川苔山(ウスバ尾根)


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,088m
- 下り
- 1,205m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ウスバ尾根(竜王橋取り付きから足毛岩経由登山道合流まで)は一般登山道ではありません。 しかし、道標はありませんが作業道や踏み跡がしっかりしているので、迷う様なところはありません。 また、危険個所もありません。 足毛岩からの登山道に合流した後は、一般登山道です。 赤杭尾根のエビ小屋山を降りきったところから赤杭山の少し手前までの登山道が、立派な林道に変身していました。 |
写真
感想
奥多摩駅8:35のバスに乗車し川乗橋で下車する。
天気予報で、台風の影響で雨かつ風が強いとなっていたせいか、バスは1台でも空席があるほどすいていた。
休日のこの時間のバスに数多く乗ったことがあるが、こんなことは初めて。
川乗橋BSでは、自分を含め6人が下車する。
一人は、鳥屋戸尾根に入っていった。
川乗橋のたもとで身支度とストレッチをして、8:55に出発する。
途中、先行した3人を抜き後から来たトレイルランナーに抜かれた後、竜王橋に到着。
竜王橋を渡り次の曲がり角に立つカーブミラーの裏側に作業道があり、そこから取り付く。
取り付きの岩を回り込んだところに、上に上がる作業道が見えるので、そこを登る。
少し登った後、岩が露出する下をまきながら登り、尾根を越したあたりから九十九折の道となる。
最初は細かい九十九折であるが、稜線が見えてくる頃には大きな九十九折に変わり、尾根の肩に上り詰める。
傾斜が緩くなり道もまっすぐになった頃、左前方に明るく開けた唐松林が見えてくる。
ここまで取り付きから40分かかった。
作業道は尾根筋のやや下を右側にまいて行く様になるので、ここで作業道を離れ、左側の尾根筋に移動する。
尾根筋に左後方から踏み跡が登ってきているので、それに沿って急傾斜の尾根筋を登るが、すぐに尾根が広がり植林の中の急斜面を登るようになる。
両側の稜線が狭まったくると傾斜も緩み、しばらく行くとやせた尾根にのる。
やせ尾根上の露岩交じりのこぶを3っつ越えると、道標が現れる。
道標には、ウスバ乗越・右-オオダワ、左-足毛岩と表示されている。
道標の後ろの尾根筋に踏み跡があり、それを登って行くとバラヤブがかぶさるところがあるが、すぐに終わる。
ヤブこぎを覚悟してきたのにここ以外にはなく、拍子外れ。
一旦尾根が狭まり傾斜も緩んだ後、もう一登りするとこんもりしたピークに出て少し下りもうひとつのこんもりしたピークに上り返すと、足毛岩からの登山道にぶつかる。
そこを右に折れ、10分程で川苔山に到着し休憩とする。
頂上には誰もいなかったが、しばらくして、林道で自分を抜かしていったトレイルランナーが足毛岩からの道を上がってくる。
彼は、驚いた様子で「どこのコースを通ってきたのか?」と聞くので、ウスバ尾根の道を説明してあげた。
頂上ではあと一人反対方向からきた人に出会ったきりで、休日はいつも混雑する川苔山とは思えない。
しばらく写真など撮っていたが、風が強くて寒くなったので、早々に退散し赤杭尾根を下ることにする。
曲ヶ谷北峰をおおかみずんど(狼住所)の分岐まで下ると、風が無くなり日も射してきたので、少し先の陽だまりの草地で昼食休憩とする。
休憩後、のんびり赤杭尾根を下っていったが、エビ小屋山を下りきったところでいきなり林道に飛び出てしまい驚いた。
以前は、単なる山道であったのにと思いつつしばらく進むと前の通りの山道に戻る様になっている。
ここの林道上で昼食をしている6人のパーティーに会い、川乗山への道を聞かれ、「この道をそのまま進めば良い」と答える。
その後は、人に会うこともなく、セミは勿論鳥の声さえ無い静寂な中を、赤杭山に立ち寄り古里駅まで下る。
今日は、登山者が少なくほとんど人に会わなかったが、鳥の声すら聞こえない静寂な山行は、初めての経験であった。
おはようございます。「おおかみずんど」奥多摩のゆかしい古い地名、いつまでも残って欲しいです。エビ小屋山の尾根も登れるらしいです。
エビ小屋山の南に延びる尾根なら登れるでしょうね。
折をみてトライしたいと思います。
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