記録ID: 7999683
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雪山ハイキング
九州・沖縄
英彦山〜岳滅鬼山(新雪の峰入り古道)
2008年01月16日(水) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,269m
- 下り
- 1,550m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:40
-備忘録-
日時:2008年1月16日(水)
場所:英彦山(1199.6m)・岳滅鬼山(がくめきやま1036.8m) 福岡県添田町〜東峰村
ルート:博多駅−彦山駅−(タクシー)−英彦山登山口(銅の鳥居)−奉幣殿−英彦山中岳−南岳−鬼杉−深倉林道− 岳滅鬼峠 −岳滅鬼山−筑前岩屋駅−夜明駅−(久大本線)−博多駅
時間:7h−40m(休憩含む)
距離:16.0km
メンバー:ぽち
今年最初の登山は芸北方面に山スキーと決めていたが、広島の髭じじーさんから去年以上に雪不足だという情報をもらい仕方なく低山ハイキングに変更。以前から気になっていた日田彦山線沿いの釈迦ヶ岳方面にする。博多から反対方向であるが、通勤・通学客の中では一人ザックを背負って浮いている。車窓は雲が低く小雨がポツポツ辺りはまだどんより薄暗い。
08:40 彦山駅
彦山駅で降りる客はおらず小雨の中列車を見送った。
予定では深倉川沿いに歩いてそのまま釈迦ヶ岳と大日岳にしていたが、それでは3時間で終わってしまうので、英彦山経由で縦走に変更する。しかし今度は日没に間に合わなくなるので、タクシーで銅の鳥居まで行ってもらう。
9:10 銅の鳥居(かねのとりい 531m)
身支度を整え出発する。相変わらず小雨が降り続いているが「きっと山頂では雪になっているはず」と密かに期待する。
登り始めてすぐ白い犬が尾っぽを振ってやって来た。2年前に頂上まで案内してくれた犬である。今回も山頂まで案内してくれるだろうか?
参道の途中から6人の中高年パーティーが加わり、彦犬は行ったり来たりで両方に愛想を振りまいている。
09:30 奉幣殿(715m)
奉幣殿で一息つき、航海安全と山の安全を祈願する。一服しようかと思っていたが彦犬に急かされ先を急ぐ。自分のガイドに専念するようだ。整備された参道から登山道に変わり本格的な登りとなる。雪もうっすらとなり、一歩一歩慎重に急坂をこなしていく。途中、東屋で彦犬と一緒に一服とり行動食を分け合う。この頃には本格的な雪となり気温も一気に下がる。積雪は2cmくらいだろうか?
10:43〜11:05 英彦山神宮(中岳)1176m
行者堂を過ぎると遮るものがなく横殴りの雪が吹き付け、視界が効かない。足下を確かめながら足を進めているうちに中岳である「英彦山神宮」に到着した。彦犬は登頂の感慨もなくサッサと休憩所の方に行ってしまった。
山頂の木々は霧氷が美しく、ひたすらシャッターを切る。しかし、彦犬はしびれを切らしたのか餌の催促にやって来た。撮影を中断し少し早いが昼食とする。今回は持ち分も少ないので、おにぎり半分だけ与えて後から来る中高年パーティーにねだるように言って出発する。神社の前で先ほどのパーティーと出合い記念撮影をし合い、少し話をして南岳に向かう。
11:14南岳(1199.6m)
霧氷が見事なので写真を撮りながら彦犬とゆっくり進む。頂上に着いたがガスでほとんど見通しがない。彦犬は休憩所に座ったままで動かない。ガイドはここまでらしいので、お礼とお別れをして先を目指す。いきなりの鎖場の連続で結構やばそうだ。アイゼンを着けようか迷うが鎖がしっかりしているので、そのまま進むことに・・・見通しがあれば展望が良い場所だけに残念である。難なく岩場をクリアして材木岩に到着し、一服する。雪も少なくなりスピードアップ出来そうである。
12:40 深倉林道(710m)
林道に到着するが未だ雨がしとしと降っている。このまま下って「しゃくなげ荘」の温泉に入って帰ろう!との誘惑もあったがそれらを振り払って再び林道を登る。
13:20岳滅鬼山登山口(790m)
