富士山(河口湖口)


コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:40
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:00
天候 | 1日目:曇りときどき晴れ 2日目:曇りときどき晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
【シャトルバス】 北麓駐車場⇔五合目 所要時間45分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※危険箇所なし |
その他周辺情報 | 【温泉】 富士眺望の湯 ゆらり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
常備薬
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
「今年は登るぞー」と言い続けて早3年。
どうも富士山に対する登山意欲が湧かず、二の足を踏みまくってました。
「富士山に一度も登らぬバカ、二度登るバカ」
の言葉のとおり、さすがに1度は登っておきたい!
今年は春先早々に山小屋を予約しました。
その後、世界遺産登録、連日の悪天候・・・どうなることやらと思いながら山梨入り。
・・・翌朝。
ホテルの窓から差し込む陽射しに高まる期待も、五合目に着く頃には霧の中。
雨を覚悟し、高山病の恐怖に耐えながら、一歩一歩、足を進める。
少し登っては小屋、登っては小屋。
・・・ここは山?
と言いたくなる道を登っていくと、意外とあっさり、宿泊地トモエ館に到着。
特に異常は見られないし、こりゃ大丈夫だなとほっと一息。寝袋で横になる。
・・・!
ほどなくして激しい頭痛。
館内放送の大音量も手伝い全く眠れない!
山小屋ではあり得ないほどの深夜の喧騒に辟易しながらも、
「ここは富士山」と思いぐっと堪える。
ご来光に向かう人、人、人・・・、耳栓を突破するほどの音量で、
結局一度も意識が切れないまま朝を迎えることに。
朝方、立てつける風の音に不安を抱きつつも外を見ると、
うっすらと赤く染まる空が見える!
強風の中、時折、霧で視界が遮られるものの、何とかご来光を拝むことができた。
見上げる頂上には厚い雲がかかっている。
この日、頂上でのご来光は見えなかったようで、
強風の中、頂上に向かった人たちには申し訳なく思います。
コーンスープで体を温め、いざ頂上へ。
風に煽られ、頭痛に襲われ、みるみるペースダウン(笑)
そんなこんなで、ボロボロになりながら山頂に到着。
あれ?風が止んでいる?
頂上ご来光組は、強風でお鉢巡りを断念したと聞いていたので、
ほぼ諦めモードだったけど、これなら行ける!(頭は痛いけど。)
ということで、剣ヶ峰へ向けて歩を進める。
郵便局に着くころには、ほぼ無風。
こんなに出来過ぎで良いのか!と思いながらも、ついに念願の3776mへ到達!
頭痛でボロボロになっていることも相まって喜び倍増。
下山口へ戻るころには、霧も晴れ、火口も見えるようになる。ホント出来過ぎだ。
ご来光うどんでエネルギー補充、バファリンで痛みを麻痺させ下山開始。
トモエ館に戻る頃には頭痛も治まり、その後の下山は快調♪
(やっぱりただの高山病?)
約一名、馬に乗り離脱するものの、無事揃って下山。怪我無く終われて何より。
五合目で食べたこけももソフトが美味しかったが、寒気がするし、どうも体がおかしい。
温泉に入った後も、頭痛が治らない。
ここに来て、頭痛の原因が高山病では無かった疑いが。
思えばこの2日間。水分補給も殆ど行わず、トイレも1度きり。異様な顔のほてり。発汗。日射病か熱射病と思われる症状。
恐るべき高山の紫外線。
恐るべき寄る歳波・・・。
冷えぴたを貼った額に切なさ漂う帰路となった。
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