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Yamareco

記録ID: 821448
全員に公開
雪山ハイキング
大山・蒜山

伯耆大山 ☆晴天のユートピアルート☆

2016年03月02日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:16
距離
11.3km
登り
1,029m
下り
1,013m

コースタイム

日帰り
山行
9:36
休憩
1:30
合計
11:06
5:44
27
6:11
6:12
7
6:19
6:19
53
7:12
7:12
136
9:28
9:29
102
11:11
11:24
99
13:03
14:06
62
15:08
15:12
52
16:04
16:11
12
16:23
16:24
3
16:27
16:27
23
16:50
ゴール地点
天候 朝のうち曇り、後晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
スキー場第1駐車場に駐車。
平日料金500円でした。
コース状況/
危険箇所等
雪庇踏み抜きや滑落等の恐れがある個所が沢山
その他周辺情報 ☆大山火の神岳温泉 豪円湯院
 http://www.goenyuin.com/
☆大神山神社
 http://www.oogamiyama.or.jp/
☆大山寺
 http://daisenji.jp/
天台宗別格本山 角磐山 大山寺
夜明けが待ちきれずに出発!
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天台宗別格本山 角磐山 大山寺
夜明けが待ちきれずに出発!
大神山神社横から下宝珠登山口へと登っていきます。
トレースありました
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大神山神社横から下宝珠登山口へと登っていきます。
トレースありました
ユートピアコースの登山口へと到着!
ここからはトレース無いためスノーシューとワカンを履いて歩いていきます
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ユートピアコースの登山口へと到着!
ここからはトレース無いためスノーシューとワカンを履いて歩いていきます
霧氷の樹林帯を下宝珠越目指して登っていきます
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霧氷の樹林帯を下宝珠越目指して登っていきます
途中から登山道を外れて尾根へと登ってみます
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途中から登山道を外れて尾根へと登ってみます
下宝珠を越えて剣谷方面へと降りていきます
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下宝珠を越えて剣谷方面へと降りていきます
傾斜きつくてコケてしまいました〜
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傾斜きつくてコケてしまいました〜
剣谷を登って行く予定でしたが、谷を間違えてしまったためルート修正しながら登っていくことに…
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剣谷を登って行く予定でしたが、谷を間違えてしまったためルート修正しながら登っていくことに…
2016年03月02日 07:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 7:58
ルート修正するつもりが、剣谷へと降りていく傾斜が急こう配で樹木が多いため断念し、中宝珠越付近の登山道へ出ることにして登っていきます
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ルート修正するつもりが、剣谷へと降りていく傾斜が急こう配で樹木が多いため断念し、中宝珠越付近の登山道へ出ることにして登っていきます
またもやラッセル○○闘志ムンムンです。
後ろ振り向かず黙々と前に進んでおりました
2016年03月02日 08:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 8:13
またもやラッセル○○闘志ムンムンです。
後ろ振り向かず黙々と前に進んでおりました
2016年03月02日 08:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
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アスレチック感覚?ちょっとした傾斜は動じなくなってます。
2016年03月02日 09:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 9:03
アスレチック感覚?ちょっとした傾斜は動じなくなってます。
nanchiさんあと少し!
ヨッコラショです
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nanchiさんあと少し!
ヨッコラショです
中宝珠越の登山道上に出たら人影が!
ドンピシャの偶然のタイミングで遭遇してお互いビックリ。
これでラッセルしなくて済むわ〜!って、内心喜んでたら「先にどうぞ!」って言われて…(笑)
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中宝珠越の登山道上に出たら人影が!
ドンピシャの偶然のタイミングで遭遇してお互いビックリ。
これでラッセルしなくて済むわ〜!って、内心喜んでたら「先にどうぞ!」って言われて…(笑)
nanchiさんが先頭きって道を作っていきます!
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nanchiさんが先頭きって道を作っていきます!
このしゃがみがきついです。
2016年03月02日 09:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 9:21
このしゃがみがきついです。
雪庇の芸術品
2016年03月02日 09:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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雪庇の芸術品
こんなところも!木に引っ掛かかるので通るのに時間かかります
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こんなところも!木に引っ掛かかるので通るのに時間かかります
雲も薄くなってきて太陽が時折顔を出すよになってきました
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雲も薄くなってきて太陽が時折顔を出すよになってきました
晴れ間が増えてきました。
これいい!って、画になる光景に感動です!
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晴れ間が増えてきました。
これいい!って、画になる光景に感動です!
尻フェチではありません。何故か今回はこのアングルが多いのです。
2016年03月02日 10:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 10:22
尻フェチではありません。何故か今回はこのアングルが多いのです。
斜度伝えてたくて・・・
2016年03月02日 10:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 10:22
斜度伝えてたくて・・・
尾根沿いに歩いていきます
2016年03月02日 10:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 10:25
尾根沿いに歩いていきます
2016年03月02日 10:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 10:33
避難小屋が見えました!! このときはあんなところをトラバースするなんて思てませんでした。
2016年03月02日 10:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 10:33
避難小屋が見えました!! このときはあんなところをトラバースするなんて思てませんでした。
嘘のように晴れ間が広がっていきます
2016年03月02日 10:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 10:33
嘘のように晴れ間が広がっていきます
この手前で スノシューが木に引っ掛かり…
にっちもさっちもいかずザックを下して引っかかったスノシューを外して、そしたらばストックが行方不明!!もしや落とした?って、下を見るもなく???
踏み抜き場所だったので雪に埋もれてました。
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この手前で スノシューが木に引っ掛かり…
にっちもさっちもいかずザックを下して引っかかったスノシューを外して、そしたらばストックが行方不明!!もしや落とした?って、下を見るもなく???
踏み抜き場所だったので雪に埋もれてました。
ニョキッと顔出し
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ニョキッと顔出し
言葉でません。美しすぎて
2016年03月02日 10:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 10:45
言葉でません。美しすぎて
魅了されているんでしょか?

