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Yamareco

記録ID: 8095080
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

中倉山(孤高のブナを訪ねました…)

2025年05月01日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:10
距離
11.2km
登り
877m
下り
858m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:29
休憩
0:43
合計
6:12
距離 11.2km 登り 877m 下り 858m
銅親水公園(06:45)===中倉山登山口(07:45)===尾根・巻道分岐点(09:25)===中倉山(09:55〜10:20)===孤高のブナ(10:30)===尾根・巻道分岐点(10:55)===中倉山登山口(12:00)===銅親水公園(12:55)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
1、群馬県側から国道122号線を走って栃木県の日光方面に向かいます。
2、栃木県に入ると国道122号線・足尾バイパスを走りますが、田元交差点を直進して県道250号線に入ります。
3、わたらせ渓谷鉄道・藤駅前を通過して3km程走ると銅親水公園の駐車場に到着します。
4、カーナビのマップコード:947 023 848
5、600m程手前に駐車場があり公衆トイレがありました。
コース状況/
危険箇所等
1、駐車場先にゲートから舗装された林道を3.5km程歩いて中倉山の取り付き点(登山口)に向かいます。
2、登山口から中倉山の山頂まで歩行距離が1.5km程、標高差約630mの急斜面の登山道が続きました。(聞きしに勝る急登個所が続いており、緩やかな登山道はホンの僅かでした…)
3、中倉山の山頂からは周囲360度の展望が広がっていました。
4、中倉山の山頂から孤高のブナまで好展望の稜線歩きが続きました。
5、山頂周辺や孤高のブナ周辺でアカヤシオが咲いていましたが、数日前に遅霜が下りたようで花弁が赤く焼けていました。
6、孤高のブナから中倉山の南斜面をトラバースし往路で通過した分岐点まで戻りました。
7、帰りは往路の急斜面を転倒・滑落事故に注意して登山口に下りました。
8、一見すると簡単そうに思える中倉山ですが、初心者向けの簡単なコースではありません。
その他周辺情報 1、庚申山の登山口・銀山平に国民宿舎かじか荘がありますが、4月に温泉ポンプが故障して日帰り入浴が出来なくなっていました。(0288-93-3420)
 http://www.kokumin-shukusha.or.jp/annai/ken/totigi/209041.html
2、水沼駅温泉センターがリニューアルオープンして「駅の天然温泉 水沼の湯」となりましたが、以前のように気楽に入館できない入館料となっていました。
 https://www.mizunuma-village.jp/relax/hotspring/
3、日光和の代温泉・やしおの湯(0288-53-6611)
 https://www.yashionoyu.com/
国道122号線の足尾バイパスの田元交差点を直進して県道250号線に入り、わ鉄:藤駅前を通過して3km程走ると銅親水公園の駐車場に到着しました。
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国道122号線の足尾バイパスの田元交差点を直進して県道250号線に入り、わ鉄:藤駅前を通過して3km程走ると銅親水公園の駐車場に到着しました。
歩く準備を終えると少し先にある林道ゲートを抜けて中倉山の登山口に向かいます。
歩く準備を終えると少し先にある林道ゲートを抜けて中倉山の登山口に向かいます。
ゲートから5分程歩くと九蔵川を渡ります。(正面に見えるのが中倉山…)
ゲートから5分程歩くと九蔵川を渡ります。(正面に見えるのが中倉山…)
九蔵川を渡って少し歩くと「NPO法人 足尾に緑を育てる会」の植林地がありました。
九蔵川を渡って少し歩くと「NPO法人 足尾に緑を育てる会」の植林地がありました。
ゲートから10分程歩くと渡良瀬川の源流・松木沢を渡ります。(上流側の稜線は太平山…)
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ゲートから10分程歩くと渡良瀬川の源流・松木沢を渡ります。(上流側の稜線は太平山…)
さらに進むと仁田元川沿いに延びる舗装された林道が続きました。
さらに進むと仁田元川沿いに延びる舗装された林道が続きました。
ゲートから30分程で小さな流れを渡ります。(井戸沢堰堤ヘヤピンカーブ手前です…)
ゲートから30分程で小さな流れを渡ります。(井戸沢堰堤ヘヤピンカーブ手前です…)
さらに緩やかに高度を上げていく林道を進んで登山口に向かいます。
さらに緩やかに高度を上げていく林道を進んで登山口に向かいます。
駐車場から1時間程で登山口に到着しました。(緩やかな林道歩きが意外に疲れます…)
駐車場から1時間程で登山口に到着しました。(緩やかな林道歩きが意外に疲れます…)
登り始めの登山道は周辺の新緑が色鮮やかでした。
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登り始めの登山道は周辺の新緑が色鮮やかでした。
登山道は急斜面に続いており左右に折り返して高度を稼ぎます。
