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Yamareco

記録ID: 8202891
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

昔話の里 遠野の「石上山」

2025年05月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:39
距離
7.5km
登り
587m
下り
590m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:58
休憩
0:48
合計
6:46
距離 7.5km 登り 587m 下り 590m
7:27
66
8:34
3
8:37
8:44
40
9:24
9:34
13
9:46
9:52
21
10:14
10:17
18
10:35
10:41
16
10:57
11:06
35
11:44
45
12:29
12:36
98
14:14
ゴール地点
天候 曇り一時晴れ
南の風 0〜3m
見晴らしは少し霞む
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
石上山登山口駐車場を利用した
6台停まる
トイレ無し
24時間営業のコンビニは 遠野バイパス沿いに有り  5kmほど離れている
コース状況/
危険箇所等
登山口駐車場から 石上山北峰・石上山を往復した

明瞭で手入れの行き届いた登山道
道標は十分に有る

前半は緩やかな道
馬止めから勾配を増す
中ノ堂から梯子と鎖が連続して石上山北峰に登り上げる
北峰から石上山まで 石の多い痩せた稜線だが 木がしげって高度感が無くむしろ歩き易い尾根道

展望が良いのは 中ノ堂から石上山北峰までの 梯子と鎖の連続する岩場と 北峰山頂で 東と南方向が見える
他は木が育って展望無し

下山後の移動中に 高清水展望台の案内を見て寄ってみた 古い牧場跡地の高原で 東の六角牛山 西の石上山などを見た 北の早池峰山が見えなかったのは残念
更に移動して 遠野ならでは カッパ淵に寄った
土曜日て観光客が ソコソコ居たのでカッパは姿を見せず キュウリを餌に釣りを試みたが 活性が低いのか 坊主に終わった
その他周辺情報 移動が続くので温泉はキャンセル
翌日は雨予報なので 温泉と洗濯を予定する

翌朝 大船渡の簡易旅館 富里の湯を利用した
鉱泉の沸かし湯は 受付のお母さんのように優しい
朝7時から営業で 相客無しの貸し切り 上がると入れ替わりに4人入って来た
簡易旅館と言うのは初めて聞いた
300円なのはありがたい
室根山登山口に向かう
あれかな?
2025年05月24日 06:27撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 6:27
室根山登山口に向かう
あれかな?
室根山登山口駐車場
6台停まる
トイレ無し
2025年05月24日 06:36撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 6:36
室根山登山口駐車場
6台停まる
トイレ無し
駐車場のニョイスミレ
2025年05月24日 07:08撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 7:08
駐車場のニョイスミレ
駐車場の登山案内図
石上不動岩 幻の滝は
帰りに通った
2025年05月24日 07:27撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 7:27
駐車場の登山案内図
石上不動岩 幻の滝は
帰りに通った
駐車場の対面から歩き始める
2025年05月24日 07:28撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 7:28
駐車場の対面から歩き始める
クルマバソウ
2025年05月24日 07:35撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 7:35
クルマバソウ
クルマ畑
2025年05月24日 07:36撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 7:36
クルマ畑
クルマ捨て場
2025年05月24日 07:48撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 7:48
クルマ捨て場
波の女の岩
女性サーファーには見えない

婆岩でした
2025年05月24日 07:44撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 7:44
波の女の岩
女性サーファーには見えない

婆岩でした
ヅダヤクシュ
咲き始め
2025年05月24日 07:45撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 7:45
ヅダヤクシュ
咲き始め
杉植林の林床に
シダが点在する
緩やかな道が続く
2025年05月24日 07:56撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 7:56
杉植林の林床に
シダが点在する
緩やかな道が続く
丸太の橋を渡っても
下を跨いでもいい
2025年05月24日 08:11撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 8:11
丸太の橋を渡っても
下を跨いでもいい
ラショウモンカズラ?
カズラに見えないけど
2025年05月24日 08:12撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 8:12
ラショウモンカズラ?
カズラに見えないけど
三択
苔蒸した丸太橋か
黒く濡れた丸太橋か
またぐか?
またいだ
2025年05月24日 08:16撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 8:16
三択
苔蒸した丸太橋か
黒く濡れた丸太橋か
またぐか?
またいだ
フタリシズカ完熟
2025年05月24日 08:18撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 8:18
フタリシズカ完熟
カキドオシ
2025年05月24日 08:26撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 8:26
カキドオシ
水飲み場と書いてあった
流水を飲むのか?
2025年05月24日 08:30撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 8:30
水飲み場と書いてあった
流水を飲むのか?
馬止め
杉の巨木と茶色の祠
2025年05月24日 08:37撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 8:37
馬止め
杉の巨木と茶色の祠
木造?かと思ったら
陶製だった
鬼瓦と天狗にシャチホコ
魔除けとしては防御力抜群
2025年05月24日 08:38撮影 by  Canon EOS R8, Canon
2
5/24 8:38
木造?かと思ったら
陶製だった
鬼瓦と天狗にシャチホコ
魔除けとしては防御力抜群
直進して尾根を登れば山頂
右へトラバースすれば
不動岩(滝)経由で山頂
なんで()なのか?

