどオールラウンドな活動を行っています。「まず安全、仲間と楽しく」興味のある方は →
http://kobeyamaski.sakura.ne.jp/index.html
神戸山スキークラブ(KMSC)のmametaさんに誘っていただき、久しぶりにKMSCのメンバーと遠出の本気の山スキーに行く。土日の二日間の予定だが、飛び石の金曜日も休んで4連休にしてゆっくり準備した。金山はルートを見ただけでも遠そう。最近は運動もしておらず、体力面の不安があるが、今シーズンはコロナ以降では一番頻繁に山スキーに行っているので(逆に山スキーにしか行ってないが)、なんとかなるだろうと考える。板は軽いcoombackで行きたかったが、シールのグルー張替えがうまくいかず、今シーズンからずっと出動しているpon2oonを今回も使用。
日の出から少し経った頃に出発。少し進むと台地上から谷に入る。谷はところどころ割れていたが先行者のトレースを進む。先行者とはこの日出会わず。あとで記録を拝見すると復路は別の谷を下って降りていた。超絶早い。尾根に乗り上げる地点は茂倉山の少し東。ここで急であったのでクトーを装着する。今シーズン一緒に行っているYさんからクトーは絶対に必要と言われ、太板なので17000円もしたが買っておいて良かった。というか先週も細板だったがクトーを使った。KMSCで行く山はクトー必須。初めてG3のクトーを使用したが脱着が楽。ボレーは逝ってよし。
稜線は風が強い。自分一人だったらびびってここでサクッと撤退だが、そのまま進むと山頂へ。6時間の登りは久しぶりの長時間行動。山頂からは妙高の眺めが素晴らしい。シール・板が飛ばされないように気を付けながら滑走準備。特に板をはめるときにブレーキがないので、先にリーシュを付けてから板を履く。
ここからがお楽しみの滑走だが、最初は稜線を下らないといけない。そこまで細い稜線ではないが、自分にとってはまだまだ試練。ゆっくりと慎重に下るが、他の方はうまく滑って、Aさんなんか飛んでたりした。ようやく稜線から下るところでは、気が抜けたこともありコケる。どうしても体全体が外傾になってしまい、 外足荷重が強くなりすぎてるのが原因かな。雪はぐずぐずだが、もう少しうまく滑りたい。
谷に降りてからは手漕ぎで進む。途中で一度シールを付けるが、林道に合流してからは再度シールを外して滑走。登りと滑りで脚を使っているので、筋肉が限界。下りは登りの半分の3時間弱で到着。9時間行動で久しぶりのハードな山行だった。こういう山行はやはり一人では行きにくく、仲間がいると安心です。
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