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Yamareco

記録ID: 8019569
全員に公開
沢登り
中国山地西部

湯来森の上山 不明谷川支川 山神谷(仮称)

2025年04月16日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:08
距離
3.7km
登り
390m
下り
390m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:03
休憩
0:15
合計
4:18
距離 3.7km 登り 390m 下り 390m
10:36
46
あまが滝出合い
11:22
11:27
6
12m大滝
11:33
37
二俣
12:10
12:15
39
奥二俣
12:54
12:59
34
森の上山
13:33
31
ドン畑峠
14:04
23
不明谷左俣
14:27
27
不明谷本谷出合い
14:54
あまが滝出合い
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
湯来方面からは、国道433号から麦谷橋を渡って県道71号に入り、約2km進むと、県道左手の退避スペースの川沿いに小祠が二つあり、「あまが滝」の案内がある。その対岸に滝が落ちている谷である。県道71号は、令和7年4月から再開しているが、つづら折り部で交通整理をしている。
コース状況/
危険箇所等
森の上山からドン畑峠までは踏み跡があり、不明谷を巻いて続く。途中から谷に降りたので、どこまで行くのかはわからないが、丹原方面へは続いていないことは以前に確認している。
「あまが滝」の対岸にある小祠。右の祠には石が祀ってあり、昭和十年九月四日山神祭□建造の木札があった。信仰の対象であったようだ。
2025年04月16日 10:36撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 10:36
「あまが滝」の対岸にある小祠。右の祠には石が祀ってあり、昭和十年九月四日山神祭□建造の木札があった。信仰の対象であったようだ。
小祠のある対岸から見た「あまが滝」。下の小滝も入れると15mくらいか。
2025年04月16日 10:40撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 10:40
小祠のある対岸から見た「あまが滝」。下の小滝も入れると15mくらいか。
あまが滝2段10mは、上段は切り立っており直登は難しい。右岸手前から明瞭な巻き道があった。
2025年04月16日 10:43撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 10:43
あまが滝2段10mは、上段は切り立っており直登は難しい。右岸手前から明瞭な巻き道があった。
その上に続く3段5m斜瀑は水流を登った。
2025年04月16日 10:48撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 10:48
その上に続く3段5m斜瀑は水流を登った。
石のゴロゴロした谷をしばらくのぼると、7mほどの懸崖が左岸に現れ、手前には、炭焼き釜の跡らしき円形の石組があった。懸崖の奥には小滝が落ちている。
2025年04月16日 10:56撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 10:56
石のゴロゴロした谷をしばらくのぼると、7mほどの懸崖が左岸に現れ、手前には、炭焼き釜の跡らしき円形の石組があった。懸崖の奥には小滝が落ちている。
懸崖の奥は小さなゴルジュとなっていた。
2025年04月16日 10:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 10:58
懸崖の奥は小さなゴルジュとなっていた。
ゴルジュの突き当りには、2条7mの直瀑がかかっていた。直登は無理だが、左の岩壁のホールドを拾って落ち口へと、小さく巻くことができた。
2025年04月16日 11:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:01
ゴルジュの突き当りには、2条7mの直瀑がかかっていた。直登は無理だが、左の岩壁のホールドを拾って落ち口へと、小さく巻くことができた。
右岸が立った5m滝は、滝の右から小さく巻いて中段にでた。上にはナメの斜滝が続いていた。
2025年04月16日 11:10撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:10
右岸が立った5m滝は、滝の右から小さく巻いて中段にでた。上にはナメの斜滝が続いていた。
斜滝の上にはゴルジュに4mの滝。なかなか、面白い谷ではないか。
2025年04月16日 11:14撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:14
斜滝の上にはゴルジュに4mの滝。なかなか、面白い谷ではないか。
右岸には40mの懸崖が立つ。
2025年04月16日 11:17撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:17
右岸には40mの懸崖が立つ。
左岸には30mの岩峰がそびえる。
2025年04月16日 11:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:18
左岸には30mの岩峰がそびえる。
ゴルジュを割る12mの大滝がすばらしい。左岸の枝沢状のガレを登って大高巻きした。
2025年04月16日 11:22撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:22
ゴルジュを割る12mの大滝がすばらしい。左岸の枝沢状のガレを登って大高巻きした。
大滝の落ち口を俯瞰する。右岸は迫力ある30mの懸崖だ。
2025年04月16日 11:29撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:29
大滝の落ち口を俯瞰する。右岸は迫力ある30mの懸崖だ。
大滝の上で二俣となる。二俣下の4×7mのナメ滝。
2025年04月16日 11:28撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:28
大滝の上で二俣となる。二俣下の4×7mのナメ滝。
二俣は、水量の多い右俣に入る。右俣出合いのトイ状7m斜滝。中間尾根から巻き上がる。
2025年04月16日 11:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:31
二俣は、水量の多い右俣に入る。右俣出合いのトイ状7m斜滝。中間尾根から巻き上がる。
右俣はいったん開けて小滝に山桜の花びらが散り敷く。二俣より上は、植林帯となった。
2025年04月16日 11:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:34
右俣はいったん開けて小滝に山桜の花びらが散り敷く。二俣より上は、植林帯となった。
おだやかに、ナメ滝2×8m、2×7mが続く。
2025年04月16日 11:38撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:38
おだやかに、ナメ滝2×8m、2×7mが続く。
と、再び7m直瀑が現れて驚く。これは、左岸から巻く。
2025年04月16日 11:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:41
と、再び7m直瀑が現れて驚く。これは、左岸から巻く。
再びナメ。
2025年04月16日 11:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:45
再びナメ。
谷はがれたルンゼ状となって森の上山に突き上げていく。急こう配の登りが長かった。
2025年04月16日 11:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 11:51
谷はがれたルンゼ状となって森の上山に突き上げていく。急こう配の登りが長かった。
奥二俣は、左にとる。稜線まであと少し。
2025年04月16日 12:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 12:34
奥二俣は、左にとる。稜線まであと少し。
くぬぎ林の中の、森の上山581mの三角点。奥には、天上山方面が樹幹越しに見える。
2025年04月16日 12:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 12:54
くぬぎ林の中の、森の上山581mの三角点。奥には、天上山方面が樹幹越しに見える。
尾根筋では、深山樒が小さな花をつけ始めていた。甘いにおいがした。
2025年04月16日 13:06撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 13:06
尾根筋では、深山樒が小さな花をつけ始めていた。甘いにおいがした。
尾根から、南方向に、不明谷川をはさんで、二ッ山方面が見える。ツツジが満開だ。
2025年04月16日 13:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 13:20
尾根から、南方向に、不明谷川をはさんで、二ッ山方面が見える。ツツジが満開だ。
尾根上は、ほとんど藪はなく、踏み跡をたどってドン畑峠に到着した。踏み跡は、不明谷左俣を巻いて東に続く。
2025年04月16日 13:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 13:33
尾根上は、ほとんど藪はなく、踏み跡をたどってドン畑峠に到着した。踏み跡は、不明谷左俣を巻いて東に続く。
踏み跡の途中から、南の尾根を下って、不明谷左俣に降りた。左岸に懸崖を控えた小滝。その後も小滝はあるが、平凡な渓相だ。
2025年04月16日 14:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 14:04
踏み跡の途中から、南の尾根を下って、不明谷左俣に降りた。左岸に懸崖を控えた小滝。その後も小滝はあるが、平凡な渓相だ。
不明谷本谷との出合いまで、杉林の中の踏み跡を辿って降りたが、対岸が護岸でのぼれず、100mばかり上流に歩いて、はしごをみつけて県道に上がった。
2025年04月16日 14:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 14:34
不明谷本谷との出合いまで、杉林の中の踏み跡を辿って降りたが、対岸が護岸でのぼれず、100mばかり上流に歩いて、はしごをみつけて県道に上がった。
駐車地まで戻って、あまが滝の谷の出合い付近の本流を撮影した。県道がない時代は、もっと厳かな雰囲気だったに違いない。
2025年04月16日 14:57撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/16 14:57
駐車地まで戻って、あまが滝の谷の出合い付近の本流を撮影した。県道がない時代は、もっと厳かな雰囲気だったに違いない。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ 防虫スプレー 防虫ネット