s)イヤ…この目の前の木の中に突っ込んで行くんか!って、ためらっているところです(笑)
2016年03月02日 10:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 10:45
魅了されているんでしょか?

s)イヤ…この目の前の木の中に突っ込んで行くんか!って、ためらっているところです(笑)
通れるところを通るって感じですね
2016年03月02日 10:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 10:45
通れるところを通るって感じですね
ここをトラバースする現実をしり そりゃそうだと納得
2016年03月02日 10:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 10:46
ここをトラバースする現実をしり そりゃそうだと納得
何とも言えず気持ちいい!
2016年03月02日 10:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 10:54
何とも言えず気持ちいい!
今回のお気にの一枚
2016年03月02日 11:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 11:02
今回のお気にの一枚
2名元谷からの登山者発見!!
つまり帰路はこのルート使おうってことに決定!!
木々をくぐるのは懲り懲り
2016年03月02日 11:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 11:21
2名元谷からの登山者発見!!
つまり帰路はこのルート使おうってことに決定!!
木々をくぐるのは懲り懲り
す・て・き
2016年03月02日 11:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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す・て・き
申し分ない
2016年03月02日 11:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
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申し分ない
天気です!!
2016年03月02日 11:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 11:44
天気です!!
2016年03月02日 11:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 11:47
日が差す方へと登っていきましょう。けど日焼けするよね〜
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日が差す方へと登っていきましょう。けど日焼けするよね〜
2016年03月02日 12:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 12:01
2016年03月02日 12:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ユートピア避難小屋が見えてきました!
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ユートピア避難小屋が見えてきました!
ここら辺から避難小屋へと向けてトラバースが続きます
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ここら辺から避難小屋へと向けてトラバースが続きます
フロントポインティグでの登攀練習
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フロントポインティグでの登攀練習
避難小屋が近づいてきました
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避難小屋が近づいてきました
雪氷を削ってステップを作ってるところなんかな?
覚えてません。
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雪氷を削ってステップを作ってるところなんかな?
覚えてません。
2016年03月02日 13:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ナウシカの王蟲
2016年03月02日 13:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ナウシカの王蟲
避難小屋より上部の稜線へと出てきました。三枯峰尖ってますね
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避難小屋より上部の稜線へと出てきました。三枯峰尖ってますね
ここまで殆ど休憩もとらずに7時間位かかりましたが、nanchiさんはまだまだ大丈夫なようです。体力つけて成長したんかな〜?
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ここまで殆ど休憩もとらずに7時間位かかりましたが、nanchiさんはまだまだ大丈夫なようです。体力つけて成長したんかな〜?
ここから避難小屋に降りて昼食
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ここから避難小屋に降りて昼食
快晴時見ると テカテカ光っている個所もありました
2016年03月02日 13:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 13:09
快晴時見ると テカテカ光っている個所もありました
ラッセルお疲れ様でした!!
2016年03月02日 13:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 13:09
ラッセルお疲れ様でした!!
昼食後は避難小屋から急降下していきます。
後ろ向きで降りてるところ
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昼食後は避難小屋から急降下していきます。
後ろ向きで降りてるところ
バックカントリーの方2名が登ってきてます。我々が作ったルートを歩いてます。なので仕方なく小屋より上部の尾根に到着!!
