山王山･寺久保山(越床ハイキングコース縦走)
栃木県
sanomaru13
体力度について
- GPS
- 09:32
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,161m
- 下り
- 1,162m
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| 天候 | 晴れ(朝のうち霧) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自転車
駐車場を過ぎた右側の空き地に駐輪させて頂きました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
若干道が不明瞭な箇所や所々ロープ場あり。越床峠からハイキングコースに入る道はぬかるんでいて滑るので左に曲がり車止めのゲートを通り過ぎて右に曲がるルートを通ったほうが安全。 |
| その他周辺情報 | 近くには鹿島園温泉があり。足利にしては珍しい温泉です。登山口にトイレなし。最寄りのコンビニはセブンイレブン足利八椚町店もしくはローソン足利八椚町店。 |
写真
拍手朝のうちは少し霧が出ていました。
まだ5時半前です
ここから旧国道293号、越床峠方面へ下ります。
ここは、旧国道293号の越床峠にある道標です。
旧国道293号佐野方面。ハイキングコースは赤テープのところから登るらしいですが…
道が不明瞭で雨の後で滑りやすく、登る途中に滑って服が泥だらけになりました💦
ハイキングコースは赤テープのところから登るらしいですが…
道が不明瞭で雨の後で滑りやすく、登る途中に滑って服が泥だらけになりました💦
登山道脇の草が苔のようできれい✨
足利のハイキングコースはどこも石がゴロゴロしているイメージがある。
(詳細は帰路に通ったのでそちらで。)
こちらにも手を合わせてから進みました。
気持ちの良い稜線歩きです。
馬坂山との分岐にある道標。読みづらいですが、樺崎八幡宮と書かれている方面に少し進むと馬坂山山頂です。
さらに進むと樺崎町に下山できるみたいです。
地元なので今度歩いてみたい…！
読みづらいですが、樺崎八幡宮と書かれている方面に少し進むと馬坂山山頂です。
さらに進むと樺崎町に下山できるみたいです。
地元なので今度歩いてみたい…！
確か家に案内の紙を持っていたような…
歩いてて、お城の堀のような印象を受けました。
現在は祠がありますが、以前は鳩峯山神社の社殿があったそうです。
ここでも安全登山を祈願して、先に進みます。
塩坂峠側から撮影。
雷電山と書いてあるほうにいくと経由して樺崎町に下山できるみたいです。
ここにはベンチもあります！
塩坂峠を東西に横切る山道は関東ふれあいの道「マンサクの花咲くみち」となっています。
ここを左に曲がると御堂山へ行けるのですが、まずは山王山方面へ向かいます！
標柱には書かれていませんが、ここを右に曲がりちょっと寄り道します！
道標があります。
まずは山王山の山頂へ向けて。
古い道標と山火事予防の看板の間が目印です。
入り口は不明瞭で古びた道標の脇を入るといった感じ。
少し分かりにくい。
基本、寺久保山の分岐までは同じルートを戻ります。
でも巻き道もしっかりありました。
(帰りはそちらを通りました。)
予定してなかったルートですが、展望を期待して行ってみます！
寺久保山見晴台からの眺めここに高さ10cmくらいの低いベンチがあったので展望を眺めながらお昼。
ただ、この後アクシデントが…💦
座っている間に足が痺れてしまい立ったときにバランスを崩し転んでしまいました。
詳細は長いので感想欄に書きます。
ここに高さ10cmくらいの低いベンチがあったので展望を眺めながらお昼。
ただ、この後アクシデントが…💦
座っている間に足が痺れてしまい立ったときにバランスを崩し転んでしまいました。
詳細は長いので感想欄に書きます。
こちらは寺久保山山頂に戻ってきたときの写真。
塩坂峠方面へ戻っていきます。
巨木と言えるかは正直微妙だが、株立ちの姿が気に入ったので撮影しました。
