両神山・上落合橋登山口から往復


- GPS
- 07:28
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 838m
- 下り
- 834m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 7:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
余談ですが、そちらの駐車スペースにまだ車もないのにバッグと靴だけが無造作に置いてありました。誰かの忘れ物でしょうか。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八丁峠の少し先から鎖場が現れるのですが、そこから東岳まで思ってた以上に鎖場&岩場の連続でした。勾配も70度くらいでしょうか、かなり崖に近い感覚です。東岳の下り(=登り)に足場の乏しい鎖があり、特に下りでは足場が見え難く、一度踏み外して腕を岩にぶつけて少し負傷しました(絆創膏で対応できる程度)。下りが下手という事もありますが、みんな良くあの鎖を普通に下れるなと思いました。 アカヤシオが咲くこの時期は特にかもしれませんが登山者が多く、鎖場の通過待ちも数多くあるので、コースタイムよりも少し時間がかかかると思った方が良さそうです。ですが自分のペースが遅めなのは単に下りに時間がかかったためと思います。 |
その他周辺情報 | みとみ笛吹の湯を利用。市外者¥700。こじんまりとした施設です。 https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/soshiki/17/2272.html |
写真
感想
鎖場の練習として両神山の八丁尾根を歩いてきました。両神山は以前に日向大谷往復で訪れた事があるのですがそれもだいぶ前で、その頃はまだこの山にアカヤシオがたくさん咲く事を知らなかったので、次に来るときはアカヤシオが咲く時期に来たいと思っていました。それにしても日向大谷の時も「登山口までが遠いな」と思った記憶がありますが、上落合橋もなかなかのアクセスの悪さですね。
身支度をして出発します。ここ最近は歩きやすいところばかり歩いていたので、久しぶりに山道らしい道だなと思いながら八丁峠まで登ると、早速色鮮やかなアカヤシオがお出迎え。今までにもアカヤシオがたくさん咲く山に行っていますが、この日は天気が素晴らしく、特に映えているように見えました。このアカヤシオは両神山の山頂まで多く見る事ができて、キツいルート上での癒しのように目を楽しませてくれました。八丁峠から気合を新たにして先に進みます。鎖場が出てくると最初の方は「どれどれ♪」的な気持ちでいましたが、もう崖と言っていいくらいの岩場の、その長さと多さは自分が今までに体験したことのないもので、西岳から下る途中で見える東岳のそそり立った壁を見た時は「え、噓でしょ⁉」と本気で思いました。それでも進まなければ着きません。東岳までひたすら登り、一休みして両神山に向かいました。
今回、両神山の山頂は「折り返し地点」なので達成感的なものは全く感じませんでした。復路は行きに通った道なので、その厳しさも分かりますが、やはり下りは登りより緊張感があって腕力と共に徐々に体力を削られていました。西岳でようやく一息つきましたが、八丁峠までも鎖場、岩場のアップダウンの連続で、最後の方は「もう普通に歩かせてくれー」という感じで、八丁峠に着いた時は本当にホッとしました。駐車場に戻るともう車はほとんどいなくなっていて、そういや多くの人に抜かされたものなと思い、みんな鎖場の通過が早いなと思いました。慣れや体力などいくつか要因はあると思いますが、八峰キレットや不帰キレットを歩いて少し鎖場に慣れて来たと思っていた自分が恥ずかしいというか、「まだまだだ自分」と思い、もっと精進.しなければと思いました。
とは言え、ここを歩き切った事には満足しています。天気にも恵まれ景色も良く、アカヤシオもコースのいたるところに咲いていてきれいで、こういう「飴と鞭」的な感じが案外クセになるのかもな、と思うようなコースでした。
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