春日山（こしまつ橋から往復）、聖山、高岳（樽床ダムより周回）【益田市、北広島町】
島根県
広島県
otoh
体力度について
- GPS
- 05:15
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,126m
- 下り
- 1,126m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:59
（1）春日山
こしまつ橋駐車場 826 ― 美都方面からの道合流点 840 ― 登山口 841 ― 林道横断 846 ― 頂上まで1000M 850 ― 屈曲点 856 ― 頂上まで500M 905 ― 頂上まで200M 912 ― 頂上まで100M 914 ― 春日山山頂 916/930 ― 100M 932 ― 200M 934 ― 500M 937 ― 屈曲点 942 ― 1000M 946 ― 林道横断 948 ― 登山口 952 ― こしまつ橋駐車場 1003
（2）聖山、高岳
樽床ダム駐車場 1051 ― 林道分岐点 1056 ― 十文字峠 1120 ― あと100m分岐あり 1140 ― 聖山高岳分岐点 1141 ― 聖山 1144/昼食/1207 ― 聖山高岳分岐点 1210 ― シダノ谷鞍部 1237 ― 野田百本松分岐 1248 ― 高岳 1315/1336 ― 壊れた橋、渡渉 1401 ― 湖畔の道 1406 ― 橋 1416 ― 林道分岐点 1423 ― 樽床ダム駐車場 1425
●行動時間
（1）01:37 ＋（2）03:34 ＝ 05:11
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
5/1 （米子家＝益田市泊地） 5/2 （益田市泊地＝安蔵寺山、小石谷登山口） 登山口―香仙原―安蔵寺山―展望台―登山口 （小石谷登山口＝抜月登山口） 登山口―盛太ヶ岳―登山口 （抜月＝益田市泊地） 5/3 （益田市泊地＝匹見町落合こしまつ橋） こしまつ橋―春日山―こしまつ橋 （こしまつ橋＝樽床ダム） 樽床ダム―聖山―高岳―樽床ダム （樽床ダム＝米子家） ●登山口へのアクセス ○春日山：こしまつ橋 ・益田から国道9号、国道488号を伝い匹見へ。匹見町落合にて道路標示の青看板に従い県道172号へ。途中県道自体は左折して美都方面へと続くが、そこも直進して進み続けると未舗装になったところにこしまつ橋。橋の先に駐車場がある。数台の駐車が可能 ・国道191号で美都から県道172号へと進むこともできるが、こちらは山間の細道を延々と行くことになるので、前者の方が走りやすいと思われる ○聖山、高岳：樽床ダム ・国道191号で北広島町東八幡原へ。聖湖や三ツ滝を案内する標示に従い西へ入り、樽床ダムの天端を渡ると駐車場がある。20台程度は駐車可能と思われる （2025.5現在） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○春日山 ・登山口までは林道歩き。山道に入ると最初は植林帯の穏やかな登り。いったんは林道らしき道に出るが、横切ってすぐまた山道へ。一定斜度の明瞭な道筋を進み続ける ・分岐はなく、道が屈曲する地点と山頂まで1000m、500m、200m、100mの地点に標示がある。刈り払いもよく行われている ○聖山、高岳 �．瀬燹狙算� ・ダム駐車場からしばらく歩くと林道分岐があり、上方に向かう道が聖山への登山道。十文字峠まではクルマも走れる緩やか幅広な道。そこからは山道となるが、斜度は緩いまま。最後は斜度が上がるが、穏やかな斜面のままに、山頂下分岐。余計な分岐はなく、道筋も明瞭。標示も分岐点には立っている �∪算魁遡酖追緩楙省�岐 ・急下降、急登坂を繰り返す。道筋は明瞭 �Ｌ酖追緩楙省�岐〜高岳〜ダム湖畔道 ・高岳までは穏やかな稜線歩き。高岳からの道も途中からは沢筋になるが明瞭。ただし、最後の沢にかかる橋が落ちており、飛び石伝いの渡渉をすることになる ・ダム湖畔の道に出たら、あとは舗装路歩きでダムに戻る （いずれの記述も2025.5現在） |
