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Yamareco

記録ID: 8139955
全員に公開
ハイキング
白山

チブリ尾根から登る白山別山

1999年07月25日(日) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 石川県 岐阜県
 - 拍手
GPS
09:35
距離
17.1km
登り
1,831m
下り
1,412m

コースタイム

日帰り
山行
8:10
休憩
1:25
合計
9:35
4:00
25
4:25
4:30
165
7:15
7:30
75
8:45
8:50
10
9:00
9:30
10
9:40
50
10:30
10:40
50
11:30
10
13:35
別当出合
天候 曇り
アクセス
利用交通機関:
自家用車
市ノ瀬の駐車場に駐車しました。
市ノ瀬の駐車場を午前4時に出発して、4時25分に登山口に着く。道はまだ暗い樹林の中へと続く。
晴れていた空にいつの間にか雲がかかりはじめて星が全く見えなくなる。
市ノ瀬の駐車場を午前4時に出発して、4時25分に登山口に着く。道はまだ暗い樹林の中へと続く。
晴れていた空にいつの間にか雲がかかりはじめて星が全く見えなくなる。
左手に柳谷を見ながら薄暗い樹林の中の道を行く。樹齢何百年もの大木があちらこちらに立っている。5時過ぎに巨木の立つ水場に出る。
左手に柳谷を見ながら薄暗い樹林の中の道を行く。樹齢何百年もの大木があちらこちらに立っている。5時過ぎに巨木の立つ水場に出る。
ブナからダケカンバに変化して行く樹林の中を登り続けるうちに行く手が急に明るくなり6時50分に森林限界に飛び出す。道は笹原の中を緩やかに登っている。
ブナからダケカンバに変化して行く樹林の中を登り続けるうちに行く手が急に明るくなり6時50分に森林限界に飛び出す。道は笹原の中を緩やかに登っている。
展望が開けた気持ちのいい道はやがて再び針葉樹林の中に入って行く。小さな池のそばをとおり7時15分に避難小屋に到着する。
眺めの良いところで観光新道や砂防新道が眼下に見渡せるが、残念ながら標高2000m以上は雲の中で白山の主峰群は勿論、別山の稜線も見えない。
展望が開けた気持ちのいい道はやがて再び針葉樹林の中に入って行く。小さな池のそばをとおり7時15分に避難小屋に到着する。
眺めの良いところで観光新道や砂防新道が眼下に見渡せるが、残念ながら標高2000m以上は雲の中で白山の主峰群は勿論、別山の稜線も見えない。
休憩後別山の稜線を目指して再び登り始める。途中で登って来た道を振り返る。
休憩後別山の稜線を目指して再び登り始める。途中で登って来た道を振り返る。
登山道を行くうちに傾斜は徐々にきつくなり、行く手にまるで頭上にのしかかってくるかのような絶壁が迫っている。50回折り返しすると言われる小さなつづら折りの道を登るうちに這松が現れるようになる。
さらに霧の中の急登を続けて御舎利山の山頂に出たあと稜線沿いに進んで別山にはちょうど9時に着く。あいにくの天候で楽しみにしていた眺めは全く得られなかった。
登山道を行くうちに傾斜は徐々にきつくなり、行く手にまるで頭上にのしかかってくるかのような絶壁が迫っている。50回折り返しすると言われる小さなつづら折りの道を登るうちに這松が現れるようになる。
さらに霧の中の急登を続けて御舎利山の山頂に出たあと稜線沿いに進んで別山にはちょうど9時に着く。あいにくの天候で楽しみにしていた眺めは全く得られなかった。
別山から先の稜線の様子(場所不明)。
別山を9時30分に発ち、主に主稜線の東側つけられた道を進んで10時30分に天池の畔で小休止する。そこは縦走路の中のオアシスのようなところで大きな池のまわりには可憐な花々が咲いていた。
別山から先の稜線の様子(場所不明)。
別山を9時30分に発ち、主に主稜線の東側つけられた道を進んで10時30分に天池の畔で小休止する。そこは縦走路の中のオアシスのようなところで大きな池のまわりには可憐な花々が咲いていた。
天池から少し行くと赤谷に向かって長い下りとなる。辿り着いた赤谷からしばしの急登で湿原に出て木道を歩いて南竜ヶ馬場に11時30分着。
高山植物が咲く別天地のような南竜ヶ馬場からエコーラインとの合流点まで来て、そこで昼食休憩してから砂防新道を下って別当出合に向かった。
天池から少し行くと赤谷に向かって長い下りとなる。辿り着いた赤谷からしばしの急登で湿原に出て木道を歩いて南竜ヶ馬場に11時30分着。
高山植物が咲く別天地のような南竜ヶ馬場からエコーラインとの合流点まで来て、そこで昼食休憩してから砂防新道を下って別当出合に向かった。

感想

白山の主峰御前ヶ峰から南を眺めると、幾重もの山襞を纏った端正な姿の別山が見えます。それは多くの登山者で賑わう白山の主峰群から遠く離れた、訪れる人も疎らな孤高の山です。あまりにも雄大な白山と比べれば見劣りはしますが、その標高は2399mあり、夏には色とりどりの花に包まれる高山帯を有する、関西近辺ではなかなか得難い山です。
2年前の夏に白山からこの山に縦走する計画を立てたことがあるが、そのときは天候の加減で山頂を踏むことは出来なかった。その後いつかは登ろうと思って気にはしていたが、今年になってようやく梅雨も明けたこの週末に急に思い立って出かけることにしました。
しかし期待した梅雨明け後の晴天予想は見事に外れて、霧の中の道をただひたすら歩くのみの山行となってしまった。可憐な高嶺の花はあちらこちらに咲いていたものの、濃い霧が背景では見栄えがせず残念な結果になった。ただ、別山と白山とを繋ぐことができたのがせめてもの慰めの山歩きでした。

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