アスファルトからダートに変わってすぐ登山口の標識が現れ、車が通れそうな広い登山道を進む。途中から植林地帯を横切り尾根筋を通る道に変わり、岳滅鬼峠に到着する。
13:45岳滅鬼峠(939m)
立派な石碑がある峠からは大分県側が見晴らせ向こうは日田市である。ここからは急坂の尾根となり、雪もしっかり着いている。
木々が丁度背丈ほどにあり雪をまともにかぶるのでフードをかぶり完全防御態勢で臨んだが暑すぎてバテバテになりそうだ。
14:40〜55岳滅鬼山(1037m)
かなりの鎖場をこなし、何度となく尾根を登ったり下ったりするうちに丸坊主にされた斜面が現れた。この頂上が岳滅鬼山ではないか?傾斜が緩くなった斜面を駆け上がると案の定「岳滅鬼山」の山頂に着いた。伐採された反対側の北斜面は見事なブナ林があり、霧氷と一体化して非常に美しい。晴れ間が少し覗かせたりして絶好の撮影ポイントであった。(しかしSDカードが壊れたため、すべてがパーに・・・)
あとは尾根をひたすら下るだけだ。17:00筑前岩屋発の列車に間に合わせなければならないので少し早めに足を進める。
15:15深倉越分岐(900m)
真っ直ぐ行くか?浅間山方面に行くか迷ったが時間的に釈迦ヶ岳は無理なので浅間山方面の「峰入り古道」に入る。
16:16浅間山登山口(430m)
増水すると渡渉困難であろう沢筋のルーを下り、舗装された林道のある登山口に到着する。さて、ここから駅までどれくらい掛かるか?見当が付かないのでそのまま駅を目指す。
16:48筑前岩屋駅(255m)
何とか列車に間に合う時間に到着し登山は終了!。
駅は無人であるが立派!しかも湧き水があって、結構な人がポリタンクを持って来て水を汲んでいる。自分もショッパイ顔を洗い湧き水を頂く。乾いた喉を潤し最高だ!
そしてトンネル前のホームに立ち列車を待つ。結構寒い!数分だったが瞬く間に体が冷え切って体が震えた。列車のドアが開き暖かい車内にホッとする。
数人の客を乗せた2両編成のディーゼルカーは力強くうなり声を上げながら駅を離れた。このあと夕暮れの車窓を楽しみながら博多に向かった。
日時:2008年1月16日(水)
場所:英彦山(1199.6m)・岳滅鬼山(がくめきやま1036.8m) 福岡県添田町〜東峰村
ルート:博多駅−彦山駅−(タクシー)−英彦山登山口(銅の鳥居)−奉幣殿−英彦山中岳−南岳−鬼杉−深倉林道− 岳滅鬼峠 −岳滅鬼山−筑前岩屋駅−夜明駅−(久大本線)−博多駅
時間:7h−40m(休憩含む)
距離:16.0km
メンバー:ぽち
今年最初の登山は芸北方面に山スキーと決めていたが、広島の髭じじーさんから去年以上に雪不足だという情報をもらい仕方なく低山ハイキングに変更。以前から気になっていた日田彦山線沿いの釈迦ヶ岳方面にする。博多から反対方向であるが、通勤・通学客の中では一人ザックを背負って浮いている。車窓は雲が低く小雨がポツポツ辺りはまだどんより薄暗い。
08:40 彦山駅
彦山駅で降りる客はおらず小雨の中列車を見送った。
予定では深倉川沿いに歩いてそのまま釈迦ヶ岳と大日岳にしていたが、それでは3時間で終わってしまうので、英彦山経由で縦走に変更する。しかし今度は日没に間に合わなくなるので、タクシーで銅の鳥居まで行ってもらう。
9:10 銅の鳥居(かねのとりい 531m)
身支度を整え出発する。相変わらず小雨が降り続いているが「きっと山頂では雪になっているはず」と密かに期待する。
登り始めてすぐ白い犬が尾っぽを振ってやって来た。2年前に頂上まで案内してくれた犬である。今回も山頂まで案内してくれるだろうか?
参道の途中から6人の中高年パーティーが加わり、彦犬は行ったり来たりで両方に愛想を振りまいている。
09:30 奉幣殿(715m)
奉幣殿で一息つき、航海安全と山の安全を祈願する。一服しようかと思っていたが彦犬に急かされ先を急ぐ。自分のガイドに専念するようだ。整備された参道から登山道に変わり本格的な登りとなる。雪もうっすらとなり、一歩一歩慎重に急坂をこなしていく。途中、東屋で彦犬と一緒に一服とり行動食を分け合う。この頃には本格的な雪となり気温も一気に下がる。積雪は2cmくらいだろうか?
