大ガレからハライドまで釈迦ヶ岳周回縦走


- GPS
- 08:22
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,382m
- 下り
- 1,383m
コースタイム
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:21
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
でもその後用意してスタートする頃にはもう半分埋まってた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回もあまり調べず行ったが、一番怖そうかなと思ってた大ガレがじつは道幅しっかりあって今回は風もそこまで強くなかったのでそんな不安でもなく、逆に一番最後、ハライド手前の腰越峠への下りが所々ロープも出てくるくらいのびっくりの急下降が、鈴鹿らしい少しザレた道と相まって一番慎重になったかも。 ハライド南面は見た目はすごいがザレにさえ気をつければ踏み跡もテープもはっきりしてる上に手足もガッチリあってあっという間に上れてしまって逆にびっくりした。 危険は無いけど個人的に一番歩きにくかったのは有名な猫の地上絵の砂場。 短いけど一番上の方はちょっと急になっててザレではなく砂場のように深いのでザラザラ崩れてしまって下手なコース選択すると結構大変。 |
写真
なんか和やかな光景だが、あのザレの一番上を上りきるのが結構きつかった。
踏み跡は何本もあったがどうも面倒なのを選んでしまったようで、滑るので他の踏み跡に乗り換えようとちょっと横に移動しようとするとズルズル。
上る前からよく見てできる限り傾斜が緩そうな所を選ぶのが肝心かも。
誰もいないかと思ってたら飯食べてるご夫婦がおられ、おそらくあまり人が来ない静かな所でゆっくり飯作ったりするのが好きな人には知られた所なのかも。
テープがあったので岩にへばりついて向こう側に行けそうだったが、もうだいぶ疲れてたので気力が湧かずこの位置で1枚撮って先を急ぐ。
すれ違った人に聞いたらまだしばらくこういう下りのあと今度はハライドが結構な急登だと聞いてがっくり。
マジかと思いながら岩の横回り込むとこの斜面見ながら休憩中のお姉さんがお二人。
やはりこれ上るんですよねって聞いたらお一人がでもこれ上らないと帰れないし、と自分と同じくちょっと腰引け気味の返事。
そこにもうお一人が直ぐよと強気なご託宣。
嘘やろと思いながらも足遅いので追い付いたら遠慮なく抜いてくださいと話して先に行かせてもらう。
10〜15分くらいか。
強気なお姉さんのご託宣通りでびっくり。
しばらくして上ってこられたお二人に声かけたら、腰の引けてたお姉さんから速いじゃないですかと、いや上りだしてみたらあっという間でびっくりしましたと返すと強気なお姉さんが、でしょっと。
なんか面白いお二人だった。
出てきた堰堤横からはガレてるながらもう林道。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
池木屋山と迷ったが、3月末にヒルは5月からと思って雪彦山行った時に4月からという注意書き見てびっくりし、これはもうそろそろやばいかもと腰が引け、かつ前回渡渉でえらい目に遭ったのもあってもう今回は尾根縦走にしようと。
それにここ2回ほど今まで来なかった鈴鹿行ってみて、初めての所歩くのはやっぱり面白いなと思ったので今回も初めての釈迦ヶ岳を挟んだ周回を尾根つなぎでやることに。
珍しく土曜に出かけて快晴でもあったので駐車場大丈夫かなと思ったが7時ちょっと前に自分が着いた時点でまだ半分。
でも準備してる間に次々車来られて出発時、登山届け書いて振り返ったら4分の3くらい埋まってた。
その割に尾根道に人少ないなと思いながら上ったが、山頂手前で話した地元のテン泊装備の方によるとここは谷道の方が面白いので庵座谷から上る人の方が多いのではとのことだった。