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バックカントリーの方2名が登ってきてます。我々が作ったルートを歩いてます。なので仕方なく小屋より上部の尾根に到着!!
2016年03月02日 14:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 14:17
2016年03月02日 14:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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真剣にアイゼン練習しているのが伝わってきます。
ちょっと腰がひけてる?
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真剣にアイゼン練習しているのが伝わってきます。
ちょっと腰がひけてる?
苦手な左向き!!足がメチャメチャ疲れました!!
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苦手な左向き!!足がメチャメチャ疲れました!!
山側の足膝を内側に入れて歩く事を継続してやってます。
ちょっと感心しました
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山側の足膝を内側に入れて歩く事を継続してやってます。
ちょっと感心しました
登るのは大変でも、降りるのはあっという間。
避難小屋から大分降りてきました
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登るのは大変でも、降りるのはあっという間。
避難小屋から大分降りてきました
稜線上にはバックカントリー2名の方が見えます
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稜線上にはバックカントリー2名の方が見えます
2016年03月02日 14:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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影も画になる
2016年03月02日 15:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 15:05
2016年03月02日 15:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 15:08
遠くまで我々が作ったトレースが見えるので チョット感動!!
2016年03月02日 15:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 15:15
遠くまで我々が作ったトレースが見えるので チョット感動!!
元谷方面へと降りて行く前にハイポーズ
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元谷方面へと降りて行く前にハイポーズ
ここから元谷方面へと降りていきます
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ここから元谷方面へと降りていきます
2016年03月02日 15:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 15:17
BC2名がつけてくれたトレースを利用して下降開始。
2016年03月02日 15:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 15:22
BC2名がつけてくれたトレースを利用して下降開始。
白銀の世界と濃いブルー。これだけで画になりますね
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白銀の世界と濃いブルー。これだけで画になりますね
自然の美しさに感動中
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自然の美しさに感動中
シリセードを始めたshichi7さん 後で見たら止まらんかったらドエライ事になってた〜 本人も必死で止めたようです。
2016年03月02日 15:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 15:23
シリセードを始めたshichi7さん 後で見たら止まらんかったらドエライ事になってた〜 本人も必死で止めたようです。
2016年03月02日 15:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 15:27
2016年03月02日 15:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 15:28
雪崩の恐れもあるため早めに降りていきましょう
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雪崩の恐れもあるため早めに降りていきましょう
元谷へと降りてきました
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元谷へと降りてきました
大山の美しさに見惚れます
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大山の美しさに見惚れます
ここは滑れたら気持ち良さげです。高速シリセードも多分OK。必ず止まるはず
2016年03月02日 15:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 15:47
ここは滑れたら気持ち良さげです。高速シリセードも多分OK。必ず止まるはず
左斜面はデブリだらけで危険です。
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左斜面はデブリだらけで危険です。
素晴らしい光景に何度も足が止まります
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素晴らしい光景に何度も足が止まります
2016年03月02日 16:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 16:02
今季最後の大山!!最高でした
2016年03月02日 16:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/2 16:02
今季最後の大山!!最高でした

