霧雨煙る「護摩堂山」

2025年04月12日(土) [日帰り]

• GPS: 05:21
• 距離: 11.5km
• 登り: 690m
• 下り: 752m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 0:50
• 合計: 5:37

距離 11.5km 登り 690m 下り 752m

8:06 スタート地点
9:50 10:18 一等三角点 護摩堂山
10:31 10:53 護摩堂山
13:42 ゴール地点

天候

雨後曇り 下山後晴れた
始めは無風 13時過ぎから西の風1〜3m
霧か霞みで視界は悪い 高立山が見えたくらい
花粉は少ない

前日の予報は一日曇りだったが 明け方から小雨が降りだした
朝の予報で8時ころにあがはずだけど 10時過ぎまで降っていた
歩き始めは傘を使用

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東龍寺近くの護摩堂山登山口駐車場を利用した
30台くらい停まる
トイレ・休憩小屋・自販機・靴洗い場有り
24時間営業のコンビニは1kmほど離れている道の駅は4kmほど離れている

下山時は2/3ほど停まっていた

コース状況／危険箇所等

駐車場から 三角点P268→護摩堂山→三角点P138を回った

ろう火峰にも行くつもりだったが 雨でスタートを遅くしたので省略した

整備の行き届いた道で 道標とマークは充分に有る
一部に急勾配で滑るぬかるみが有るけど固定ロープや階段が有る
護摩堂山のメインのルートは 舗装してないが管理者用の車道で巾広くて緩やか
山頂は規模の大きな山城跡で 本丸の周囲に曲輪や掘りの遺稿が残り それを巡るように道が付いている

