GW本沢温泉としらびそ小屋：硫黄岳は撤退

2025年05月02日(金) 〜 2025年05月04日(日)

• GPS: 13:12
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,227m
• 下り: 1,226m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:24
• 休憩: 0:42
• 合計: 4:06

距離 6.1km 登り 695m 下り 89m

10:34 稲子湯旅館
10:47 10:48 ミドリ池入口
11:39 11:40 こまどり沢水場
11:49 11:51 こまどり沢看板
12:37 13:15 しらびそ小屋
13:21 中山峠・本沢温泉分岐
13:26 シラビソ平
14:27 本沢温泉・みどり池分岐
14:40 本沢温泉

2日目

• 山行: 4:26
• 休憩: 3:02
• 合計: 7:28

距離 6.7km 登り 517m 下り 578m

7:00 本沢温泉
7:19 7:21 本沢温泉野天風呂
8:14 8:17 夏沢峠
8:23 8:30 山びこ荘
8:30 8:32 ヒュッテ夏沢
9:23 9:41 山びこ荘
9:43 9:44 夏沢峠
10:22 本沢温泉野天風呂
10:34 13:01 本沢温泉
13:13 13:14 本沢温泉・みどり池分岐
14:14 シラビソ平
14:21 14:22 中山峠・本沢温泉分岐
14:28 ミドリ池

3日目

• 山行: 1:33
• 休憩: 0:03
• 合計: 1:36

距離 3.6km 登り 16m 下り 558m

8:32 ミドリ池
8:32 8:33 しらびそ小屋
9:02 こまどり沢看板
9:10 9:11 こまどり沢水場
9:56 ミドリ池入口
10:07 10:08 稲子湯旅館
10:08 ゴール地点

天候

【1日目】曇りのち（11:30ごろから）みぞれ
【2日目】快晴
【3日目】曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】上野→（新幹線）→佐久平駅→（JR小海線）→小海駅→（バス）→稲子湯
【復路】稲子湯→（バス）→小海駅→（JR小海線）→佐久平駅→（新幹線）→上野


小海⇔稲子湯のバス:
（1）現金のみ。バスでは万札の両替は不可なので（千円札は可能だったかも）、近くの薬局でポカリを買ってくずした。JR小海駅では、小銭不足との理由で両替してくれなかった。
（2）往路は800円だったが、復路は200円だった。何故だか分からない。

コース状況／危険箇所等

《往路》
【稲子湯→本沢温泉】
（1）稲子湯出てすぐの湿地帯が荒れて歩き辛い。
（2）しらびそ小屋手前から残雪が途切れることなく出てきたので、チェンスパ装着。
（3）途中、開けた場所があり、上りも下りも少しコース外れした。
【本沢温泉→夏沢峠】
チェンスパ。前日の降雨降雪で、樹林帯は木々からの水の滴りかなりあり。フード付きのソフトシェルが正解だったように思う（自分はフードなしの薄いフリースだったので、それなりに濡れた）
【夏沢峠→硫黄岳】
樹林帯を抜けると、暴風。前日の降雪（ヤマテンでは40〜50cm）でノートレース状態。2530で撤退。ピッケルと12爪アイゼンのカップルもほぼ同じ場所で撤退してた。もちろん上って行った人もいますが。
《復路》
【夏沢峠→しらびそ小屋】
同じ日ではありますが、朝歩いたときとコンディションが違って、取り分け本沢温泉から先ではチェンスパなくても大丈夫だったかも。自分はしらびそ小屋手前でチェンスパ脱ぐ。
【しらびそ小屋→稲子湯】
しばらく残雪あるも、チェンスパ必要としなかった。

