長沢山南尾根、中尾根


- GPS
- 03:47
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 773m
- 下り
- 1,631m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 8:53
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今年1月10日に梯子坂ノ頭手前1640m圏から伸びる西尾根を下り長沢谷に出、ノーナギ尾根を登った。
梯子坂ノクビレから西尾根へのトラバースがひどく悪かったことと、長沢谷に下りる直前にルートを誤ってしまったことが気になっていた。
古の「日原俚人」が梯子坂ノクビレから同ルートをたどり長沢谷に仕事で入っていたことを考えると、もっとスッキリ長沢谷に下れるはずである。
もう一つ、日原最奥部ともいうべき長沢山南尾根も気になっていた。
両方一気に解決しようと、昨年11月に小川谷下段歩道に付き合ってもらったプロカメラマンセンセイに同行してもらった。
八丁橋に着くと、5人組が準備中。話しを聞くと、日帰りで富田新道から雲取山を往復。素人もいるので無理なら引き返すとのこと。
先着のセンセイと出発。毎度苦労するゲートをくぐり、一年ぶりの再開に話を弾ませながら孫惣谷林道を歩く。
板小屋窪と梯子坂窪の出合から梯子坂ノクビレまでは1月より荒れている気がする。何カ所か迷いながらもクビレに到着。
第一の課題、1640m圏西尾根へのトラバース。
クビレの標識から、前回よりも上部の傾斜の緩そうな斜面を進む。しばらく行くとケモノ道のようなわずかな踏み跡が現れた。半信半疑で進むと難なく西尾根に乗った。コレダ!
第二の課題、長沢谷への着地。
西尾根は下りやすく、小さなピークにはハッキリした巻道もついている。
1360m圏のワイヤー捨て場所で左(南)に曲がり小さな尾根を歩き、途中から右隣の尾根に(前回の尾根)に移る。小さなコルから左へ、最後はグズグズの土の斜面を下り無事長沢谷に降りたった。そこは、降り立つのはここしかないだろうと前回ニラんでいたまさにその場所だった!
課題がスッキリ解決したことで、長沢谷がことさら優しく素晴らしい場所に思える。
伝聞では、長沢谷周辺は民有林であったが林業が衰退し荒れたため東京都の水源林の保護を目的に買収し、管理のための林道設計が一郎右衛門窪手前に達している(およそ二軒小屋取付木橋と日影谷出合の中間くらい)。また測量が桂谷・右谷出合の少し先まで済んでいる、とのことである。
長休憩してしまったが行程はまだ半分である。
ビールケースやワイヤーが散らばる谷を進むとすぐに岩茸谷が左から流入する。本流と両門の滝をかけているが本流側の滝は登れないため、手前左岸(右側)の急な土のルンゼを登り滝の上に出る。
長沢谷は桂谷と名を変え、まもなく右から右谷を迎える。
出合いが長沢山南尾根の末端で取り付きになる。
見上げると石楠花尾根の末端のような急斜面。エエ〜イッと取り付く。
50mも登れば尾根(1370m)に乗り上がり行く手に長沢背稜が見えてくる。
尾根は細く迷うことはないがアセビが煩い。くぐったりはらったりで結構消耗する。
ダケカンバの気持ちの良い広い尾根になると長沢背稜は近い。
稜線に乗り上がり、右に100mほどで長沢山頂上へ。
所期の目的を達成し長沢山をあとにする。
中尾根の下りも、尾根を外してからのアララギ谷沿いの道が以前より悪い。
朝、会話したグループはまだ下山していない。ヘッデン下山だな。
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