モノレールに乗って大日山・稲村ケ岳・山上ヶ岳縦走登山 関西百名山


- GPS
- 06:29
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,515m
- 下り
- 1,515m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
五代松鍾乳洞行駅〜五代松鍾乳洞駅 モノレール400円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
五代松鍾乳洞駅〜法力峠 尾根をトラバースしながら穏やかな緩勾配で登っていく 脚元の悪い箇所は登山道としては堅牢な橋がかかっており歩きやすい 法力峠〜稲村ヶ岳山荘 稜線の一段下を歩く 進路右手にジャンダルムのような大日山を木々の間から姿を現す 勾配は緩いが、登るにつれてトラバースのクサリ場と共にところどころ登山道が崩落個所が増える。通行そのものに支障はないが、足元が狭く且つ高度感のある個所が散見されるので慎重に… 稲村ヶ岳山荘〜稲村ヶ岳 大日山の北側を巻いて進む 稲村ヶ岳登山最大の難所トラバースには雪渓があったが、登山日は稲村ヶ岳山荘の方が通路を除雪してくれていたので、それなりに通過できる(安全という訳ではない) 次の雪渓は通路分のステップがあり登山時はそれなりに通過できるが、下山時には少々緊張を強いられるだろう 大日山分岐のキレットを通過すると稲村ヶ岳をトラバースしながら補助ロープのある岩場と階段を登り最後は稜線に乗越し鋭角に折り返して稲村ヶ岳山頂に到着する キレット〜大日山 稲村ヶ岳へ向かう登山道を鋭角に折り返す様に分岐 クサリ場・ハシゴ場の連続する岩峰登り 樹林に囲まれているので高度感は少ないが、両側切れ立った箇所が多いので慎重な歩行が求められる 稲村ヶ岳山荘〜レンゲ辻 稜線の一段下の穏やかな登山道で緩勾配でレンゲ辻へ下るが、一部登山道が崩落しており、慎重な通行が求められる レンゲ辻(女人結界門)〜山上ヶ岳 連続する急勾配をハシゴ場で一気に山上ヶ岳山頂へ向けて登り詰める 稜線に乗り越すと気持ち良い笹原の稜線歩き 山頂手前までは眺望がすこぶる良いが、山上ヶ岳山頂のみ樹林に囲まれ眺望はあまりよくない 山上ヶ岳〜鐘掛岩分岐〜大峯大橋(登山口) 最初は宿坊の中を歩く 途中「西の覗岩」など切れ立った場所に立寄るコトもできるが概ねは整備の行き届いた歩きやすい登山道 鐘掛岩分岐を過ぎると鬱蒼とした杉の樹林帯を下り大峯大橋(登山口)に辿り着く |
写真
山上ヶ岳では、往古より仏教各宗の宗祖や高僧を始め、多くの先徳や在家の先進衆が命を賭して修行され、自利利他円満の菩薩行を心とされて、天下泰平、万民安楽、五穀豊熟を祈願されてこられました。今日もその心と修行の法は脈々と伝えられ、厳格な修行が行われております。
また、当山はその永い歴史の中で幾多の流転を重ね、明治初期には国家権力による修験道廃止という法難にもみまわれましたが、御本尊の思し召しと、信徒の皆様の熱烈な信仰心や修験道を心の支えとされた方々のお力により、その法灯は守られ修験道の仏寺として今日に到っております。
そしてその歴史の中で、当山は女人結界を持つ聖地としての姿を守り伝えております。この女人結界は決して、わたくし速修行者のみによって形作られたものではありません。この霊山を仰ぎ見ながら、ここに心のよりどころを見出した無数の先人達が、壱千年あまりの時をかけて、 宗教的伝統として作り上げてきたものであります。また、結界維持については、信徒や地元の人々と共に信仰を守り伝えてきた女性達によっても伝承されてきました。
私どもは、今日においても、山上ヶ岳の女人結界を男女問わず修験道で修行し、信仰する者の信仰心としての戒律上の結界ととらえ、あくまでも信仰者の立場をもって議論を加えつつ、且つ結界を護持いたしております。
登山の皆様には、この一千参百年の歴史を持つ当山の信際に深いご理解をいただき、信仰者の声を尊重いただいて、女人結界の維持にご協力を賜りますようお願いいたします。
当山は、今なお信仰が息づいている聖地山上ヶ岳(大峯山)が日本国有の宗教文化を伝承する地として、ユネスコの世界遺産に登録されたことを誇りに思うと共に、開祖神変大菩薩やこれまで修行を積まれた先徳に対し感謝の赤誠を捧げるものであります。
感想
土曜日…
天気が良いのに用事が無い
妻も朝早く出かけてしまった…
家に独り居ても仕方ないので、何処か山へ行こう…
と思い登ったことの無い稲村ヶ岳へ行ってみた
ごろごろ茶屋で五代松鍾乳洞モノレールの客引きのオジサンに声を掛けられた
話によると稲村ヶ岳登山者もモノレールを利用可能だと云う
標高差80メートルをモノレールに乗って一気に登る
モノレールといってもミカン畑よく見る農業用モノレール
農業用モノレールでの営業は鉄道事業法をクリアするのは難しいので、建築基準法の昇降機扱いか遊具扱いのループ線営業ぐらいでしか乗れないのだが、ここでは拠点間輸送で乗車できる
以前からこの農業用モノレールに是非とも乗ってみたかった
テンション高くモノレールに乗って登山開始
最大傾斜34.7度69.243%の急勾配をぐんぐん登り標高差80mを一気に登り五代松鍾乳洞駅到着
ここから登山開始
予定よりもサクッと大日山・稲村ヶ岳に登頂
下山時、山上辻の標識記載のコースタイムを見て山上ヶ岳を経由して下山しようか?しばし悩む。各区間をコースタイムよりは早く歩けば、まぁ18時までには余裕で駐車場に戻れるだろうと判断して山上ヶ岳へ
レンゲ辻まで30分、山上辻の標識のコースタイム通りだったので、山上ヶ岳登り返しにコースタイム通りかかるのなら40分もかかるのか…
少々心細くなったが、登ってみたら30分弱で山上ヶ岳に到着
ひと安心
山頂で出会った方に勧められ、東の覗岩へ立ち寄ってから下山開始
この区間は歩いたコトが有るので安心
17時に大峯大橋まで下山
最後の舗装路歩きでは、登山道中に出会った方にクルマに乗せていただき、ごろごろ茶屋駐車場に到着
遅めの稲村ヶ岳登山開始だったが、山上ヶ岳にも立ち寄れトテモ満足な一日でした
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