熊野古道 伊勢路(三瀬谷〜ツヅラト峠〜島地峠〜紀伊長島)47km


- GPS
- 10:35
- 距離
- 47.6km
- 登り
- 780m
- 下り
- 870m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 10:36
大内山駅・ツヅラト峠は休憩所で休憩。あとは基本休まず歩き。
国道沿いは歩道はあるが車と並走して排ガス臭いのでなるべく走った。
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
紀勢線は無人駅が多く、ワンマンカーが多い。 土日に歩く人は青空フリーパスがあると便利。 http://railway.jr-central.co.jp/tickets/aozora-free-holiday/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ルート 舗装路はこれまでと打って変わり、「伊勢路」ののぼりや道標が少ない。 新道が多いが旧道に入ると交通量も少なく落ち着くが何回かルートミスをした。 三瀬坂・一里塚・ツヅラトは山道になるが、ルートはわかりやすい。 ツヅラト峠は世界遺産のためか一気に人が増える。 島地峠を越えて42号にでてからは無関係のルート(紀伊長島港)を歩いて駅へ。 次回は梅ヶ谷駅〜荷坂峠越えから正規ルートで歩きます。 |
その他周辺情報 | ■水場・トイレ ルートどおり歩くと要所要所に公衆トイレ・駅・自販機があるが、お店はほぼない。 今回で言えば、三瀬谷の道の駅以降はうどんやが一軒あっただけ。 食料は三瀬谷駅か紀伊長島駅周辺で調達しておくべき。 お昼抜きになり、ハンガーノックになりかけました。 |
写真
装備
個人装備 |
ノースフェイス トレランザック(10L)
エマージェンシー ソロシェルター(ツェルト)
ミズノ ベルグテックEXストームセイバー(雨具防寒兼用)
モンベル ウルトラライトダウン
その他防寒用品
BlackDiamond ReVolt(ヘッデン)
行動食(パン1つ・おにぎり1つ・りんご1個)
非常食(ゼリー飲料・カロリーメイト)
水(0.5L)
テルモス(黒烏龍0.5L)
|
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備考 | スマホバッテリーが充電不足で後半節約したため、満足に歩けなかった。 |
感想
山は悪天だしスキー練習に行こうと思ったが板が届かなかったため、伊勢路の続きへ。
1日目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-796344.html
仕事終わってから松阪に移動して前泊。夏場ならどこぞでツェルトで寝るのだが‥。
車は渋滞と疲労、ピックアップも面倒なので鉄道での移動を前提(ビール飲めるし)。
今回は少し荷物を軽量化してトレランザック、水分も減らした。
行動食のりんご一個(実家で貰った)はザックに入らないのでビニール袋で括り付け。
松阪を5:20発の紀勢線始発で三瀬谷駅へ。冷え込みが厳しい朝でしんどかった。
伊勢路をJR使用で進める場合、沿線の駅で朝から行動できるこの列車の利用は重要だ。
さすがに冬場のためか、多気からの乗車客は一人だけ?のようだった。
三瀬谷駅にトイレはあるが、なんとなく道の駅に立ち寄り、三瀬坂へ向かう。
三瀬谷も名前のとおり谷があり、本来の伊勢路ではないが国道から渡る橋は迫力満点。
昔の人はここではなく多岐原神社付近を渡っていたはず。
なんてことを考えるのも1日目のコースを歩き、谷越えを大変さを味わったからだ。
案の定、神社付近に渡しがあったそうで、神社へお参りした後、河原まで出てみた。
綺麗な川だが急峻な崖も多く(近年そうなったのかも)、大変なことだったろう。
さて本題の三瀬坂峠へ。途中から山道になるが、登山感覚で行くと一瞬で終了。
別の登山道があり、山をやる身としてはそちらのルートが気になるが先を急ぐ。
峠を下り、再び一般道だ。少しあるくと清原宮。天照大神の御魂が祭られているらしい。
これは寄らねば。けっこう奥深くに社があり、すべて回って再スタート。
旧道を交えるため、静かでいかした店もけっこうあった。少し進むと阿曽温泉に。
入りたい衝動に駆られるがスルー。考えことをしながら歩いていたら国道を行きすぎ。
戻って橋を渡り、旧道へ。旧道はえらいくねくねしているので、けっこう時間がかかる。
一里塚からは再び山道。舗装路は足が痛くなるので、ほっとする瞬間だ。
川沿いを進み、舗装路に出て歩くと大内山駅についた。
朝から無休で歩いたので疲れた。行動食を食べ、ふとgoogle検索。
コンビニどころか食品を売ってる店が近辺にない!!
これから峠越えなのに‥下調べ不足だ。
少しでもカロリーになるものを、と思いゼリージュースを自販機で買っておく。
が、ちょっと歩くとうどん屋があって後悔。まぁジュース買ったのでスルー。
いよいよツヅラト峠だ。峠が世界遺産なのは看板を見て初めて知った。
峠を登っていく。少し登山らしい感はあったが、やはりあっという間、峠に着いた。
峠からは伊勢路初の海が見え、良い気分だ。上に展望台もあるようで、移動。
ゼリージュースを飲みながら、少し進んだ展望台で休憩。
休憩中、人の声が聞こえるなーと思ったら、紀伊長島側からだろうか、人がいた。
前回を含め、伊勢路を歩く人を初めて見た。と、ここから下り、ツアー客が凄かった。
これまで誰にも会わなかったので、20名×2グループの人も居て、びっくり。
伊勢路は部分部分を楽しむ人は多いのですね。先を行かせていただく。
終盤、熊野古道らしき石畳が。良い雰囲気だ。これが世界遺産たるゆえんか。
道路に出ると看板は紀伊長島への道へと勧めてくる。
が、本来の古道はここから島地峠を越える。
ついつい紀伊長島に引っ張られ、違う道を少し経由してしまったが、島地峠へ。
こちらは舗装路。旧道が山越えで新道はトンネルになっている。
空腹がピークに達したが、なんとか峠を越える。
峠を降りていくと何か臭いので、速足で下ると、国道がでてきた。
すると天の恵み、サークルK!!肉まんとコロッケ、おにぎりを購入し、即食べる。
死ぬほど美味い!!これで元気いっぱいだが、足はもう痛くなってきた。
次回は荷坂峠も越えるつもりなので、紀伊長島まではあえて古道を辿る必要はない。
スマホの外付けバッテリーの充電が不十分で限界。がGPSデータは取っておきたい。
ここからは好きなように歩かせてもらった(結果遠回りになったが‥)。
地図も見ず、適当に紀伊長島の港町を歩き、紀伊長島駅へ。
運よくちょうど電車も来る時間に駅に着くことができた。足も痛いし帰ろう。
駅員さんがフリー切符の存在をお知らせしてくれ、節約のため帰りはJRの鈍行で帰った。
松阪駅でえらく待つ羽目になったが‥列車でも寝たが、駅の待合室でも爆睡(笑)
舗装路歩きはしんどいが、次回からは峠越えも増えそうで、楽しみである。
しかしスキー板が届くので、しばらくスキートレーニングが中心になるかもな‥。
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