ブナ森堪能 太平山奥岳 野田コースピストン

2025年05月19日(月) [日帰り]

• GPS: 11:42
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,350m
• 下り: 1,350m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:29
• 休憩: 2:16
• 合計: 11:45

距離 12.7km 登り 1,350m 下り 1,350m

5:40 駐車地点
5:52 野田登山口
6:35 6:55 上流側迂回高巻き起点
7:35 不動滝
8:10 ウシバミ沢
8:50 9:10 女人堂
10:20 10:30 剣岳西石標
10:35 剣岳
11:05 宝蔵岳
12:10 12:45 太平山
13:40 宝蔵岳
14:03 剣岳
14:05 14:15 剣岳西石標
15:00 15:20 女人堂（水場）
15:49 15:50 ウシバミ沢
16:10 16:20 不動滝
16:35 16:45 上流側迂回高巻き起点
17:17 野田登山口
17:25 駐車地点

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

昨秋から出だしの崩落部分2か所と小さい高巻きを大きく迂回するようにルートが変更されました。ヤマレコの「らくルート」で計画すると以前の沢沿いルートになってしまうので要注意。
痩せトラバースが多数あります。
渡渉も大きいとこ（一歩で超えられない）で3、4か所あり。
今時期は雪解け水で水勢が強いので対策があった方がいいです。

写真

5/19 5:41

駐車場スタート。すぐに渡渉があるので、トレッキングシューズを背負い鋲長スタート。

5/19 5:44

早速渡渉し右岸へ。

5/19 5:49

ポイントにはピンテあり。左岸へ再度渡渉。

5/19 5:52

登山口。

5/19 5:52

昨年秋のレコでコースが変わった事を失念してた。指示通り右折。

5/19 5:54

旧作業道を利用した大きく高巻く道。

5/19 6:01

ピンテ充実。

5/19 6:02

いままで知らなかった滝。上の方は立派そう。

5/19 6:08

しっとりサワハコベ。

5/19 6:20

キノコ萌え。

5/19 6:24

作業道跡終了。

5/19 6:27

ここから沢へ激下り。

5/19 6:52

沢へ降りたとこの河原で朝ごはん休憩＆鋲長からトレッキングシューズへ履き替え。

5/19 6:55

デポ。この判断が甘かった。

5/19 6:57

フレッシュキケマン。

5/19 6:58

いつ来ても良い渓相。

5/19 6:59

道は痩せてるけど。

5/19 7:02

ラショウモンカズラ。

5/19 7:05

次の渡渉点手前にニリンソウ。

5/19 7:23

こんな水勢だとは思わず、結局裸足で渡った。何故鋲長にしなかったかな〜？よく考えたら昨年同期は全行程鋲長だったし、それ以外は秋しか歩いてなかったので、ここで苦労したことがなかった。浅はかでした。