登山道は急斜面に続いており左右に折り返して高度を稼ぎます。
15分程登ると樹林帯が切れましたが、稜線に上がるまで先が長いようです。(若い人たちに道を譲りながらマイペースで登ります…)
15分程登ると樹林帯が切れましたが、稜線に上がるまで先が長いようです。(若い人たちに道を譲りながらマイペースで登ります…)
登山道脇で色鮮やかなキジムシロが咲いていました。
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登山道脇で色鮮やかなキジムシロが咲いていました。
35分程登ると稜線上らしき青空が見えてきましたが、ここまで緩やかな登山道は1カありません。(聞きしに勝る急登の連続でした…)
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35分程登ると稜線上らしき青空が見えてきましたが、ここまで緩やかな登山道は1カありません。(聞きしに勝る急登の連続でした…)
登山道横で10株程のキケマンが咲いていました。
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登山道横で10株程のキケマンが咲いていました。
さらに登っていくとタチツボスミレも咲いています。
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さらに登っていくとタチツボスミレも咲いています。
登山口から1時間近く登ると稜線が見えました。
登山口から1時間近く登ると稜線が見えました。
登山口から1時間程で稜線に上がると右側稜線の先に沢入山が見えました。
登山口から1時間程で稜線に上がると右側稜線の先に沢入山が見えました。
稜線上で一休みして水分補給すると急斜面の稜線を折り返して登ります。
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稜線上で一休みして水分補給すると急斜面の稜線を折り返して登ります。
休憩箇所から20分程登って主稜線に上がると、北東方向に男体山と半月山が見えました。
休憩箇所から20分程登って主稜線に上がると、北東方向に男体山と半月山が見えました。
登山道をさらに進むと前方に中倉山の稜線が見えました。(右手前に岩峰が見えます...)
登山道をさらに進むと前方に中倉山の稜線が見えました。(右手前に岩峰が見えます...)
登山口から1時間40分で尾根・巻道分岐点に着きました。
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登山口から1時間40分で尾根・巻道分岐点に着きました。
分岐点を左折するとさらに急登して中倉山の分岐点に向かいます。
分岐点を左折するとさらに急登して中倉山の分岐点に向かいます。
ホンの一登りで好展望の分岐点に上がると、右稜線の先に沢入山?の山頂が見えました。
ホンの一登りで好展望の分岐点に上がると、右稜線の先に沢入山?の山頂が見えました。
1821Pの左奥に見えるのが庚申山、一山越えた左奥に袈裟丸山が見ました。
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1821Pの左奥に見えるのが庚申山、一山越えた左奥に袈裟丸山が見ました。
展望ヶ所で一通り景色を眺めると分岐点を右手に進んで中倉山に向かいます。
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展望ヶ所で一通り景色を眺めると分岐点を右手に進んで中倉山に向かいます。
好展望の分岐点から10分程急登して主稜線に上がると、北東方向に男体山(手前に社山)と半月山が見えました。
好展望の分岐点から10分程急登して主稜線に上がると、北東方向に男体山(手前に社山)と半月山が見えました。
主稜線出会いから山頂に向かって少し登ると大きなアカヤシオが咲いていました。
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主稜線出会いから山頂に向かって少し登ると大きなアカヤシオが咲いていました。
アカヤシオは満開状態のようですが霜で花弁が焼けているのが残念でした。
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アカヤシオは満開状態のようですが霜で花弁が焼けているのが残念でした。
さらに稜線上の登山道を進んで山頂に向かいます。(快晴の真っ青な空が素晴らしい…)
さらに稜線上の登山道を進んで山頂に向かいます。(快晴の真っ青な空が素晴らしい…)
山頂手前にも大きなアカヤシオがありましたが、こちらの花弁も遅霜で赤茶けていました。
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山頂手前にも大きなアカヤシオがありましたが、こちらの花弁も遅霜で赤茶けていました。
山頂手前の南側斜面ではアカヤシオが沢山咲いていました。(見通しの良い季節なら南西寄りに富士山が見えそうです…)
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山頂手前の南側斜面ではアカヤシオが沢山咲いていました。(見通しの良い季節なら南西寄りに富士山が見えそうです…)
北東寄りに見える男体山や半月山の右奥方向、東側に夕日岳と薬師岳が見えました。
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北東寄りに見える男体山や半月山の右奥方向、東側に夕日岳と薬師岳が見えました。
