高落場山 〜嬉々たる雪ブナ林〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 649m
- 下り
- 645m
コースタイム
10:25 格納庫前駐車スペース
11:10 唐木峠
12:30 高落場山山頂 13:05
13:30 唐木峠
14:00 格納庫前駐車スペース
【登り時間:02:05】
【休憩時間:00:35】
【下山時間:00:55】
【総行時間:03:35】
※山頂までスノーシュー登山者さん1名のトレースあり感謝。
その方は10時前から登られてほぼ同時期に山頂に到着したので
ノートレースだと2時間30分と推察。
天候 | 【富山県西部(伏木)の当日天気】 天 気:曇り 最高気温:4.0℃ 最低気温:-2.0℃ 露点温度:-1.4℃ 湿 度:69% 風 向:北北西 風 速:1m/s 現地気圧1012.7hPa 海面気圧:1014.3hPa 降水量 0.0mm 積雪深 16cm 日の出 7:00 日の入り 17:06 【現地気候】 登り始めは薄曇あったが、唐木峠からの登りの時に空には青空あり 12:00過ぎに山頂に着くと周囲の山塊の展望はあるが高層は厚雲 両白山地の展望はなし。北アルプスの裾は見えるが山頂部は厚雲の中。 日中南砺市高宮で最高気温2.6度の事でしたが、山行中は風もなく 寒さは感じませんでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道304号線五箇山トンネル手前除雪車格納ステーションまで 【駐車場】 五箇山トンネル手前除雪車格納ステーション前に駐車禁止 国道304号線挟んで向側に駐車場あり 除雪状況によりますが10台程度駐車可 【富山県冬期道路情報】 土木部道路課情報 http://www.toyama-douro.toyama.toyama.jp/index.html 経路を調べる(Google Transit) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 五箇山トンネル手前除雪車格納ステーション 取り付き口付近にありません 【水場】 五箇山トンネル手前除雪車格納ステーション 取り付き口になし 【ト イ レ】 周囲になし 最終として城端行政センターは公共のトイレとして最終でしょうか・・・ 【登 山 道】 積雪期限定の国道304号線五箇山トンネル手前の除雪車格納ステーション横から 取り付きます。 この時期まで、かなり登られているので赤テープや赤布が所々にあります。 唐木峠から一旦下りの登り返しで左手に砺波平野の展望が開けます。 928m付近からブナ林となり、霧氷したブナ林を鑑賞しながら登れ真に楽しい 1000mを越えると尾根が広がり傾斜も緩み尾根が南方に曲がってしばらく 歩くと山頂です 【雪質状況】 全体的に同時期の例年に比べて五箇山域も積雪少なめ。 【他の登山者】 ソロ男性登山者:3組 山スキー男性:1名 山スキー3名組:1組 3名組登山者:1組 山頂まで登られた方は僕とソロ男性登山者さんの2名 灌木・藪漕ぎが多く山スキーの方々はかなりご苦労されていました。 |
その他周辺情報 | 【高落場山について】 南砺市城端町の南東に位置する高落場山(たかおちばやま)は、散居村で 有名な砺波平野と庄川を区切る形で南北に連なる高清水(たかしょうず)山系 の南端をしめくくる 標高1122メートルの山です。 どっしりとした山容の上に小台形の山頂部があり、稜線が南に穏やかに 下降した鞍部が朴峠で古くから城端町と五箇山を結ぶ街道筋。 大滝山・草沼山へ続く北側の尾根は見事なブナの原生林。 江戸の加賀藩時代から水持林として禁伐地域で現在も縄ヶ池自然環境保全 地域となっているグリーンダムと言われるブナ林の保水能力によって、 2筋並んだ夫婦滝が年中変わらぬ水量を落としてる。 山名は、元にかえること、若がえることを変若(おち)といい、 水源の滝を変若水(おちみず)ということがある。