5/19 7:30

不動滝手前の瀬道。苔が綺麗です。

5/19 7:33

御滝神社で南無南無。

5/19 7:34

不動滝下段。

5/19 7:36

不動滝上段。

5/19 7:40

緑と渓相に萌えます。

5/19 7:41

崩落個所を巻く。

5/19 7:42

ブナが増えてきた。

5/19 7:44

熊さん初遭遇ポイントの枝沢。周囲をキョロキョロしながら渡る。

5/19 7:54

こんなプチ崩落個所も数か所あり。

5/19 7:59

チゴユリ。今日は花メインじゃないけど撮りやすそうな個体に会うとスクワット。

5/19 8:02

フレッシュグリーン三昧になってきた。

5/19 8:05

対岸の季節限定滝。

5/19 8:06

ウシバミ沢出合い。手前の沢を渡って奥から真ん中の尾根端に取り付くが、ここの渡渉も危うかった。

5/19 8:11

取り付き後はしばし急登。

5/19 8:15

ポイントブナ。

5/19 8:19

イワカガミ。今年初です。

5/19 8:34

両側切れ落ちてる痩せ道ポイント。

5/19 8:36

このブナから尾根を離れブナ森へ。

5/19 8:38

スポットライトヤシオ。

5/19 8:42

お気に入りの小滝とブナのポイント。

5/19 8:50

水場（ピンテのとこ）を左折すると

5/19 8:53

女人堂。一服します。

5/19 9:15

女人堂からはゴキゲンなブナ道。

5/19 9:17

今日のメインディッシュ。

5/19 9:24

幹の緑のベールを纏う感じ。

5/19 9:28

尾根へのトラバース路。

5/19 9:36

尾根に合流。

5/19 9:41

山頂を望む。

5/19 9:42

ムラサキヤシオ。

5/19 9:45

ここはいつも笹が茂っててこんなにきれいな道は久しぶり。で、道脇に観音様があるのを初めて知る。

5/19 9:46

気持ちのいいフレッシュグリーン。

5/19 9:51

思わず見上げる。

5/19 9:54

この先徐々に斜度が増す。

5/19 10:07

急にはなってきたが、やっぱ見上げる。

5/19 10:15

段差が大きくなってきたとこにはお助けロープ。

5/19 10:20

剣岳山頂西の岩っち石標がある急登終了ポイント。ついこの間までここが剣岳山頂だと思ってた。一服します。

5/19 10:30

岩の脇にこんなのがあるのに。

5/19 10:33

剣岳から奥岳。

5/19 10:35

ここが剣岳山頂。

5/19 10:36

少しだけ雪上歩き。そこから奥岳。

5/19 10:40

ツバメオモト準備中。

5/19 10:45

野田分岐で中岳からのルートに合流。

5/19 10:44

足元は早春。

5/19 10:46

その2。

5/19 10:47

残雪箇所は概して見晴らしがよいのでつい撮ってしまう奥岳。

5/19 10:48

カエデ。

5/19 10:52

お地蔵は、今年の大雪でもちゃんと立ってた。

5/19 10:58

カタクリも所々に。

5/19 11:04

宝蔵分岐で、蚊取り線香交換。

5/19 11:07

念仏坂、通過後撮影。

5/19 11:08

オオカメノキは飾り花だけ開いてた。

5/19 11:16

弟子帰岳直下まで来た。この後三連鎖場へ。

5/19 11:18

その1。

5/19 11:22

その2。

5/19 11:32

その3。

5/19 11:34

登り切って咲き始めのミネザクラ。

5/19 11:36

弟子帰神社。

5/19 11:40

からの奥岳。旭岳も見えてきた。

5/19 11:40

谷の方は緑モコモコ。

5/19 11:43

春コンビ。

5/19 11:44

惜しいシラネアオイ。

5/19 11:54

山頂への最後の登りに一か所だけ残雪道。

5/19 11:55

脇にョウジョウバカマ。

5/19 12:06

到着。

5/19 12:07

男鹿半島見えず。鳥海山も霞の向こうでした。

5/19 12:08

丸舞方面のブナ林。まだ雪が結構残ってて葉がついてない樹もある。

5/19 12:13

昨年満開だったキジムシロは今年はまだちょっとだけ。

5/19 12:16

白子森と森吉山は見えた。

5/19 12:19

自撮り。

5/19 12:20

山頂に一株だけあったカタクリ。

5/19 12:22

岩手山と秋駒は薄っすら何とか見えた。

5/19 12:38

神社は冬仕様。今年は小屋の営業はあるんだろうか？

5/19 12:44

下山します。

5/19 12:46

サクラツインズ。

5/19 12:48

笹や枝が倒れ込んできてる部分が多数。よけながら歩くが目の高さににあるのが厄介。

5/19 12:49

ショウジョウバカマ。

5/19 12:51

キクザキイチゲ。

5/19 13:00

やっと開いた個体に会えた。

5/19 13:03

弟子帰へ登り返し。

5/19 13:06

弟子帰神社で振り返る。

5/19 13:14

鎖場上から帰り道を望む。

5/19 13:16

新緑ブナライン。

5/19 13:16

宝蔵岳。

5/19 13:33

コヨウラクツツジ。

5/19 13:39

宝蔵分岐通過。旭又の復旧が待たれる。

5/19 13:44

陽射しを喜ぶ？スミレ。

5/19 13:51

野田分岐を左へ。ここから剣岳へ登り返し。

5/19 13:55

今年初のタケシマラン。

5/19 13:58

なかなかの斜度です。

5/19 13:59

最後の雪上歩き。ガッツリキックで。

5/19 14:00

マンサク。

5/19 14:02

往路も撮ったアングル。青空に映え良い。

5/19 14:06

岩に腰掛一服。

5/19 14:14

激下り開始。

5/19 14:25

下り終えたブナ尾根道。

5/19 14:33

見納め。

5/19 14:37

ここで尾根を離れトラバース路へ。

5/19 14:39

パッと見、快適そうだが、

5/19 14:42

プチ崩落部はただの斜面と化してます。

5/19 14:48