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック 輪カンジキ アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

今回は雪山トレーニングという事で大山へと行く事にして、登るルートを剣谷沿いにユートピア避難小屋へと登って行ければ良いトレーニングになるのでは?という事でユートピアルートを途中から逸れて剣谷へと向かう事で決定。
降るルートは上宝珠越から元谷へと降りて行く事にして時間短縮を図ります。
これで先週にユートピアルートで悩まされた木に引っ掛かる事は無くなるハズだったんですが…

当日はスキー場の第1駐車場に駐車して夜明け前の暗い時間帯から出発。
気温も暖かくて大山寺へと到着すると、寒がりのnanchiさんがレイヤー調整でハードシェルを脱ぐ程に暖かいようです。大神山神社奥宮でお参りした後に、奥宮横のトレースがついた登山道を歩いて行くとすぐにユートピアルートの下宝珠登山口へと到着。
ここからはトレース着いておらず新雪フカフカのためnanchiさんはスノーシュー、私はワカンを装着して登って行きます。雪が降って間もないため程よい沈み具合を楽しみながら下宝珠越へと到着し、ここから剣谷方面へと下降して行きます。
せっかく登ったのに〜…なんて思いながらも新雪を踏みしめながら歩くのは楽しい。
剣谷方面へと降って行って、目星をつけた谷を登って行きだすとどうも違うようだという事に気付き、剣谷方面へと途中でトラバースして行けばいいと思い、その谷を登っていき、途中から尾根へと登り剣谷を見下ろすと、けっこうな急傾斜感と木が沢山あるよね〜…
これを剣谷に降りて行けても、2人だけなら今日は途中で引き返す事になるだろう?って、想像がつきます。
迷わずルート変更して中宝珠越への尾根へと向かい、登山道へと出てくると5m位先に何だか動く気配が!?ビックリして様子を伺うと単独行の方が悪戦苦闘しながら中宝珠方向へと歩いて行ってます。
突然現れた我々にビックリしたような感じで、『お先にどうぞ!』って、言われたので先頭を譲っていただきトレースをつけて行きます。
ここからが木と踏み抜きとの苦闘の始まりです。先週に来た時よりも積雪量が多いため木との距離も近くなり、這うように進まないとバックが引っ掛かって進めないところ多数。
踏み抜きや雪庇に注意しながらも、これが嫌で別ルートにしたはずなのに、イザ来てしまうとこれはこれで何だか楽しい…
匍匐前進も楽しみながら進んで行き、何とか上宝珠越へと到着。元谷方向を見下ろすと2名がこちらに向けて登ってきそうな気配。これは、帰りはトレースついてるから楽になるな〜と嬉しいのか?悲しいのか?まあ、今はこれからもっとも緊張する避難小屋へのトラバースルートに集中しよう!という事でストックをしまいピッケルに持ち替えて慎重に歩を進めて行きます。
先週来た時よりも積雪が多いため足元のステップ作りも容易で、新雪したに埋もれている古い積雪層にもピッケルは届くし、足で削れるのでそれ程に慎重にはならずにどんどん進んで行けますが、後ろを振り返ると…nanchiさんが真剣にアイゼントレーニングしてます。
私のトレース後はできるだけ通らずに自分なりに一歩一歩確認しながら重心移動しているのが分かり、ただただ感心。
自分も今一度慎重に歩いてみようという事で…
勉強した事を思い出しながら歩いていきますが、スパッツにアイゼン引っかけて破れてました〜情けない…

