噂どおりヤマビルはいなかった 経ヶ峰（津10）北笠岳〜野副峰〜稲子山周回ルート

2025年05月28日(水) [日帰り]

• GPS: 04:26
• 距離: 10.7km
• 登り: 893m
• 下り: 892m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:02
• 休憩: 0:22
• 合計: 4:24

距離 10.7km 登り 893m 下り 892m

8:14 牛取渕の滝
8:20 8:30 北笠岳登山口
9:14 9:16 北笠岳
9:35 嘉嶺の頭(河内四等)
10:36 野副峰
10:43 鳥羽尾の峰
10:49 稜線・平木ルート分岐
11:03 11:04 稜線・細野ルート分岐
11:07 11:12 経ヶ峰
11:14 11:15 休養施設（山小屋）
11:21 稲子山分岐
11:25 笹子山
11:30 経ヶ峰北峰
11:44 稲子山南峰
12:04 稲子山
12:29 12:31 稲子山登山口
12:36 12:37 牛取渕の滝
12:38 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道脇のスペースに駐車。10台程度駐車可能ですが、途中にも数台なら停めるスペースあり。

コース状況／危険箇所等

北笠岳ルート、稲子山ルートともに、いくつもあるピークの手前が直登と巻道に分かれているケースが多く、安易に巻道を進むと幅が狭く谷側が急斜面（ガケ）になっているところもあるのでルート選びは慎重に。
稲子山ルートは雨上がりの後など滑りやすいので下山ルートにしない方が良い。北笠岳ルートに比べると明らかに難易度は高いと思いました。

