岩菅山・裏岩菅山

2025年03月30日(日) [日帰り]

• GPS: 05:21
• 距離: 11.2km
• 登り: 946m
• 下り: 947m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 0:21
• 合計: 5:21

距離 11.2km 登り 946m 下り 947m

6:03 除雪終了点
6:21 岩菅山登山口（聖平登山口）
6:29 上信歩道入口
8:27 8:29 岩菅山
9:04 9:21 裏岩菅山
9:53 9:55 岩菅山
10:55 上信歩道入口
11:06 岩菅山登山口（聖平登山口）
11:24 除雪終了点

天候

晴天(春霞)・弱風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【最寄りIC】上信越自動車道 信州中野IC
【仮眠場所】快活クラブ 信州中野店 ※2025年3月末で閉店

(今回利用しませんでしたが、登山口近く最後のお手洗いは「道の駅北信州やまのうち」または「セブンイレブン山ノ内佐野店」などがあります。)

コース状況／危険箇所等

薄くパウダースノーが乗っていたが、基本は締まった雪でアイゼンは刺さりく、とても歩きやすかった。
時々沈み込みがあったが、ワカンは使わなかった。

除雪終了点-上信歩道入口：舗装路歩き。駐車地点から取付き点まで緩やかに下る。

上信歩道入口-岩菅山山頂：樹林帯歩きでところどころ急傾斜がある。山頂直下は傾斜がきつく、30°-45°くらいある。

岩菅山山頂-裏岩菅山山頂：展望の開けた稜線歩き。東斜面はクラックが見えたので西斜面の樹林よりを歩くのが無難。

※まだ雪の固まっていない時期や気温が高く腐った日は苦労しそうだと思いました。

その他周辺情報

【温泉】
・湯田中駅前温泉 楓の湯

【ご当地グルメ】
・そば清(須賀川そば)　※つなぎにオヤマボクチを使用した弾力のある蕎麦
・桜井甘精堂 栗の木テラス(ケーキと紅茶)

【買い物】
・ツルヤ(ジャムやドライフルーツなど)
・NATURAL ANCHORS (山と道、STATICなどの登山ブランド取扱い)

写真

3/30 5:58

除雪終了点から歩き始めます。快晴とはいかないが、一応晴れてはいる。

3/30 6:19

夏道に踏み跡がありました。

3/30 6:19

冬道を行くためにもうしばらく舗装路を進みます。

3/30 6:29

ここから冬道に入ります。

3/30 7:19

途中で展望の開ける地点がありました。

3/30 8:14

山頂に向かっての上りで45°くらいは斜度がありました。
ややクラスト気味ですが、爪はしっかり刺さるのでピッケル使いません。

3/30 8:22

斜度30°くらいに落ち着きましたが、急であることには変わりありません。

3/30 8:25

岩菅山山頂に着きました。

3/30 8:25

向こうは浅間山、横手山、四阿山と思われます。

3/30 8:26

栄村・津南町方面

3/30 8:27

焼額山の向こうに北信五岳がありそうですが、天気が天気なので見えません。

3/30 8:28

裏岩菅山を目指します。

3/30 8:35

切明温泉に繋がっていると思うとわくわくするが、さすがにそこまでは行けない。

3/30 8:35

気持ちのいい稜線歩きができるが、自分たち以外には誰もいない。

3/30 8:43

この木々の様子もいい。

3/30 8:49

少しずつ雲が出てきている。

3/30 9:01

山頂はもう少しだけ先です。

3/30 9:05

山頂に到着。
おそらく左が鳥甲山で、右が苗場山か。

3/30 9:08

澄んだ空なら後立山連峰あたりが見えてもよさそう。

3/30 9:09

岩菅山へ向かって戻ります。

3/30 9:47

雲に飲まれる前に戻りたい。

3/30 10:37

樹林帯

3/30 10:44

取付点まであと少し。

3/30 10:55

舗装路を戻ります。

3/30 10:55

冬道の目印

3/30 12:19

温泉は湯田中へ。

3/30 13:01

おそらく日比谷線の車両と思われる。

3/30 14:04

下山メシは須賀川蕎麦「そば清」です。

3/30 14:20

そば清

3/30 15:36

小布施の栗の木テラスにも行きました。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 化繊中綿ジャケット ゲイター ヤケーヌ ヘッドバンド 着替え 靴 ザック アイゼン ピッケル 飲料 昼ご飯 行動食 ヘッドランプ 予備電池 携帯 時計 サングラス ゴーグル セームタオル シェラフ

備考

ピッケル、ゴーグル、タオル、シュラフは使わなかった。

感想

K.TAIRA

今回はグループ登山です。

まだ山登りを始める前、車で行ける渋峠の雲海で満足していた頃に知ったのが志賀高原の最高峰、裏岩菅山です。
当時は全く無縁でしたが、今回機会があったので参加させてもらうことにしました。

直前の予報では朝の早いうちは晴れるものの、徐々に雲が出てきてしまうということで6時前には出発です。

道の状態はかなりいい方で歩きやすいです。しばらくは滑り止め無しでも歩けてしまいます。
そして沈み込みもほとんどなく、ワカンも使いませんでした。
(稀に踏み抜いてしまうことはありました。また、山頂直下は30°-45°くらいの斜度があり、雪の状態によってはなかなか苦労しそうなので注意が必要だと思いました。)

そして岩菅山の山頂に出てみると360°見渡せます。
春霞で遠くは見えませんでしたが、今回お目にかかれた範囲だけでも鳥甲山に苗場山、榛名山、浅間山、横手山、四阿山です。
西方面は天気が悪くわかりませんでしたが、おそらく北信五岳や後立山連峰は見えそうな気がします。

水平距離も標高差も決して大きくはなく、それでも雪山として考えるなら短すぎることもないくらいなのに、この日は他の誰にも会うことはありませんでした。

アクセスが極端に悪いということもなく、下山後の温泉も選択肢は豊富にあるし、味覚なら夜間瀬へ須賀川そばを食べに行ってもいいし、栗を目当てに小布施へ行く手もあるし、長野市内まで足を延ばすのも遠くはない距離です。

アルプスや百名山など名立たる山々に知名度で及ばないからなのか、ちょっと勿体ない気もしますが静かに歩きたい人には穴場だと思いました。