避難小屋へ向けてどのルートで歩いて行くのか?をnanchiさんと相談しながらトラバースしたり登ったりで、自分とは違う考え方でのルートファインディングは参考になるところも多く、「あ〜こういう考え方もあるんだ!」って、楽しみながらのルーファイトレーニングにもなりました。後からついて来てる方には???って、思われたかも知れませんが…(笑)
そんな訳で、7時間かかって避難小屋よりも高い位置(稜線)に出て充実感満載。
避難小屋で昼食食べて小屋外に出ればもう14時。
三鈷峰へと往復する時間も無いな〜と判断し、下山する事にして小屋位置から降下していきます。
(けっして体が冷えて固まって三鈷峰へと行く気力が無くなった訳ではありません。)
自分達がつけたトレースへと合流するように降下とトラバースをしていき、トレースへと合流。
トレース跡を辿って上宝珠越から元谷方面へと、今度はBC2名の方がつけてトレースを辿って下降して行きます。
けっこう傾斜がキツイので尻セードでも〜って滑るとこれが凄いと言うのか、ヤバいと言うのか、ピッケルでブレーキをかけてるけどこのまま止まらずに落ちて行きそうな気配なので滑落停止の姿勢に反転して滑落停止訓練です。ちょっと焦りました。
無事に元谷へと降りてきて、そこからはノンビリと今日の余韻に浸るように散策しながらの雪原歩きです。
日が沈みかけた大山に見惚れながら無事に下山して、今日の雪山トレーニング無事に終了です。

同行した頂いたnanchiさん
お疲れ様でした&ありがとうございました。
筋肉痛になった事と思いますが、今回の山行で得るものがあれば幸いです。

雪山トレーニング(アイゼンワーク練習)できるところはどこか?と話し合い大山ユートピアをチョイス。事前調査でsichi7さんは夏道ルートを行っていたので、踏み抜き木々が沢山あるというので別ルートで行きましょう!!ってことで剣谷ルートチョイスでGO.
今年は何故か新雪ノートレースについている自分。前々日前日と降り積もった為、何とも言えない雪深い雪山トレーニングとなりました。(想像ではアイスのガチガチアイゼンワークと覚悟していたのですが・・・)
下宝珠越分岐からはルートファインしながら進行。目的地剣谷方面にいったん下ります。フカフカの雪に足を取られヨタッてなるときありますがフカフカで全く痛くない!sichi7さんと地図見てあーだコーダと言いながら剣谷方面へ向かいますが結果的に一つ手前の谷沿いを登ってしまった。剣谷方面に軌道修正するため尾根にドボルガアドベンチャーで急登細尾根となり、途中でアイゼンに装着替え。剣谷方面に下ることは不可能なので夏道ルート尾根を目指します。夏道ルートは情報通り踏み抜きに木々が沢山あり大変の一言。木々がスノーシューに引っ掛かり・・・経ヶ岳ふたたび(いやそれ以上!)けれどもきれいな雪庇もたくさん見えました!!上宝珠越の最後の岩場(今回は雪に覆われていました)を超えると避難小屋が見えてきます。ここからが近くて遠い避難小屋。しかもトラバースやないですか!!チョット怪しげな曇り空も段々と晴れてきました〜 さすが大山100%晴れ女本領発揮!
雪景色に魅了されつつ 深い深い深雪を頑張って進みます。
ふと元谷方面見ると二人の方が登ってきています!帰りはここ下ります。でも登ってくる彼ら大変やろな〜でもトレース作っておいてね!!っと心でお願いしておきました。
さてラッセル好きのsichi7さん 疲れた〜とも言わず楽しんで黙々と登って行きます。いよいよトラバース!どこ行きますか〜って言いながら慎重に進みます。
ふと登ってきた方面を眺めると後続のおじさんついてきております!!でもいつの間にかいなくなってた。(元谷方面へ下ってました。足跡情報)
ならばあとは元谷の二人のみだ!! 彼らは有無を言わず我々のトレースに従って後追いしてくるのかな〜なんて思いつつ、練習がてら彼らが歩行しやすいように作る練習もしてみました。(っていうか帰り自分が楽なようにね)。相談しつつ避難小屋上部の尾根に無事到着!剣ヶ峰方面を見上げ、三鈷峰を眺め、素晴らしい景色にBEST DAY nice水曜日です!!
復路は苦手な左側トラバース歩行なので、慎重にまたもやトレーニング、苦手なぶん体も緊張するのか足も腕も疲れやすい・・・彼らが登ってきた元谷ルート分岐でいきなりシリセードするsichi7さん。ここでやりますか??止まらんかったら・・落ちてますよ!!ってな場所です。本人も焦ったご様子。そこを通過するとなんと素敵なシリセードコース。滑落の練習にももってこい!!障害物なし、高速でも必ず止まる!のような場所でしたが雪崩も注意!!新雪・深雪で滑り悪く、ズボズボ膝上以上埋もれながら下山ですが、気持ち良かったです。一つない真っ青の空と大山。何度も何度も立ち止まり見上げてました!!
BCの方々も有給を申請してまで大山に来た方がチラホラ!!
本日は申し分ない最高の条件の大山だったようです。
ラッキーな平日登山部でした!!