よく調べなかったことちょっと後悔したが、まあ今回は最初から最後まで尾根通しで歩こうと思って決めたのでやむなし。
尾根通しにしたおかげで前々回の鎌尾根や前回の雨乞岳コクイ谷あたりを考えると今回はのびのびした山歩きだったが、これは鈴鹿が標高の割には風が強く雪も多いせいか上の方に高い木の森が少なく、所々ザレて痩せた尾根もあるけど眺望に恵まれた稜線が多いからかなどと愚考。
その中で一番歩きにくかったのは有名な猫の地上絵のある砂場。
ここはザレ場というより砂の深さ的にもう砂場といった方が妥当で、その斜面の一番上、傾斜もきつくなったあたりは下手な所に踏み込んだり横切ったりしようとすると靴が砂にめり込んでずり落ちる。
猫の顔で癒やされてそのまま適当に上がったしまったが、一番踏み跡多く傾斜も緩そうな所見通してから上り出さないと上で横移動強いられるなど、危険は無いけどジタバタさせられる。
そして一番びっくりしたのは根の平峠からハライド方面に道と分かれるまでの県境尾根の人の多さ。
普段ウィークデイにしか歩かないので久しぶりというのもあるけど、根の平峠にはおそらく20人以上の人がいて写真もよう撮らなかったし、そこからの結構な傾斜の上りでも次々人が下りてきてびっくり。
そこは深くえぐれた小さい谷のような道に大きな石がゴロゴロ積み重なってて横に細々と新しい道が付けられてる。
たまたま通りかかった人に聞くとそこら辺に詳しい方だったようで、やはり昔はこのえぐれた所が道だったのがえぐれすぎて雨水が流れたりして岩が露出してしまったり転がり落ちたりで、今では塞がれて通りにくくなってしまったところもあり、横の新しい踏み跡を通るのが良いとのことだったが、その細く結構な傾斜の道を次から次に人が下りてくる。
急登が終わってなだらかな道になると目立ったのが岩と濃いピンクの花。
そしてハライド方面分岐で県境尾根と離れるといきなり人がいなくなる。
そこで気が付いたのがこの濃いピンクの花のシーズンに御在所岳側から県境尾根通って根の平峠経由で大きい駐車場のある朝明キャンプ場に下りるツアーがあるのではということ。
まあ調べてないから断言は出来んけど、あの人数はバスでしょっと思った次第。
最後に一番心折れかけたのがハライド。
県境尾根からハライド方面に分かれるあたりはなだらかで、もうてっきりこのままゆったり朝明キャンプ場に尾根を下っていくものと思い込んでしまってたらなんかいきなり急坂下りだして向こう側には岩山が見える。
途中すれ違った人に聞いたらやはりまだしばらく急な下りが続いて腰越峠からは向こうに見える岩山を結構がっつり上るとのこと。
この先どこか日当たりの良いところで飯食べよう、などという日和見が打ち砕かれた瞬間でした。
そして峠に下りきる直前の大きな石を回り込んだところに強気と弱気の二人の女の人が。
自分はもうがっくりきてるので思わずやはりあれ上るんですよねって声かけたら、あれ上らないと帰れないしとお一人が。
しかしもうお一人は直ぐよっと一言。
ほんまかいなと思いながら足遅いので追い付いたら抜いてくださいと話して先に。
そして上りだしてみれば。
踏み跡とテープで道はだいたいはっきりしてるし、一部ザレてて注意が必要なもののそれ以外は手も足もガッチリあり、はっきり言ってあっという間のおそらく10〜15分くらいでびっくり。
強気のお姉さんのご託宣は確かでした。
そこでホッとして腹も減ってしまったので午後になって風が強くなってきた中ちょっとした茂みの陰で飯。
しかし後から考えると今回は上りだったからよかったけど、逆に下りだったら相当怖そうと、腰越峠手前の下りですれ違った何人かの方達は相当慣れた人達だったんだなとあらためて気が付きました。
その後上ってこられたお二人とちょっと話し、そのまま先に下りて行かれたのを途中追い付いて抜かさせてもらったりして自分にしては珍しく早い時間、陽の高いうちに駐車場に帰ってきたと思ったのに、すでに半分以上の車がいなくなっててこれまたびっくりでした。
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