その他周辺情報

【しらびそ小屋】
稲子湯から上がってくると、どこにトイレがあるか分からなかった（本館手前の新館にある）。水はペットボトルを買う。

【本沢温泉】
新館個室、新しくて綺麗。野天風呂も最高。
水は、洗面所にドバドバ出ているので、それを勝手に詰められる（と思う）。

【稲子湯】
内湯のみだが、なかなかいい湯でした。ロビーで食べたアイスクリームが美味い。

《登山ポスト》
稲子湯と、みどり池バス停先の、林道ゲート入り口の双方にある。

《水場》
本沢温泉キャンプサイト近辺にあり。ドバドバ出てます。

《トイレ》
稲子湯:バス停近くに公衆トイレ。きれいです。
しらびそ小屋:場所は前述のとおり。
本沢温泉:宿内のトイレは宿泊者専用。外来者は裏手にある仮説トイレを使用する。きれいとは言いがたい。

写真

5/2 10:36

この看板の先に登山口があります

5/2 10:39

この先、荒れた湿地帯に

5/2 10:52

GWにはここまでバス来ないけど、夏はここまで来るのかな

5/2 11:57

森林軌道跡

5/2 12:19

ここからチェンスパ装着

5/2 12:39

しらびそ小屋。トイレはこの右手前入る

5/2 12:49

ホシガラス

5/2 12:52

ランチにおでん。霙で凍えた体に沁みた

5/2 13:01

リス

5/2 17:31

本沢温泉の夕食は豚キムチ

5/3 5:34

朝食

5/3 5:51

メニュー

5/3 5:53

秘湯

5/3 5:52

2日目は予報どおり、晴れ

5/3 7:36

歩き易い

5/3 8:25

快晴の夏沢峠

5/3 8:33

ここでは、稜線上の暴風は感じさせず

5/3 9:00

暴風、撤退

5/3 9:00

空はきれいに晴れているのに

5/3 9:00

アルプス

5/3 9:11

雪煙

5/3 9:23

撤退を噛みしみながら樹林帯

5/3 9:28

ここから見ると登れる気がするのだが…

5/3 10:36

本沢温泉に一度戻る

5/3 10:53

野天風呂看板

5/3 10:56

効能書きがこんなところに

5/3 10:58

野天風呂からの光景

5/3 10:59

野天風呂、はじめ一人、しばらくして数人でご一緒

5/3 12:03

本沢温泉に再度戻る

5/3 12:05

昼食はキノコラーメン

5/3 13:21

この辺り、上りで迷って、気をつけていた下りでもコース外れ

5/3 14:09

沢の流れが心地よい。日光の湯川を思い出す

5/3 14:12

ここでチェンスパ外して洗う

5/3 14:38

しらびそ小屋チェックイン

5/3 14:40

カウンターからの光景

5/3 17:45

夕食

5/4 7:03

名物厚切りトースト

5/4 10:06

車道から見た湿地帯

5/4 11:45

稲子湯でバス待ち

5/4 14:28

新幹線で打ち上げ

撮影機器：

NIKON D5500 NIKON CORPORATION

iPhone 11 Apple

感想

setera

日帰りで行く人もいる中、二泊三日という余裕持ちすぎなスケジュールで行ってきました。

GWの八ヶ岳は人が少ない、何故かというと雪が残っているから、と。
本沢温泉で同宿になった方から聞きました。

この時期は、前日と当日の天候次第で、まったく違う登山になりますね。
数日前まで夏沢峠から上、2500以上には（風に飛ばされて）雪は残っていないとのレコを幾つか読み、それなら登頂できるかもと行ってきましたが、前日の降雪で新雪状態。風も強く、撤退せざるを得ませんでした。前回は4月頭に来て時間ぎれで撤退。硫黄岳は、雪のない時期に来ないと自分には、無理なのだな、きっと。

本沢温泉、とても良かったです。新館、綺麗だし、旅館のようです。野天風呂も、正直あまり期待していなかったのですが、快晴ということもあり、この山行で一番の好印象となっています。行って良かった。

危なげな路はなく、雨、みぞれ、快晴、新雪、残雪、温泉、暴風、とさまざま楽しめました。本沢温泉から夏沢峠への道は、勾配が急かなと思っていましたが、ジグザグに登って行くので、キツくなかったです。