記録ID: 8008600
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無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
宮坂峠から五里ヶ峯、笹平へ
2025年04月12日(土) [日帰り]



体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:53
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 668m
- 下り
- 349m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 |
その他周辺情報 | 下山後の入浴は近くにある戸倉上山田温泉が良いでしょう。何ヵ所か日帰り入浴を行える施設があります。 |
写真
稜線を歩き始めるとこんな感じに気持ちの良い尾根道歩きとなる。マイナーなコースの為か、人はほとんどいない。所々に炭焼窯の跡らしき窪地が散見される。昔はこの山の木を焼いて炭を作っていたのだ。このような窪地は稜線上のあちこちで見ることが出来た。
大山祇神(おおやまつみのかみ)。右側の自然石っぽい岩が元々のご神体らしい。左側のものは後世のもの。左側の物は大正10年4月に奉納されたもの。明治三34年4月に植林が開始され、以降植林の面積は増えて行った…との記載がある。植林開始から20年を記念して奉納されたものらしい。今から100年以上前のものだ。確かに明治43年測図の地形図を見ると五里ヶ峯から長正山を含む広大な土地が荒れ地表記になっている。
護兵山山頂。山頂を示すものはこれしかなかった。ピンク色のテープに「護兵山」と書かれている。また、(見ずらいと思うけど)向かって左側の木の幹に「護兵山」とマジックらしきもので書かれている。こんな山頂標は初めて見た…。
登山道から少し離れた場所に南向きに鎮座している祠。正面に回ってみたが何を祀ってあるかは判らなかった。”奉修行・・・”と書かれた古い護摩札はふたつあった。古いとは言っても木なのでそれ程昔の物ではないだろう。修行の方が立ち寄ったのか。ここ以外に祠を見かけることはなかった。ここ目的で来たのか、それとも修行の途中でここを偶々見つけたのか。
勘助道と書かれた看板。天狗山との鞍部からここまでは何故か道幅が広い。それなりに整備され、往時は行き交う人も多かったのだろう。しかし、道幅が広いのはここまで。勘助道(?)はそのまま斜面をトラバースして行くので山頂には至らない。
五里ヶ峯山頂からの下山路方向。写真では判り辛いかもしれないが、右側の道と左側の道の二本がほぼ平行してついている。右側を降りると葛尾城址及び福井方面、左側を降りると笹平方面(五里ヶ峯と鏡台山の鞍部。〇〇峠と言う名前が付いていても良さそうなのに…)どちらに下っても一旦現れる平地で望む方向へ向かうことが出来る。
「これより商売池を経て福井区へ至る」と書かれた道標その2。先程の道標とは少し下った先で合流するようだ。それにしても「商売池」とは変わった名前だ。少し調べてみたがネット上で詳しい記述を見るけることは出来なかった。
五里ヶ峯山頂直下からは意外な事に車道(林道跡?)歩きとなる。ただ、御覧のようにすでに車道としての役目は終えている。大きく崩れている箇所は無く歩き易い。ここまで程度が良ければオフロードバイクなら難なく入り込めるのではないだろうか。
笹平下山口まで降りて来ると、なんと車両進入禁止の看板が。ガードレールなんかが設置されていれば普通の車なら進入は無理だけどね。オートバイやマウンテンバイクなら進入が出来そうだが、そのような不心得者(昔の私のようなw)はいないようで轍は皆無だった。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
宮坂峠から五里ヶ峯を経由して笹平まで歩いてみました。
宮坂峠から暫くはそれ程急な道ではありません。ただ、アップダウンは幾度となく繰り返します。それぞれが精々数十メートルなのではありますが。
事前の下調べなどほとんど無く行ったのですが(まぁこれはいつもの事)北山の頂上の手前にあるという祠を完全に見落としてしまいました。いつか再訪して拝みに行かなければなりませんね、これは。
道中2度ばかり「商売池」と言う名称が載っている看板がありました。商売池、どんな場所なのでしょう。これは福井地区からの登山道を辿らないと通らないようです。
時間帯が遅かった為か、途中で出会う人はいませんでした。私達が登る少し前に宮坂峠から五里ヶ峯方面へ向かう人を一人見かけただけでした。山頂にはもしかすると人がいるかな?とおもったものの、誰も居ませんでした。
五里ヶ峯山頂直前にはそれ迄の登山道の様子から一変して突然急登が現れます。ここには捨て縄が張られており、メインルートのように見えます。仮に”男坂”とでも呼びましょうか。土付きの急登で足元が安定せず中々嫌らしい坂でした。私はそこを登ってしまったのですが、直登ルートの若干北側に歩き易い迂回ルートがあった模様。いうなればこれが”女坂”でしょうか。余程の理由がない限り、そちらを登る事をお勧めします。
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