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Yamareco

記録ID: 8004711
全員に公開
沢登り
中国山地西部

笹ヶ丸山 高山川支流 下悪谷

2025年04月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:20
距離
4.1km
登り
356m
下り
351m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:50
休憩
0:30
合計
4:20
距離 4.1km 登り 356m 下り 351m
9:59
23
宇賀ダム湖畔
10:22
10:27
63
下悪谷出合い
11:30
11:40
40
2段16m滝
12:20
12:30
13
源頭の林
12:43
17
484mピーク
13:00
17
下の谷源頭
13:17
13:22
37
2段12m滝
13:59
20
下の谷出合い
14:19
宇賀ダム湖畔
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道191号を野冠橋で左折し、県道177号を宇賀ダム入口で左折し、宇賀ダム湖横の空き地に駐車(3台ほど)。高山方面に車道を歩いて、左岸から流入する3番目の谷であるが、枯れ谷なので、水は通常流れていない。
コース状況/
危険箇所等
谷沿いには登山道はないが、詰めあがった尾根沿いには踏み跡がある。
その他周辺情報 宇賀ダム。
下悪谷の出合いから、岩のゴロゴロした枯れ谷を少しのぼると、早くも両岸が高くなって、10mの枯れ滝が見えてくる。この滝は最後は右に逃げて登った。
2025年04月12日 10:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 10:26
下悪谷の出合いから、岩のゴロゴロした枯れ谷を少しのぼると、早くも両岸が高くなって、10mの枯れ滝が見えてくる。この滝は最後は右に逃げて登った。
その上には、狭いゴルジュ内に威圧的な15mの滝がかかる。ここまでは、左岸を巻いて見に来ることができる(2024/07/19巻き道から撮影)。
2024年07月19日 14:15撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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7/19 14:15
その上には、狭いゴルジュ内に威圧的な15mの滝がかかる。ここまでは、左岸を巻いて見に来ることができる(2024/07/19巻き道から撮影)。
最上部の切り立ったチョックストーン滝がのぼれず、左岸から小さく巻いた。
2025年04月12日 10:40撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 10:40
最上部の切り立ったチョックストーン滝がのぼれず、左岸から小さく巻いた。
4m滝は、右端を登った。
2025年04月12日 10:52撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/12 10:52
4m滝は、右端を登った。
右岸には30mの岩壁が立つ8mの滝は、ハングして登れず、左岸より高巻いた。
2025年04月12日 11:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:01
右岸には30mの岩壁が立つ8mの滝は、ハングして登れず、左岸より高巻いた。
その上の8mの滝もまとめて巻き、途中から見下ろす。水流が復活してきているが、大きな倒木で、景観は台無しだ。
2025年04月12日 11:09撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:09
その上の8mの滝もまとめて巻き、途中から見下ろす。水流が復活してきているが、大きな倒木で、景観は台無しだ。
8m滝の右岸には、なんと50mはありそうな、切り立った大絶壁がそそり立つ。
2025年04月12日 11:10撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:10
8m滝の右岸には、なんと50mはありそうな、切り立った大絶壁がそそり立つ。
巻き上がった谷間には、サツマイナモリが咲き始めていた。
2025年04月12日 11:16撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:16
巻き上がった谷間には、サツマイナモリが咲き始めていた。
谷が少し開けてきた。ナメの奥の5mの斜滝は右側を登った。
2025年04月12日 11:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:19
谷が少し開けてきた。ナメの奥の5mの斜滝は右側を登った。
上には、2×5mの苔むしたナメ滝。
2025年04月12日 11:21撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:21
上には、2×5mの苔むしたナメ滝。
再びゴルジュ状となったが側壁は低くなった。奥には3mほどの滝。右から巻き気味に登った。
2025年04月12日 11:23撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:23
再びゴルジュ状となったが側壁は低くなった。奥には3mほどの滝。右から巻き気味に登った。
2段8mの斜滝は水線から登った。
2025年04月12日 11:29撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:29
2段8mの斜滝は水線から登った。
正面が岩壁の5m滝の上で谷は左に曲がる。大岩を回り込むと、3mほどの滝がかかり、さらに上には大滝が見えた。
2025年04月12日 11:32撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:32
正面が岩壁の5m滝の上で谷は左に曲がる。大岩を回り込むと、3mほどの滝がかかり、さらに上には大滝が見えた。
3m滝を登って、大岩に上がると幅広の2段16mの大滝だった。全体を写真に写すことができなかった。右岸の薮との境目を登って中段に出て、上段を登った。
2025年04月12日 11:38撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:38
3m滝を登って、大岩に上がると幅広の2段16mの大滝だった。全体を写真に写すことができなかった。右岸の薮との境目を登って中段に出て、上段を登った。
大滝の上で、険しさから解放された谷には、4段8mの階段状の滝がかかり、その上にはナメ状の3×7mの滝が続いた。
2025年04月12日 11:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:45
大滝の上で、険しさから解放された谷には、4段8mの階段状の滝がかかり、その上にはナメ状の3×7mの滝が続いた。
2条4m斜滝は、左の水流をクラック登りの要領で登った。
2025年04月12日 11:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:51
2条4m斜滝は、左の水流をクラック登りの要領で登った。
源流近くなると、ルンゼ状の岩溝に段滝が続いた。
2025年04月12日 11:57撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 11:57
源流近くなると、ルンゼ状の岩溝に段滝が続いた。
藪漕ぎは無く、源頭の自然林の林に詰めあがった。気持ちの良いところなので、昼食とした。少し登ると484mのピーク付近に出た。尾根上には藪はなく、踏み跡が残っていた。
2025年04月12日 12:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 12:20
藪漕ぎは無く、源頭の自然林の林に詰めあがった。気持ちの良いところなので、昼食とした。少し登ると484mのピーク付近に出た。尾根上には藪はなく、踏み跡が残っていた。
尾根を北東に進んで、鞍部から一つ下の谷に降りた。この谷の上部は、植林帯の倒木の多い、つまらない谷だったが、下部では谷幅が狭まって、ゴルジュの中に大滝が落ちていた。2段滝の上部トイ状4m。
2025年04月12日 13:17撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 13:17
尾根を北東に進んで、鞍部から一つ下の谷に降りた。この谷の上部は、植林帯の倒木の多い、つまらない谷だったが、下部では谷幅が狭まって、ゴルジュの中に大滝が落ちていた。2段滝の上部トイ状4m。
下部の8m直瀑は、左岸は絶壁となっているため、右岸を巻いて降りたが、急斜面で少し悪かった。
2025年04月12日 13:22撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 13:22
下部の8m直瀑は、左岸は絶壁となっているため、右岸を巻いて降りたが、急斜面で少し悪かった。
3m斜滝。
2025年04月12日 13:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 13:31
3m斜滝。
7m滝は左岸を巻き降りたが、足場が悪く苦労した。
2025年04月12日 13:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 13:34
7m滝は左岸を巻き降りたが、足場が悪く苦労した。
この6m滝は左岸を簡単に巻けた。
2025年04月12日 13:39撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 13:39
この6m滝は左岸を簡単に巻けた。
右岸のガレから巻き降りた10m直瀑は倒木で苦労した。この倒木がなければ、すばらしいのだが。
2025年04月12日 13:44撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 13:44
右岸のガレから巻き降りた10m直瀑は倒木で苦労した。この倒木がなければ、すばらしいのだが。
この8m滝も、左岸は絶壁で、右岸の獣道から巻き降りた。
2025年04月12日 13:52撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 13:52
この8m滝も、左岸は絶壁で、右岸の獣道から巻き降りた。
最後の4m滝は、左岸を巻いた。この滝の下から右岸を少し歩いて高山川沿いの市道に戻った。
2025年04月12日 13:57撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/12 13:57
最後の4m滝は、左岸を巻いた。この滝の下から右岸を少し歩いて高山川沿いの市道に戻った。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ 防虫スプレー 防虫ネット