| その他周辺情報 | ●買う、食べる ○春日山 ・コンビニエンスストアは益田市街や横田まで行かないとない ・飲食店は匹見にも数軒ある ○聖山、高岳 ・コンビニエンスストアは戸河内インター付近がもっとも近い ・飲食店は北広島町内にも多数ある ●日帰り温泉 ・匹見には「匹見峡温泉やすらぎの湯」、美都には「美都温泉湯本館」、安芸太田町には「グリーンスパ筒賀」がある （いずれの記述も2025.5現在） |
写真
拍手橋より奥に駐車場があります
【春日山：こしまつ橋にて】
奥に歩いていきます
【春日山：こしまつ橋にて】
【春日山：こしまつ橋にて】
【春日山：こしまつ橋〜登山口】
こちらは細道。ただし橋は最近のもの
【春日山：こしまつ橋〜登山口】
【春日山：こしまつ橋〜登山口】
昨日に続き、妖精登場です
【春日山：登山口〜山頂】
林道はここが終点のようでした。
横断して再び山へ
【春日山：登山口〜山頂】
【春日山：登山口〜山頂】
ただし、歩くルートはよく見極めないと
【春日山：登山口〜山頂】
標示がガイドしてくれます
【春日山：登山口〜山頂】
気分よく歩きます
【春日山：登山口〜山頂】
所要時間を見ると、相対的には、ここまでの斜度が厳しかったようです
【春日山：登山口〜山頂】
【春日山：登山口〜山頂】
【春日山：登山口〜山頂】
【春日山：山頂にて】
奈良の春日大社から分神を受けたとのこと
【春日山：山頂にて】
まず正面の広見山から半四郎山にかけてが見えてきます。視界を扼する巨体です
【春日山：山頂にて】
【春日山：山頂にて】
【春日山：山頂にて】
林道春日山線はここからなんですね
【春日山：登山口〜こしまつ橋】
ホントにまた来たい山でした
【春日山：登山口〜こしまつ橋】
次は広島県側へ向かいます
【春日山：こしまつ橋駐車場にて】
まずは聖山へ。
樽床ダムサイトの駐車場を出発します
【聖山、高岳：樽床ダム駐車場にて】
【聖山、高岳：樽床ダム駐車場にて】
聖山方面もまだ舗装林道です【聖山、高岳：樽床ダム〜聖山】
【聖山、高岳：樽床ダム〜聖山】
聖山へは右へ
【聖山、高岳：樽床ダム〜聖山】
【聖山、高岳：樽床ダム〜聖山】
左に聖山山頂、右は高岳への周回路
【聖山、高岳：樽床ダム〜聖山】
眺望はありませんが、樹林が薄く、柔らかい陽差しが届きます
【聖山、高岳：聖山山頂にて】
まっすぐ背の高い木々を見ると元気が出ます
【聖山、高岳：聖山山頂にて】
高岳方面へ進みます
【聖山、高岳：聖山〜野田百本松分岐】
【聖山、高岳：聖山〜野田百本松分岐】
【聖山、高岳：聖山〜野田百本松分岐】
何度も出てきます
【聖山、高岳：聖山〜野田百本松分岐】
倒木が視界の邪魔になっていますが、ここがシダノ谷鞍部。この最低鞍部から今日一番の急登で一気に登り返します【聖山、高岳：聖山〜野田百本松分岐】
【聖山、高岳：聖山〜野田百本松分岐】
眺望がないので、立ち止まらず地図にある展望地点に向かいます
【聖山、高岳：野田百本松分岐にて】
【聖山、高岳：野田百本松分岐〜高岳】
樹間に臥龍山と深入山を見ます
【聖山、高岳：野田百本松分岐〜高岳】
【聖山、高岳：野田百本松分岐〜高岳】
聖山の左背面には十方山
【聖山、高岳：高岳にて】
【聖山、高岳：高岳にて】
【聖山、高岳：高岳にて】
【聖山、高岳：高岳にて】
【聖山、高岳：高岳にて】
振り返って撮影。やむなく渡渉。飛び石伝いで行けましたが最後はまあまあ厳しいジャストポイント要求でした
【聖山、高岳：高岳〜樽床ダム】
やむなく渡渉。飛び石伝いで行けましたが最後はまあまあ厳しいジャストポイント要求でした
【聖山、高岳：高岳〜樽床ダム】
奥は聖山です
【聖山、高岳：高岳〜樽床ダム】
【聖山、高岳：高岳〜樽床ダム】
感想
○春日山
益田に宿泊しての山行き2日目。まずは春日山へ。登山口は匹見町落合の山奥にある。地図アプリを頼りに道を求めると、国道186号から美都を経て県道172号を通るルートを案内されたが、いざ行ってみると、とんでもない山道を案内された。それほどに匹見は山険しいことを再認識させられた。
