Mt.FUJI100 (DNF)


- GPS
- 24:40
- 距離
- 122km
- 登り
- 4,565m
- 下り
- 4,418m
コースタイム
- 山行
- 23:11
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 24:04
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
振り返り_MtFuji100_DNF
■レース展開
・レース前
渋滞を避け、5時浦安発、8時前に富士北麓公園着。
8時過ぎに受付を済ませ、装備チェックもないのですぐ終了。
コンビニで昼食を買い、富士山パーキングに戻り少しだけ仮眠。
12時頃に循環バスで再び北麓公園へ。そこからシャトルバスでスタート会場へ移動。
14時頃にこどもの国着。スタートの3時間前着いても特にやることはなく草原で寝転がってダラダラと過ごす。
チームメイトにも沢山会うし、会場の雰囲気もありテンションMAXに。ここがMAXだったのか。
17:15ウェーブ2の真ん中あたりでチームメイトと一緒にスタート!
・START-F1
ゆっくり入るが最初から腰が痛い。ウェーブ2なのに送電線で渋滞が起きるし、まさかの集団ロストがあった模様。ロスト集団がコースに復帰する前にコースを先行できたので、更なる渋滞は回避。
しかしこの辺で痺れを切らして、ゆっくりの選手を無理にペースを上げてパスすることを繰り返し、時折心拍が150を超えていた。たぶん今回のレースでやらなくて良かったことのひとつ。
F1には2年前より距離が2km弱伸びているが、目標より30分遅く到着。でも焦らずに。
F1富士宮では前回の反省から、1.5L水分を補給し、いざ天子山塊へ
・F1-F2
天子の登りはマイペースで淡々と登れた。気温が低かったこともあるし、序盤のペースを抑えたのも良かったのだと思う。しかし長者ヶ岳〜熊森山ってこんな長かったっけ?で結局後半でヘロヘロに。
既に脳が楽しくないことを考え始め、いや〜な時間帯に突入。そして暴走族どもが煩い。
F2麓到着は2年間と比較し、10分早いだけで設定タイムからは1時間近い遅れ。
腰痛だけでなく、普通に足も痛くなる。やきそば食べて、早くもロキソニン注入。
・F2-F3
竜ヶ竜への登り手前のフラットなトレイルが全然走れない。
竜ヶ岳の登りで明るくなってきたがガスガスで少し雨も降ってくる。
精進湖エイドまでのロードも歩いたり、走ったり。楽しめない時間帯が続く。
お腹の調子も悪く、途中公衆トイレへ。
精進湖エイドに入る直前で歩く安田選手をキャッチ。球磨川に続き、また闇に引きずられそうになるが、さすがにここでは回避。
精進湖エイドはメインのいなか汁だけ?前はご飯があっておじやにした気がするが気のせいか。。
他に食べたいものがなく、先へと進む。
・F3-F4
長いロード区間と足和田山も歩いたり、走ったり。ロキソニンが効いたのか腰の痛みは少しマシに。
朝になって明るくなったこともあり、メンタルは復調。でもペースは上がらない。
北麓公園へのゆるい登りもほぼ全歩き。
北麓公園で大西さん、LDAメンバなどに会い元気をもらうが、設定タイムからは2時間半遅れ。
もはや目標タイムチャートを見る意味なし。
・F4-F5
F4北麓公園で少し長めに休憩をとり、チキンラーメンメシを食べたからか少し走れるようになる。
結局仮眠はせず。
忍野手前のトレイルでKAIの選手がバンバン後ろからくるので、そのたびに道を譲る。
あまりのペースの違いに嫌になる。
今回腰だけでなくお腹もずっと緩く、忍野でまたトイレへピットイン。
温かい味噌汁が美味しかった。空腹感があったのであまりとらない菓子パンもいくつか食べた。
・F5-F6
川沿いのフラットな道を歩いていると鏑木さんに颯爽と抜かれる。
この区間も基本全歩き。平尾山への登りで異常なほどに喉が渇き、熱っぽさを感じる。
飲んでも飲んでも喉が渇く。風邪のような症状。
山頂でレインを着て、レースが始まって初めてベンチに寝っ転がるが、今度は寒気で寝れない。
あーもう駄目だな、きららで止めよう。と一気に気持ちが傾き、強い意志?で下山を開始。
きらら手前のセブンでホットコーヒーを買う。ここで応援で来ていたゆかさんにばったり。
きらら到着は17時台。目標タイムより4時間遅い到着となり、ここでリタイアを告げた。
・リタイア後
北麓へ向かうバスの出発時間を聞くと22時半との事でまさかの5時間待ちをリタイア後に知る。
