八王子城山(城跡)〜富士見台(ピストン)

2025年05月20日(火) [日帰り]

• GPS: 02:52
• 距離: 6.5km
• 登り: 530m
• 下り: 536m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:02
• 休憩: 0:51
• 合計: 2:53

距離 6.5km 登り 530m 下り 536m

10:14 スタート地点
10:16 10:20 八王子城跡 管理棟
10:36 10:40 八王子城山
10:43 10:49 松木曲輪
10:48 10:50 八王子城跡本丸
10:53 10:55 松木曲輪
11:01 駒冷し場
11:13 詰の城(八王子城)
11:30 11:44 富士見台
11:57 11:58 詰の城(八王子城)
12:08 駒冷し場
12:14 12:15 松木曲輪
12:17 12:21 八王子城山
12:33 12:38 八王子城跡 管理棟
12:47 第三堀切
12:54 13:00 御主殿の滝
13:07 八王子城跡 管理棟
13:07 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八王子城跡見学者用駐車場(無料、9時から)

コース状況／危険箇所等

●登山ポストの場所は不明。
●NTTドコモ系の電波状況は、概ね良好。
●登山道は整備され踏み跡もあり、適所に看板もあって、これと言って迷うような箇所は無い。本丸⇔富士見台間は時折道幅の狭いトラバース道だったりするので、滑落に注意するべきかも知れない。

その他周辺情報

●管理棟横に軽喫茶店があった。
●管理棟には公衆トイレあり。簡易的な地図が描かれたリーフレットが貰える。
●駐車場の隣には八王子城と北条家の末路について解説している綺麗なガイダンス施設がある。城跡全体の俯瞰模型は駐車場と管理棟の間にある広場にも置かれている。

写真

5/20 10:07

駐車場から本丸方面を臨む。

5/20 10:17

管理棟脇の舗装路先から登山道。

5/20 10:17

シャガが咲き乱れている。

5/20 10:19

八王子神社の鳥居。
ここから登り。

5/20 10:25

程なく5合目の金子丸という曲輪。

5/20 10:25

各所に解説の看板があって勉強になる。

5/20 10:32

柵門台の分岐点。
左の本丸方面へ。

5/20 10:33

石の階段もある。

5/20 10:40

途中、一気に展望が開ける場所がある。
関東平野が一望できる。これだけ見晴らしが良ければ、山城として優秀な場所に築城できたのだろう。

5/20 10:40

八王子駅のビルもよく見える。

5/20 10:44

八王子神社。
神社脇の階段を登ると、

5/20 10:47

直ぐに本丸跡。
そんなに広くない。

5/20 10:48

神社等を解説した、本丸跡の看板。

5/20 10:52

本丸を降りて松木曲輪跡から見えた高尾山。

5/20 10:52

松木曲輪からも街がよく見える。

5/20 10:54

松木曲輪と八王子神社の間から、富士見台への道が続く。

5/20 10:58

ちょっと下ってから、斜面をトラバースするように狭い道がつけられている。

5/20 11:04

稜線になってる土塁上を、アップダウンを繰り返しながら進む。
土塁は所々に堀切があり、土塁上から来る敵の侵攻を阻む仕掛けになっている。

5/20 11:10

往時を偲ばせる石積がある。

5/20 11:11

詰めの城と呼ばれる跡。
本丸と富士見台の中間くらいにあり、本丸が落ちた際等にここで更なる籠城をする為の砦だったそうな。

5/20 11:23

詰めの城からもアップダウンをしつつ、樹林帯を進む。

5/20 11:37

登り切ると、富士見台。
休憩用のテーブルもある。

5/20 11:42

木々の切れ間から富士山が見えるそうだが、霞んで薄っすら見えるような感じで写真にも写り込まないので、小休止して来た道を戻る。

5/20 11:30

富士見台に咲いていた花。

5/20 11:48

往路よりはマシだが、アップダウンは堪える。

5/20 11:58

詰めの城まで戻って来た。
ふと横の石碑を見ると、八王子城天守閣跡と掘られている。
天守閣は無かった山城という話なので、現在の発掘調査よりも以前に置かれた石碑なのだろう。

5/20 12:13

松木曲輪脇のトイレまで戻って来た。

5/20 12:16

八王子神社に登山を感謝。
杉の巨木に底知れぬパワーを感じる。

5/20 12:17

やっぱりここからの眺めが一番良い。

5/20 12:18

下界のガイダンス施設や駐車場が見えた。

5/20 12:23

綺麗な実。

5/20 12:37

管理棟と駐車場の間にある広場の俯瞰模型。

5/20 12:43

管理棟からは、城山川に沿って遊歩道を御主殿へと進む。
この辺りはバードウォッチングの人ばかり。

5/20 12:45

解説板によれば、御主殿へと続くこの道が入城するメインストリートだったということか。

5/20 12:46

御主殿曲輪へと繋がる、復元された曳橋。
有事の際は破壊する仕様だったとか。

5/20 12:48

この石積は、出土した400年前のままのものらしい。

5/20 12:49

御主殿へと続く石畳の階段。

5/20 12:57

御主殿跡。
城主が暮らした館や庭園等があったそう。

5/20 12:59

御主殿から降りると、御主殿の滝がある。
水は澄んで綺麗だが、落城時の悲劇の場所として有名。
思わず合掌した。

5/20 12:59

御主殿の滝の慰霊の石碑。
ここでも合掌した。

5/20 13:02

滝からは、城山川に沿って曳橋の下を通れる。
石垣が荘厳。

5/20 13:03

城山川に沿って、鳥のさえずりを聞きながら気持ち良い遊歩道が駐車場まで続く。

撮影機器：

Pixel 9a Google

感想

jm80

城郭は以前から好きだったものの積極的に回り始めたら沼にハマるので敬遠していたが、都民としていつか拝見するべき都内城跡の1つとして、ハイキングできる八王子城跡は意識していた。
実は山行前日にドライブがてら(DQウォークの自身初・城スタンプ取得がてら)ぷらっと寄ったのが最大の要因で、登りたい欲求が背中を押されてしまった。帰宅後の夜、翌日の再訪を決定してしまった。

前日は小雨だったが、今日は今年初の真夏日。完全に夏入りする前に登っておくのは正解だった。酷暑の山行はキツいと思う。

コース的には本丸までは登り詰めで、富士見台まではアップダウンを繰り返して行く樹林帯。
展望が最も良かったのは、八王子神社前の木々の切れ目だろうか。
富士見台は最高点の辺りにある樹林の切れ目から、じーーっと目を凝らせば、霞の5月でも雪がかなり溶けた富士山を確認できた。

平日でも駐車場は三分の一ほど埋まっていたが、半分弱くらいは御主殿方面でスタンバるバードウォッチングの方々ではなかろうか。
山城を登るのは岩殿山(岩殿城)以来だったが、よくもまぁこんな所を城塞化して暮らしたり防衛戦をやろうと思ったものだ。
発掘された御主殿や曲輪等の遺構や解説を見るに、北条家の盛者必衰の理を感じざるを得ず、御主殿の滝で自然に手を合わせていた。

コメント

castle_hunter

こんにちは
是非とも八王子城のリピーターになってください。
（明日から梅雨入りで秋までオフシーズンっぽいのが残念ですが）

jm80

castle_hunterさん、こんにちは！

手頃なハイキングコースで良い所でした！
盛夏はキツそうですが汗