こしまつ橋周辺では、林道春日山線の整備工事が行われている。手前の県道よりもはるかに立派な林道ができあがりつつあるが、さてどの程度利用されるのであろうか。
しばらくは整備途上の林道を進み、登山口へ。駐車場にも、この登山口にも益田の山愛好家の方が設置された標示が立っている。赤や緑が目につく標示だ。
山道に入り植林帯を登ると林道らしき道に遭遇する。横断して木段を上り、再び山道へ。道はいよいよ本格的に登り始める。
植林帯から自然林となり、山頂までのメートル標示を見ながら高度を上げていく。自然林は木々が薄く、淡い陽差しが常に差し込んでくる。
最後の200Mを過ぎるとロープが現れる。ただし、頼らなければいけないほどの斜面ではない。それも過ぎ、100Mの標示を見ると山頂に到着。山頂には祠があり、春日大明神と称するようだ。奈良の春日大社の分神とのことだ。
山頂は南東方向が開かれており、正面の広見山だけではなく安蔵寺山や大神ヶ岳などの石見脊梁の名山のほか、恐羅漢など西中国山地の代表峰も一瞥の下に眺めることができる。今日のちほど行く予定の聖山も見えている。それにしても正面の広見山は巨体だ。なんとかして行ってみたいものだ。
帰りは来た道を戻る。陽差しを感じる道から樹林帯の道へと変わり、やがて林道に顔を出してクルマへと戻り着いた。
次は県境を越えて広島県側の山へと向かう。
○聖山、高岳
樽床ダムの駐車場にはクルマが多数。必ずしも山登りばかりではなさそうだ。近くでキャンプもどきで寛いでいる人も見える。この暖かさはまさにアウトドア日和だ。
湖畔の道を歩いて聖山登山道へと向かう。林道分岐点に左が聖山登山道である旨の案内がある。行ってみると、その林道は十文字峠まで続いていた。
十文字峠からは山道となる。緩やかな登りが続く。周囲は新緑につつまれており、信州の高原歩きをしているような爽快さだ。
やや斜度が上がり、また緩やかになって分岐点に到着する。そこからも殆ど登らないうちに聖山山頂に到着する。
山頂は刈り払われた広場になっているが、高く育った樹木に囲まれて眺望はない。柔らかい陽差しの下で昼食を摂ることとした。
分岐に戻って高岳方面へと進む。野田の百本松分岐方面への道はアップダウンが頻りに現れる。しかも急斜面が多い。植生も濃いものが目立つようになり、それも相俟って眺望も利かない。
最後にシダノ谷の鞍部を越え、今日一番の急斜面を一気に登って野田の百本松分岐に到着した。さらに進むと地図には“展望地点”とある小ピーク。薄い樹林の向こうに先ほど登った春日山や昨日の安蔵寺山が見えるはずだが、今では確認もおぼつかない。いっぽう東を見ると、臥龍山や深入山も樹間に見えている。こちらももう何年もすると見えなくなってしまうのかもしれない。
間近に迫る高岳にいよいよ取り付くと、一気に登って山頂に出た。目の前には臥龍山と深入山が厳かに居並び、反対に首を振ると、聖山の向こうには恐羅漢山も見える。まるで、先ほどまでの眺望ストレスを一気に晴らすかのような絶景だ。遠くには安蔵寺山も見えている。
陽当たりも良く、心地よい風の吹く中景色を堪能。ふと見ると怪しげな雲が空を埋め尽くしていくのが見えた。一雨来てはかなわない。そそくさと下山することにした。
歩き易い道筋を軽快に進んでいたが、最後の最後に落ちた橋が現れた。川面を見ると、小石を並べて飛び石渡りができるようになっている。その近くにはテープ誘導もある。とはいえ、目論見通りに飛ばないと川に足を落とすことになる。気合い一発で渡ったが、戻ることは難しそうだった。
聖湖の周回道路に出ると、時折クルマもやってくる。もう山歩きの気分ではない。さっさと歩いて樽床ダム駐車場へと到着した。
行きよりもクルマが増えている。服装こそアウトドア風だが、サンダル履きの軽装も一人や二人ではない。なんとなくキャンプ用のレジャー施設に来ているようだ。
いかにも連休中のような光景を後にして、家路へ向かう。
二日間の山三昧。さぁまた日常も頑張ろう。
こっそり拍手
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