猫又山 sea to summit


- GPS
- 12:39
- 距離
- 55.8km
- 登り
- 2,456m
- 下り
- 2,443m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
15時までレンタル受付、返却は17時頃?時間については要問い合わせ。 https://uozu-kanko.jp/miracle/ 前日の15時までに借りに行くのが難易度高めだが、電動チャリは快適だった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・片貝第二発電所までは車で入れる。その先はチャリ。 ・片貝第三発電所と片貝第四発電所の間の猫又への分岐方面へは除雪がされていなかったのでここからシールを履いた。毛勝方面の方は除雪されていたが、どこまで除雪がされているかは不明 ・雪切れはなかったが側面からのデブリが多く、脱いだり履いたりを繰り返した |
写真
感想
この週末は剱岳周回の予定だったが、日曜日の風雨がどうも酷そうで日帰りの猫又山へ。
毛勝の山はいつか行きたいと思っていたので、ひとつの念願が叶ったのも良かった。この時期に良い山とは知っていたが、 なかなか遠くて計画もできず。
前日夕方に入善まで車を走らせて仮眠。
電動チャリ2台をもっちーとかなこちゃんが前日に運んでくれたので(本当にありがとう)、魚津港からsea to summitができた。
この3人で魚津港を4時過ぎに出発し、5時にゲート前で他の2人と落ち合う算段。
Sea to summitといっても電動チャリなのでチョンボであることは間違いない。かなり負荷は低く、登山開始前のいいウォームアップ程度だった。普通のMTBのもっちーはかなり頑張っていた。
ゲートから5人でチャリで走り出し、雪が切れたらスキーで歩行開始。
雪切れはないが、雪崩跡がひどく何度か板を脱ぐ。土砂、ゴーロ、倒木などでぐちゃぐちゃの雪崩跡を何度も通過した。林道が終わると平和な緩斜面歩き。その後谷に降りると快適な登行が始まる。
谷の中は太陽に向かって登る格好なのでひどく暑い。斜度がキツくなるあたりからお腹の調子が悪い。
お腹がギュルギュルして絶不調で、途中からシートラに。多少滑り落ちるのを覚悟でシール登りが楽なのだが、滑った時に力んで腹圧がかかるのが怖かったため…。
山頂に着くと剱岳が正面に見える大絶景!
しかしその頃お腹がこの日一番の不調で、寒気すらしていた。ストッパを飲んで効くのを待ちながら絶景を目に焼き付ける。剱岳周回行きたかったなぁ…。
お腹が悲惨な状況なので、山頂までのピストンは辞退を申し入れる。時間的にも全員山頂はいかないこととなった。
記念撮影の後、滑走。一番手で行かせてもらう。
最上部は素晴らしいザラメで気持ちよくターンを刻めた。
変に力むとお腹が暴発しそうなので、かなり安全な滑りをした。勿体無い!
1ピッチ300mほど滑ったらグループランで一気に谷底まで。
発電所まで沢沿いをいけるかと思ったが、行手を阻まれ、一箇所だけシールを付けて林道復帰をした。
そこからはアップダウン交えてダラダラと下山。
朝は冷えていてさほど気にならなかった雪崩跡の土砂が、この頃には溶けてグサグサになり装備をかなり汚してしまった。
チャリを魚津駅で返却し山行としては終了。
白馬で夜の部が待っていたのでのんびりする間もなく白馬に向かって車を走らせた。
本当は泊りで剱岳周回ツアーの予定だったが、日曜日の天気がどう転んでも悪そうだった。
白馬や他への転戦の案もあったが、せっかくなので富山の猫又山へ行くことに。
なぜかじゅんペーさんの鶴の一声で、Futo、もっちー、私の3人はSea to Summitを試みることに。
前日の夜に、チャリ2台運ぶのをもっちーに手伝ってもらって道の駅蜃気楼集合。
板をチャリに取り付けて、仮眠。3時過ぎに起床し準備。
てっちんさんが、車で通りかかってくれたので、ブーツを預けた。
4時20分ごろ出発。
車で入れる片貝第二発電所までは50分程度かかった。
ちょうどトリちゃんも少し前に車駐車地点まで来ていたので、なんだかんだ準備。
5人揃ってチャリで出発する。
私とFuto君はチートして電動アシスト付きチャリなので、快適そのもの。
他のメンバーは登りにBC道具一式なので大変そうだった。
除雪は分岐までしかされていなかった。もう少し遅い時期ならだいぶ先までチャリで行けるようだ。
自転車とスニーカーをデポして、いよいよスキー部門スタート。
林道パートがデブリの処理などが地味に面倒だが、谷まで頑張ったらいい眺め!!!
コルまでひたすらにずっとのぼりで暑いしで、地味に時間がかかる。てっちんさんが途中で発射されて、めちゃ速だった。さすがである。
コルまで登ると剣がどーーーん!と見えて最高の展望!!
