陣馬山(陣馬高原下→堂所山→小下沢林道)


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 726m
- 下り
- 813m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:日影BSより京王バス高尾駅北口行きバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
小下沢林道に落石多数。 落石には遭わなかったものの、通行の際は用心した方が良いと思います。 |
写真
感想
久しぶりの山歩きだし雪が適当に残っていそう。。。と考えて、久しぶりに陣馬山に行くことにしました。
昨年だったか降雪した陣馬新道を下ったのが予想外に良かったので、今度は陣馬新道を登り、コンディションの良い午前中の富士山を眺めよう(早朝の富士山を見に行かれるほど我が家は陣馬山に近くないのです)。陣馬山から泥んこ道を我慢して歩けば人気のない堂所山に着き、その先から小下沢林道をたっぷり歩くのです。
いつもなら林道は敬遠するのですけどね。
以前に堂所山で会った人が小下沢林道が良いと言って薦めてくれたので、ずっと気になっていました。どこが良いのかは聞きそびれてしまっていたので、今回は現地で確認してみることにしました。
陣馬高原下BSで軽く食べ、他のハイカーに遅れて余裕の出発です。
和田峠に向かってゆるゆる歩くと、数人のハイカーがスパッツを着けたりするなど足元の準備をしていました。ここが陣馬新道の起点です。見たところそれほど雪や氷はなさそうなので、何も着けずに樹林帯に入ります。
歩き始めてしばらくすると赤土の上にある氷の量が増えてきて、まともに歩くのには少々厄介な状態です。途中で軽アイゼンを着ける人も多かったです。
騙し騙し尾根道を登ると今度は短いトラバース。滑り止めを付けるか迷いましたがそのまま渡り切りました。ここは雪質も良く、歩き良かったです。
ここまで来たら陣馬山山頂まであと少し。
そして足元が段々、どろどろ〜になってきます。
一部では融けた泥が霜柱の塊と一緒になって、チョコレートガナッシュのようになっていました。午前だからまだ良いものの、午後だったら霜柱が融けて滑らかなチョコレートファウンテンです。自分が滑ってチョコレート塗れになったら洒落になりません。
陣馬山山頂では期待通り、美しい富士山を拝むことが出来ました。
都心方面は霞んでいますが、南アルプスや大菩薩嶺、長沢背稜などが見えます。
山頂は一部では地面がどろどろしていましたが、雪が多く残っていました。
山々を眺めたり、締まった雪をフミフミした後は高尾山の方向へ出発。
老若男女、体力も様々な人とすれ違ったり抜かれたり。
明王峠でのんびりランチを済ませた後は、早々にメインストリートから逸れた堂所山に向かいました。一瞬、高尾山までがっつり歩くことも考えましたが、間違いなく泥田になっている道を歩く気にはなれませんでした。
堂所山は思ったより人がいて、思ったほど雪は積もっていませんでした。
でも、みなさん静かな山がお好きな方たちのようですね。
視界はありますが景観はそれほどでもないので、山頂からまもなく出発し、小下沢林道の入口である関場峠を目指します。
なだらかで日当たりの良い道から始まり右に折れること2度目。凍結した急な下り坂が現れました。滑り止めなしでも下れなくはないけれど、折角持ってきたのでチェーンスパイクなぞ装着して下り坂を無事通過。チェーンスパイクは持つと意外に重たいけれど着けるのが楽でいいですね。
楽々と関場峠に到着し、右に下る道を辿るとすぐ小下沢林道の始点に到着。ここでチェーンスパイクを外し、手にぶら下げたまま林道を歩き始めます。
林道はきれいな雪が一面に積もってきれいでした。
この林道は高い崖に囲まれていて、周辺には落石が多く転がっています。
右側には小下沢の小さな流れがあります。
広告等で見る小下沢の沢登りは、こんなところを歩くのでしょうか。
林道は雪が積もってきれいで人には全く会わず静かですが、さすがに飽きました。
思索をしながら歩くのには好適です。
春だったら花が咲いたりして、また別の顔を見せてくれるのかもしれません。
長々歩いて景信山の取り付きにあるゲートに到着。
手にぶら下げていたスパイクや靴の泥を落とした後は、また林道の続きです。
道は凍結個所が増えるので油断はできませんが、もう一息歩けば小下沢の梅林。
梅林では梅の花が咲き始め、ほのかに香りが漂っていました。
きれいな富士山と静かな山、梅の香り。これで十分です。
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