御池岳・鈴ヶ岳【雪に覆われた池巡りと初々しい福寿草を求めて】


- GPS
- 08:07
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,075m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 8:07
天候 | 曇り 後晴れ 終日冷たい風 【気温】鞍掛峠:5℃ 御池岳頂上:2℃ 鈴ヶ岳:7℃ 鞍掛峠:8℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
《福寿草狙い 第五弾》
3月25日に国道の冬期閉鎖も解除され、御池岳の登山口は全て車での
乗り入れが可能になった。
今年は3月になっても何度も雪景色に変わり春の到来が遅れたが、
やはり気になるのは鈴ヶ岳の福寿草だ。
午後には晴れ間が望めそうなので早速鞍掛峠から登ってみよう。
穏やかな陽気には程遠い肌寒い登山口だったが、鞍掛尾根に上がると
更に冷たい風が加わった。体感的には冬に戻ったような尾根から眺める
霊仙山は頂上部が低い雲に覆われ予報通りの曇り空だった。
鞍掛橋方面への分岐を併せて見通しの効く尾根に出ると、尾根にも
稜線にも思ったよりも多くの雪が残っていた。「山笑う」とは異なる
お山は用意したチェーンスパイクを使う場面が出てくるだろうか?
時々陽射しの出る天気も鈴北岳に出る頃には完全に霧に覆われしまった。
視界の悪い県境稜線から北池に下ると全て雪に覆われ、僅かに滲み出た
水辺に気づかなければ危うく見逃すところだった。
更に雪に覆われた真の池の横から俗称「お池通り」の浅い谷に入ると
全面に雪が残っていた。想像していたよりも多くの雪に覆われた谷から
尾根に上がり、御池岳頂上から折り返すように風池〜お花池へと巡り
次のミッション「福寿草巡り」を始めるがさっぱりで、蕾さえも
見つからず気落ちしながら下降を続け、毎年群落を見せる北斜面を
覗き込むと、あちこちで開き始めた蕾は見つかったが、残念ながら
開花した個体は見つからなかった。
陽射しの無い寒い天気を恨みながらアザミ谷をヒルコバへ向かうと
陽射しが戻ってきたので期待しながら泥濘の道を鈴ヶ岳へ向かうと
右手の斜面に小さな群落が現れた。
誘われるように近づくとあちらこちらに初々しい集団が見られる。
登山道から離れ、点在する集団を追っているうちに気が付くと
鈴ヶ岳頂上に出てしまった。
良いタイミングで晴れ間に恵まれ、群落で斜面を埋め尽く準備を始めた
福寿草を満喫した後は、電波反射板の跡地でゆっくりと昼食を摂り下山に
かかると、恵まれた陽射しに黄色の園は一段と濃くなっていた。
午前中の霧もすっかり晴上がり、遠望も利くようになってきたので
今回もP1165からの展望を楽しみ、コーヒーブレイクを終えたら
鞍掛尾根をのんびりと下る事にしよう。
onetotaniさんと不思議と偶然にお会いすることが何度もあったのですが、今回はニアミスでしたね。で、やっぱり〜!鈴ヶ岳の福寿草、11時ごろには開いてたんですね〜。鞍掛橋へと下りながら鈴ヶ岳を見上げて、次第に広がってきた青空を恨めしく眺めておりました。
もうちょっとゆっくり訪れていたら、onetotaniさんにも可憐な福ちゃんにも出逢えていたのに、ざんね〜ん😂
レコを見て私もお逢いしたかったな〜と思っていました。
私がヒルコバに向かっている時は下山途中だったんですね。
花の時期に限っては「早起きは三文の徳」が通用しないので、
時間調整の意味もあって、池巡りをしてから鈴ヶ岳に向かうようにしていますが、
今回は何とか天気の回復も間に合って、しっかり鑑賞できました。
やっぱりこの時期、鈴鹿を代表する鈴ヶ岳の福寿草見物は外せないですね。
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