御堂山からの展望は若干あります。しかし、鉄の柵で囲われていて空き缶が付けられているのが物々しいです。
おそらくこの下は私有地で、動物対策か何かかな？
しかし、鉄の柵で囲われていて空き缶が付けられているのが物々しいです。
おそらくこの下は私有地で、動物対策か何かかな？
右へ曲がり塩坂峠方面へ戻ります。
こちらは足利(樺崎八幡宮)方面から登ってくる道です。
塩坂峠の4差路です。手前は山王山や寺久保山からの道、右に曲がると足利(樺崎八幡宮)方面、直進して右に登ると鳩の峰へ、右に登らず直進すると佐野(寺久保町、出流原弁天池)方面です。
手前は山王山や寺久保山からの道、右に曲がると足利(樺崎八幡宮)方面、直進して右に登ると鳩の峰へ、右に登らず直進すると佐野(寺久保町、出流原弁天池)方面です。
鳩の峰方面へ向かいます。
(道幅は狭かったが)
ここは行きに登った急坂を避け、右へ曲がります。
ここを左へ。
倒れた木に赤テープが目印です。
途中にはしっかりとしたゲートがありますが、登山者は脇を通れるようになっています。
ただ、足の疲労と右足の怪我した場所がかなり痛くなってきました💦
行きに通ったあしかがの森足利病院への下山口に到着。この後、林道に近い道を自転車を置いた足利病院上の空き地まで戻り、アピタ近くのブックオフに取りに行く本があったので取りに行き、ウエルシアで飲み物調達して帰りました。
この後、林道に近い道を自転車を置いた足利病院上の空き地まで戻り、アピタ近くのブックオフに取りに行く本があったので取りに行き、ウエルシアで飲み物調達して帰りました。
帰宅後、登山靴を脱いで見ると足首が少し紫になり腫れてしまっていて、痛みもあったので翌日通っている定時制高校を休んで整形外科へ。検査と診察の結果、右足首の靭帯損傷とのことでこの説明文を書いている5月7日現在もギプスと松葉杖生活です…😰
検査と診察の結果、右足首の靭帯損傷とのことでこの説明文を書いている5月7日現在もギプスと松葉杖生活です…😰
感想
先日久々に登った迦葉山登山が想像以上に気持ち良く、29日の予定が空いていたのでどこかに歩きに行こうと思い、前々から気になっていた越床ハイキングコースを歩くことにした。
一般的には越床トンネル付近の駐車場から歩くのが一般的だが、足利市のハイキングマップを見ていてあしかがの森足利病院からの道も気になったのでそちらから歩くことに。
朝5時前に自宅を出発し、途中のコンビニで昼食のおにぎりを調達しあしかがの森足利病院上の駐車場へ。そして山へ続く道の右側の路肩に空き地があったのでそちらに駐輪させて頂きました。
序盤は林道のように歩きやすい道が越床峠まで続く。しかし、そこから尾根に登るまでが大苦戦。一応赤テープはあるのだが、前日に降った雨で足元が非常にぬかるんでおり、滑って前のめりに転倒。このときは服は割と泥だらけになったが怪我はなかった。
尾根に出たあとは稜線をひたすら歩く。前日の雨で木々の葉が濡れていたので頭が濡れないように帽子を準備しておいて良かったと感じた瞬間であった。
その後は順調に馬坂山、鳩の峰と進み塩坂峠へ。途中、祠がいくつかあったので登山の安全祈願をして手を合わせて進んだ。
塩坂峠を超える道は関東ふれあいの道に指定されているだけあって、道幅は広い。
塩坂峠で休憩を取り、さらに北へ。途中、藤平山に寄り道をし、朝日山、前寺久保山を経由して寺久保山への分岐に到着。左に曲がり数分歩くと大網林道という足利から佐野に抜ける林道に出た。
林道を足利方面に少し歩き、山王山の登り口から山頂まで一登り。山頂までの道はコース中でもかなり道が不明瞭に感じた。
祠のある山頂の一角に到着し、手を合わせて赤テープを頼りに本当の山頂へ。知識がないと祠がある場所が山頂だと思ってしまう人も多いかもしれない。
山王山からは元の道を戻り、お賽銭をあげて参拝しつつ林道へ戻る。そしてさらに林道を戻り下りてきたハイキングコースを登り寺久保山との分岐まで戻る。
寺久保山までの道は岩場もわずかにあったが、基本歩きやすかった。稜線を30分くらい歩くと寺久保山山頂に到着。寺久保山山頂は展望は無かったが、見晴台なる道標を見かけたので行ってみることにした。登山道は特に大変な箇所も無く見晴台に到着。見晴台からは今回のハイキング最大とも言える大絶景。ベンチがあったので(高さは10cmくらいの簡易的なものだったが)、ここで絶景を眺めながらお昼を食べることにした。