不動岩(滝)は帰りに通る
2025年05月24日 08:39撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 8:39
直進して尾根を登れば山頂
右へトラバースすれば
不動岩(滝)経由で山頂
なんで()なのか?

不動岩(滝)は帰りに通る
ツルリンドウ
ロゼットから
今年のツルが立ち上がる
2025年05月24日 08:51撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 8:51
ツルリンドウ
ロゼットから
今年のツルが立ち上がる
ブナも大きいけど
朽ちた株が これまたでかい
2025年05月24日 08:55撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 8:55
ブナも大きいけど
朽ちた株が これまたでかい
タチツボスミレ
2025年05月24日 09:01撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 9:01
タチツボスミレ
刃納岩
だったか
2025年05月24日 09:19撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 9:19
刃納岩
だったか
古式 手作りの鎖が垂らしてある
2025年05月24日 09:23撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 9:23
古式 手作りの鎖が垂らしてある
中ノ堂で二手に分かれる
右は迂回路
左は梯子・鎖場を通る

迂回路は帰りにしよう
2025年05月24日 09:26撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 9:26
中ノ堂で二手に分かれる
右は迂回路
左は梯子・鎖場を通る

迂回路は帰りにしよう
中ノ堂を振り返る
2025年05月24日 09:27撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 9:27
中ノ堂を振り返る
梯子が現れる 下に古い鎖
大型車のラダーチェーン
みたいな鎖が残っている
チェーンは登りにくいだろう
2025年05月24日 09:28撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 9:28
梯子が現れる 下に古い鎖
大型車のラダーチェーン
みたいな鎖が残っている
チェーンは登りにくいだろう
梯子は二連
クネクネとフレックスで
こんな梯子初めて見た
2025年05月24日 09:30撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 9:30
梯子は二連
クネクネとフレックスで
こんな梯子初めて見た
エボシ岩
下に数メートル伸びている
2025年05月24日 09:41撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 9:41
エボシ岩
下に数メートル伸びている
ツツジの先の岩
何か載っている
2025年05月24日 09:44撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 9:44
ツツジの先の岩
何か載っている
石上山北峰山頂は
鯨みたいな岩だった

梯子場から北峰まで
南と東方向の展望が有る
2025年05月24日 09:45撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 9:45
石上山北峰山頂は
鯨みたいな岩だった

