恩賀高岩・入沢城跡


- GPS
- 03:24
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 554m
- 下り
- 556m
コースタイム
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上信越自動車道「軽井沢IC」降車 交差点すぐ先の林道入口余地に駐車 【入沢城跡】 佐久市に向かい 吉祥寺駐車場をお借りしました |
コース状況/ 危険箇所等 |
【恩賀高岩】 ・駐車場所〜コル〜雌岳 杉の植林帯内は緩やかですが、木や枝が散乱 自然林に入る落葉に埋もれる急斜面 昨日の雨のせいか、ヤマビルを見かけ、注意しましたが 帰宅後、どこかに潜んでいたのか一箇所吸血されました コルから雌岳への登り(雄岳は登らず)も急で、 木の幹、根等を掴んで慎重に通過 ストックは却って邪魔かもしれません ・雌岳〜駐車場所 展望台から戻った場所で違う尾根に下り引き返しました テープに注意しながら歩くことをお勧めします 一箇所二段構えのロープ箇所あり 濡れていて滑りやすく、慎重に下りました 【入沢城跡】 急坂、ロープ箇所あり(僅かです) 尾根上には幾つもの堀切跡が見られ 大規模な城だったことを伺わせます |
写真
感想
「信州山歩き地図里山編(北信東信)」は完登しているのですが
過去にこだわりたくなく、過去レコを掲載するまいと思ってきました。
しかし「高岩」は、その険しさ故、正直二度と行く積もりがなく
過去レコを掲載して完了を目指そうとしたのが心苦しくもあり、
どこまで行けるか自信がないながら、出かけてみました。
眼下に上信越自動車道が見えると、登山道入り口の標識。
まもなく、頭上の垂直の岩に圧倒され、緊張の始まり。
倒木、木の枝が散乱する植林帯内はまだ緩やかな登りでした。
空洞が神社として祀られた大岩のを過ぎた辺りからは
徐々に斜面がきつくなり、落葉に埋もれた登山道は、
昨夜降った雨に濡れ、うごめくヤマビルを目撃、
注意していたのに、帰宅後潜んでいた一匹に足首を襲撃されました。
痛みがなく、出血が止まらないのは久々の恐怖です。
これから高岩に登る計画の方はくれぐれもご注意ください。
両脇に奇岩が現れだし、折り重なる石で踏み跡分かりにくく、
黄色のペンキを目印に登りますが、ますます斜度はきつくなり、
コルまで行けるか自信喪失し、一旦敗退も考えました。
しかし、コルまでは頑張ろうと自分を叱咤激励。
雄岳は今回、鎖場近くまで行ければ満足、と考えていました。
垂壁を見ているだけで気力を削がれ、真下までも行かず、
枝道を辿ってみた行き止まりは谷急山の展望台、
2008年3月、高岩に登った後登る計画でしたが、
鎖場で時間がかかり過ぎ、次の山行で行ったのを思い出します。
(ロープの補助による安全確保がうまくできなくて)
コルに戻り、勇気を奮って雌岳への挑戦を思い立ちました。
この登りにも危険個所があるのですが、全く記憶になく
まあ、行けるところまで行ってみよう、と…
岩稜の痩せ尾根を更に伝うと絶景の展望台ですが、
流石に、もう足元に自信なく、諦めました。
展望台から戻った場所で、違う尾根に下りかけ、戻りました。
尾根の木々の葉が茂り始め、方向感覚も薄れ、注意力不足!
テープに注意しながら尾根を下ると、全く記憶にないロープ箇所。
足場の見えにくい二段構えのロープを終え、振り返ると、
雄岳に比べれば全然短いのですが、斜度は鎖場を髣髴とさせます。
軽トラの通れそうな林道に合流後は、なんとも緩やかな下り。
無我夢中で歩いた岩場は悪夢か?と異次元の世界を振り返り、
車道に合流後は、物凄いスピードで横川に下る車に、
一気に現実に引き戻され、駐車場所に無事帰還。
この後、佐久市の吉祥寺に向かい、入沢城跡を訪ねました。
急坂を15分程で尾根に出ると、大規模な城を伺わせる広さ、
幾重にも連なる堀切跡に、厳重な守りが偲ばれます。
この近くの城跡廻りをもう二箇所、と計画していましたが、
極度の緊張がほどけて疲れ、このまま帰宅しました。
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