2年ぶりの野伏ヶ岳 4回目 今日はガイド登山


- GPS
- 08:07
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,016m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 2:46
- 合計
- 8:05
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここが一杯なら中居神社の駐車場、こちらは10台以上停めることができると思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一昨日からの季節外れの寒冷渦による嵐の影響で登山口付近でも残雪の上に10cm程の新雪あり。山頂付近では30cm程の新雪が積もっている。大進橋を渡るとすぐに50cm程の残雪があり、スキーでの登行が可能、今年は1ヶ月ほど季節が遅れている感じだ。しかしながら流石に日当たりの良いところでは10m未満程度ではあるが3箇所ほど雪切れしている箇所がある。下山時に写真を撮っておいたのでログにて確認下さい。 素直に林道を歩いても良いのだが、かなり迂回して歩かなくてはならないので地形図をよく見て林間を直登するのが良いだろう。 林道がヘアピンになっているところが牧場へ向かう道との分岐となる。ダイレクト尾根に直行する場合はヘアピンの頭から西へと続く林道を進んでいく。林道は小尾根を迂回しているので、林間に入って小尾根に乗り上げるようにコース取りするとダイレクト尾根に最短で向かうことが出来る。ただ今回は残雪の上に新雪が積もっていたためアイゼンだと横方向のグリップが不足気味で難儀する。スキーでなければ大人しく林道を歩いたほうが良いかも知れない。 針葉樹の人工林を抜けるとダイレクト尾根は目の前だ。山頂方向に向かってトラバース気味に登っていくとダイレクト尾根に乗りやすいだろう。ダイレクト尾根に乗り上げるとほぼ中間点となる。 ここからはブナの疎林を登っていく。最初は緩やかだが、進むにつれて斜度がキツくなる。この辺りからつぼ足だと沈み込みが厳しい。山スキーでの移動が快適だ。いつもだと傾斜が急になるあたりでクトーを装着するのだが、今回は前日に降ったと思われる新雪のお陰でシールが良く効いてくれた、殆どジグを切ることなくダイレクト尾根終端まで到達出来た。 ダイレクト尾根終端部分は新雪が飛ばされており、アイスバーンが露出している箇所がある。クトーを装着していれば難なく通過できるが、後で述べる難所の通過があるのでアイゼンに換装した。 心配していたダイレクト尾根終端の雪割れ箇所は、12日以降に崩壊して埋まっているので苦労することなく山頂へと向かう尾根(以降ビクトリー尾根と記述)に移ることができる。だだ、3m程の笹の立った壁をよじ登る必要があるのでスキーでは無理だ。下山時に上から見て気づいたのだが、少し東側にトラバースすれば雪が繋がっているので労せずスキーのままで通過が可能だった。 ビクトリー尾根に乗れば山頂は目と鼻の先だ。風のせいだろうか?新雪は10cmほどしか積もっていないので沈み込みもなくツボ足でも歩きやすい。 下山は新雪を滑るわけだが、気温も上がり湿雪となっておりなかなか手強い。明日以降は早い時間だとクラストを覚悟しておく必要があるだろう。なかなか曲がらないので立木には注意だ。 今年は連休まで山スキーを楽しめそう。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(橙 Gregory Targhee32)
ストック(LEKI)
SKI(橙 ELAN)
シール(POMOCA 水色)
ブーツ(橙 SCARPA)
緊急装備(スコップ
ゾンデ
ビーコン)
12本爪アイゼン
ヘルメット(白)
ゴーグル
サングラス
アウターシェル(煉瓦色)
オーバーズボン(黒)
伸縮性アンダーウェア上下
防水靴下
アウターグローブ
毛糸手袋
予備手袋
スキー滑走ワックス
スキーシール用ワックス
補修材(針金;ガムテープ;結束バンド)
ファーストエイド
iPhoneSE
GPS時計(Garmin)
保険証
COCOHELI(004510-108)
防寒具(赤 ライトダウン)
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感想
コージ君との約束であった野伏ヶ岳。なかなか日程や天候が合わず行けていなかったのだが今日が最後のチャンスと思い、二人で休暇を取得して登ってまいりました。
先週末のレコを見ると、ダイレクト尾根の終端部の雪割れが深く、スノーブリッジが崩壊すれば登山不能との記述もあったので、山頂に向かう尾根に渡れないようであれば撤退と決めて入山。しかしながら心配していたダイレクト尾根終端の雪割れは崩壊して埋まっているため、特にトラブルなく渡ることができた。
コージ君に野伏ヶ岳の山頂をプレゼントできたので、今回の山行は大成功。本日の入山者は我々を含め7名、山スキーは私のみでしたが、野伏ヶ岳は山スキー向きの山なので滑らないのは勿体ない。
日本三百名山 野伏ヶ岳
美濃国の冬季限定の山「野伏ヶ岳」に登ってきました😆
4月中旬となり、もう登れないと諦めていたところ、以前からアキさんにリクエストしていた野伏ヶ岳のお誘いをいただきました🤗
今日は今週で一番良い天気☀️
昨日、一昨日と奥美濃には雪が降ったため、最高のコンディションの中、4月17日に野伏ヶ岳に登ることができました✨
車を駐車場に停め、橋を渡ると登山口からしっかり雪があります😳
12本爪アイゼンを装着してスタート❄️
アキさんはBCです✨
先行者がいたため、ツボ足で体力を温存しながらの登山😆
前半は樹林帯の中、林道をショートカットしながら進むコースです。雪は沢山あるけれど気温は高いため、トラバースの際は、アイゼンが流れ疲れます😭
ダイレクト尾根に出ると、雰囲気が一変✨
周りの雪山が美しい🤩
尾根をどんどん登っていくと、徐々に昨日、一昨日の積雪が深くなります😳
最初はそれほど気にならなかった積雪もどんどん深くなり、遂には新雪30cmツボ足の深さが50cm程に達し、思うように進めなくなりました🫢
心が折れそうになりながらも野伏ヶ岳の美しい山頂を見上げ、元気をもらい頑張ります😤
苦戦しつつも思いのほか疲れを感じない🙁
最近、昼休みに高低差100mほどの山を登るようにしていた効果が出たのか🤨などと考えながら進みました😤
山頂付近では笹が行く手を阻みましたが、それをクリアすると「ビクトリーロード」へ😆
山頂からは霊峰白山や別山、続いて経ヶ岳、荒島岳、平家岳などの美しい山々が続き、先日貝月山から美しく見えた能郷白山を裏側から眺めることができました✨
大日ヶ岳や鷲ヶ岳も素晴らしい眺めです✨
北アルプスは霞んで見えませんでした🫥
野伏ヶ岳は白山連峰の展望台のようです~🤗
素晴らしい景色👍
私たちだけで観ているのがもったいないと思いつつ、余韻に浸りながら下山しました。
今日はまさかの野伏ヶ岳😊
冬季限定の野伏ヶ岳は、ソロでは難しいと思っていた山🤔
アキさんにはBCとアイゼンでスピードが異なる中、登りも下りもガイドしていただき、休憩時には高級和菓子やヨーロピアンなキャンディの差し入れまでいただくなど、細やかな気配りをしていただきました。本当に感謝しかありません🙇♂️🙇♂️🙇♂️
ありがとうございました😊😊😊
また、今回は先行者のトレースがなければ登頂出来なかったと思います。先行者にも感謝です🙇♂️
深い雪と格闘しながらの登山を通して、登山家として新たな世界を垣間見た気がします😉
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