高落場山の山名も水の 再生・誕生する山という意味の高変若場山の可能性が高いといます。 展望は良く、西には砺波平野南部の散居村を挟んで医王山。 南の直ぐ手前に平スキー場、 南西に袴腰山・三方山・猿ヶ山。南に人形山・ガラモン峰・三ヶ辻山。 そして白山を盟主とする加飛・加越国境の山々が望めます。 【日帰り温泉】 ゆ〜ゆうランド・花椿 住 所:〒939-1877 南砺市井口字持掛谷35 電話番号: 0763-64-2288 http://www.city.nanto.toyama.jp/webapps/www/section/detail.jsp?id=282 営業時間:10時から21時(入館は20:30まで) 定 休 日: 毎週水曜日、年末年始 入 湯 料:大人 500円 小中学生 300円 貸し部屋(有料)、休憩室、レストランあり |
写真
感想
灌木の藪漕ぎが印象に残る雪山行
唐木峠までのルートは少積雪量で起伏が大きく、そして藪漕ぎの
跳ね返り木の『顔ムチ』が痛い痛い
唐木峠からの急登時に青空もあり、ブナ林尾根の嬉々たる美しさ
この美しさ雪山の醍醐味
山頂ではスノーシューの先行者さん1名に感謝を述べて山談義
五箇の峰々や、越中加賀の越境の峰々の話はとても興味深かったです
厳冬期に西赤尾から林道沿いに大門山へ登った話
3〜4月のピンポイントで城端ルートの北尾根から登りる
三方山・猿ヶ山ってどうなのって話や
僕はまだ、登ったことが無いので積雪期の八丁山山域の話
希望は尽きず積雪期の赤堂山や月ヶ原山・多子津山なども
本当に両白山地北方稜線の峰々の素敵さを再認識です
国土地理院/2万5千分1地形図 『湯涌』
この領域の峰々について幾つか気になる山について調べてみる
まずは、
■八丁山(はっちょうやま:970m)について
小矢部川本流の刀利ダム東岸のお山。尾根は南北に連なり、旧上平村境の三方山に連なる。砺波平野の南の限界を示す衝立状のお山。周辺に笠かぶり山をはじめとする、小ピークを多く従えて、1山塊を形成している。
北面は吉見谷に続き蛇谷川、背面は小矢部本流の刀利谷である。刀利谷側は旧刀利村の解村に伴い公有林地に譲渡され、公営造林事業されています。そのために林業関係研修施設の整備、草刈十字軍の活動などで有名。
西側中腹台地に『刀利青年の山研修館:ケルン』が建っている。頂稜部は標高約900m。樹林の生育良好な台地状で丸形の隆起が南北に並ぶ。970mは南端になる。夏場は全体の見通しが困難な地点が多い。造林管理の山道はあるが登山道はないので、登頂には残雪期がよい。積雪期、旧福光温泉から稜線ずたいの八丁山往復は一日コース。薪炭林の伐採がなく、降雪の減少した現在は諸条件の把握が難しい。
■笠かぶり山(872m)
小矢部川上流刀利ダム湖の東岸のお山。『刀利青年の山研修館:ケルン』の東1Km余りの所にある。この山の南1Km余りに八丁山がある。ここを源流とするのが蛇谷川で、集落吉見で小矢部川本流に注ぐ。蛇谷川上流が吉見谷で、里人が山菜・岩魚などを目的に入山する時の目印のお山であったという。当今は刀利ダム湖を起点とする幹線林道が標高600mの肩あたりを通るので、注目されることもない。刀利ダム西岸、横谷峠側に建立の石碑に姿と呼称がきざまれている。
残雪期での雪の少なさは致し方ないですが
降雪期での雪の少なさは山行全体に関わるので関わるので
山には雪が降って欲しいですね
今日の山行で山スキーの方がはみんな難儀されていました
24日から、この冬最も強い寒気が流れ込んで北海道から九州にかけて
日本海側を中心に雪が降り、北陸や西日本では大雪予報。富山でも
冬型の気圧配置となり、気圧の谷の影響を受ける見込みです。
とのことなのでしっかり山に雪が積もることを願っています。
嬉々たる雪ブナ林の山行
ありがとうございます
高落場山さん
コメント
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