記録ID: 8177081
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無雪期ピークハント／縦走
大峰山脈
大峰双門ルート（熊渡から狼平避難小屋、周回）
2025年05月18日(日) [日帰り]
奈良県
サトシ
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:56
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,571m
- 下り
- 1,570m
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日帰り
- 山行
- 10:12
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 10:59
距離 15.2km
登り 1,571m
下り 1,570m
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
前日の雨のせいか水量が増しているそうです。（私は初見なので水量の加減がわからない） 全体として渡渉箇所が多いです。 この日は水量が多いことを見越して沢靴で来られた方もいました。 ○熊渡から釜滝 スタートして30分位は林道歩き、金引尾根、弥生川分岐で左の川側に進む。水無川のような沢に出たら右に進む。そのうち川が出できます。何度か右岸と左岸を渡渉して川上に向かうと釜滝。釜滝の落ちてくる水の量で行けるかどうか見極めるとのこと。 ○釜滝から仙人グラ前のテラス 釜滝を正面に見て左手の山側を見上げてよく見ると鉄製の橋が見える。まずそこを目指します。橋から暫くトラバースで沢沿いの山側を進みます。この区間、橋（跡）が多数。ほとんどが崩壊中。橋を渡れる所、崩壊中の橋を避けて進む所、橋そのものが下に落ちちゃている所色々あります。 トラバースを進むと沢に降りてきます。沢を右（左岸）に渡り進むと大きな岩がいくつも出てくる。乗り越えたり巻いたりして進む。正面山側に橋が見えてくると吊橋まで山を登る。吊橋から仙人グラ前テラスに至るハシゴの連続の急登が始まる。ハシゴは釜滝付近の橋と違い新しくしっかりしている。1箇所、、岩場に鎖の登りがあった。雨の後だと滑りやすく注意が必要かと。 ○仙人グラ前のテラスから狼平避難小屋まで 仙人グラ前テラスから左手に登る。テープが付いているが小さいので見つけにくい。登りの途中、 黒い慰霊碑があり、そこが磐の双門への分岐。私は慰霊碑には気がついたが、磐の双門への分岐と気が付かずスルーしてしまった。なので磐の双門までのコース状況は割愛。 双門ルートとしてはそのまま登り続けると尾根を越したところで階段と橋が出でくる。ザンギ平の肩の辺り。ここから沢まで降りる。初めは沢沿いの山側をトラバースで進むが、そのうち広い沢の河岸に降りてくる。ステンレスの弥山方向の看板が中州の中にある。そこの沢の右側（左岸）が河原小屋跡らしい。この辺は中州を進む。この辺りからテープの表示が少なくなるが、土手や沢を川を遡る方向で進む。やがて岩が多くなり、右岸、左岸、山側、あちこちにテープが出てきてどこを進んで良いかわからなくなり、更に川の流れが速くなり、岩も大きく渡渉が難しくなる。実はこの辺が一番苦労した。悩み、行ったり戻ったり、岩を乗り越え、岩を飛び渡渉を続けて狼平避難小屋手前まで来る。（沢の最後の方でルートミス。山側に登ってしまった。すぐに復旧）この辺、事前に調べた中で割と情報が薄かったので最後まで疑心暗鬼で進みました。狼平避難小屋手前で右（左岸）山側に道標が見えてくる。ここで沢とお別れ。道標を左に曲がると吊橋があり橋を渡るとすぐに狼平避難小屋。 ○狼平避難小屋から熊渡 狼平避難小屋からは優しいよく整備された道。高崎横手で弥山辻からの下山道に合流。合流後、少し進むと頂仙岳との分岐。道標はないので注意。私は頂仙岳を進みました。頂仙岳を乗り越えるとすぐにナベの耳。暫く進むとカナビキ尾根分岐。ここから金引尾根を降って熊渡に進みます。カナビキ尾根分岐から道が若干不明瞭になります。 最後になりますが、ルートの表示はしてくれてますが破線ルートです。出来れば他の方のレポ、youtubeの解説動画等を事前に見てから挑んだ方が良いと思います。 狼平小屋でお会いしたベテランの方に、道が分かりにくいと愚痴ったらこれでも前よりかはちゃんとテープで分かりやすくなってますとの事です |
