記録ID: 8060503
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積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
雨飾山(小谷温泉・一般登山道)
2025年04月26日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:54
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,208m
- 下り
- 1,186m
コースタイム
天候 | 晴天微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
松本→豊科:JR大糸線 豊科-雨飾荘前駐車場:レンタカー |
コース状況/ 危険箇所等 |
【全般】 雪は硬いが、表面は緩んで滑りやすくなっていた。踏み抜きはほとんど無く、ワカンは使わなかった。 表面が溶けてボコボコになっている箇所も多く、自分の行きの踏み跡が帰りにはわからなくなっている割合が高かった。 クラックも多く、シリセードできそうだが慎重になった方がいい区間が大半だった。 荒菅沢-山頂の間の雪解けが進んでおり、雪山としての賞味期限は切れかかっていると感じた。 【区間ごと】 雨飾荘-雨飾高原登山口:未除雪の車道歩き。一部ややトラバース気味の箇所あり。 雨飾高原登山口-取付点:川沿いを行く。そのまま進んでしまうと急斜面を上がることになる。 取付点-荒菅沢:急登とトラバースが多い。最後の荒菅沢への下りは急傾斜の雪崩地帯であることに加え、クラックも多いので進路選びは慎重に行いたい。 荒菅沢-笹平:斜度がきつく、最も強いところで5,60度はあると思われる。雪も緩んで滑りやすいので下りは特に注意したい。クラックや笹、夏道の露出も多いので進路は慎重に選びたい。夏道の出ている区間は夏道通りに歩いた方が安全。 笹平-山頂:笹平自体は名前の通り平坦で歩きやすいが、最後の山頂へに上りは坂というより崖に近い。上部は夏道が露出していた。 |
その他周辺情報 | 小谷温泉村営露天風呂:雨飾荘すぐ近くにある。 道の駅おたり・深山の湯:炭酸水素塩泉800円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
ヘッドバンド
靴
ザック
アイゼン
ピッケル2本
ストック
スノーバスケット
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
輪カンジキ
|
---|---|
備考 | 防寒着、バラクラバ、輪カンジキは使わなかった。 |
感想
2年前の4月初旬に苗場山の秋山郷側のコースに登ったとき、あまりに急な傾斜に心が折れ、ステップアップののちに挑戦したいと思っていたのが雨飾山です。
こちらも苗場山と同様に残雪期の入山は少なく、しかもおそらく登山者より山スキーの方が多そうです。
すっかり間が空いてしまいましたが、ちょうどこの日にぴったりはまったので行ってみることにしました。
4月も終わりで雪解けを心配していましたが、雨飾荘からしばらくは雪もしっかりしています。
それでも荒菅沢に近づくと確実に季節が進んでいることを感じます。
今年は雪が多いというものの、ところどころ岩や笹も露出しています。
クラックも多いし、雪崩の跡もわかりやすいです。
笹平への尾根に上がると傾斜が急なのに加え、日が昇って緩んだ状態の雪が恐ろしいです。
下りは特に慎重にならないと危ないし、クラックや岩などの露出を考えると上から一気にシリセードというわけにもいきません。
目の前には新潟焼山や高妻山、後立山連峰、糸魚川市街や日本海など、いい山だと思う一方、この時期に登る人は多くなさそうだというのもわかる気がします。
連休後半は気温も高いというし、もう雪山としての賞味期限は迎えてしまっている気がしました。
(出発時にスキーの方、登山でテント泊という方とお会いましたが、結局その後下山までお会いすることはなく、ほぼ自分だけしかいませんでした。皆さん別の登山道へ向かったのか…)
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