先についてるてっちんさんと後続を待つ。
みんな到着して、時間も時間だし、山頂へはいかずここから降りることにした。
上部の雪はよかった。中間くらいからは少し重いのと、黄砂?でちょっと滑りが悪めかな?まぁ春はこんなもんか🌸
川沿いを行けるかなと思ったら、最後の50mくらいがつながっておらず登り返した。
その後はダラダラ林道をこなして、チャリまで帰還。
もっちーとトリちゃんがまだ到着してなかったが、私とFuto君は17時までに魚津駅にチャリを返すミッションがあったので板とブーツとストックをてっちんさんの車に載せさせてもらって、先にチャリで駅に向かう。
チャリパートはただただ美しい背後に広がる富山の山々と、桜と、雪が溶けて芽吹いたつくしやふきのとうを愛でながらで最高だった。これはいい。
その後駅に16:55について無事チャリを返却し、てっちんさんに駅で拾ってもらって、車のある道の駅まで送ってもらった。ありがたし!!!
メモ、感想等
・チャリパート電動にしたら快適そのもので、周りの景色を楽しみながらかなりリラックスしていい時間だった。
・ゲアのブーツ久しぶりに使ったら靴擦れで左くるぶし下くらいがズル剥けだった。J1は朝一応塗っていた。
・登りの途中で、ウィペットの上部を紛失していた。どこで無くしたんだろう?と持ったけどトリちゃんが写真を撮ってくれていて、大体の位置が把握できてありがたかった。拾いに行くのが面倒だったので帰りに回収することにしたが、帰りには行きのトレースが昇温で消え掛かっており、登りのトレースを追えなかったので、行きに拾っておいた方がよかったかもしれない。ウィペットの上はてっちんさんが見つけてくれた。
・スキー板のチャリへの取り付けは120cmのスリング、スキーストラップ2つくらいあればいい感じ。
・スキーのシールがもうベトベトなので買い替え時かもしれない。
シール張り合わせ族の皆さんは家に帰ったらちゃんと乾燥させましょう。加水分解でシールがネチャネチャしちゃいますので。
・気温が暑くなってきたので、飲み物にスポドリ必須になってきた。
剱岳周回(小窓)を予定していた週末だったけど日曜の天気が絶望的で残念ながらキャンセル。
土曜日帰りプランで剱岳を眺めに猫又山に行こうという僕の案に乗ってくれた。皆さん遠くからあざす!
狂人3人は魚津港からチャリでsea to summitするというが僕はいいかな…荷物をいくつか預かってこの時期としてはだいぶ手前の片貝第二発電所からスタート。
チャリパート、長い林道パートをこなしてようやく谷に降り立つ。予想通りデブリもさほど出ておらず一安心。谷の途中の水場もちゃんと出ていた。
コルに着くとドーンと目の前に剱岳。これがこの山このルートの売りですね。本当いつ見ても素晴らしい。
体調不良のメンバーもいたので山頂には行かずコルで休憩のち滑走へ。出だし300m程は本当に良いザラメ。この時期にして(山での)今シーズン初ザラメ!
お帰りもかなりの所まで谷通しで行けたがさすがに発電所までは無理だった。板様谷出合いの少し上まで。
林道を板を傷つけないよう慎重に滑って、板を脱ぎ履きする事幾多。陽が傾き始めて帰りのチャリは寒かった。
今日も良い1日でした!!
行く予定だった西仙人谷があまりにツルツルで残念な気持ちも有ったが、それはまた別の話。
富山県の山は、室堂周辺と里山に少しいった程度で、まだまだ未開拓。
当初は一泊二日で劔岳周回予定であったが、日曜日が雨予報なので、日帰り猫又山へ変更となった。
年度末年始、仕事忙しく、引っ越しもあったので、しっかりな山も久々な感じ。
案の定、さしてペースも上がらず、最後尾で遅れ気味で歩くようだった。
やはり、毎週の登山に加えて、平日も運動をしないとなぁと思う。
天気もよく、普段みない方向から劔岳や室堂の山々が見られて満足。滑走も大きな谷を豪快に滑れてよかった。
長野市から、富山県はそんなに遠くないので、他の山にも行ってみたい。
当初泊まり予定だったが、てっちんさんプランで猫又へ!
道の駅蜃気楼からチャリスタートしたが、私は人力アシスト自転車なのでゲートまでの13キロで汗だくになってしまった。
林道下部はデブリで往復結構苦戦
シールがデブリの木屑まみれになってしまった。
コルまで行くと劔がどーん!!!
沢は広大で良いザラメ!!!!
時々硬いデブリで跳ね飛ばされるが気持ちいい滑走!
みんな器用にデブリを処理してペースを落とさずに下山していく
今シーズンは体が仕上がらなかったのもあって体力不足を感じた。
ともあれ海からチャリで登る山とても楽しかった!
メンバーも良く人と会話して少し生き返った
メモ
プロテクトJ1塗ったけど微妙だったのでやっぱり靴下か?
タイツはもっと薄いので良い
日焼け止めはもっとこまめに塗る
行動食は一本満足プロテインバーが優秀
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