帰りに通った 三角点P138の稜線は ゴルフコースに面していて ボールがいくつか落ちていたから 下手なゴルファーに注意で

山頂付近は天候しだいだけど展望が良い

見た花はカタクリ・シュンラン・スミレ類など

その他周辺情報

直近の日帰り温泉 ごまどう湯ったり館を利用した
700円 ドライヤーは100円 ロッカーはコインリターン

写真

4/12 7:13

護摩堂山登山口の
案内がいくつか有る

4/12 7:17

30台くらい停まる駐車場
奥にトイレが有る

雨はやまない

4/12 7:17

駐車場前の道は
昼間は一方通行

4/12 8:12

傘をさして歩き始める
休憩小屋と自販機が有る

4/12 8:18

谷砦跡
護摩堂山には山城が有った
谷砦はその前衛なのか？

4/12 8:20

メインのルートは車道
寄り道するように
絡む歩道も有る

4/12 8:27

山城の遺構
空堀跡

4/12 8:33

スミレ
種類はわからない

4/12 8:37

小学校の学校林
収益を学校の運営費に
充てていたそうだ

4/12 8:39

スミレサイシン？

4/12 8:42

遊歩道に寄り道してみたり

4/12 8:49

コブシ

4/12 8:52

車道に戻ったり
長靴と傘が
雨の新潟の山の正装

4/12 8:53

コシノカンアオイ
大きな花だ！

4/12 9:03

ツルアリドオシの実は
ヘソがふたつ有る
花もふたつ対に咲く
幻の比翼の鳥のごとし

4/12 9:09

タチツボスミレか？
ナガハシスミレか？
わからなくなった

4/12 9:09

中腹にトイレが有る

4/12 9:12

三角点分岐

4/12 9:12

車道から離れて
三角点の方へ行ってみる

4/12 9:15

ニョイスミレ？

4/12 9:17

トキワイカリソウ

4/12 9:23

苔むした石祠

4/12 9:26

露岩の右を巻く
礫岩のようだ

4/12 9:28

エンゴサク

4/12 9:29

このスミレも
わからない

4/12 9:33

三叉路から
三角点へ向かう

4/12 9:50

三角点ピーク P268

4/12 9:53

丁子桜？

4/12 10:11

沢の方へ行ってみる
急斜面には固定ロープ有り
ぬかるんで滑る土だった
沢の花を期待したけど
特段のものはない

4/12 10:18

三角点ピークに戻って
お釜の鐘を鳴らして
護摩堂山へ向かう

4/12 10:36

護摩堂山 本丸

4/12 10:36

天候によっては
弥彦山方向が見えるはず

4/12 10:37

登山口方向を見下ろす
山桜が見頃

4/12 10:40

護摩堂山 本丸から
後ろの櫓台は一段上がる

4/12 10:43

櫓台に登ってみた

4/12 10:46

本丸から
アジサイ園のほうへ下りる

4/12 10:50

フッキソウが咲き始め

4/12 10:51

これなんだろう？

4/12 10:53

山小屋 ○九郎
何だったかな？
個人名 それも
ファーストネームを
つけてある
ツバ九郎じゃ無かった

4/12 10:54

山小屋の下にトイレが有る

4/12 11:01

小広い平地は馬場
乗馬訓練の場所だった

この山では大きな巣箱を見る
何が住んでいるのか？
ワシとかタカとか
このサイズのリスだったら
でかい

4/12 11:03

蒲原平野を望む？
木が育って・・・

4/12 11:05

この東屋のデザインは
アジサイをイメージしている？
普通でいいと思う

4/12 11:07

高立山とろう火峰？
それより遠くは見えなかった

4/12 11:08

護摩堂林道側へ下りる

4/12 11:13

エンレイソウ

4/12 11:23

ネコノメソウロード
足を置く位置まで
指定されている

4/12 11:26

シロキツネノサカズキ？
4月に出るのは純正じゃなく
ジェネリックの方らしい

4/12 11:30

カタクリは終盤

4/12 11:38

林道まで下りた

昨年6月に熊が出たらしい

4/12 11:44

少しムラサキの
キクザキイチゲ
曇りでは開かない

4/12 11:46

ろう火峰の分岐を
右に見送る

4/12 11:55

アズマイチゲ？

4/12 12:08

ホクリクネコノメ？

4/12 12:12

カントリークラブ分岐
道標は無い
駐車場スペースは有る

4/12 12:13

沢から急斜面まで
固定ロープを
張り巡らしてある
護摩堂山までみんなの
足跡が有る

4/12 12:23

尾根に乗って
ゴルフコースを見下ろす

4/12 12:31

三角点ピークP138

4/12 12:42

千両や万両は派手で
景気もいいけど
ヤブコウジを見ると
ほっと落ち着く自分は
やっぱり貧乏症か？

4/12 12:43

ゴルフコースに面した尾根は
こんなものが落ちてるから
気が抜けない

4/12 13:05

メインルートに出た
登りに通っている

ジジババ

ジジババ団地

4/12 13:23

登山口まで戻った

4/12 13:36

靴洗い場の水栓は
フェイントで
コックが無いかと思ったら
黒いつまみを回して水を出す

4/12 13:50

ごまどう温泉 湯ったり館
すぐ近くに有る

4/13 5:17

翌未明
田んぼを挟んで
護摩堂山を見る
田上の街のシンボルだ

撮影機器：

Canon EOS R8 Canon

感想

つうぶう

私が幼少のみぎり、つまり60年ほど前のことになるが、東海地方でも 春の野山に分け入れば、シュンランを見かけることが しばしばあった。
当時は 花に特別の興味もなかったが、誰が言い出したのか？ジジババなどと呼んでいた記憶が有る。
たしかに 地味な花で 子供の目にも年寄りっぽい花に見えた。
気が付けば、すっかり姿を消して 栽培品ならまだしも、自生しているのを ひと株見付けたなら 舞い踊って喜ぶほど見かけなくなった。
舞茸のごとくだ！

それが、どうだ！
新潟の里山を歩くと、子供のころの記憶のように シュンランが次々視界に飛び込んで来る。
この豊かな自然が 永く続くことを願ってやまない・・・風呂敷を広げすぎた。

護摩堂山は 地元の人が、日々親しんで歩く山で 雨が降っても 当然のように傘をさして登っている。
越後の山の正装は、雨が降ったら 長靴に傘ということか？ それにしても スッキリと晴れる日が来るのは いつになるのだろう？