英彦山 北西谷でモアイと出会う

2016年02月21日(日) [日帰り]

• GPS: 05:22
• 距離: 7.2km
• 登り: 641m
• 下り: 635m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:32
• 合計: 5:13

8:41 別所駐車場
10:25 10:33 四王寺滝
11:30 11:30 産霊神社 水場
11:40 12:04 英彦山中岳
12:35 12:35 モアイ像
13:01 13:01 観察路出合い
13:34 13:34 R500出合い
13:54 別所駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

別所駐車場に駐車
別所の電光掲示板は、帰りも別所から先はチェーン規制表示でした。

コース状況／危険箇所等

　四王寺滝登山口から上は雪が残ってましたが、四王寺滝は完全に雪解け水の滝でした。滝から左の崖ルートの土斜面で少し滑り落ち、軽アイゼンを付けてなんとか登り切りました。目印も少なく足場が悪いところもあるので、ソロは余りお勧め出来ません。右の南岳登りの方が幾分、登りやすいと思います。　
　北西尾根から北西谷への本来の取り付き口ははっきりわかりません。今回、大岩の梯子から少し下ったスズ竹の薄いところから左のスロープに降りました。谷筋を下ると幾つかの谷と合流するので、下流から谷を遡る場合は、支流分岐でGPSなどで方向を見定める必要があると思います。その点、下りの方が道迷いは少なそうです。それと、後で気付いたのですが、R500に出る手前に取水設備みたいなのがあり、国道のガードレール手前に鉄条網が張ってありました。中央が開いていて何気なく国道に出ましたが、進入禁止だったかもしれません（後で写真を見ると板きれに何か書いてありましたが文字がかすれて読めませんでした）。このため下流側の取り付きとしては、野営場の中ほどから谷に下る古い木階段道が水施設より上の谷に出るので、野営場を出入り口にした方がよいかもしれません。　＊

写真

別所駐車場より九大生物研道へ分岐、途中、朝日が当たる上仏来山が見えた。

九大生物研手前で右に分岐

宿坊跡の石垣から成長した杉の大木

登山道に上がり玉屋道を歩く、杉木立の切れ間から学問神社の窟とその向こうに三角ピークの白岳が見える

鬼杉道に分岐

梵字岩の手前、右の小さい尾根に石塔があるのに初めて気付いた

梵字岩登り口を通過し、”玉屋見口の峠”　を越える（無名の様なので勝手に命名・・）

少し水量が増えた四王寺川？を渡り、四王寺滝へ向かう

今年の大雪で折れ曲がり裂けた杉の幹が真新しい

大きな倒木の2又の間がルートになっている

ふとい尾根から左の谷へ、石をまたぐ大木を通過し、石の黄ペンキで右の谷を登り・・

今日は迷わず四王寺滝に着いた、

雪解け水でいつもより余計に水が流れ落ちている

別アングルで1枚・・

滝の左の崖沿いから回り込んで土の崖登りでスリップ、ここで軽アイゼンをつける、効果あり

少し怖い思いをしてようやく崖上に上がり視界が開ける

岳滅鬼山の縦走稜線

南岳の稜線

行者堂裏から表参道に出て石段を上る

上宮に着いて、下の広場で昼食休憩し・・

北西尾根を下る途中、上宮を振り返る

心象的な北西尾根の風景

ここはかっての千本杉、1991年の台風以前はどんな風景だったんだろう

ロープの急斜面を下り梯子の下で登山道に合流

北西谷ルート取付口がわからず、適当に左のゆるやかなスロープに下る

いくつかの支流が合流する谷筋を下り、大きな谷と出合う、手前の木の奥に何かありそう・・　＊

大きな谷の方に下ると、突然、モアイ像が姿を現わした　＊

谷筋を下り振り返る、こんなところに鳥獣保護区の標識が・・

小さい滝

観察路標識に出合い・・

さらに谷を下る

野営場裏手の廃構跡を下り・・　＊

右手に野営場につながる道　＊

谷沿いを下り、終盤に取水設備みたいなのがあった　＊

R500に出会い、ここから自然歩道を下る
※もしかするとここは進入禁止かもしれない　＊

六地蔵を通過、気を抜いて苔石で滑り転倒してしまった

無事？別所駐車場に戻った

装備

個人装備

地形図（ルート入り） GPS 軽アイゼン 昼食 行動食 その他

感想

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　北西谷ルート情報を入手したので、北西尾根途中から谷に下り、観察路標識からさらに谷を下り、R500まで谷筋を通して歩きました。谷間に忽然と現れるモアイ岩は、記事で見て思っていたより大きいものでした。
　疲れましたが、最後まで谷を下れてよかったです。自然歩道に入ってから気が抜けて苔石でスリップして転び足を打ってしまいましたが、大したことはなく、無事？帰り着きました。