鍋割山〜塔ノ岳


- GPS
- 09:21
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,369m
- 下り
- 1,369m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:22
08:23 二俣
09:14 後沢乗越
10:40 鍋割山(〜11:10)
11:42 小丸
11:52 小丸尾根分岐
12:07 大丸
12:21 金冷し
12:47 塔ノ岳(〜13:30)
14:00 花立山荘(〜14:16)
14:50 堀山の家
15:43 見晴茶屋(〜15:48)
16:05 観音茶屋
16:31 大倉
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:16:38 大倉発(神奈中バス) 16:53 渋沢駅北口着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート上の危険個所はありません |
写真
感想
写真のキャプションでは書いていないことをこちらに残しておこうと思います。
この日の朝の小田急線車内。多くの登山者が居る中で私の前にかなりの高齢男性がお一人座っていました。小さめのリュック、そして1本だけトレッキングポール。靴はかなりくたびれた運動靴だったかと思います。一見すると登山に行くのかどうか微妙で分からないくらい。背中はかなり円背になっていて心なしかお顔の表情もお疲れの様子。「登山じゃないよなぁ。どうなんだろ。」と余計なお世話で思いつつ、渋沢駅で下車してからはその方のことなどすっかり忘れてしまっていました。
ガッツリな急登にヒーヒー言いながら久々の鍋割でうどんを食べ、縦走で塔ノ岳まで進んで大倉尾根で下山という何度も使っているいつもの定番コース。塔ノ岳を下り始めて金冷しの手前くらいに着いた頃だったでしょうか。
朝の電車で見かけたそのご老人がおぼつかない足取りで塔ノ岳を目指してゆっくり、ゆっくりと登っているではないですか!心なしか電車で見た疲れた顔がさらに疲れ、足も引き摺っているような。思わず「え、マジか・・・」と小さく呟いてしまいました。
あの朝一番から大倉を発ったとしてゆうに6時間以上は経過しています。この御方より体力が遥かにあると思われる我々ですら根を上げたいくらいの大倉尾根の長いハードな登りを、とんでもない長い時間を掛けてご自身のペースでお一人で歩かれているのです。
このお姿を見た時に、迂闊にも涙が出そうになりました。
山登りはよく人生に例えられますが、まさしく人生とはなんたるかの象徴を見た思いでした。「人間はな、年齢じゃない。体力でもない。心の持ちよう次第だよ、ワシのようにな。そこの青二才。」とでも言われているような。
すれ違って山頂を目指して小さくなってゆく男性のお姿を立ち止まって目で追いながら、どうかいつまでもお元気で・・・と願わずにはいられませんでした。
この瞬間に立ち会えただけでも、この日に登って良かったなぁと思いました。そんな1日でした。
なので写真の1枚1枚をじっくりと拝見して、楽しみながらレコを読みました✨
感想に書かれている内容、ほっこりしますね!😊いつまでも山に登れたら良いな!と思いました😊
コメントいつもありがとうございます!🙇♂️
そうだ、popieさんは昨年とんでもないロングルートを1日で踏破されたんでしたよね。今、もう一度そのレコを再読させていただきました。絶対に私には無理・・・あの時のコメントにも書きましたがもうアスリートの域です!凄すぎ😯
感想に書いたお爺ちゃん、マサカでしたがこちらもpopieさんの凄さとはまた別の形での達人ぶりを垣間見た思いです。ずっとこんな感じで一途に続けてゆけたら最高ですよね😊
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