感想

湯来の麦谷橋を渡って不明峠(あけずたお)に続く県道に入り、不明谷にそって、約2kmのぼると、左手に小祠が二つあり、そばに「あまが滝」の案内がある。この滝の存在は、広島県の滝を紹介しているインターネットサイト「花鳥風月庵」*で知った(そこでは麦谷の滝となっている)。祠の中に「昭和十年九月四日 山神祭□建造」とあり、昔より信仰の対象となっていたようである。県道がないころは、もっと荘厳な雰囲気だったに違いない。この滝のある谷を仮に山神谷とする。地形図でみると、山神谷は森の上山581mから流下しており、流程は短いが、谷の入口付近は等高線が混み、谷幅も狭くて面白そうである。あまが滝を右岸の巻き道から越えると、上部は二俣まで、側壁の高いゴルジュ状の谷が断続的に続いて、直登不能の滝を数多くかけており、とくに、ゴルジュを割る12mの大滝はすばらしく、期待以上に面白い遡行となった。二俣以降は、谷は開けて植林帯となった。最後のルンゼの詰めは急登できつかったが、森の上山からドン畑峠へ続く尾根道には深山樒やツツジの花が咲いていた。再び訪れたドン畑峠からは、不明谷左俣に降りたが、植林帯の中の平凡な谷だった。駐車地まで、県道を下ったが、不明谷の県道側のコンクリ護岸が新しく、妙な白々しさに違和感を覚えながら歩いた。なお、森の上山581mは地形図には名前がないが、国土地理院基準点成果等閲覧サービス及び湯来町誌によった。
*https://hajime.halfmoon.jp/taki-hiroshima.html

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