この時点でまずリタイアしたことを後悔し始める。タクシーなど他交通手段も調べるが面倒になって仮眠所でなんとか毛布をゲットしまずは寝ることに。
エマージェンシーブランケットを羽織ると更に体温は上がり、1-2時間寝ると結構元気になった。
きららで止めたところで北麓公園にはすぐに帰れない。状況によってはもっと待つことになったかもしれない。それが分かっていれば、まずは仮眠をして体調の回復を待ってからDNFの判断をしても遅くはなかったはずだ。
また設定タイムからは大幅な遅れとなったが、2年前に比べるときらら到着は1時間半ほど早かった。
少し仮眠をして復活すれば、36時間くらい目標に軌道修正して走ることもできたかもしれない。
翌日、フィニッシュに向かう選手たちを応援していても、どこか虚しくレースを止めた後悔の念が強かった。タイムなどは二の次で良い。完走しなければ得るものは少ない。
全ては「たられば」である。次に生かそうと強く思った。
■前日行動と準備
・レース前日のみ禁酒。それまではいつも通り飲み放題
・太田胃散ローディングはせず
・天狗バームローディングもせず。天気も良くマメなどのトラブルはなし
・タイムチャートをTrailFlowベースに作成。自身のITRA100Mカテゴリのパフォーマンスインデックスを参考に32時間目標としたがこれが結果として良くなかったと思う。
自分のレベルだと100mileは目標タイムなど設定しなくて良い気がしてきた。
・レース当日は4時代に起床。運転+移動+レース前のテンションでほぼ睡眠とれず。
少しでも結果を求めるなら去年のONTAKEのように直前まで寝られる環境を作るべき。
■GPSウォッチ
・心拍110-150の範囲外でアラートを鳴らすように設定。
・補給アラートは45分毎に設定し、都度ジェル100kcal程度を摂取した。これは良かったと思う。
水分補給はアラートを気にせず適宜行った。
・時計には公式のGPXデータを入れ、エレベーションマップを参照。
コースもほぼ分かっているし問題なしだが、各区間の試走タイムは頭に入れておいた方が良かった。
■レース中の眠気対策
・カフェインの事前制限はせず。当日朝も普通にコーヒーを飲んだ。
・今回カフェイン入りジェルを使ったので、結果「とめるみん」は使わず。
・眠いと思ったときに少しでも仮眠をとってみれば良かった。これまでの100Mでも
仮眠した試しがほぼない。
■レース中のロキソニン
・レース前から腰痛が酷く、F2麓エイドでやきそば食べたあと1錠投入。
その後しばらくは痛みを気にせず走れた。さすがロキソニンだが、常用するのは良くないね。
■装備
・インナーファクトのハーフタイツは良かった。サイドのポケットにGo3入れてると痛みが出る。
Go3本体を持っていくのはF4以降で良かった。
・ソックスは5本指、シューズはULTRA GLIDE 3でOK。S/LABだったらどうだったか?試してみたい。
・ライトはMilestoneMS-i1+ハンドライトで問題なし。
・F5以降エネルギー切れか寒気が酷かった。寝れば直ったのかもしれないが後の祭り。
やれたこととしてはアームカバー、エマージェンシーブランケットの着用。
あとはドロップに少し寒さ対策のウェアをしっかり準備すべきだった。
2019の記憶が今更蘇ったが、この時期の富士山付近の寒暖差を完全に侮っていた。
■補給食
・良かった補給食:
アミノバイタル赤、アミノショット赤、チャレンジャー青りんごも問題なし。
Andoや俺は摂取すは飲みやすかった。
ドリンクはマルチミネラルタブ+パラチノース粉末、麦茶粉末で問題なし。
寒い時のマギーブイヨン粉末、味噌汁も良い。
・そうでもなかった補給食:
チャレンジャー粉末。甘いし、軽くもないのでスタート時だけでいいかも。
エイド食をもっと利用して、軽量化を図った方が良かったかも。
・コーラは全く摂取しなかった。良いか悪いかは「?」
■エイドの過ごし方
・基本パターン:
ゴミ捨てる→ドリンク補給→エイド食食べる→エイド食持っていく→トイレ→エイドアウト
※前回よりはだいぶ短縮したがまだまだ短縮できるはず
・ドロップバックエイドは40分程度。前回よりは良かったが短縮できるはず。
・ドロップバックのチキンラーメンメシは良かった。
→おかゆも良いらしい。あとは復活を信じてガツンと栄養ドリンク系か
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