10:43〜11:05 英彦山神宮(中岳)1176m
行者堂を過ぎると遮るものがなく横殴りの雪が吹き付け、視界が効かない。足下を確かめながら足を進めているうちに中岳である「英彦山神宮」に到着した。彦犬は登頂の感慨もなくサッサと休憩所の方に行ってしまった。
山頂の木々は霧氷が美しく、ひたすらシャッターを切る。しかし、彦犬はしびれを切らしたのか餌の催促にやって来た。撮影を中断し少し早いが昼食とする。今回は持ち分も少ないので、おにぎり半分だけ与えて後から来る中高年パーティーにねだるように言って出発する。神社の前で先ほどのパーティーと出合い記念撮影をし合い、少し話をして南岳に向かう。
11:14南岳(1199.6m)
霧氷が見事なので写真を撮りながら彦犬とゆっくり進む。頂上に着いたがガスでほとんど見通しがない。彦犬は休憩所に座ったままで動かない。ガイドはここまでらしいので、お礼とお別れをして先を目指す。いきなりの鎖場の連続で結構やばそうだ。アイゼンを着けようか迷うが鎖がしっかりしているので、そのまま進むことに・・・見通しがあれば展望が良い場所だけに残念である。難なく岩場をクリアして材木岩に到着し、一服する。雪も少なくなりスピードアップ出来そうである。
12:40 深倉林道(710m)
林道に到着するが未だ雨がしとしと降っている。このまま下って「しゃくなげ荘」の温泉に入って帰ろう!との誘惑もあったがそれらを振り払って再び林道を登る。
13:20岳滅鬼山登山口(790m)
アスファルトからダートに変わってすぐ登山口の標識が現れ、車が通れそうな広い登山道を進む。途中から植林地帯を横切り尾根筋を通る道に変わり、岳滅鬼峠に到着する。
13:45岳滅鬼峠(939m)
立派な石碑がある峠からは大分県側が見晴らせ向こうは日田市である。ここからは急坂の尾根となり、雪もしっかり着いている。
木々が丁度背丈ほどにあり雪をまともにかぶるのでフードをかぶり完全防御態勢で臨んだが暑すぎてバテバテになりそうだ。
14:40〜55岳滅鬼山(1037m)
かなりの鎖場をこなし、何度となく尾根を登ったり下ったりするうちに丸坊主にされた斜面が現れた。この頂上が岳滅鬼山ではないか?傾斜が緩くなった斜面を駆け上がると案の定「岳滅鬼山」の山頂に着いた。伐採された反対側の北斜面は見事なブナ林があり、霧氷と一体化して非常に美しい。晴れ間が少し覗かせたりして絶好の撮影ポイントであった。(しかしSDカードが壊れたため、すべてがパーに・・・)
あとは尾根をひたすら下るだけだ。17:00筑前岩屋発の列車に間に合わせなければならないので少し早めに足を進める。
15:15深倉越分岐(900m)
真っ直ぐ行くか?浅間山方面に行くか迷ったが時間的に釈迦ヶ岳は無理なので浅間山方面の「峰入り古道」に入る。
16:16浅間山登山口(430m)
増水すると渡渉困難であろう沢筋のルーを下り、舗装された林道のある登山口に到着する。さて、ここから駅までどれくらい掛かるか?見当が付かないのでそのまま駅を目指す。
16:48筑前岩屋駅(255m)
何とか列車に間に合う時間に到着し登山は終了!。
駅は無人であるが立派!しかも湧き水があって、結構な人がポリタンクを持って来て水を汲んでいる。自分もショッパイ顔を洗い湧き水を頂く。乾いた喉を潤し最高だ!
そしてトンネル前のホームに立ち列車を待つ。結構寒い!数分だったが瞬く間に体が冷え切って体が震えた。列車のドアが開き暖かい車内にホッとする。
数人の客を乗せた2両編成のディーゼルカーは力強くうなり声を上げながら駅を離れた。このあと夕暮れの車窓を楽しみながら博多に向かった。
天候 | 雨のち雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2008年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
JR筑前岩屋(下山口) |
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過去記録から2025.4.10に転載投稿
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