写真

5/28 8:10

林道脇のスペース（10台以上駐車可能）に駐車しました。一番乗りです。

5/28 8:12

駐車場から少し下ったところで林道が分岐しているのでそこから登っていきます。

5/28 8:14

昨日の雨で道は小川になってます。

5/28 8:24

ここが北笠岳の登山口です。

5/28 8:26

杉林の中を進んでいきます。

5/28 8:29

傾斜は私にとってはちょうどよく、足元も滑らないので効率よく高度を稼げます。

5/28 8:35

尾根筋に出ました。ここからもどんどん登って行きます。

5/28 8:44

広い尾根道なので歩きやすいです。

5/28 9:00

アセビが雨で濡れており、そのまま通るとびしょ濡れになります（ました）

5/28 9:08

この辺りは桧の巨木が多く、ピンテもよく目立ちます。

5/28 9:09

タニウツギが今見ごろです。

5/28 9:10

北笠岳への最後の登りです。どこからでも登って行けます。

5/28 9:14

北笠岳の頂上に到着です。

5/28 9:14

錫杖ヶ岳が良く見えます。

5/28 9:14

北笠岳の頂上は、北と西側の見晴らしが良いです。

5/28 9:15

ジシバリ？グーグル先生はもコオニタビラコだと言ってますが・・

5/28 9:18

登っては下りの繰り返しです。

5/28 9:22

巻道もありますが、細いのと木の根が多いので引っかけない様に注意して歩きます。

5/28 9:24

この辺りは道幅も広く傾斜も緩いので歩きやすいです。

5/28 9:30

タニウツギとともにカマツカの花もよく見かけました。

5/28 9:33

この辺りは大好きなコケコケしています。

5/28 9:35

ストックで雨露を払いながらアセビのトンネルを抜けていきます。

5/28 9:35

嘉嶺の頭、到着しました。ここも北笠岳山頂と同様に見晴らしが良いです。

5/28 9:36

ここは西側、

5/28 9:36

南側の眺望が良いです。美里、青山高原の風車が見えます。

5/28 9:36

遠くに経ヶ峰の山頂が見えます。まだまだ遠いです。

5/28 9:38

ここから足場の悪いガレ場を下っていきます。

5/28 9:41

急傾斜で長いロープ場です。昨日の雨で足元が悪く、非常に滑りやすくなってます。

5/28 9:47

ピークを巻いて行くのですが、急傾斜で道幅狭いので慎重に進みます。

5/28 9:50

一部崩落している箇所もあります。

5/28 9:54

本当はもう少し進んだ先が野副峰への分岐なのですが、少し遠回りなので、ここから斜面を最短ルートで横切っていきます。

5/28 9:56

傾斜もきつくないので、真っすぐ進んでいきます。

5/28 9:57

メインのルートに合流しました。

5/28 10:02

ルートの目印となるものは少ないですが、この辺で迷うくことはないでしょう。

5/28 10:04

分かりにくいところでこの白テープ、助かります。

5/28 10:06

植林と自然林の間を歩いていきます。

5/28 10:10

何かのピークに着きました。

5/28 10:10

ツツジの花はもう終わりのようです。

5/28 10:14

この辺りからルートが分からなくなりました。ヤマレコアプリでとりあえず進む方向だけ確認して進みます。

5/28 10:17

足元の悪い急な斜面を無理やり下りていきます。

5/28 10:19

岩がツルツルなので、靴の底で岩を擦って滑らなくなったのを確認しながら一歩一歩進みます。それでもあやうくコケそうになりましたが（笑）

5/28 10:20

振り返って、こんなところを下りてきました。

5/28 10:23

またルートを外れていましたが（道理で渡渉しずらいはずだ）が、ヤマレコアプリでルートを確認して元ルートに復帰しました。

5/28 10:28

沢まで下りてきたので、野副峰に向かって登り返していきます。ドーンと下りて、ドーンと登るのはしんどい。

5/28 10:34

野副峰到着です。展望は・・全くありません。

5/28 10:36

ここからは大きなアップダウンはないはずです。

5/28 10:38

アセビのトンネルです。

5/28 10:41

途中、見晴らしの良いところに出ました。真ん中の尖っているのは局ヶ岳でしょうか。こういうの分かる人、本当にすごいと思う。

5/28 10:48

土が出ているところを歩くと平らなのに滑ります。両端の桧の葉っぱの上を歩きます。

5/28 10:49

平木の登山口へはここを右に折れます。

5/28 10:50

大洞の峰、到着です。

5/28 10:50

こちらも非常に見晴らしが良いです。

5/28 10:52

道の真ん中は滑るので端を歩きます。

5/28 10:55

こんな道ばかりなら鼻歌でも歌いながら歩けるんですが（笑）

5/28 11:03

ここは細野・穴倉ルートとの分岐です。

5/28 11:03

明日登る予定の長谷山が見えます。

5/28 11:04

経ヶ峰の頂上はもうすぐです。経ヶ峰は山ビルがいないと言われていますが、芝の上にヒルを運んでくると言われている鹿の糞が全く落ちてません。

5/28 11:07

経ヶ峰山頂です。今日は私の貸し切りのようです。

5/28 11:07

久しぶりに来ましたが、天気も良く眺望も最高です。

5/28 11:08

えっと、私の自宅が見えているはずです。

5/28 11:09

遠くに笠取山にある自衛隊のレーダーが見えます。またあそこも夏の間に行く予定です。

5/28 11:10

立派なトイレがあります。山頂にこんな立派なトイレがある山って、なかなかないと思います。

5/28 11:11

稲子山方面へ行くので左に進みます。

5/28 11:11

地元民ですが勉強になります。

5/28 11:13

下りは滑りやすいので注意して下っていきます。

5/28 11:15

安濃ルートへの分岐です。

5/28 11:15

見えてきました休憩施設です。ここも立派なトイレがあります。

5/28 11:16

中を覗いてみましょう。2〜30人くらいは十分入れそうです。宿泊はできないそうです。

5/28 11:20

ここが稲子山ルートとの分岐です。ちょっと下見も兼ねて笹子山まで足を延ばします。

5/28 11:23

笹子林道へはゲートを開けて出入りします。ここからでも帰れますが、今日はスルーです。

5/28 11:25

笹子山到着です。案内板が無ければみんな通り過ぎるような場所です。ここでUターンして、稲子山ルートへの分岐まで戻ります。

5/28 11:29

布引山地ではマムシグサをよく見ますが、ここより南の方では仏炎包がムラサキのものが多いですが、これはミドリで種類が違うようです。

5/28 11:30

この防獣ネットのおかげでヒルがいないんだと思います。

5/28 11:34

尾根道を歩いていきます。

5/28 11:35

ピークの手前で直登と巻道に分かれていますが、巻道、結構危ないです。

5/28 11:44

稲子山南峰に到着です。稲子山は標高574mなので、標高720mの山を南峰と呼んでいいものか・・

5/28 11:47

稲子山ルートは初心者向けのルートではありません。木の根につまづけば崖から真っ逆さまです。

5/28 11:49

巻道が細い。

5/28 11:52

足を引っかけろとばかりに木の根があります。

5/28 12:00

やっと一息つけるところに出ました。

5/28 12:03

稲子山山頂です。

5/28 12:06

ここからは楽に下っていけるかなと思っていましたが、

5/28 12:06

石がゴロゴロしてきました。

5/28 12:08

滑りやすい急斜面です。慎重に下りていきます。

5/28 12:08

急坂の途中にシライトソウが咲いていました。

5/28 12:11

また、道が険しくなってきました。

5/28 12:18

気楽に下山という雰囲気では全くありません。

5/28 12:21

見たこともない真っ赤なきのこを見つけました。

5/28 12:21

グーグル先生曰く、アカヌマベニタケだそうです。

5/28 12:25

全然、気が休まりません（笑）

5/28 12:30

ようやく登山口まで下りてきました。稲子山ルート、気疲れしました。

5/28 12:31

登山口がいきなりロープ場です。稲子山ルートを物語っています（笑）

5/28 12:32

稲子山ルートを利用される方は、登山口にも駐車（1、2台）可能です。

5/28 12:35

ウツギが咲いてました。

5/28 12:36

駐車場の手前の橋から見た滝です。

5/28 12:37

この橋を渡れば駐車場です。稲子山ルートは長く感じました。今日も無事下山出来たことに感謝です。お疲れ様でした。

撮影機器：

Pixel 9a Google

感想

うだだん

本当は明日の午前に長谷山、午後から経ヶ峰に登る予定でしたが、天気予報を見て経ヶ峰は今日登ることにしました。明日も天気が良ければ登山なのでルートは直前まで悩んだのですが、結局体力温存よりも一番登りたい、登った事のないルートを選びました。
北笠岳のルートは最初に登りが続きますが、そのあとは歩きやすいルートが続き、北笠岳、嘉嶺の頭の眺望も良いのでお気に入りのルートになりました。
野副峰まではヤマレコでは足跡が多いのでもっと分かりやすいかと思いましたが、途中でルートを見失う箇所がいくつもあり、その度にヤマレコアプリでルートを確認しました。それでもルートを外れてましたが（笑）
野副峰から経ヶ峰山頂までは危険個所もなく、雨降り直後で足元が悪くなければ歩く事も景色も楽しめるルートだと思います。
稲子山ルートは北笠岳ルートよりも明らかに難易度が高く、特に雨で足元が滑りやすいような状況では、下山ルートでの利用は神経を使います。このルートを通った事があれば、必ず今回とは逆回りでルートを選んだと思います。
ただ、どちら周りで周回するにせよ、バリエーションに富んだ楽しめるルートであることは間違いないです。

ちなみに今回の登山で【やっぱり経ヶ峰には山ビルはいない】と確信しました。