記録ID: 8173271
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山
アケボノツツジ・シャクナゲ咲く台高山脈南部(笹ヶ峰・千石山)へ
2025年05月16日(金) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:26
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,210m
- 下り
- 1,213m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 8:26
距離 14.7km
登り 1,210m
下り 1,213m
令和7年5月16日(金) 曇り 気温13℃
➊大又林道終点駐車場〜明神平
静けさの中、少し肌寒さを感じながら、駐車場をスタート。林道沿いにはヒメウツギやガクウツギの白い花が咲いています。四郷川のせせらぎを聞きながら、沢沿いの林道を進みます。登山ポストのあるゲートを過ぎ、横倉谷出合に到着、この付近が林道の終点のようです。ここから明神滝まで何度も渡渉を繰り返しながら、沢沿いに上がっていきます。さすがに、湿気があるせいか多くの花を見ることができました。
明神滝を過ぎると、道は勾配は緩やかなになって大きく蛇行します。自然林から植林に入り、再びブナの自然林に出ると、おひとり様限定の橋があります。どうも元の道が崩れたようで、着け替えられた道に架けられたような橋でした。さらに上がっていくと、水場に出ます。ここから10分余りで明神平に到着します。
明神平では、ここのシンボル的存在の「あしび山荘」(個人的にはサザエさんの家)と薊岳・木ノ実矢塚、国見山から北の台高山脈の稜線が、目を楽しませてくれます。夏にはバイケイソウの白い花も楽しめるかもしれません。
➋明神平〜笹ヶ峰
明神平から明神岳へは、草原の中にある踏み跡に緑の草が生えて緑の道ができており、非常にわかりやすい道でした。難なく山頂稜線に出ると、ミツバツツジが南斜面に沿って咲いています。明神岳山頂は山頂標識と標柱だけですが、台高山脈南部の山並と大峰山脈の主稜線を見渡せます。
笹ヶ峰と千石山へは台高山脈の主稜線に沿ってアップダウンを繰り返していきます。まず1つ目の小ピークに向けて一旦下り、鞍部から少し上がれば1つ目のピークです。この下りでは明神岳の東尾根にある桧塚と桧塚奥峰を眺められます。2つ目の小ピークを越えて、3つ目との鞍部付近からアケボノツツジが見られるようになります。この鞍部を上がるとP1380で、ブナの幹に道標があります。この辺は広い尾根となっており道迷いをしやすそうなので要注意です。尾根筋を辿っていくと笹ヶ峰に着きます。山頂標識と千石山への道標がブナの幹に掛かっています。
➌笹ヶ峰〜千石山・シャッポ山分岐
千石山へも主稜線歩きです。小ピークを2つ越えたところで瀬戸越という広めのやせ尾根を通過し、登りに差し掛かったところにもう一つのやせ尾根があります。このまま上がっていくと目前に、ど〜んと千石山が現れます。山の北向き斜面に木がなく、山頂が木の間から透けて見えます。この斜面から吉野山・薊岳〜明神岳の眺めは👍、山頂に上がると三角点と山頂標識が待っていました。
当初の計画では、千石山から明神岳へ引き返す予定でしたが、もう少しアケボノツツジを見たいと思い、シャッポ山分岐まで足を伸ばすことにしました。これが正解💮。千石山〜シャッポ山分岐間で、満開のアケボノツツジとシャクナゲを見ることができました。また、分岐付近から赤倉山、山上ヶ岳から釈迦ヶ岳に至る大峰山脈の主稜線を間近に望めました。
➍千石山〜明神平
来た道を引き返します。明神岳までは登り主体の道ですが、P1380への登りが足にきました。明神岳まではアケボノツツジやミツバツツジを眺めながらの稜線歩き、明神岳から明神平まではバイケイソウの間を抜けていきました。時期が良ければバイケイソウの白い花を見られるかもしれません。
➎明神平〜大又林道終点駐車場
来た道を下りますが、登りの時に気づかなかった花を多く見つけることができました。おかげで、少々時間がかかりました。
➊大又林道終点駐車場〜明神平
静けさの中、少し肌寒さを感じながら、駐車場をスタート。林道沿いにはヒメウツギやガクウツギの白い花が咲いています。四郷川のせせらぎを聞きながら、沢沿いの林道を進みます。登山ポストのあるゲートを過ぎ、横倉谷出合に到着、この付近が林道の終点のようです。ここから明神滝まで何度も渡渉を繰り返しながら、沢沿いに上がっていきます。さすがに、湿気があるせいか多くの花を見ることができました。
明神滝を過ぎると、道は勾配は緩やかなになって大きく蛇行します。自然林から植林に入り、再びブナの自然林に出ると、おひとり様限定の橋があります。どうも元の道が崩れたようで、着け替えられた道に架けられたような橋でした。さらに上がっていくと、水場に出ます。ここから10分余りで明神平に到着します。