感想

下悪谷は、高山川に沿った市道との出合いから、石のゴロゴロした枯れ谷を少し登ると、両岸が立って威圧的な枯れ滝を見ることができる。突然、異世界のワンダーランドに迷い込んだかのようである。以前登った、一本上の悪谷*の下流なので、下悪谷としたが、ひょっとしたら、市道から懸崖が見える分、こちらが悪谷かもしれない。何回か、出会いの枯れ滝を見ているが、その度、あの上はどうなっているのだろうと気になっていた。地形図で見ると、悪絶なゴルジュの続く悪谷よりはスケールは小さいものの、谷幅は狭く悪そうである。最初の枯れ滝を登ると、その上も荒々しく側壁の高いゴルジュの幅はせばまって、直登できない滝が次々と現れ、緊張させられたが、幸いにも、大きく高巻くことなく、遡行することができた。途中から、岩盤が現れて水流が復活し、最後の大滝を越えると、険悪さから解放され、ナメ滝が源頭付近まで続いた。源頭の自然林も素敵で、藪漕ぎなく尾根にでた。くだりは、ひとつ下の小さな谷にとった。この谷は源頭から植林帯の倒木の多い、つまらない谷だったが、下部になって谷幅が狭まると、側壁の立った悪いゴルジュに落差のある大きな直滝をつぎつぎとかけて、巻き降りには、予想以上に苦労させられた。今回も、笹ヶ丸山の奥深い面白さを感じさせられた山行となった。
*https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6671984.html

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