駐車場から歩き始めて3時間10分余り、予定通りの時間で山頂に到着しました。
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駐車場から歩き始めて3時間10分余り、予定通りの時間で山頂に到着しました。
山頂西側に見える沢入山の左奥に皇海山、一山越えた左奥に庚申山が見えました。
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山頂西側に見える沢入山の左奥に皇海山、一山越えた左奥に庚申山が見えました。
中倉山の山頂西側で冷風を避けると景色を眺めて昼食休憩を取りました。
中倉山の山頂西側で冷風を避けると景色を眺めて昼食休憩を取りました。
20分程の昼食タイムを終えると中倉山に別れを告げて下山を始めます。
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20分程の昼食タイムを終えると中倉山に別れを告げて下山を始めます。
山頂から下り始めると沢入山や皇海山を眺めながら「孤高のブナ」に向かいます。
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山頂から下り始めると沢入山や皇海山を眺めながら「孤高のブナ」に向かいます。
山頂から5分程下ると稜線鞍部に「孤高のブナ」が見えました。
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山頂から5分程下ると稜線鞍部に「孤高のブナ」が見えました。
中倉山から7〜8分で鞍部に下るとネットで有名な「孤高のブナ」が立っていました。(新緑や黄葉の頃なら更に見事でしょうが…)
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中倉山から7〜8分で鞍部に下るとネットで有名な「孤高のブナ」が立っていました。(新緑や黄葉の頃なら更に見事でしょうが…)
「孤高のブナ」の左奥斜面に満開のアカヤシオが咲いていました。
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「孤高のブナ」の左奥斜面に満開のアカヤシオが咲いていました。
こちらのアカヤシオも霜で焼けていますが、中倉山山頂の花より綺麗な花弁でした。
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こちらのアカヤシオも霜で焼けていますが、中倉山山頂の花より綺麗な花弁でした。
左奥斜面のさらに下側でも沢山のアカヤシオが咲いていました。
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左奥斜面のさらに下側でも沢山のアカヤシオが咲いていました。
鞍部周辺で景色などを眺めると「孤高のブナ」に別れを告げて下山を始めます。
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鞍部周辺で景色などを眺めると「孤高のブナ」に別れを告げて下山を始めます。
帰りは中倉山の南斜面をトラバースして往路の分岐点に戻ります。
帰りは中倉山の南斜面をトラバースして往路の分岐点に戻ります。
10分程で南斜面の展望ヶ所に下って振り返ると、アカヤシオの先に沢入山が見えました。
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10分程で南斜面の展望ヶ所に下って振り返ると、アカヤシオの先に沢入山が見えました。
さらに南西方向に少し見える袈裟丸連峰の山々に別れを告げて下山を続けます。(ミスコースに要注意の箇所でした…)
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さらに南西方向に少し見える袈裟丸連峰の山々に別れを告げて下山を続けます。(ミスコースに要注意の箇所でした…)

装備

個人装備
長袖シャツ 網シャツ アームカバー ズボン 靴下 グローブ 着替 防寒着 雨具 帽子 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート 地図 計画書 ヘッドランプ 予備電池 スマホ ココヘリ ファーストエイドキット 保険証 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

1、今年16回目となる山歩きは15年ぶりに足尾方面の山に出かけることにし、これまで歩いていなかった足尾山塊の中倉山に行ってくることにしました。
2、中倉山は栃木県日光市にあった旧足尾銅山による樹木伐採や煙毒被害などで裸山になったエリアにあり、春のアカヤシオや山頂近くの孤高のブナなどが知られており、一度登ってみたい山の一つでした。
3、計画を作った時に中倉山なら何とか往復できる思い、帰り道でネットでも有名な「孤高のブナ」に寄ってきましたが、現在の体力で何とか往復が出来て大変印象深い山歩きになったと思っています。
4、こちらでYouTubeのスライドショーをご覧いただけます。
  

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ハイキング 日光・那須・筑波 [日帰り]
日光 中倉山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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