新緑三昧午後の部。

5/19 14:50

気温も丁度良い。

5/19 14:50

気持ち良さしかない。

5/19 14:52

実は食べごろのコシアブラもいっぱいで、両手にこんもりいただきました。

5/19 14:59

陽射しの向きの関係で、何度も振り返って撮る。

5/19 15:00

やっぱ良い道。

5/19 15:05

女人堂で拝んだ後すぐ近くの水場で休憩。水場から女人堂。

5/19 15:06

水場。パイプが増えた。

5/19 15:17

観音？石標？

5/19 15:24

まだまだブナ林。

5/19 15:26

お気に入りポイント復路は横位置で。

5/19 15:30

ブナ林終盤で振り返り。

5/19 15:31

尾根道上端のブナを見上げる。

5/19 15:37

イワカガミ

5/19 15:39

しばし緩く下るブナ尾根道。

5/19 15:41

大きいブナはつい見上げる。

5/19 15:42

古の太平山表参道の証。

5/19 15:46

この先激下って沢へ。

5/19 15:50

降りました。最初の渡渉は思いっきりジャンプして何とか渡れた。

5/19 16:00

全開のシラネアオイ。

5/19 16:19

不動滝でも一服＆スローシャッタートライ（手持ち）

5/19 16:22

キケマンの群れ。

5/19 16:28

往路裸足で渡ったココ。帰りは投げやり気味に突破。片足を一瞬水につけたが足首上が濡れただけで済んだ。

5/19 16:29

後は心配が無いのでノンビリ帰る。

5/19 16:30

タチカメバソウもポツポツ咲いてる。

5/19 16:40

高巻き迂回ルート起点近くで、デポした長靴に履き替えがてら一服＆撮影。

5/19 16:46

高巻き迂回ルート（左の斜面）へ。

5/19 16:48

急ですが、ロープあり。

5/19 16:50

登り切って旧作業道の幅広道を戻る。

5/19 16:53

スミレの群れや、

5/19 17:02

サワハコベ、

5/19 17:03

コンロンソウ、

5/19 17:04

ニョイスミレ？なんかを撮りながら帰る。

5/19 17:16

登山口へ戻った。行きは鳥居をくぐったが、

5/19 17:17

鳥居の右の広い道が迂回路となってるのでそちらに進むのが、今は正解。

5/19 17:23

渡渉二回を鋲長でクリアして帰還。

撮影機器：

PENTAX Q-S1 PENTAX

DMC-GX8 Panasonic

感想

LX

昨年同期は剣岳尾根の笹がうるさくなってきてたが、
その後刈払いが入ったとのことで、新緑のブナ森を
味わいに行ってきました。

昨年夏以降、一昨年転倒し裂傷を負ってリタイヤした
豪雨による崩落個所がある今までの沢沿いのルートは、
やはり危険と判断されたようで、旧作業道を利用した大きく迂回する
ルートに変更されてました。

好天の元、ブナのグリーンシャワーをタップリ浴び、
眺望は今一つでしたが、今年初のイワカガミやタケシマランにも
会えて十分満足できました。

ただ、沢の水勢を少し舐めてて、後半の渡渉はトレッキングシューズで
いけるだろうと思い込み、前半で鋲長からトレッキングシューズに
変えてしまって、少し難儀したのが反省点。
夏まではウシバミ沢の出合いまで、長靴にして以降登山靴がベストですね。

コメント

cattail

LXさん、詳しいレポートをありがとうございます🙇‍♀
野田ルートからの太平山は、ずっとチャレンジしたいと思っていました！
山頂まで長いし渡渉も大変そうですが、写真で拝見するだけでワクワクします😊

LX

cattailさん、コメントありがとうございます。

一発目の渡渉は別として、渡り辛いのは今時期だけなので、
ブナ紅葉の時期になれば、渡渉はそれほどでもないと思います。
秋のレコも3本過去のアップしてるので水量等参考になるかも？

基本的に８年前くらいから隔年で秋に野田と丸舞を交互
に歩くのが恒例化してて、今年は野田の番なので、
ゴールデンフォレストに会いにまた歩こうと思ってます。

100yama

LXさん
初めまして。
７月（秋になるかもしれません）に大平山に登りたいと思っています。
野田ルートと丸舞ルートのどちらにしようかと迷っています。
それぞれのルートの特徴と難易度などを教えて頂けませんか。
よろしくお願いします。

LX

100yamaさん、コメントありがとうございます。

今回の野田コースはこのレコの通り、迂回ルートも設定され
ピンテも多く迷いはないと思いますが、大き目の渡渉が3回をどうするかと、
ウシバミ沢からの取り付きと、剣岳直下、弟子帰の鎖場の３つの急登が
肝かな？
一方、丸舞は登山口へのアクセス林道が落石しやすいので、事前の状況
把握をしっかりしておく必要があります。
登山道に関しては、最初の渡渉の川幅が広めなので、チョット厄介。
昨秋は水量も減ってたので、比較的楽でした。
後は標高1000ｍを超えた辺りの不帰沢源頭手前のトラバース終了付近の
比較的平坦な部分は視界不良時要注意って感じです。
両コースとも渓相とブナ林を楽しめますが、
個人的には丸舞が長いけど若干楽な気がします。
夏に歩いた事は無いのですが、西の中岳辺りはヒルが
多いので、こちらも気を付けた方が良いかと思います。
もちろん熊はいます。

とりあえず思い付きで書きましたが、不明な点等ありましたら
連絡ください。わかる範囲でお答えします。
また途中までのレコもあり、下記も参考にしてください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6822132.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3721800.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2092339.html

100yama

LXさん
早速、回答していただき、両コースの特徴がわかりました。
ありがとうございました。
昨年は丸舞コースのレコが多くて、そちらからと思っていましたが、
今年は野田コースが多くて迷っています。
もう少しＬＸさんのレコや今後登られる方の様子も拝見し、考えてみます。
ありがとうございました。