記録ID: 8006175
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越
越後駒ヶ岳(6本爪軽アイゼン)
2025年04月12日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:13
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,504m
- 下り
- 1,502m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:10
距離 19.8km
登り 1,504m
下り 1,502m
天候 | 前日夜 雨 当日朝 霧雨 当日昼以降 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
奥只見シルバーラインは夜間通行止(6時~18時 開通) したがって車中泊で前日入りしてスタート |
コース状況/ 危険箇所等 |
滑落注意箇所はいっぱいあるが、雪の駒ヶ岳に登ろうと思う人の技量であれば注意すれば大丈夫 雪質はザラメ質といったところか 白い砂浜のほうがしっくりくる ツボ足でも行けるが、急斜面が多くかなり体力を要す (そりゃバックカントリーしかかたんわ) かなりの回数腰まで踏み抜いた 詳しくは写真のコメントにて |
写真
過去のレコで多くの方がスタート地点にしていた石抱橋周辺には路駐禁止の看板がズラリ。
後で聞いた話ですが、この雪壁の雪崩被害の対策のためで、自己責任かつ通行の妨げにならなければよいとのこと。
何も知らない僕は結局遠くの駐車場に停めました。前日入りして車中泊です。
後で聞いた話ですが、この雪壁の雪崩被害の対策のためで、自己責任かつ通行の妨げにならなければよいとのこと。
何も知らない僕は結局遠くの駐車場に停めました。前日入りして車中泊です。
翌朝。薄明5時前の車中の気温は9℃。
山に行くたびに温度計があればと思っていたものの、なかなかコンパクトなものを見つけられず半年が過ぎた先日、ついに待望の温度計を発見。
マイナスもある程度予測でき、上は40℃までカバー。それでこの短さ。満点です。
山に行くたびに温度計があればと思っていたものの、なかなかコンパクトなものを見つけられず半年が過ぎた先日、ついに待望の温度計を発見。
マイナスもある程度予測でき、上は40℃までカバー。それでこの短さ。満点です。
夏道から雪上へ戻るところ。
このあたりまで霧雨(霧の中)が続きました。
改めて踏み抜きだけは気をつけようと決意。埋まったら終わる。
このあたり、帰路では高温により雪質が変わったようで、帰路の雪上で一度滑落未遂を起こす。1mほど滑り落ちた。加速する前に腹ばいになり止まったが、腹ばいのグリップ力すごい。ちなみに落ちたら遥か彼方。
このあたりまで霧雨(霧の中)が続きました。
改めて踏み抜きだけは気をつけようと決意。埋まったら終わる。
このあたり、帰路では高温により雪質が変わったようで、帰路の雪上で一度滑落未遂を起こす。1mほど滑り落ちた。加速する前に腹ばいになり止まったが、腹ばいのグリップ力すごい。ちなみに落ちたら遥か彼方。
絶望の急登を終え振り返って。急登長すぎ。
当日出発組(通行止解除が6時なので7時前出発?)がどんどん押し寄せてくる。
傾斜が急すぎて、股の下から人が見えた。荷物を置いたら転がる(かもしれない)ので休憩すらできない。
まじで前日入りしてよかったと心から思いながら、ゆっくり登った。
当日出発組(通行止解除が6時なので7時前出発?)がどんどん押し寄せてくる。
傾斜が急すぎて、股の下から人が見えた。荷物を置いたら転がる(かもしれない)ので休憩すらできない。
まじで前日入りしてよかったと心から思いながら、ゆっくり登った。
この日の人員内訳は、バックカントリー20人くらい?と鬼速ツボ足が3人ほど、あとは自分(素人)。
界隈では有名な方々もいたようで、みなフレンドリーに話しかけてくれる。このあたりで駒ヶ岳の山頂を教えてもらい、俄然元気が出た。(下から見るとピーク候補が3つくらい見える)
人と話すだけでメンタルが回復する。みな一期一会を楽しんでいる。すごい。感動。
界隈では有名な方々もいたようで、みなフレンドリーに話しかけてくれる。このあたりで駒ヶ岳の山頂を教えてもらい、俄然元気が出た。(下から見るとピーク候補が3つくらい見える)
人と話すだけでメンタルが回復する。みな一期一会を楽しんでいる。すごい。感動。
登ってきた方とは逆側の景色。
バックカントリーのスキーヤーはみなこちらへ消えていきます。
この斜面、伝わりませんが一歩ジャンプしたら無限に滑落しそうな超急斜面です。怖くてこの先へは行けませんでした。かなり下に向けて撮影しています。
バックカントリーのスキーヤーはみなこちらへ消えていきます。
この斜面、伝わりませんが一歩ジャンプしたら無限に滑落しそうな超急斜面です。怖くてこの先へは行けませんでした。かなり下に向けて撮影しています。
山頂では1時間ほどゆっくり過ごしました。至福のひとときでした。
12時前に別れを惜しんで帰路につきましたが、全く雲が出てきません。
ならもっとゆっくりすればよかったと思いながら、雲一つない越後駒ヶ岳を撮影。
12時前に別れを惜しんで帰路につきましたが、全く雲が出てきません。
ならもっとゆっくりすればよかったと思いながら、雲一つない越後駒ヶ岳を撮影。
平坦フェーズではいろんな方とお話ししながら歩いてきました。
新潟県内在住の地元の方にせっかくだからと案内してもらったのがここ。ほんの僅かな寄り道で看板タッチ&記念撮影してきました。
同じ茨城県から来た人とも出会えました。
新潟県内在住の地元の方にせっかくだからと案内してもらったのがここ。ほんの僅かな寄り道で看板タッチ&記念撮影してきました。
同じ茨城県から来た人とも出会えました。
感想
金曜から三連休となり、山に行くしかないと思いつつ世の中は冬季閉鎖の最終局面ばかり。
軽の2WD・ノーマルタイヤで行ける山、かつまだ行ったことのない百名山あたりに行きたいと思いながら、木曽駒ヶ岳・空木岳は避難小屋泊で少し不安、常念岳や鳳凰三山は冬季閉鎖明けのほうが確実に行きやすい、会津駒ヶ岳行ったら燧ヶ岳も行きたい(冬季閉鎖)、などとかれこれ2週間ほど迷い、導き出した答えが苗場山・越後駒ヶ岳の新潟遠征。(金曜苗場山の予定でした)
情報を集めてたくさん悩み、この答えにたどり着いたのが出発前日のPM10:00。ETC代を深夜割引でケチりながら新潟へ向かうも、到着する頃には若干心もとない時刻に。
初日の苗場山登山は、雲がかかり眺望がないことに加えて、夏なら関越道側からリフト・送迎付きでサクッと登れることが決め手となり、無理せず知人との登山に取っておくことに。
このあと、2日分の食料を調達し始まった越後駒ヶ岳山行旅行は写真のコメントにて。ハードでした。
翌日、顔のサングラスより下側全てが真っ赤に染まる。
快晴&雪原の越後駒ヶ岳での日焼けダメージは凄まじく、頬からは膿がとまらない。もうただのヤケド。
それでも得るものが大きすぎた越後駒ヶ岳雪山登山。偉大な山と、一期一会の優しい皆さんに心から感謝しています。
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