梯子場から北峰まで
南と東方向の展望が有る
石上山北峰には
石碑?石標?が
建っていた
南に見下ろす山は
物見山か笠通山か?
2025年05月24日 09:46撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 9:46
石上山北峰には
石碑?石標?が
建っていた
南に見下ろす山は
物見山か笠通山か?
北峰山頂にも
陶製の祠が有る
左手前にレンゲツツジのつぼみ
一本見ただけだった
2025年05月24日 09:51撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 9:51
北峰山頂にも
陶製の祠が有る
左手前にレンゲツツジのつぼみ
一本見ただけだった
石上山 本峰山頂まで400m
稜線漫歩です
2025年05月24日 09:52撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 9:52
石上山 本峰山頂まで400m
稜線漫歩です
岩の連なる稜線だけど
歩き易い
ただし展望は無い
2025年05月24日 09:54撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 9:54
岩の連なる稜線だけど
歩き易い
ただし展望は無い
皆と歩めば大路となる
2025年05月24日 09:59撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 9:59
皆と歩めば大路となる
堤防道路みたいな
岩尾根の道
2025年05月24日 10:01撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 10:01
堤防道路みたいな
岩尾根の道
横から見ると
よくわかる
2025年05月24日 10:02撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 10:02
横から見ると
よくわかる
雨宿りと御休憩は
ホテル亀岩で
2025年05月24日 10:11撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 10:11
雨宿りと御休憩は
ホテル亀岩で
唐突に石上山 山頂
展望は無い
2025年05月24日 10:14撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 10:14
唐突に石上山 山頂
展望は無い
反対方向から
三角点有り
2025年05月24日 10:15撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 10:15
反対方向から
三角点有り
もうひとつ山名標
2025年05月24日 10:15撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 10:15
もうひとつ山名標
先に道は続いている
下るだけなので
ここまでとする
2025年05月24日 10:15撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 10:15
先に道は続いている
下るだけなので
ここまでとする
ヤブデマリ
2025年05月24日 10:22撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 10:22
ヤブデマリ
再び北峰山頂
2025年05月24日 10:35撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 10:35
再び北峰山頂
梯子から物見山?方向
植林の針葉樹と広葉樹が
網目模様をなしている
紅葉シーズンに見てみたい
光線状態によっては
絵になると思う
2025年05月24日 10:45撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 10:45
梯子から物見山?方向
植林の針葉樹と広葉樹が
網目模様をなしている
紅葉シーズンに見てみたい
光線状態によっては
絵になると思う
帰りは不動岩(滝)の方へ
2025年05月24日 10:51撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 10:51
帰りは不動岩(滝)の方へ
チゴユリ
2025年05月24日 11:16撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 11:16
チゴユリ
沢を渡る
小滝が連続している
2025年05月24日 11:26撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 11:26
沢を渡る
小滝が連続している
上を見ると
岩が段々に積み上がり
流れが落ちてくる
幻の滝と看板が有る
雨降りや雪解けなどの
期間限定の滝らしい
それで (滝)なんだ
2025年05月24日 11:29撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 11:29
上を見ると
岩が段々に積み上がり
流れが落ちてくる
幻の滝と看板が有る
雨降りや雪解けなどの
期間限定の滝らしい
それで (滝)なんだ
ニリンソウ
2025年05月24日 11:30撮影 by  Canon EOS R8, Canon
2
5/24 11:30
ニリンソウ
ルイヨウボタン
ボタンと聞いて
花に期待するが
葉(ヨウ)がボタンに
似ていると(ルイすると)
2025年05月24日 11:37撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 11:37
ルイヨウボタン
ボタンと聞いて
花に期待するが
葉(ヨウ)がボタンに
似ていると(ルイすると)
馬止めで
登った道に合流する
2025年05月24日 11:41撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 11:41
馬止めで
登った道に合流する
鋼製のヤグラに乗った謎の設備
よく見るとコックが付いている
つまり 滝行に来ても幻の滝が
枯れている時 代用の滝として
ここで滝にうたれて修行したと?
違うかな
2025年05月24日 11:43撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 11:43
鋼製のヤグラに乗った謎の設備
よく見るとコックが付いている
つまり 滝行に来ても幻の滝が
枯れている時 代用の滝として
ここで滝にうたれて修行したと?
違うかな
登山口まで戻った
会った人は8組10人
2025年05月24日 12:28撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 12:28
登山口まで戻った
会った人は8組10人
車で移動中に見かけた
クリンソウ
2025年05月24日 12:59撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 12:59
車で移動中に見かけた
クリンソウ
三輪まできれいに
揃っている
2025年05月24日 13:00撮影 by  Canon EOS R8, Canon
2
5/24 13:00
三輪まできれいに
揃っている
車から見付けたギンラン
1
車から見付けたギンラン
高清水展望台に寄った
東方向 遠野の郷の向こうに
六角牛山がそびえる
2025年05月24日 13:11撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 13:11
高清水展望台に寄った
東方向 遠野の郷の向こうに
六角牛山がそびえる
高清水展望台周辺は
牧場なのか 牧場だったのか
さっき登った石上山
周りに同じような山が有って
目立つ山ではない
2025年05月24日 13:17撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/24 13:17
高清水展望台周辺は
牧場なのか 牧場だったのか
さっき登った石上山
周りに同じような山が有って
目立つ山ではない
遠野に来たからには
カッパ淵に寄ってみよう
浅くて馬が溺れるように
見えないけど(笑)
そこがカッパの怖ろしさ
キュウリで釣ろうとしたが
活性が低く 食いが良くない
2025年05月24日 13:57撮影 by  Canon EOS R8, Canon
1
5/24 13:57
遠野に来たからには
カッパ淵に寄ってみよう
浅くて馬が溺れるように
見えないけど(笑)
そこがカッパの怖ろしさ
キュウリで釣ろうとしたが
活性が低く 食いが良くない
これぞ日本の原風景
現役のお堂だと思う
遠野ならではと言うか
観光臭さが無くて良いと思う
2025年05月24日 14:25撮影 by  Canon EOS R8, Canon
2
5/24 14:25
これぞ日本の原風景
現役のお堂だと思う
遠野ならではと言うか
観光臭さが無くて良いと思う
翌朝 大船渡の簡易旅館
富里の湯を利用した
簡易旅館?
2025年05月25日 07:48撮影 by  Canon EOS R8, Canon
5/25 7:48
翌朝 大船渡の簡易旅館
富里の湯を利用した
簡易旅館?
撮影機器:

感想

 遠野三山最後の山、石上山に登った。
よくある三山は、独立峰で眺めが良かったりするが、ここは少し違うようだ。
遠野の街中から見ても よく見えない。
目立つのは六角牛山くらいか。
展望を期待して、今までに登った三山 早池峰山と六角牛山が見えることをていたが、少し違うようで、見えたのは六角牛山側だけだった。
三山選定の理由は、古くからの信仰の山だったということなのだろうか?。

登山道は 変化に富んで楽しかった。
遠目に穏やかに見える山は 歩き始めても緩やかな道、馬止めから少し勾配を増すが、中ノ堂で山は豹変した。
石上と言うだけあって、巨大な石が折り重なり 梯子や鎖をよじるのも又楽しい。
北峰から本峰山頂まで 地図で見た通りの細長い稜線は
石を縫うように付けられているが、歩き易い。
展望が無いのは 少し残念。
北峰山頂と 梯子の途中に、東や南方向が開けて 六角牛山や物見山などが見えていた。

せっかく遠野まで来たからには、もっと色々見てみたいと、高清水高原の展望台から 遠野の郷と六角牛山や登ったばかりの石上山を眺め、カッパ淵に寄ってカッパ釣りに興じた。
道中見た茅葺きのお堂は、観光施設でもなさそうな佇まいで、水を張った田んぼにその姿を写していたのが 一番印象に残った。

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