奈良倉山(秀麗富嶽)・鶴寝山 なだらかな登山道をたどり正面が開けた富士山を望む


- GPS
- 03:30
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 777m
- 下り
- 778m
コースタイム
- 山行
- 3:02
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:28
天候 | 快晴。午後からは富士山に雲がかかり始める。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鶴峠を少し小菅村に下り始めた左側にある建物の前に3台分。7時到着で2台目。はじめに停められていた方とは奈良倉山山頂でお会いした。その方が出た後に停めた方とも帰りにお会いした。確認できただけで入れ替わりで3台が利用。 なお、少し離れた手前のバスの転回所にトイレがある。冬季は閉鎖中。 夏季に松姫峠駐車場20台分に停めることも考えたが、林道が崩れたため通行止めが継続中で復旧前は松姫峠までたどり着けないのでご注意を。 鶴峠のバス停 登山口の前にバス停が有ります。土休日だけのバス便で朝は9時台に上野原駅からのバスがありますが、帰りの上野原駅行きは15時台ですので、時間調整が必要かもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大部分は非常に整備された登山道。トレランにも使用されているほど。 一部に斜面のトラバースがあるが、危険箇所は無い。 |
その他周辺情報 | こすげの湯 道の駅の日帰り温泉。大人800円。10~18時、火曜日定休。アルカリ性単純温泉。露天風呂有り。 |
写真
感想
大月市秀麗富嶽の一つである奈良倉山への登山を計画した際、ネックになるのは鶴峠の駐車スペース3台分に停められるかどうかでした。
早く到着するしかないと考えて4時台に起床して、現地に7時に到着すると2台目でした。1台目の方とお話ししましたが、相当悩まれて早く出られたようで、最悪停められない場合の想定までされていました。
松姫峠までの林道が崩れたため通行止めが継続中で、夏季の道路開通後の復旧の目処が現在は立っていないので、鶴峠の駐車スペースの重要性は高まっています。限りがあるので、最初から道の駅こすげなどに停めて長時間歩かれる方も出ています。
奈良倉山までの登山道は、一部にトラバース気味の箇所もありますが、なだらかで歩き易い道がほとんどで初心者の方でも安心して登れます。鶴寝山に行かず奈良倉山まででしたら往復2時間強で上がれます。ただし、鶴峠までの交通手段をどうするかですが。
バス便は土休日だけで、上野原駅から9時台に鶴峠バス停まで来ますが、帰りの上野原駅行きは15時台ですから、5時間以上間が空いているので、時間調整が必要かもしれません。松姫峠までの林道も上記に記したように通行止めが継続中ですので、ますますアクセスが厳しくなってしまっています。
奈良倉山は大月市秀麗富嶽十二景かつ大多摩30座の山で、鶴寝山は大多摩30座の一つになっています。鶴寝山も大月市ですが、秀麗富嶽十二景には入っていないのが不思議です。秀麗富嶽の選定時期には木も成長していなくて展望が良かった所でも今はイマイチな場所がある一方で、逆に鶴寝山のように現時点で綺麗に眺望がある場所もあります。
奈良倉山から先は松姫峠を経由して鶴寝山に向かいますが、かなりの距離で作業用の車が通れる林道を歩きました。なだらかな整地された道が続き、鶴峠~奈良倉山~鶴寝山は多摩川源流トレイルランコースの一部になっているようです。
トレイルランは、道の駅こすげがスタートとゴールになり、毎年9月に700名の参加を得てレースが開催されています。コースは、道の駅こすげ~鶴寝山~松姫峠~奈良倉山~鶴峠~道の駅こすげの24キロで行われるようです。累積標高3000メートル。
奈良倉山、鶴寝山ともに山頂付近から富士山が眺められますが、特に奈良倉山からの富士山は高川山のように前面の両端の山が開けており裾野の富士吉田市まで見える大変素晴らしい雄大な景色でした。
富士山本体の両端の裾野も長く広がっています。
雪が溶けてくると、雪形が現れるようです。手前の下に農鳥が現れ始めました。田植えの時期を判断する雪形だそうです。もっと溶けると龍が現れるようです。いつまでも見惚れて見飽きません。
富士山の北側に連なる三ツ峠山、雁ヶ腹摺山、黒岳、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山から大菩薩嶺までも綺麗に眺められました。下山の途中では、雪を冠した雲取山や鷹ノ巣山まで確認することができました。
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