朝来山 ~天空の城展望所の先にも登山道は続く~


- GPS
- 03:20
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 563m
- 下り
- 564m
コースタイム
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 3:21
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
第一展望所(立雲峡パレス)までは手すりのある階段が設置されていて、スニーカーでも問題ありません、舗装はされていないのでサンダルはちょっと足が痛いかな。そこから先な林道と登山道になります。上りに使った東側コースは整備されていて、上り坂がやや辛いところもあるものの、安心して歩けます。下に使った西側コースは「登山道はありません」と記されていて、確かに東側コースのような整備された道はありませんが、ピンクテープを頼りに踏み跡を歩いていけば、特に危険なく歩けました。 |
その他周辺情報 | 近くの「よふど温泉」で汗を流して帰りました。サウナも露天風呂もあるラドン温泉だそうです。大人¥800、JAF割引あり。 |
写真
感想
連休に,県外で勤めている息子が帰省して来たので、山へ誘った。快くOKしてくれたので、BMI が標準を超えていそうな息子でも楽しめそうな山を探してみた。中国山地は雪が残っていそうでやや不安があったので、標高のあまり高くない兵庫県の山を物色した。自宅から車を2時間ほど走らせた所に、「ふるさと兵庫100山」の朝来(あさご)山というのを見つけた。眺めは良いらしい。新車で帰ってきた息子の車でドライブがてら出掛けてみることにした。
ナビによると2時間の道のりだったので朝8時に出発の予定としたが、あれこれやっていたら車を降りたのは10時半を過ぎていた。登山口となる立雲峡駐車場でトイレに行き、協力金¥300/人を払ってゲートをくぐった。きれいに整備された公園のような道を上って行くと、所々に展望台がある。そして、その展望台から見えるのは天空の城、竹田城跡だ。早朝に来ると雲海に浮かぶ城跡が眺められるらしいのだが早起き苦手な私にはハードルが高い。ポスターとかになっている写真で満足できなくなったら、頑張って早起きして天空の城にチャレンジしよう。
竹田城を正面に眺められる一般観光客向けの展望台の一番高い所が第1展望台で、ここには立雲峡テラスという名前が付けられている。ここまで階段を上るのはややきついかもしれないが、軽装、サンダルでも問題なく歩けるように整備されている。そこから先は少し山歩きの覚悟をしておいた方が良いだろう。おおなる池、林道を過ぎて朝来山登山道入り口まで来ると、そこから先は普通の山道になる。
「むささびコース」の標識はあるが、人が並んでは歩けないぐらいの道幅で、落ち葉や枯れ枝の多い道だ。傾斜はそれほどきつくなく、急な斜面は九十九折するように道がつけられている。周囲は中高木に囲まれているので展望はないが、直射日光は遮られるので、日焼けの心配はなさそうだ。50分ほど歩いて稜線部分に到着した。
稜線に入ってじきに木が伐り払われた展望台になるのだが、山頂までもう少しなので、そこであまりゆっくりせずに山頂方向へ進んだ。10分ほどで三角点のある朝来山山頂へ到着したが、そこは木に囲まれていて展望は無かった。だから、少し手前に展望台があったんだと納得した。ドローンも担いできていたが結局飛ばすことはなかった。連休中の日曜日だったが、立雲峡テラスまでで何組もの家族やカップルに出会ったのに対して、林道から上の登山道で出会った人は無かった。確かにこの山は竹田城を眺めるために登る山であって、それ以外の見どころは特に無かったように思う。落葉広葉樹の多いところもあったので、季節によっては紅葉が見られる所もあるのかもしれない。気候の良い春だから気持ちよく歩けたものの、それ以外のおススメポイントは特に見つけられない登山だった。竹田城見物をメインに、そこから先はオマケとして体を動かすことができたことを喜ぼう。
下りのルートは特に登山道として整備されてはいないようだったが、ピンクのテープを目印に尾根を辿れば踏み跡を見つけることができた。その後林道をしばらく歩くと「おおなる池」、愛宕神社を経て立雲峡テラスへ戻って来ることができた。運動不足の息子にも無理ない山歩きだったと思う。さて、次に一緒にハイキングできるのはいつになるのかな。その時を楽しみに健康維持のための山歩きを心掛けようと思う。
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