しかし、ここで大きなアクシデントが起きる。お昼を食べている間に足が痺れてしまい、立ち上がったときにバランスを崩して転倒。2mくらいは滑ったかと思う。見晴台なだけに下は岩場だったので滑落に至らなくて本当に良かったと思っている。
少し経って、持ってきたトレッキングポールを使って恐る恐る立ち上がってみる。またバランスを崩すのではないかという怖さはあったが。結果的に、立つことができた。少し歩いて見たが、そこまで痛みはない。骨折してるとしたら歩いた時点で激痛がしているだろうから骨折ではなくて本当に良かったと思った。正直、転倒したときは下手したら山岳救助になってしまうかと本当に心配だった。
その後、痛みは少ないとはいえペースは控えめに慎重に元来た道を戻る。途中で行きはスルーして先に進んだ御堂山に立ち寄った。そして、さらに元来た道を戻る。塩坂峠を過ぎ、鳩の峰へ。その先の岩場が怪我をした足には非常に辛かった。滑落などしないように、慎重に一歩一歩下りていった。
途中の祠でも無事下山できるようにお賽銭をあげて手を合わせつつ、馬坂山も通過。
その先、途中から右に曲がりなだらかな林道を下り国道293号の旧道へ。左に曲がりゲートを超えた先を大小山から大坊山への稜線に向けて登る。かなり足は痛かったが、あと少しで登山口と何度も言い聞かせて踏ん張る。
そして15時半、無事に自転車を駐輪していた登山口に下山。下山してほっとした気持ちが強く駐輪した場所は写真撮り忘れた。
自宅に帰り、登山靴を脱ぐと右足首が紫色になり腫れていた。1日寝て足を休めたが、痛みが酷くなっている気がしたので念の為学校を欠席して整形外科へ。診察とレントゲン検査の結果、右足首の靭帯損傷で全治6週間との診断だった。そして腫れが酷いため右足首はギプスをして、しばらくの間松葉杖での生活へ。自分は27歳だが大きな怪我をしたことは今までになかったので初めての松葉杖使用だった。
病院で松葉杖の使い方を教わったあと、1週間の松葉杖生活へ。学校ではエレベーターが使えたので上下移動は問題なかったが、水平移動が慣れるまで大変で移動だけで疲労困憊。
そしてGW後半は足を休め安静にして、7日に再び整形外科へ。診察の結果、ギプスと松葉杖は取れ、テーピングをして様子を見ることになった。確かに痛みも軽くなり、腫れも治まってきて早く松葉杖が取れて良かったが、まだ歩くのを控える日々は続きそうだ。
最後に、今回の山行の反省点を箇条書きでまとめる。
･お昼を食べたあと立ち上がるとき、足を伸ばして足のしびれが取れたことを確認してから慎重に立ち上がれば良かった。
･今回歩いたコースはほぼ全区間でスマホの電波が入る状況だった。(ちなみに回線はau)そして、自分が怪我をした場所は登山口から1番遠い場所だった。どこにも立ち寄らずに戻っても8kmもの山道を歩くことになる。正直、捻挫をした状況で長距離を無理して歩いてしまったことで怪我を悪化させてしまった部分はあると思う。
･そして下山するまでなぜか全く思いつかなかったが、寺久保山から越床ハイキングコースにぶつかる場所から山王山方面に数分下れば大網林道が通っていて、そこもスマホの電波が入っていたことは覚えていた。ならば、地元であるし家族に怪我の連絡を取り、大網林道の越床ハイキングコース入口まで車で来てもらい、自転車は自動車に乗せて持ち帰るか家族に自走してもらい回収するのがベストだったはずだ。足の怪我を悪化させないためにもこの判断ができなかったことが悔やまれる。
改めて、本当に良かったのが登山口に戻る途中に歩けなくなって遭難するという事態にならなかったことだ。これは不幸中の幸いであったと思う。
自分はやはり山歩きは好きだ。今回の出来事を教訓に、山で怪我を起こさないようにするにはどうするか、万が一起こしてしまったときにどのような対応を取るべきか今一度考えるきっかけとなった山旅だった。
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