| その他周辺情報 | 下山後、洞川温泉センターで入浴。他にも天河温泉等温泉等、近隣に温泉は多くあるようです。 |
写真
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熊渡の路肩の駐車スペース？Google mapだと川迫川の橋で検索できます。
弥山川、金引尾根分岐。双門ルートは左を降りていきます。下山時は金引尾根から降りてくる予定なので右の道から降りてきます。
河原に川が出てきた。ひょっとすると水が増量中の為、川になってるのかも。ここらで渡渉中バランスを崩し1ドボン
釜滝に来ました。youtubeの動画で見るより明らかに水量が多い。でも先行パーティーが先に進んだので行けると信じて先に進む。
橋。木製の部分は信用ならんので6枚おきにある鉄の踏み板を踏むようにして進んだ。
よく聞く道間違いポイント。私は最初トラバース道の崩壊地と思いそのままトラバースで進もうと（それが正解ですが）ふと上を見ると鎖がある。ああ、ここか、みんなが鎖に騙されて上に上がってしまう場所はと気がつく。ここはそのままトラバースで。
5/18 6:07
よく聞く道間違いポイント。私は最初トラバース道の崩壊地と思いそのままトラバースで進もうと（それが正解ですが）ふと上を見ると鎖がある。ああ、ここか、みんなが鎖に騙されて上に上がってしまう場所はと気がつく。ここはそのままトラバースで。
完全に落ちてる橋。この道が整備された頃は歩き易い道だったのでしょうね
一見大丈夫そうな橋ですが、手摺の支柱が根本から腐ってて体重かけるとほぼ折れる。ここは手摺を持たずに通過
よく見る突然上に出てくる橋。この橋は通過出来ない橋で無視して下さい。
一連の崩壊橋シリーズで一番怖かったのがここ。最初迂回路探したが無さそう。ご丁寧に橋にピンテが付いている。想像以上にアクロバティックをしなくてはいけないのと橋が固定されているわけでないので怖い
5/18 6:21
一連の崩壊橋シリーズで一番怖かったのがここ。最初迂回路探したが無さそう。ご丁寧に橋にピンテが付いている。想像以上にアクロバティックをしなくてはいけないのと橋が固定されているわけでないので怖い
トラバース道を進むと熊野古道でよく見る道標が出てきた。この辺から沢に降りてくる。
川の左（右岸）から右（左岸）に移る渡渉ポイントを振り返って。水量が多いのか渡れそうもなく確信犯で左足ドボンで通過
進むと岩に張り付きトラバースする場所。youtubeの動画見ると下に水がない。この日は水没中。注意して進む。
どこにも繋がってないハシゴ。後ろは現役の橋。ここから沢を離れて後ろの橋を渡り斜面を登る。
黄色い看板の道標。こうゆうのがあると道が間違って無いことの確認できるのでありがたい。
吊橋に出ます。渡った先が道間違いポイントで右に曲がるのが正解。この日はテープでしっかり表示されていて気にすることなく進められた。
5/18 7:07
吊橋に出ます。渡った先が道間違いポイントで右に曲がるのが正解。この日はテープでしっかり表示されていて気にすることなく進められた。
吊橋渡ったところから急登が始まります。石楠花が綺麗に咲いていた。
双門の滝。日本の滝100選で一番見るのが大変らしい。なかなかカッコよく撮れない。
更に進みザンギ平の肩。途中、磐双門の分岐に気が付かずスルー。痛恨のミス。
ザンギ平の肩からは降りになり沢まで降りる。途中に今は使われてない鎖ハシゴがあった。
沢沿いに降りてトラバース道を進むと一旦小さな沢に出る。気持ちのいい場所でここで休憩。