明神平では、ここのシンボル的存在の「あしび山荘」(個人的にはサザエさんの家)と薊岳・木ノ実矢塚、国見山から北の台高山脈の稜線が、目を楽しませてくれます。夏にはバイケイソウの白い花も楽しめるかもしれません。
➋明神平〜笹ヶ峰
明神平から明神岳へは、草原の中にある踏み跡に緑の草が生えて緑の道ができており、非常にわかりやすい道でした。難なく山頂稜線に出ると、ミツバツツジが南斜面に沿って咲いています。明神岳山頂は山頂標識と標柱だけですが、台高山脈南部の山並と大峰山脈の主稜線を見渡せます。
笹ヶ峰と千石山へは台高山脈の主稜線に沿ってアップダウンを繰り返していきます。まず1つ目の小ピークに向けて一旦下り、鞍部から少し上がれば1つ目のピークです。この下りでは明神岳の東尾根にある桧塚と桧塚奥峰を眺められます。2つ目の小ピークを越えて、3つ目との鞍部付近からアケボノツツジが見られるようになります。この鞍部を上がるとP1380で、ブナの幹に道標があります。この辺は広い尾根となっており道迷いをしやすそうなので要注意です。尾根筋を辿っていくと笹ヶ峰に着きます。山頂標識と千石山への道標がブナの幹に掛かっています。
➌笹ヶ峰〜千石山・シャッポ山分岐
千石山へも主稜線歩きです。小ピークを2つ越えたところで瀬戸越という広めのやせ尾根を通過し、登りに差し掛かったところにもう一つのやせ尾根があります。このまま上がっていくと目前に、ど〜んと千石山が現れます。山の北向き斜面に木がなく、山頂が木の間から透けて見えます。この斜面から吉野山・薊岳〜明神岳の眺めは👍、山頂に上がると三角点と山頂標識が待っていました。
当初の計画では、千石山から明神岳へ引き返す予定でしたが、もう少しアケボノツツジを見たいと思い、シャッポ山分岐まで足を伸ばすことにしました。これが正解💮。千石山〜シャッポ山分岐間で、満開のアケボノツツジとシャクナゲを見ることができました。また、分岐付近から赤倉山、山上ヶ岳から釈迦ヶ岳に至る大峰山脈の主稜線を間近に望めました。
➍千石山〜明神平
来た道を引き返します。明神岳までは登り主体の道ですが、P1380への登りが足にきました。明神岳まではアケボノツツジやミツバツツジを眺めながらの稜線歩き、明神岳から明神平まではバイケイソウの間を抜けていきました。時期が良ければバイケイソウの白い花を見られるかもしれません。
➎明神平〜大又林道終点駐車場
来た道を下りますが、登りの時に気づかなかった花を多く見つけることができました。おかげで、少々時間がかかりました。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
→ 県道16号 → 県道220号 駐 車 場 大又林道にあるバリケードの手前にあります (大又林道終点駐車場)20台ほど駐車可 対岸の擁壁工事で駐車場の一部が使用不可 登山ポスト 駐車場から400m先にあります ※公共交通機関で行く場合は、近鉄榛原駅よりバス 東吉野村役場又は菟田野で 東吉野村コミュニティーバスに乗り換えて大又下車 詳細は 東吉野村HP>暮らし>住まいのこと >コミュニティバス「ふるさと号」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大又林道終点駐車場〜明神平 渡渉数箇所のうち、最初の4箇所は増水時要注意 明神平〜笹ヶ峰 テープは少ないので、尾根筋を逸れなければ大丈夫 笹ヶ峰〜千石山 瀬戸越付近のやせ尾根は要注意 登山ポスト 駐車場より約400mのところにあります |
その他周辺情報 | 温 泉 大又林道(県道220号)沿いの「やはた温泉」 大人1人500円(7/1以降、700円) 飲食店 東吉野村役場付近に数軒あります 国道166号沿いに道の駅宇陀路大宇陀 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
眼鏡スペア
熊鈴
携帯トイレ
ポイズンリムーバー
トイレットペーパー
携帯ラジオ
モバイルバッテリー
|
---|---|
共同装備 |
該当なし
|
感想
曇りの天気でしたが、台高山脈や大峰山脈の山々を眺められ、先月に薊岳と木ノ実矢塚への山行時と比較してより多くの春の花を見つけられたのはラッキーでした。釈迦ヶ岳以来のアケボノツツジには感動しました。
今回の山行は、後半にバテないように明神平へ登りを意識的にゆっくりと上がりました。そのおかげで、明神岳〜シャッポ山分岐の往復をペースよく歩くことができました。今後の明神岳から赤倉山への縦走にも目途がつきそうです。もっと日の長い時期にトライしたいと思います。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:124人
明神平は、本当に大好きな山なんですが、そこからの縦走は、薊岳と桧塚奥峰しか行ったことがありません。
この笹ヶ峰方面、気になっていました。
レポートありがとうございます(*^^*)
すごく行ってみたいのですが、ソロでは熊さんが怖くて行けない私です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する