今回のアイゼンワークトレーニング。先週Vちゃんに自分の悪いところを指摘してもらうと、見てて歩行が危なっかしいとのご意見を頂いたので、本日のテーマは一歩一歩きちんと体重移動しながらのアイゼン歩行。及び自分の知識とsichi7さんからのアドバイスを貰いトラバース練習。これでもかってくらいトラバースは長く・・比較的安全に歩行に十分すぎる程練習できた気もするが、アイス状態の条件ならばといえば不安は残る。そしてフロントステップは以前より前爪のみを利用して片足立ちできるようになりました。ラッセルもそうですが踏み込む力・脚力が重要とsichi7さんをみてて思いました。

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コメント

お疲れ様でした!
前回のユートピアルートより積雪量増えてたようでとても大変だったことでしょう!
でも、新雪深雪はラッセルの訓練にもなるし、とても楽しいですね〜!
今回参加できなかったのがとても残念です!(>_<)
トラバースの中程から直登したら剣ヶ峰への稜線に近道かも?(笑)
2016/3/3 20:24
Re: お疲れ様でした!
新雪フワフワのラッセルはとても楽しかったです。
積雪量が増えていたため木との距離が近づいてバックが木に引っ掛かるのでしゃがんだり、匍匐前進しながら歩くのは大変でした。

ユートピア避難小屋に行かない場合はトラバースの途中から稜線へと登る事は可能かと思いました。時間短縮を図るなら元谷方面から上宝珠越へと登り、そこから稜線へと登っていけると思います。
また剣谷からのアプローチも人数が3〜4人おればスノーシューで途中まで登っていけると思いました。
来シーズンへの夢が膨らみます。
2016/3/4 8:58
Re: お疲れ様でした!
nekoさん こんにちは

今季は雪不足??の割には新雪深雪続きでラッキー
ラッセルって本当に体力・脚力要りますね!!
ラッセルマン〇〇さんは前回同様楽しんでいたようです。
雪に恵まれ天気に恵まれ最高の大山でした。

奥深い大山来季が楽しみです〜
2016/3/4 12:41
いつ見てもステキな大山!
今回もまた、ステキな雪山見せて頂きました!お疲れ様でした。
紺碧の空が、さらに大山の魅力を際立たせていますね〜
お二人の山に対する真摯な姿勢がレコから伝わってきて
これまた、心地良い気分になりました。
やっと、スノーシュー以外、ほぼ揃えました。
来季、一歩ずつ頑張りま〜す!
2016/3/5 23:10
Re: いつ見てもステキな大山!
minaohahaさん
コメありがとうございます。

ついに冬山装備を揃えられましたか!
今シーズン、最後の寒波で積雪があればラストチャンスがあるかも知れませんよ!
その機会があれば雪山に行きましょう。
平日登山部がご一緒できるかも?です。
2016/3/7 4:59
Re: いつ見てもステキな大山!
minaohahaさん こんにちは
コメありがとうございます。

本当に素敵な雪山大山でした!! 早朝は雲行き怪しいなぁ〜って雰囲気だったんですけどね。
スノーシュー以外道具揃え 
来季はぜひ一緒に行きましょうね
2016/3/7 17:16
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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
ユートピアコース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5
雪山ハイキング 大山・蒜山 [日帰り]
大山ユートピアルート:行きは正規ルート、帰りは剣谷経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
ハイキング 大山・蒜山 [日帰り]
ユートピアコースから三鈷峰
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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