葛川越から春の堂満岳へ


- GPS
- 06:38
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,441m
- 下り
- 1,440m
コースタイム
天候 | 予報通り、朝はガスがかかってましたが晴れてきました。下山時にはまた曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪がところどころありましたが来週には消えそうです。南斜面には残っていません。 |
写真
感想
春分の日に足攣りでのたうち回った大岩谷への下山。リベンジというか、元気な脚で歩きなおしたいと思って再度行ってみることにしました。なんか同じところに連続で行くというパターンが多いような気が(^^;)。
久々に湖西線で志賀駅へ。車と違ってアプローチが長いのは仕方ない(^^;)。まあ和邇から権現山よりはましですわな。国道に入り荒川交差点を左に折れて進みます。ちなみに楽ルートだと志賀ランプへの車道脇がルートになりますが、路側帯が狭くて車が多いので怖いです。なので避けました。
林道を歩いて登山口へ。その手前で先週の中谷左俣が見えました。あっちもほぼ雪がなくなっているので、グリーンシーズン到来ですね(^^)。一応最低限の用意はありますが出番がないかも。さて、荒川峠登山口からスタートし、2番目の看板である大岩谷分岐を目指します。
大岩谷分岐から左に進み、順調にトラバース道を進みます。いつものトラロープがある崩落地は、雪がなくなる(減る)と意外と崩落が進んでいるのがわかります。トラロープが短く感じますので。無くても行けなくはないのですが、下山で死んだ足で使ったら最後に絶望が待っているかも。って、先週のワシやないかーい(笑)!
大岩谷に到着すると、ちょっと晴れてきたのか明るくなってきました。この先は普通に葛川越えを目指します。普通にとは言いながら普通の道ではありませんが、なんか普通に感じてしまうこの頃(^^;)。古道をところどころ歩きつつ進みます。赤丸とリボンを確認しながら歩いていきます。
崩落地のトラバース箇所は毎回地形が変わっているような(^^;)。下りだと流水部から崩落地を降りてしばらくして登り返すことができますが、登りだと崩落地を中腹まで登らないといけないので今日は普通にトラバース道へ。ロープが緩くて使いにくいのと、麓側の支点の木が抜けかけててヤバいです。以前足場になる根を張っていた木は垂れてぶら下がっているし、毎回変化がありそうです。まあ落ちても死なない場所なので楽しみますか。
その先は流水部を進み、中ゆり分岐へ。先週なんであんなに苦労したんだろうというほど穏やかな渓谷(^^;)。今日は中ゆりではなく葛川越方面へ進みます。中洲のような尾根筋はすぐに大きく広がり、道も一旦発散するも赤丸を探せば目的の沢筋に導いてくれます。沢筋に戻るともう枯れ沢になり、また楽しい岩登りが始まります(^^)。
どこを歩いてもいい沢歩きは程なく終わり、道の跡がうっすら出てきます。ここからは道の跡歩き。沢を歩いてもいいのですが、支谷に引き込まれないよう普通に道跡を進みます。このあたりから雪が出てきましたが、足元が春仕様なので雪を避けて登っていきます。
空が広くなってきたと思うと程なく葛川越に到着。が、このあと烏谷山への登りが残っているのでまだ登山中。これが地味にしんどいのよね(^^;)。登るにつれ、なんか上部が白い。近づいてみると霧氷っぽいぞ。この季節に素晴らしい!はらはらと落ちる霧氷の中を烏谷山に進ませていただきました。
山頂直前で本日初めてのハイカーさんと出会いました。お互いこの季節外れの霧氷に喜びつつ、いろんな情報交換をさせていただきました。荒川峠ルートからとのことで、同じ登山口を通ってたことがわかり意気投合。こういう出会いも楽しいものです(^^)。
烏谷山からの眺望はやはり素晴らしい!春霞のためにさすがにアルプスは望めずも、白山までは見えました。御嶽はお預けやな。先にはこのあと進む予定の堂満岳が見えます。まずはそこに向かいますが、下山基調のところは北斜面になるので思ったより残雪があり、足元が悪い。おまけに広くなると道自体がどこかわからん(^^;)。
時折スマホで答え合わせをするも、ふと思う。さっきすれ違った人のトレースがないのはなんで(^^;)?え?ほんまにないんですけど?雪を避けて進まれたのか、お互いのルートを外しているのか、それとも・・。今日は風が結構ありますが、さっきより体感温度が下がった気がしてきました(^^;)。
荒川峠から先は雪が深くなってきたのでストックとゲイターを装着。スボズボはまるぜぃ。樹林帯でガッツリはまりながら南比良峠に到着。普通ならこの先の堂満岳には今の季節なら直登ルートで行くのでしょうが、ラッセルしたルートを見てみたくてしばらくトラバースしていきます。というか、これが通常ルートですし(^^;)。
全く雪がないと思えば太陽の裏で残雪たっぷりの中を越えて行き、目指した尾根筋に到着。ここをルンルンで歩けるのは感慨深い(^^)。あっという間に金糞からのルートに合流。その先も楽勝かと思いきや突然残雪と雪庇到来。突破も巻きもあり。巻きはシャクナゲとのバトル。それぞれ繰り返しますが、意外と遠い山頂です(^^;)。
そういや昨年のシャクナゲはダメでしたが、今年はなんか蕾が膨らんでて期待ができそう(^^)。まだもうちょっと先になりそうですが、楽しめるのなら楽しみたい。なんせ私がわかる数少ない花の一つですから(笑)。そしてようやく堂満岳山頂に到着しました。
眺望はさっきの烏谷山からの眺望と一緒ですわな(^^;)。お久しぶりの山頂標識が顔を出してくれてました(^^)。さて下山しますか。変なことは考えず、久々に忠実に東稜道を下山することにします。この冬の山行をいろいろ思い出しつつ下って行く。ところが植林地域まで下るとくしゃみと鼻水が爆発。私はヒノキのアレルギーはあるみたいですが杉も始まったんだろうか。いやぁね〜。
無事下山して比良駅に到着。この頃には空も曇ってきましたが、晴天のうちに稜線を歩けたのはありがたかった。久しぶりに駅前の一休に立ち寄ると、いつもの面々(^^)。電車はこの楽しみがありますね!山に人に、本日もありがとうございました!
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連れて帰って無いことを祈ります😁
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