休憩後、トラバース道を進むと大きな沢に出てくる。中洲に弥山方向を指す看板がある。この辺の対岸（左岸）河原小屋跡らしい。この辺は中洲を進んだ。
5/18 10:22
休憩後、トラバース道を進むと大きな沢に出てくる。中洲に弥山方向を指す看板がある。この辺の対岸（左岸）河原小屋跡らしい。この辺は中洲を進んだ。
中洲を進むと河原に出る。この辺からテープもなく自分が進んでいるのが正しいルートなのか疑心暗鬼になってくる。
少し進むと岩が多くなる。この辺から両岸の沢、時々山側の斜面にもあちこちテープが出てくる。とりあえず進めそうな箇所にテープがあるという感じ。どこを進むかは自分の技量と先の展開を見極めて自分で判断するしか無い。何度も行ったり戻ったり。岩を飛びうつったりよじ登ったり。一番疲れた。
5/18 10:50
少し進むと岩が多くなる。この辺から両岸の沢、時々山側の斜面にもあちこちテープが出てくる。とりあえず進めそうな箇所にテープがあるという感じ。どこを進むかは自分の技量と先の展開を見極めて自分で判断するしか無い。何度も行ったり戻ったり。岩を飛びうつったりよじ登ったり。一番疲れた。
狼平避難小屋に近づいてきて岩に鉄杭で足場があるところを越えると鎖ハシゴが出てくる。なかなかバランスを取るのが難しかった。
名物空中歩廊を通過後撮影。真ん中辺で邪魔くさい木の枝（根？）があったがそれ以外は鎖もあり杭もしっかりしていたので問題なく渡れた。
5/18 11:50
名物空中歩廊を通過後撮影。真ん中辺で邪魔くさい木の枝（根？）があったがそれ以外は鎖もあり杭もしっかりしていたので問題なく渡れた。
沢の最後でルーファイミスって左岸を上に進んでしまった。間違いに気がついて沢に降りてきて沢を進むと道が斜面を上がっていってる。見上げると道標と吊橋が見える。狼平避難小屋はもう目の前。
5/18 12:13
沢の最後でルーファイミスって左岸を上に進んでしまった。間違いに気がついて沢に降りてきて沢を進むと道が斜面を上がっていってる。見上げると道標と吊橋が見える。狼平避難小屋はもう目の前。
狼平避難小屋。一服して昼食のパンを食べてから撮影の為、少し時間が経っている。ここで他の登山者さんからこのルートについて教えてもらう。
5/18 12:23
狼平避難小屋。一服して昼食のパンを食べてから撮影の為、少し時間が経っている。ここで他の登山者さんからこのルートについて教えてもらう。
橋の袂の道標に戻ってくる。双門ルートは登りの一方通行なので下山は一般道でおります。直進します。すごくいい道
高崎横手。ここで弥山辻から天河村までの登山道に合流。ここでヘルメットをしまいダブルストックを出す
道標はないが道が2手に分かれる。右が頂仙岳の山頂方向。GWにやった奥駈道の時、靡だか踏んでいなかったので踏みに行く。
ピンテを頼りに進む。緩やかな斜面を上がるが山頂手前で山様がイカつくなってくる。
石楠花が咲いていた。人が育てているわけでもなしに自然にこんな大きな大輪咲かせる石楠花ってすごいとふと思った。
撮影機器：
感想
以前から気になっていた大峯双門ルートに挑戦。
当初は2日かけて弥山小屋でテントを張ろうかと考えていたのですが、今年も気がついたらもう暑い時期にさしかかる。天気予報で日曜日の天気の良い行きたい山を調べてみると大峰方面が良さげ。急遽日帰りで行く事に。前日が雨だったので水量が多いかもと少し不安もあったが前日夜までに止む予報だったので落ち着いている事を期待してました。慌ててyoutubeの動画や他の方のログを見て予習したのですが、磐の双門の分岐を確認するのを忘れる。更に後半の沢歩きの辺りが頭の中に入っておらず、こんな道でいいのか？と終始不安に駆られる。
磐の双門は行きそびれましたが、山行中、不安だらけでしたが、結果振り返ると楽しかったです。今度いつリベンジしようか楽しみにして考え中です。
PS.ヤマレコのマップに磐の双門が無いのですが、加えて欲しいですね。分岐の確認忘れが無くなるといいなと思う。
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